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クリニカルサイエンス(開発企画)・プロジェクトマネジメントの転職事情|難易度や成功のポイントとは

  1. クリニカルサイエンス
  2. 転職マーケット×メディカル(医療)業界

クリニカルサイエンス・プロジェクトマネジメントは、コンスタントに求人が出ており、転職市場は活況となっています。パイプラインの増加やローンチ予定の企業による増員、新しい疾患領域の立ち上げ、外資系スペシャリティファーマの日本法人立ち上げなど、多様なポジションの選択肢があります。

変わりゆくメディカル業界におけるクリニカルサイエンス・プロジェクトマネジメントの転職市場動向について、数多くのクリニカルサイエンス・プロジェクトマネジメント職の転職希望者様をご支援してきたJAC Recruitment(以下JAC)のコンサルタントが解説します。


製薬業界に特化した専任コンサルタントが、あなたの転職をサポートします。
業界における市場価値はもちろん、レジュメの効果的な書き方、面接対策、企業傾向の情報収集など、
JACのコンサルタントにご相談ください。


クリニカルサイエンス(開発企画)・プロジェクトマネジメントの転職事情


クリニカルサイエンス(開発企画)・プロジェクトマネジメントは、日系・外資系メーカーともに採用ニーズが高く、現在転職市場は活況であるといえます。

採用の背景としては、パイプラインの増加やローンチ予定の企業による増員、新しい疾患領域の立ち上げ、外資系スペシャリティファーマの日本法人立ち上げ、欠員補充などさまざまです。

各社のポジションの数は限られているものの、コンスタントに新しい求人が出てきています。

部下を持たないマネジャーからシニアマネジャー、アソシエイトダイレクターまでのニーズが中心です。 領域も、オンコロジー・免疫・感染症・CNSなど多様。日本法人を立ち上げる外資系スペシャリティファーマでは希少疾患領域が多く見られます。

求められる経験・スキル

クリニカルサイエンス・プロジェクトマネジメントの採用で求められる要素は次のとおりです。

●実務経験
基本的には、クリニカルサイエンス・プロジェクトマネジメントの経験が求められます。
2年程度以上の経験を持つ若手層から10年以上の経験を積んだ50代まで、幅広い年代の方が採用対象となっています。
クリニカルサイエンスでは臨床開発計画の立案、プロトコール作成から承認申請業務関連まで携わった経験が求められますが、そのうち一部の経験でも、サイエンスの知識や臨床開発経験などがあれば応募可能なケースもあります。傾向としてはスペシャリティファーマでは経験豊富なシニア層のニーズが高く、大手企業では教育できる余裕がある場合には若手で経験が浅い方もご相談可能です。

●領域経験
企業(求人)によっては募集する疾患領域の経験を求めるケースもありますが、そうでないポジションも多くあります。またそれぞれ親和性のある疾患領域もありますので、必ずしも特定の疾患領域経験がなくてもこれまでの経験や知識が有利になる可能性があります。
オンコロジー領域の募集では領域のご経験を求めるケースが多い傾向にあります。

●ビジネスレベルの英語力

外資系はもちろん、日系企業でも英語力が必須とされます。
グローバルとのミーティングやレポーティングを行う必要があるポジションが多いため、読み書きだけでなく、スピーキングを含めてビジネスレベルの英語力が求められます。

未経験者の採用事例も

経験者採用が中心ですが未経験者がポテンシャルを評価されて採用されるケースもあります。
外資企業と比較して内資企業では幅広く開発業務経験を積まれている方も多く、クリニカルサイエンスの戦略に基づくプロトコール作成、マネジメント業務の一部などを経験してきた若手の方が、外資系メーカーのクリニカルサイエンスとして採用に至っている事例があります。

クリニカルサイエンス・プロジェクトマネジメントのキャリアプラン


クリニカルサイエンス・ プロジェクトマネジメントは開発の最上流の業務であるため、その専門性を磨いていく方も多くいらっしゃいます。また、タイトルを上げてピープルマネジメントにチャレンジする選択肢もあります。

また、一部には薬事やメディカルアフェアーズの戦略ポジションに移る方もいらっしゃいます。

クリニカルサイエンス・ プロジェクトマネジメントとして転職を図る場合は、次のような目的をかなえるケースが見られます。

●クリニカルサイエンスだけを担当してきた方が、プロジェクト全体のマネジメントも手がけられる企業へ

●大手企業から、開発の全体像を俯瞰できる小規模企業(スペシャリティファーマや、日本法人立ち上げフェーズの企業)へ

●興味のある疾患領域を担当できる企業へ

●タイトルアップ(ピープルマネジメントポジションへのチャレンジ含む)

