転職してSDGsに携わりたい方へ、業界別SDGsの取り組みと求人動向を解説|ハイクラス転職のJAC

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多くの企業で「SDGs」や「ESG」に対する関心が高まっており採用においてもSDGsに関連する求人が増えています。また、JAC Recruitment(以下、JAC)にご相談いただく方も、サスティナビリティ・SDGs関連の業務に就きたいと考える方が増えています。

JACでは、サスティナビリティ・SDGs関連のポジションに特化したチームを設けて皆さまの転職をサポート。現在の職種・業種にこだわらず、多様なキャリアをご提案いたします。SDGsに関連する求人は非公開求人も多いため、求人詳細はご登録後、コンサルタントよりご紹介いたします。

ここでは、SDGsに関連する業界別の転職市場動向や、SDGsの実現に積極的に取り組む企業、SDGs転職の成功事例などをご紹介いたします。


JACには、SDGs関連のポジションに特化したチームがあり、業界・職種の垣根を越えて幅広く転職をサポート。ぜひご相談ください。


SDGs関連 転職市場動向


2030年に向けて17の国際目標など具体的なゴールを持つSDGs(持続可能な開発目標)ですが、近年は、多くの企業がこの活動に注力しており、SDGs関連の求人数は増加傾向にあります。
たとえば、JACにて扱う求人において、ポジション名に「SDGs」という単語が含まれている2022年の新規求人数は、前年比で5倍以上に増加しています。2015年9月のSDGs採択時と比べ、現在は多くの企業が2030年の数値目標の実現に向け、その成果を報告する段階に入っているのです。

建設・不動産業界におけるSDGsの取り組みと転職市場動向


建設・不動産業界では、SDGsの目標の11番目にある「住み続けられるまちづくり」を目指してさまざまなプロジェクトの推進に力を入れています。その過程で、総合職の採用が増加しており、「新規事業の立ち上げや推進」にアサインされるケースがほとんどです。
また、採用においては、前職の業界を問わず、プロジェクトの企画・推進に携わった経験のある人材が積極的に採用されている傾向にあり、女性の幹部候補の採用にも積極的です。これは、SDGsの5番目の目標「ジェンダー平等を実現しよう」にも密接にかかわります。さらに、飲料や自動車などメーカー、コンサルティングファームなどの異業界から大手総合デベロッパーへ入社している事例もあります。
このように、建設・不動産業界では「住み続けられるまちづくり」や「ジェンダー平等を実現しよう」の目標実現に向けて、積極的な取り組みが実施されているのです。
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管理部門におけるSDGs/ESGの取り組みと転職市場動向


管理部門における転職のトレンドとして、「女性活躍」と「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」が挙げられます。これらの取り組みには、人事部門の強化が不可欠であり、採用担当の求人が増加しています。
採用ポジションの多くは、同程度の規模での採用経験者が求められている傾向が高く、ほかにも「タレントマネジメント」や「エンゲージメント向上」などに携わった経験者のニーズも高いです。
また、サステナビリティに関する会社の方針や取り組みを、社内外のさまざまなステークホルダーに向けて発信するために、広報のなかでもIRの経験が豊富な人材のニーズが高まっています。ただし、経験者自体が少ないため、前職の企業規模はあまり問われず、かつ経験が短くても転職を成功させている事例があります。
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エネルギー業界の転職動向:SDGs実現に向けた取り組みと求められるスキル


エネルギー業界は、SDGsの7番目の目標「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」の実現を担う中心的存在です。東日本大震災以降、再生可能エネルギーへの注目が高まり、太陽光発電を中心とした再生可能エネルギー事業が推進されてきました。
そして、近年では、「カーボンニュートラル」をテーマとした取り組みへ舵を切り、新分野として「洋上風力発電」事業の模索もはじまっています。また、新規事業として、「バーチャルパワープラント(VPP)/仮想発電所」や
EV(電気自動車)の普及に向けたカーシェアリングや充電スタンド運営などの事業にも力を入れています。
これらの流れから、新規事業開発の採用ポジションが急増しており、応用できる類似分野の知見を持ちながら、環境や社会貢献への意欲が高い方が求められているのです。
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ヘルスケア業界のSDGsの実現に向けた取り組みと転職市場動向


