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【2023年版】ゲームエンジニアの最新の転職動向。未経験者採用も増加中

  1. Webサービス/ゲーム業界
  2. 転職マーケット×Webサービス/ゲーム業界

日本国内のゲーム業界は現在好調な業界であり、売上規模は6兆円以上にものぼる巨大なマーケットに成熟しています。ゲーム業界において最も重要な役割の一つが、エンジニアです。市場規模の拡大と共に待遇は大幅に改善。近年では人材不足が顕在化し、転職市場は活況となっています。
そのような中で、どのようなスキルを持っていれば、また、どういった経験があれば、より評価されるエンジニアとなれるのか。未経験からでも転職が可能なのか。今回は、数多くのゲームエンジニアの転職支援を行ってきたJAC Recruitment(以下、JAC)のコンサルタントが、国内のゲーム業界における転職市場動向について解説します。


ゲーム業界に特化した専任コンサルタントが、あなたの転職をサポートします。
業界における市場価値はもちろん、レジュメの効果的な書き方、面接対策、企業傾向の情報収集など、
JACのコンサルタントにご相談ください。


ゲーム業界エンジニアの転職市場動向


近年のゲーム業界はスマートフォン向けゲームが急成長しており、今も新規参入する企業が跡を絶ちません。2015年以降は多言語展開する企業も増え、日本国内だけでなく海外でもヒットするゲームをいかに生み出せるかが重要な指標となっています。また、日本に開発拠点を置く外資系企業も増えており、予算100億円規模・プロジェクトメンバー数百人規模というゲームが、スマートフォンで配信されることも珍しくありません。

他業界からの転職、未経験での転職の可能性

基本的には、各社とも人材不足であることから、即戦力での採用を原則としています。したがって、文系職からの転職はほとんど無いと言えます。しかし、SaaS系のソフトウェア開発やウェブサービス開発など、近い分野のエンジニアであれば転職できる可能性があり、特にクラウドサービスの運用経験で実績をお持ちの方は、ゲーム業界でも歓迎されています。

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エンジニアの中途採用で見られる3つのポイント


ゲーム業界でのエンジニアの中途採用で、採用担当者が特に確認するのは以下の3点です。

●携わったゲームの開発規模(予算、組織)
● 携わったゲームの品質
● プロジェクトにおける裁量をどこまで持っていたのか

開発規模が5人というプロジェクトであれば、少人数でマルチロールに動くことが必要なため、ゼネラリストとしての活躍が求められます。新規参入するベンチャーなども、これにあたります。
一方で100人以上のプロジェクトとなると、それぞれの担当が細分化され、スペシャリストとしての活躍が求められます。募集している求人が特定分野に長けたスペシャリストであれば、大規模な案件で活躍されてきた方が有利になります。


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ゲーム業界で求められるエンジニアとは


ゲーム業界内での開発経験や実績があるだけでなく、経験者も未経験者も企業が求めるエンジニア像に合致していることをアピールする必要があります。具体的には以下のようなポイントを抑えると良いでしょう。

求められる開発環境・開発言語の経験

近年の開発環境は家庭用であればUnreal Engineやメーカー各社独自のゲーム開発プラットフォーム、スマートフォン向けではUnityが主流です。開発言語はC、C#、C++、Javaなどが採用されています。
これらの環境や言語による開発経験をお持ちの方で、かつ20代前半までの方は、他業界からの転職、いわゆるゲームエンジニア未経験者でも採用された事例が複数あります。

流行のキャッチアップ

変化の早いゲーム業界は常に新しい切り口を探しており、流行をキャッチアップできるエンジニアを求めています。

ここ数年だけでもXR(AR、VR、MR)関連のゲームがヒットし、今後はメタバースやNFTの導入など、ゲームそのものの在り方も日々変化しています。こうした時代の流れを抑えた企画でユーザーを魅了することが各社の至上命題となっており、エンジニアの観点から積極的に提案できる人材が求められています。

臨機応変な対応力

通信機能を活用したゲームが増える中、一時的な障害やトラブルに素早く対処することがゲーム運営会社には求められます。そのため、ゲームエンジニアには状況を的確に捉え、臨機応変に対応できるスキルが必要不可欠です。また、開発手法の見直しや新しい技術の導入など、先々を見越した対応を進めてきた実績を持つエンジニアの方は、どの企業でも求められる存在です。

一つの技術・言語を追求できる集中力

変化が著しい一方で、コアとなるスキルは突き詰めることが重要です。開発環境や言語に対して、しっかりと突き詰めて学び、アウトプットできるエンジニアを企業は求めています。

また開発環境や言語ごとのコミュニティ活動やカンファレンスでの発表も、転職において有利に働きますので、職務経歴書には小さなことでも必ず記載するようにしましょう。
特にCEDECなど業界内の大型イベントでのプレゼンテーションはキャリアアップに有効です。登壇のチャンスがあれば積極的に手を挙げましょう。