●年収アップ

年収に関しては転職によってアップする方が多数いらっしゃいます。


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「リモートモニタリング」「バーチャル治験」が普及へ

近年、モニタリング業務の在り方も変化しました。施設に足を運ぶことなく治験を行うリモートモニタリング、バーチャル治験なども取り入れられるようになっています。

今後普及していく可能性がありますので、こうした働き方に興味がある方は情報にアンテナを張っておいてはいかがでしょうか。情報収集の場として、JACを活用されている方も多くいらっしゃいますので、お気軽にご相談ください。

クリニカルサイエンス・プロジェクトマネジメントの転職を成功させるためのポイント


クリニカルサイエンス・ プロジェクトマネジメントのポジションでの転職を目指すにあたり、成功率を高めるためのポイントをお伝えします。

中長期視点でキャリアを見据え、できること・できないことを整理する

クリニカルサイエンス・ プロジェクトマネジメントは、企業によって担当業務の範囲や役割が異なります。
自社とは異なる体制の企業に移ることで新たな経験を獲得し、その先のキャリアの幅が広がる可能性があるといえます。

ご自身が経験してきたこと、これから経験を積んでいきたいことを整理してみてください。そのうえで、今後目指したいことが、今の会社でかなうのかどうか、どの会社ならかなうのかを探ってみることをお勧めします。

日ごろからアンテナを張り、情報収集を継続する

転職市場は活況であるとはいえ、ご自身の経験・志向性・希望条件にぴったりマッチする求人が常にあるとは限りません。
「○○領域の経験を生かしたい」「希少疾患領域の組織立ち上げに参加したい」など、希望条件が絞られている場合は、マッチする求人が出てくるまで待たなくてはならないこともあります。
突然求人が出てくるケースもありますので、常に求人情報にアンテナを張っておくのが得策です。

「非公開求人」も多く保有する転職エージェントとつながりを保っておき、希望する求人が出たらタイムリーに情報入手できるようにしておくといいでしょう。
実際、1~2年にわたってJACとコンタクトを取り続けた結果、チャンスをつかんで転職に成功されるケースも少なくありません。

プロジェクト経験・グローバルとの連携の経験を詳細に伝える

職務経歴書では担当プロジェクト名だけを並べるのではなく、読み手に経験内容が伝わりやすいよう、担当した疾患領域やフェーズなどの詳細を記載することが大切です。
ピープルマネジメントをしている場合にはマネジメント人数も記載ください。

また、グローバルとどのようにコミュニケーションをとってきたのかも記載しましょう。テレカンの頻度を伝えるほか、プレゼンテーションの経験もアピール材料になります。

また、開発組織だけでなく市販後のメディカルや非臨床試験などとも関わった経験があれば、伝えるといいでしょう。会社によっては幅広いフェーズに携わった経験がプラス評価されることもあります。

クリニカルサイエンス・ プロジェクトマネジメントに精通した転職エージェントから情報を得る

一口にクリニカルサイエンス・プロジェクトマネジメントといっても、企業によって業務範囲や役割が異なります。どの企業であれば、自身の経験が生かせて、かつこれから積みたい経験を積めるのか、転職エージェントから情報を入手することをお勧めします。

また、独自で情報を得ることが難しい「日本法人の立ち上げフェーズ」の求人案件も、転職エージェントとつながっておくことでリアルタイムに入手が可能です。

JACでは、クリニカルサイエンス・ プロジェクトマネジメントに専門特化したチームを設けています。この体制は、数ある転職エージェントのなかでも稀有といえます。

専門コンサルタントは、職種についてより深い知識を持ち、マーケットの最新トレンドを常に把握しています。求人企業側とも密にコミュニケーションをとっているため、内部事情や今回の採用ポジションのミッションなどを細かくご説明することも可能です。

製薬メーカー以外に、バイオベンチャーを担当するチームもありますので、ご希望によってはバイオベンチャーでのキャリアに関するご相談にも応じられます。

ご自身の経験・志向によりマッチする企業を選択するためにも、JACの転職サポートサービスをご活用ください。

クリニカルサイエンス・プロジェクトマネジメントの転職関連情報


転職に役立つ、クリニカルサイエンス・プロジェクトマネジメントの転職成功事例や職務経歴書の書き方・よくある質問も合わせてご確認ください。

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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment 編集部

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


当サイトを運営する、JACの編集部です。 日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。





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