41歳の平均年収はいくら?中央値や手取りを男性・女性ごとに解説

41歳は、積み上げてきたキャリアが「どこまで報酬に反映されているか」を直視せざるを得ないフェーズです。今の年収水準でこの先10年を走るのか、それとも条件をアップデートするのか──判断材料となるのは、客観的なデータです。
本記事では、JAC Recruitment(以下、JAC)の実績データと公的データを基に、41歳の平均年収・中央値・手取り額を男女別・条件別に可視化し、平均水準と比較しながら現在地を確認できるよう整理します。

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41歳の平均年収は約886.0万円

JACの転職成約データによると、41歳の平均年収は約886.0万円です。対して、国税庁「令和6年民間給与実態統計調査」における全給与所得者の平均は478万円。
ハイクラス領域を専門とするJACでは、41歳の年収レンジが日本全体を大きく上回る傾向が明確に表れています。

41歳の男性の平均年収は約897.0万円、女性は約835.7万円

41歳の平均年収を男女別に見ると、男性は約897.0万円、女性は約835.7万円となります。男性の方が約60万円高い結果となっているものの、他の年齢層と比べると、41歳は年収の男女差がやや小さい水準にとどまっています。また、以下の表には、JACを介して転職をされた方の全年代の平均年収を示したものです。41歳の平均年収と比べると、男女とも全年代平均の数値を上回る高い水準となっています。

項目41歳平均全年代平均
平均年収886.0万円838.6万円
男性の平均年収897.0万円863.5万円
女性の平均年収835.7万円747.0万円

当社実績(2024年1月~2025年10月、想定年収)より

41歳の平均手取り額は約649.2万円(手取り月収は約53.5万円)

ボーナスの支給がなく、年収を12カ月で分割して支給されると仮定し、東京都在住の41歳(扶養なし)の方の平均手取り額を計算しました。JACの実績データである41歳の平均年収886.0万円をもとに計算すると、年収の平均手取り額は約649.2万円となります。内訳については以下の表のとおりです。

項目月収年収
額面収入738,333円8,860,000円
所得税52,610円631,320円
住民税43,708円524,496円
健康保険37,162円445,944円
介護保険5,963円71,556円
厚生年金59,475円713,700円
雇用保険4,059円48,708円
手取り535,356円6,491,832円

※本試算は、賞与を含まない月給ベースの年収を想定しています

出典:国税庁

出典:日本年金機構

出典:全国健康保険協会

住民税率は自治体によって異なる可能性があり、扶養や各種控除の適用有無によっても手取り額は変動します。ただし、年収880万円台の41歳前後の会社員の手取り額の目安は、おおよそ上記のような水準になると捉えることが可能です。

41歳の年収の中央値は810.8万円

JACを利用して転職された41歳の年収中央値は810.8万円です。グラフを見て分かるように、1,000万円以上の年収で転職された方が27.6%と最も多くなっています。また、年収800万円以上の条件で転職された方が54.9%と半数を上回っており、41歳の転職では年収800万円台がひとつの目安になるといえます。

【エリア別】41歳の平均年収(東京・神奈川・大阪・愛知・埼玉・千葉・兵庫・福岡)

本データは、JACの転職実績(想定年収)を首都圏・関西圏を中心とした主要都道府県に集計した参考値です。なお、地域によってサンプル数が異なり、件数が少ない地域は平均値が一部の事例に左右されやすい点にご留意ください。

【首都圏・関西圏を中心とした主要都道府県】41歳の平均年収 

エリア41歳の平均年収 
東京都978.0万円
神奈川県832.0万円
大阪府774.0万円
愛知県774.2万円
埼玉県768.1万円
千葉県839.7万円
兵庫県782.7万円
福岡県749.4万円

当社実績(2024年1月~2025年12月、想定年収)より

41歳時点の平均年収を見ると、東京都が約978万円と突出して高く、次いで神奈川県、千葉県が続いています。首都圏では、本社機能や管理職ポジション、専門性の高い職種の集積が進んでおり、年収水準を押し上げていることが背景にあります。

一方、大阪・愛知・兵庫といった関西圏・中部圏では、41歳の平均年収はおおむね770〜780万円前後で推移しています。首都圏と比べると水準には差があるものの、製造業や大手企業の拠点が集積するエリアでは、ミドル層でも一定の年収水準が維持されていることが分かります。

【企業規模別】41歳を含む40代前半の平均年収(大企業・中堅企業・中小企業)

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」によると、40代前半(40〜44歳)の賃金は企業規模が大きいほど高い傾向があり、41歳相当の平均年収も大企業・中堅企業・中小企業の順に水準が下がります。

企業規模のイメージは以下のとおりです。

  • 大企業:中小企業の基準を超える規模(従業員数が数百〜1,000人超、資本金が大きい企業群)
  • 中堅企業:中小企業を超えつつ、従業員数2,000人以下程度の中間層
  • 中小企業:中小企業基本法が定める資本金・従業員数の範囲に入る企業

