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【2023年予測】 消費財領域におけるデジタルマーケティング職の30代・40代の転職事情

  1. 消費財(コンシューマー)業界
  2. 転職マーケット×IT(通信/ソフトウェア/SI/コンサルティング)

本記事では、消費財領域におけるデジタルマーケティング職の転職に特化したJAC Recruitment(以下、JAC)のコンサルタントが、30代、40代の最新の転職市場動向や求められる人物像について解説します。


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重要性が増しているデジタルマーケティング職


本記事でのデジタルマーケティングとは、WEB広告やSEO対策などの運用といった狭義の分野や手法を指すのではなく、デジタル上での認知拡大や新規集客施策、顧客とのコミュニケーションなどの総称を指します。
スマートフォンの普及、巣ごもりの影響もあり、ECサイトが占める売上比率が伸びておりますし、サブスクリプションビジネスの需要も増加しています。そういった背景から、デジタルマーケティングの重要性はさらに増しています。消費者の購買チャネルが多様化したことで、量販店向けの商材を提供しているメーカーも、デジタルマーケティングを重要視している傾向です。

デジタルマーケティングにおいてデジタルコミュニケーションが重要に


デジタルマーケティング職はあらゆるデジタルチャネルでのマーケティングを立案・実行する人材を指すので、仕事内容も企業や時代によって変化します。

包括的なデジタルマーケティング活動

デジタルマーケティングで一番多い人材は、デジタルを活用したプロモーションやコミュニケーションをトータルで行う業務でしょう。WEB広告、オウンドメディア、SEO対策、SNSマーケティングなどの領域を包括的に担います。そのため、デジタルマーケティング人材には、WEB広告運用やSEO対策などの新規獲得のための基本的なマーケティングスキルは重要ですが、そのうえで、新規顧客を獲得したあとの関係性構築をデジタル上で実行できるスキルが求められます。
この仕事内容の特徴は、集客目的の一方通行の施策だけでなく、パーソナライズしたOne to Oneのデジタルコミュニケーションを実行する点です。双方向のコミュニケーションを実現し、デジタル上での信頼関係構築を実現します。このデジタルコミュニケーションスキルは近年、ますます重要視されており、どれだけファンとのコミュニケーションつくりをしてきたか、エンゲージメントを高めてきたか、アプリ会員やSNSのフォロワー数を増やしたかといった要素は必須となってきています。

ECサイトの運営

デジタルマーケティングとは少しニュアンスが変わってきますが、次点で多い仕事が、ECサイトの企画・運営です。従来のECサイトとはアパレルや家電などが多い傾向でしたが、最近では日用品や食品などあらゆる消費財もECサイトで購入できるようになっています。膨大な数のECサイトやプラットフォームがあるなかで、デジタルマーケティング職はいかにして自社のECサイトに集客できるかが腕の見せ所です。 さらに流入を増やすだけでなく、コンバージョンにつなげるためのページデザインや導線設計など、UI/UXを改善できるスキルも必要とされています。現在では、前述したとおり、ECサイトの需要がさらに高まっており、そのためECサイトの経験がある方の需要も高まっています。

CRM(顧客関係管理)

デジタルチャネルを活用したCRMも注目を集めている仕事内容です。属性や購買履歴に応じてセグメントもしくはパーソナライズした施策を実行し、信頼関係を構築します。
これまでは、DMハガキから、メルマガ配信といった情報発信がメインでしたが、現在はMAツール(マーケティングオートメーション)を導入して、より定量的に分析して適切なタイミングでコミュニケーションを取るようになってきています。そのため、MAツールでの作業経験者、MAツールを活用してのマーケティング最適化の実績があると良いでしょう。
また、LINEや自社アプリを駆使した複数のツールでの接点も増えており、専任でCRM業務を担う業務が企業のニーズとして増えてきております。
信頼関係構築を重点としているため、包括的なデジタルマーケティング職よりもデジタルコミュニケーションに特化しているといえるでしょう。

