
現在、BtoB、BtoCを問わず、あらゆる業界・企業においてWeb化への対応が急務となっています。ショッピングや金融サービスの利用など、私たちのあらゆる消費行動がオンラインで行われるようになるなか、Webエンジニアのニーズは増え続けています。今後もますます需要が高まるポジションだと言えるでしょう。
今現在、Webエンジニア職に就いており、より良いキャリア・転職を成功したいという方に向けて、最新のWebエンジニアの転職市場動向や、キャリアプランを解説いたします。
目次/Index
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最新のWebエンジニアの転職市場動向。求人数は増加傾向にあり
転職市場全体では、新型コロナウイルス感染症の影響により求人も減少傾向にありましたが、Webエンジニアの求人は影響を受けず継続して増加傾向にあります。
その理由として、コロナ禍における“巣ごもり消費”の需要増によるWebプラットフォーマーやEC系企業の活況が挙げられます。また、リモートワークへ移行する企業が増える中、経理や人事などの業務システムをSaaSに切り替えるケースが増えており、これに対応するためにSaaS企業がWebエンジニアの採用を強化しているという背景もあります。
また、小売・流通・物流など一般の事業会社においても、DX推進の必要性からエンジニアを内製化する動きが加速しつつあり、今後さらにWebエンジニアの求人が増える可能性があると言えるでしょう。そのため、Webエンジニアの転職を検討するには良い時期であるとも言えます。
Webエンジニアの年収相場
フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニアともに600万〜800万円が平均的な水準です。年収を向上させたい場合、テックリードと呼ばれるエンジニアチームを技術面でリードするポジションに就ければ、700万〜900万円程度に水準が上がってきます。
また、近年、新しく出てきたSRE(Site Reliability Engineering)担当や、IT界のジェネラリストとも言えるDevOpsエンジニアであれば、概ね600万〜900万円のレンジに収まる相場感となっています。
Webエンジニアで年収1000万円を超えたいという方であれば、Webエンジニアを経験した後に目指す方が多いプロダクトマネジャーを目指すことも選択の1つと言えるでしょう。プロダクトマネジャーともなると、900万〜1200万円と年収の水準が上がります。
Webエンジニアのキャリアパス 現在はスペシャリスト特化という選択肢も
Webエンジニアのキャリアパスは、方向の違いで大きく2つに分かれます。スペシャリストとして技術を深めていくコースと、組織や人のマネジメントを行うコースの2つです。
以前までのIT業界では、プログラマーからSEになり、その後リーダーやプロジェクトマネジャーへと昇進していく単線型のキャリアパスが標準的でした。しかし現在は、スペシャリストとして技術に特化していくキャリアも、マネジメントと同等に評価する企業が増えつつあります。
技術スペシャリストの代表的なポジションとしてはテックリードがあります。中には、SREやDevOpsの領域に踏み込んでいく人もいます。一方のマネジメントの代表的なポジションとしては、プロダクトマネジャーやVPoEなどが挙げられます。
30代の転職事情 年齢よりも経験重視
かつてIT業界では「35歳転職限界説」がありました。しかしながら、現在、特にWeb業界においては当てはまらないと考えてよいでしょう。
Webサービス・Webアプリケーションは多くの場合、企業内のシステムとは段違いの膨大なトラフィックを処理するため、大規模な開発の経験者ほど評価される傾向にあります。
SaaSも含めたWeb系企業の技術スタックは、企業によってそこまで大きくは異なりません。最近のトレンドを捉えると、フロントエンドエンジニアの場合は言語であればJavaScriptやTypeScript。フレームワークであればNode.jsの経験者が評価されています。またバックエンドエンジニアの場合は、GoやPythonの経験者が求められています。加えて、AWSやGCPなどパブリッククラウドの経験があるWebエンジニアは多くの企業で歓迎されます。
Webエンジニアの40代の転職事情
企業によっては、30代でもマネジメントラインにたつという方もいらっしゃいます。40代ともなればマネジメント経験をそろそろ本格的に積んでいきたいという方が多くいらっしゃいます。企業のニーズとしてもマネジメント経験者を求める傾向があります。ただし、Webエンジニアのなかには「マネジメント志向ではない」という方も一定数いらっしゃいます。
そのため40代で転職する際には、自分が技術とマネジメントのどちらへ舵を切りたいのかを考えた上で、動く必要があるでしょう。
また、ある程度大きくなったベンチャー企業では、レガシーシステムの経験があり、なおかつWeb系のモダンな環境を経験した40代のエンジニアを、組織マネジメントや後進の育成の観点で採用したいと考える企業は少なくありません。そのため、ベンチャー企業を検討するという方もいらっしゃいます。
日系から外資系に転職することは可能か
米国の“テックジャイアント”といわれるWebプラットフォーマーで働くことを希望される方がいらっしゃるかもしれません。ただ、そうした企業の主たるプロダクトは本国で開発されていることが多く、日本法人でWebエンジニアを採用するケースはあまりないのが実状です。結論としては、限りなく難しいといえます。
Webエンジニアの転職を成功させるコツ
Webエンジニアは、「何を作ってきたか」という実務経験が重視される傾向にあり、資格が求められることはほとんどありません。また、“実務”でなくとも、個人的な取り組みとしてアプリを開発したりWebサービスを作ったりした経験が、企業から評価される可能性もあります。これまでに作ったものをポートフォリオとしてまとめておき、企業から声がかかった場合に備えておくことをおすすめいたします。
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Webエンジニア職 転職アドバイスQ&A
- コロナ禍の今、転職活動をスタートするべきでしょうか?
- 40代でも転職できるのか不安です。
- 企業の採用ページや求人サイトではなく、転職エージェントから応募することのメリットは何ですか?
- 40代以上でも転職できるのか不安です。
- スキルや言語以外に職務経歴書に盛り込んだほうがいいことはありますか?
Webエンジニア職関連の転職成功事例
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