大企業では評価制度や昇進ルートが体系化されており、役職に応じた賃金テーブルも上がりやすくなります。一方、中堅・中小企業では、一人が幅広い業務を担う代わりに賃金水準は相対的に抑えられ、企業ごとの経営方針や業績によって年収レンジのばらつきが大きくなりやすい点が特徴です。

以下は、40〜44歳の月例賃金(所定内給与額)をもとに「月給×12カ月+年間賞与その他特別給与額」で年収換算した、平均年収のイメージです。

企業規模40代前半の平均年収40代前半の平均年収40代前半の平均年収
大企業723.4万円816.2万円544.6万円
中堅企業559.8万円622.6万円453.9万円
中小企業485.9万円530.9万円405.3万円

大企業では、役割の細分化と職位ごとの処遇制度が整備されていることから、40代前半で管理職・リーダー層としてのポジションに就く方が増え、平均年収も中堅・中小企業に比べて一段高い水準となります。

中堅・中小企業では、業務範囲が広く実務の裁量も大きい一方で、賃金テーブル自体は抑えめで、企業規模・業種・成長段階によって40代前半の年収レンジが大きく変動しやすい点が特徴です。

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(p9 – 企業規模別にみた賃金)

【参考】年齢別平均年収

25歳から55歳までの社会人を対象に、年齢別の平均年収推移を一覧で整理しました。年齢ごとの収入の変化を把握することで、キャリア形成の節目や転職を検討する際の年収相場の目安として活用できます。

全体の傾向を見ると、30代前半から40代半ばにかけて年収が大きく伸び、マネジメントや専門性の深化が進む50歳前後でピークを迎える構図です。年齢とともに求められる役割が変化する中で、収入水準も段階的に引き上がっていく様子が読み取れます。

年齢平均年収
25歳542.3万円
26歳575万円
27歳607.8万円
28歳621.6万円
29歳659万円
30歳676.1万円
31歳708.7万円
32歳732.1万円
33歳750.0万円
34歳782.1万円
35歳782.2万円
36歳809.9万円
37歳820.8万円
38歳835.4万円
39歳857.8万円
40歳877.8万円
41歳886.0万円
42歳899.9万円
43歳924.1万円
44歳907.5万円
45歳951.6万円
46歳964.0万円
47歳965.6万円
48歳985.8万円
49歳975.3万円
50歳1016.6万円
51歳1012.3万円
52歳1023.3万円
53歳1005.3万円
54歳1021.8万円
55歳998.7万円
56歳1037.2万円
57歳1005.4万円
58歳931.8万円
59歳883.9万円

当社実績(2024年1月~2025年12月、想定年収)より

【最終学歴別】41歳を含む40代前半の平均年収(大学院卒・大卒・短大卒・高専卒・高卒)

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」によると、40代前半(40〜44歳)の賃金を学歴別に見ると、大学院卒が最も高く、その後に大学、高専・短大、専門学校、高校と続く形で賃金水準が段階的に低くなる傾向が確認できます。

40〜44歳時点での大学卒の年収は、おおむね「男女計:約707万円、男性:約763万円、女性:約582万円」といった水準となります

以下は、最終学歴別の40〜44歳の月例賃金(所定内給与額)をもとに「月給×12カ月+年間賞与その他特別給与額」で年収換算した、平均年収のイメージです。

最終学歴40代前半の平均年収40代前半男性の平均年収40代前半女性の平均年収
大学院962.6万円997.4万円773.6万円
大学707.4万円763.2万円582.2万円
高専・短大542.1万円681.9万円458.2万円
専門学校509.6万円557.1万円379万円
高校501.2万円559万円369.5万円

大学院卒と高校卒の男女計平均を比べると、40歳代前半で年収にして450万円以上の差が生じており、依然として学歴による賃金格差は明確に残っています。

​一方で、高専・短大や専門学校卒では、技術職・医療系・クリエイティブ系など「専門スキルを軸にしたキャリアパス」が反映されるケースが多く、高校・中学卒よりも高い水準となる場面も少なくありません。

​業種・職種・企業規模によっては、高専・短大・専門学校卒が大卒と同等、あるいは上回る報酬水準に達するケースも見られ、学歴だけでは測れない、職種・専門性・働き方によるばらつきの大きさも、この年代の特徴といえるでしょう。

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(p8 – 学歴別にみた賃金)

【業種別】41歳の平均年収ランキング

JACの実績データによると業種別では、「その他」を除くと平均年収が最も高いのは「金融」で、平均年収は1,011.0万円となりました。そのほか「マスコミ」、「サービス」、「コンサルティング・シンクタンク・事務所」も平均年収が950万円以上となっています。

業種41歳の平均年収
金融1018.2万円
マスコミ967.3万円
サービス959.8万円
コンサルティング・シンクタンク・事務所953.5万円
メディカル・バイオ926.5万円
IT・通信913.9万円
WEB892.7万円
流通854.6万円
EMC846.5万円
建設・不動産800.8万円
消費財777.7万円
商社718.6万円
医療・介護・福祉620.0万円