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デジタルマーケティング職の年収相場


デジタルマーケティング職は、仕事内容やポジション、さらに企業規模によっても年収が大きく異なります。
包括的なデジタルマーケティング職の場合、現場で活躍するスペシャリストは500~800万円、戦略立案やマネジメント業務を担うマネージャーになると800~1200万円程度になります。外資系企業の場合、100万円ほど上限が増える見込みです。
一方、ECサイト運営のスペシャリストは500~700万円、マネージャークラスになると700~1000万円ほどになっています。責任者クラスになると、場合に寄っては1200~1400万円ほどになることもあります。またCRM担当の場合は、包括的なデジタルマーケティング職と同程度の年収相場です。

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デジタルマーケティング職の転職動向


スマホユーザーの増加に伴い、デジタルマーケティング職の需要が高まっています。さらにデジタルチャネルでの情報収集・購買活動が加速しており、消費財領域でも発展が見込める転職市場です。

デジタルマーケティングの市場動向と将来性

現在のデジタルマーケティングの転職市場は、非常に需要が高まっている傾向です。特にデジタル上でのOne to Oneマーケティングを実行できる人材のニーズが高く、リピーター獲得により顧客一人ひとりのLTV(ライフタイムバリュー)最大化を目的としている企業が多く見受けられます。

WEB広告やSEO対策のスキルを土台に、LINEなどのSNS運用、オウンドメディアでのコンテンツマーケティング、自社アプリの運用などの経験もあるとより市場価値が高まります。

近年の目まぐるしいAI発達のなか、デジタルマーケティング(デジタルコミュニケーション)施策の一つとしてAIを活用したオンラインカウンセリングも多く展開されています。このように、変化の激しいデジタル分野において、敏感に最新情報をキャッチアップして施策に落とし込むスキルが求められています。

変化が激しいデジタルマーケティング分野の職種ではありますが、情報収集や購買活動のオンライン化が進む現代ではさらなる需要が見込まれます。今後もデジタルマーケティング職のニーズは高い水準で推移すると予測されるため、将来性のある職種といえるでしょう。

30代の転職動向

30代のデジタルマーケティング職は、一般的に現場で活躍しているスペシャリストが多く見られます。デジタルマーケティングは多角的に施策を立案・実行しなければいけないため人材不足の市場であり、他職種に比べてスペシャリストの価値は高くなっています。 しかしながら30代までのうちに転職回数が多すぎると、一社ごとの経験年数が浅いためスキルも不足していると判断されてしまいます。3~4社程度までの転職回数で、デジタルマーケティング職として5年以上の経験があれば市場価値が高まります。また30代で、マネジメント経験があるとより有利です。

40代の転職動向

40代も、30代と同様にスペシャリストとしての経験や実績によって市場価値が高まります。マネージャー未経験だったとしても、スペシャリスト性を見てもらえるのは、デジタルマーケティング職ならではといえるでしょう。 転職で年収アップを目指しているという場合は、マネジメントや責任者としての経験がある方の方が、転職で有利となります。

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デジタルマーケティング職のキャリアパス


デジタルマーケティング職でキャリアを積んだあとの主なキャリアパスは、社内での昇進もしくは転職によるキャリアアップです。

社内でのキャリアアップ

社内で昇進していくキャリアパスの場合、以下の3つのパターンがあります。

・ ECサイトのグロースを含むマネージャーになる

・ デジタルだけでなくオフラインでのマーケティング経験も積む

・デジタルコミュニケーションのマネージャーになる

もともとデジタルマーケティングをマーケティング部署の所属としていても、いずれはデジタルマーケティング部署として独立させることを想定している企業もあります。そのためデジタルマーケティング職としてキャリアを極めることで、部署のヘッドへと昇進できます。

転職を成功させるには、JACの有効活用を

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