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パートワークのトップシェアを独走するデアゴスティーニ

株式会社デアゴスティーニ・ジャパン

※このインタビューは2016年2月に実施しました。なお、所属・肩書は当時のものとなります。
  • 株式会社デアゴスティーニ・ジャパン
    代表取締役社長 アジア代表
    村野 一 氏

風通しの良いデアゴスティーニのカルチャー

村野社長は、社員に「経営者の意識をもち、目標に向かってチャレンジする」というメッセージを発信されていますが、社員に求めているのは、どのようなことでしょう。

株式会社デアゴスティーニ・ジャパン

まず「経営者の意識をもつ」ということは、会社全体で何を目指すのかという意識をもち、これは経営に役立つのか、そうでないのかということを、経営に立つ人間でなくても考えなければいけないということ。未来の経営者を目指す者にとっては訓練ですが、そうでなくても経営者の視点を持って仕事が出来るかどうかで大きく差がつくからです。
もうひとつ「目標に向かってチャレンジする」ということは、数字で結果を出すということ。この緊張感が大事です。高い利益を出すことは当然として、0を1にできる人を私は評価します。1を2にする人は多いですが、0を1にできる人は凄いと思う。会社の事業が目指す方向を意識した上で自分の目標を立てて、達成するリズムを覚えてほしい。覚えると簡単なことですが、覚えないと一生がすぐに終わってしまう。一人ひとり志向は違うでしょうが、私が理想とする社員経営者は、そこを実践している人です。
昨年、私が社長になってから、社員が数字目標を初めて掲げたレビューで一人ひとりと話してみると、中には数値の目標ではなく、定性的な目標しか立てたことがない人も。しかしフィードバックを聞くと、数値目標は大変だけど、明快でわかりやすいという声もあり、手ごたえを感じました。
リーダーに関しては、部下が良い成績を残せるために頑張る人が、良いリーダーだと思います。言い換えればリーダーは、他者をリーダーに育てられる人。マネージャーがそういう意識を持ってくれていることも実感できたので、この調子でどんどんやってほしいと思います。

社長の想いが、社員の方にも伝わっていますね。そんなデアゴスティーニ・ジャパンのカルチャーを教えてください。どんな方が活躍していますか。

株式会社デアゴスティーニ・ジャパン

多種多彩な人間が、ものをつくるということに魅力を感じて集まっている会社です。バンドをやっていた人がプロになり、その後、様々な職種を経て入社してきたことも(笑)。仕事で商品の話をしていても楽しそう。みんな仕事を嬉々としてやっています。
活躍している社員の例としては、ロボットの担当者が多角的にビジネスを展開して、一人でまわりを巻き込んでいたので、コンシューマーロボティクスセンターという事業部をつくり、マネージャーになるようにバックアップしました。また、アジアを一人でまわって開拓していた人には、アジアビジネスマネージメントセンターをつくり、マネージャーになってもらいました。
自ら切り込んで問題意識を持ち、周りを巻き込んで成果を出せるなら、すぐにでも部をつくってあげたいと思っています。そうすれば予算がついて仕事がやりやすくなる。企画案だけではなく、実践してもらって最初の成果を出せればOK。そういうことにチャレンジできる人や、何もないところから何かを作り出せる人が成功しているし、そうあるべきだと思います。

実際に0を1にできる人をしっかり評価していらっしゃる。心強いですね。また御社は勤続年数が10年以上の方も多いとか。長く働き続けられる理由について教えてください。

大きく分けると3つあります。ひとつは社員の仲が良いこと。といっても仲良しグループではなく、仕事上はもちろん厳しい部分もありますが、社員の関係が風通し良く良好なことは大切です。
2つめは、会社の福利厚生制度をしっかり使える働きやすい環境であること。当社は、女性がかなり働きやすい環境だと思います。日本のマネジメントチームにも女性役員がいますし、マネージャーも半分近くが女性。子育てしながら働いている社員も多数います。勤務時間を柔軟にしているので、育児中の女性でも働きやすいことも、勤続年数が長い要因だと思います。仕事の性質上、決して個人プレーではありませんが、一人ひとりがプロフェッショナルな仕事を担当するので、そういう意味でもフレキシブルに働ける環境です。
3つめは、自由に発言できる会社のカルチャー。例えばオフィスは全員がひと部屋にいます。私も個室ではないので、何かあれば声をかけたり、すぐに集まったりできる。また “社長”という肩書ではなく名前で呼び合うので、言いにくいことも気軽に話しやすい雰囲気です。

性別を問わず、個々がプロとして責任を持ちながらフレキシブルに働けるのは理想的な環境ですね。ところで、社長はニックネームで呼ばれていらっしゃると聞きましたが、本当ですか?

はい。ジミーと呼ばれており、名刺の英語表記の部分にも記載してあります(笑)。前職の海外赴任時代に、名前が“HAJIME”なので最初の2文字で“HAI”、後ろで“JIM”と読めるからと、赴任した日に、「ハーイ!ジミー」と呼ばれて、そのまま定着しました。イタリアの本社でもファーストネームで呼び合っているので、日本でもジミーです。

フラットな社風であることがわかるエピソードですね。では、最後にメッセージをお願いします。

株式会社デアゴスティーニ・ジャパン

皆さんにお伝えしておきたいポイントが、もうひとつあります。イタリア本社の企業の働きやすさです。私は海外の81カ国に行きましたが、イタリアという国はヨーロッパでも英独仏と共存しているので、自国より大きな国があることを知っています。その点、規模的に日本という市場は世界3位の経済力があり、パートワークでも一番。だからイタリア人のマネジメント層は、日本や日本文化へのリスペクトの気持ちを持ち、文化の違いをよく理解してくれています。日本の意見主張をよく聞いてくれるし、私自身もあまり束縛されることなく、ものごとを進められます。

デアゴスティーニは外資系の中でも自由裁量が多く、本社も含めて風通しのいい会社です。この良い環境の中で、お客様が時間をかけて取り組みたくなるような良い商品をつくり、お客様に最高の笑顔をお届けできる仕事です。良いものをつくりたいという志のある方は、ご自分の専門性や趣向を活かしながら一緒に良い商品をつくって会社を高めていきましょう。

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