当社実績(2024年1月~2025年12月、想定年収)より

【職種別】41歳の平均年収ランキング

職種別で見ると、金融系専門職が1,232.2万円と最も高い水準となっています。加えて、「コンサルティング・アドバイザリー」「経営・事業企画」「法務・知財」も平均年収が1,000万円を超えており、いずれも企業の意思決定や収益に直結する専門領域である点が共通しています。
41歳前後は、こうした分野で専門性に加えて実行責任やマネジメント経験が求められる年齢層であり、即戦力としての市場評価が年収に反映されやすいと考えられます。

職種41歳の平均年収
金融1232.2万円
コンサルティング・アドバイザリー1156.3万円
経営・事業企画1068.8万円
法務・知財1025.8万円
土木系997.8万円
メディカル・バイオ907.4万円
マーケティング・商品開発895.5万円
IT889.4万円
営業889.4万円
総務・広報857.0万円
内部統制・監査854.8万円
経理・財務836.3万円
WEB・アプリ・ゲーム830.4万円
人事・労務809.3万円
技術系802.6万円
建築系800.3万円
購買・物流・生産管理738.6万円
医療・介護・福祉609.9万円
クリエイティブ(広告・デザイン・放送関連)608.0万円
秘書・アシスタント・事務・顧客対応590.0万円

当社実績(2024年1月~2025年12月、想定年収)より

41歳で年収アップの転職に成功した事例

実際にJACを利用して転職をされ、年収アップを実現した41歳の方の事例を2つご紹介します。

リチウムイオン電池の経験を武器に、年収950万円→1,550万円へ──41歳技術系エンジニアの転職事例

Jさん(男性/41歳)

業種職種年収
転職前化学技術系エンジニア950万円
転職後自動車技術系エンジニア1,550万円

Jさんは、大学院修了後に化学メーカーに入社され、技術系エンジニアとして材料開発、技術開発、プロセス開発などに従事されてきた方です。リチウムイオンバッテリーの生産にも携わり、技術開発だけでなく、量産体制の構築まで一貫して追求してきた経験をおもちでした。経験を生かし、さらにステップアップできる環境を求められ、転職を決意されたとのこと。

現在、自動車業界では電気自動車の性能向上に向け、急ピッチでバッテリー開発が進められています。Jさんのリチウムイオンバッテリーの開発経験は、自動車業界で高く評価されるスキルであると判断し、JACでは大手自動車メーカーの技術系エンジニア職をご紹介しました。Jさんも次世代の電池と呼ばれる全固定電池の生産に関わる業務であることに関心を示され、応募を快諾。

面接では、Jさんの実績はもちろん、ロジカルで分かりやすいコミュニケーションスキル、量産移管までをやり抜く完遂能力が高く評価され、見事600万円アップの条件提示を受け、採用が決定しています。

【異業種×異職種転職】グローバルECの実務経験を強みに、コンサルティングファームで年収アップを実現

Kさん(女性/41歳)

業種職種年収
転職前WEB事業推進850万円
転職後コンサルティングコンサルタント1,200万円

Kさんは、大学院終了後、WEB関連会社でECの立ち上げやゲームアプリ開発のマネジメント、グローバル事業の推進、予実管理など、幅広い業務を経験されてきた方です。海外赴任経験もあり、越境ECを中心とした海外販売戦略の立案や市場調査、デジタルマーケティングの企画・運用にも精通されています。業務内容に不満はなかったものの、新たな環境でより難易度の高い業務にチャレンジしたいとの意欲が強くなり、転職を決意されたとのこと。

成長意欲の強いKさんにJACでは、コンサルティング会社のファンクションコンサルタントの求人をご紹介しました。クライアントの売上拡大や生産効率の向上などに向けたコンサルティングを担当する業務であり、KさんのECに関する豊富な実務経験、顧客交渉経験を存分に発揮できると判断したためです。

面接では、KさんのECに関する造詣の深さはもちろん、海外駐在経験、顧客や社内を巻き込みながらプロジェクトを率いる統率力が高い評価につながり、面接後すぐに採用が決定しています。

41歳で年収アップの転職を目指すならJAC Recruitment

プレーヤーとしての豊富な実績だけでなく、組織を率いるマネジメント力も身に付けた41歳は、ビジネスシーンにおいて円熟期に入るタイミングです。実務の解像度を保ちながら組織利益の最大化にも貢献できるこの時期は、転職市場においても高い評価を得やすくなっています。

JACには、各分野の専門チームがあり、業界に詳しい複数のコンサルタントが在籍しています。企業と転職希望者の双方を同一のコンサルタントが担当するため、両者のニーズを十分に理解したうえで、最適な求人の提案が可能です。業務内容はもちろん、企業文化や職場の雰囲気など現場のリアルな情報、募集企業が求めるミッションなど、詳細な情報を提示できるため、ミスマッチを抑えた転職につながりやすくなります。

41歳というキャリアの円熟期に、さらなるステップアップや年収アップを目指す際は、ぜひ一度JACにご相談ください。

この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

編集部

当サイトを運営する、JACの編集部です。日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。

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