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ゲームエンジニアの平均年収


ソーシャルゲームやスマートフォン向けゲームの台頭と共に、ゲーム業界の平均年収は年々上昇傾向にあります。下記は年齢ごとの平均年収ですが、30代でも年収が1000万を超えるケースも珍しくありません。

20代 500万円前後
30代 600万円前後
40代 700万円前後

転職時には現年収を考慮した年収を提示されることが多く、役職や担当が大きく変わらない限りは現年収+α程度の年収での転職になることが一般的です。しかし、ここ数年は、中国などの外資系メーカーの国内拠点立ち上げメンバーは、年収がアップしやすい傾向にあります。

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ゲームエンジニアのキャリアパス


ゲームエンジニアのキャリアパスは大きく3つに分かれます。

スペシャリストとしてのゲームエンジニア

ご自身の専門性やキャリアを活かし、特定の領域における専門家としての活躍が見込まれるキャリアパスです。

先に述べたように開発者向けのコミュニティ活動や講演も重要ですが、今後のトレンドや時代のニーズを見極めながら、ご自身の専門性を磨く努力が求められます。平均年齢が若いゲーム業界において、経験豊富なスペシャリスト人材は開発の中核を担う重要な存在です。

ディレクター、PM、プロデューサーへの昇進

企画、デザイナー、マーケターなど、さまざまな部門を束ねる立場へのステップアップも王道のキャリアパスです。特に技術面の理解のあるエンジニア出身のディレクターやPMは希少価値が高く、転職による待遇アップも見込めます。

エンジニアとデザイナーの橋渡しを行うテクニカルアーティストは、近年ゲーム業界での需要が最も高い職種です。

テクニカルアーティストの主な役割としては以下の三点です。
● 業務効率化ツールの開発・導入
● デザイナーとエンジニアの通訳
● データの負荷対策

技術からデザイン、プロジェクト進行に至るまで幅広い知見が求められるポジションです。もしCGやデザインの素養があるエンジニアであれば、ディレクターやPMに進む前段階として、テクニカルアーティストで経験を積むのも良いでしょう。

ゲーム業界外への転職

ゲーム業界で培った経験を活かして他業界へ転職するケースもあります。特にサーバー・インフラ系のエンジニアは負荷分散に対する知識・経験が他業界でも高く評価される傾向にあります。プラットフォーマー系のサービスやSaaS系ベンダーなどへの転職が一般的です。

キャリアプランを考える上で大切なこと

ゲーム業界でキャリアアップするためには現状の業務で実績を積むことも大切ですが、それ以上に5年後、10年後の目標を定めることが大切です。

例えばディレクターやプロデューサーにステップアップしたい場合には、先にも述べたようなテクニカルアーティストとしての経験を積むなど、エンジニアと他のポジションの橋渡しができるスキルを身につけることが重要になります。

一方でスペシャリストとしてのキャリアを歩みたい場合には、業務外も含めて開発言語や開発環境のコミュニティで情報収集したり、新しい技術動向のキャッチアップをしたりすることが欠かせません。外部から収集した情報を基に現在の業務で積極的に新しい提案をするなど、能動的に行動できるエンジニアでありつづけることが重要です。

もしご自身でどういったキャリアを進むべきか迷われている場合には、ゲーム業界に強い転職エージェントに相談すると良いでしょう。これまでに多くのゲームエンジニアの転職を支援した実績があるコンサルタントに相談することで、あなたの市場価値を客観的に把握し、どういったキャリアプランがあるかアドバイスを受けるだけでも利用価値があります。

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ゲーム業界での転職はJACへ


JACではゲーム業界に特化したコンサルタントが、ゲームエンジニアの皆様の転職をサポートしています。

国内外の大手企業から新興のベンチャー企業に至るまで幅広い求人をカバーし、各社の経営層やマネージャーから日々情報を収集し、ご登録者様に生きた情報をお届けしています。

また、求人内容そのものだけではなく、募集の背景や現在進んでいるプロジェクトの詳細、転職後に活躍する方の人物像など、求人票だけではわからない重要な情報をお伝えしています。

どのような優先順位で転職活動に取り組むべきかなど、細やかなアドバイスも行っておりますので、「転職活動はまだ先だけど、今、何をやるべきか知りたい」という方も、お気軽にJACにご相談ください。

この記事の著者

佐々木

佐々木

デジタルエンタテインメントディビジョン



國學院大學卒業後、JAC Recruitmentに新卒で入社。
入社して一貫してゲーム領域を担当し、現在はゲーム領域のリーダーとして従事。 大手家庭用ゲーム企業やモバイルゲーム企業、VRゲームのベンチャー企業を担当し、 エンジニア、企画職、デザイナー、マーケティング職の転職支援を行う。 30代~50代のミドル層の転職支援実績豊富。



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