ヘルスケア業界では、SDGsの3番目の目標「すべての人に健康と福祉を」を目標に掲げており、なかでも、コロナ禍以降は、「感染症」への対策を強化する傾向にあります。この傾向から、サステナブル(持続可能)な社会の実現に向けて、パンデミックへの対応を強化する動きが見てとれます。
このような背景を受け、製薬業界の求人においては、研究開発、品質保証、MR、臨床開発、MSL(メディカル・サイエンス・リエゾン)、メディカル・アフェアーズなど、幅広い職種での採用が活発です。
また、異業種からヘルスケア事業への参入が相次いでおり、ヘルスケア事業への進出や拡大を図る化学・素材、電機、機械などのメーカーでは、事業部門責任者や研究開発のマネジメントクラスやマーケティングのスキルを有した人材の採用ニーズが高まっています。
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製造業におけるSDGs/ESGの取り組みと転職市場動向


製造業では、サステナビリティ関連のプロジェクト推進のための求人が増加すると予測されています。特に、準大手〜中堅企業でのニーズが高まると予測されており、その際に求められるのが、「大手企業でのサステナビリティ施策推進経験者」です。
このように、大手企業でサステナビリティ関連の施策推進に携わった方が準大手〜中堅企業に転職し、プロジェクト推進リーダーとして経験を生かすチャンスが広がります。具体的な業務としては、原材料の素材を再検討する、取引先企業へ要望を伝える、新たな購入先を検討するなど、サステナビリティに関連する業務は非常に多いです。
今後、製造業界では、自身の経験をサステナビリティとどのようにつなげられるかによって、キャリアの幅が広がっていくと予測されます。
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大手化学・素材メーカーにおけるSDGs転職市場:トレンドと注目職種を解説


大手化学・素材メーカーでは、「サステナビリティ」や「カーボンニュートラル」などをキーワードに、専門部署や専門プロジェクトを立ち上げて対応しています。
この取り組みのなかには、製品提供先となるクライアントの資材購買の選定基準として従来のQCD(Quality:品質・Cost:価格、Delivery:納期)に加え、「サステナブルな材料であるか」が重視されているため、環境負荷が低い材料、あるいは整った労働環境で生産された材料などの調達が重要になっています。
このような流れを受けて、大手化学・素材メーカーでは、「サステナビリティ」や「カーボンニュートラル」推進部署の企画職や環境配慮型製品の研究開発職、生産体制を築くエンジニアの求人が増加しており、SDGsに関連した採用活動が活発です。
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金融業界におけるSDGs/ESGの取り組みと転職市場動向


金融業界におけるSDGsの取り組みとして、銀行での「サステナブルファイナンス」の取り組みが活発化しています。この背景には、すべての上場企業が「TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)」への対応に迫られており、2023年以降はガバナンスやリスク管理に関する情報開示がより厳しく求められる点が挙げられます。
このほか、サステナブルファイナンス、リスク管理などのニーズが高く、金融機関でのリスク管理、法人営業経験者などの転職のチャンスが広がっている状況です。
また、「M&A」の手法を用いた事業承継支援が活発化しており、SDGsの目標である「働きがいも経済成長も」や「住み続けられるまちづくりを」の達成につながっています。こうした状況から、若手人材の採用が活発化しており、金融機関で法人営業の経験を持つ20代の人材の採用事例が多く生まれています。
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大阪エリア・関西エリアにおけるSDGsの取り組みと転職市場動向


大阪エリア・関西エリアには、大手メーカーが多数存在しており、「サーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現に向けての開発」や「強みとする技術を生かした新規事業創出」といった取り組みが進められています。
また、大手エネルギー企業では、SDGsの7番目の目標「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を目標に、カーボンニュートラルの施策を推進中です。電力やガスの自由化によって、主力事業に大手通信事業者が参入するなど競争が激化するなか、大手エネルギー企業では新規事業開発が活発化しています。
一方で、求人に目を向けると、SDGs関連の事業開発のニーズの高まりから、新規のサービスや事業を自ら企画・推進し、実績を挙げた経験のある人材のニーズが高まっています。そのほか、研究開発や生産などの幅広いエンジニアや、プロジェクトファイナンスの採用も活発です。
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コンサルティング業界における 「サステナビリティ/ESGコンサルタント」の転職市場動向


事業会社の環境問題への取り組みやCSR活動などの支援の目的から、サステナビリティ領域の採用が増加傾向にあります。コンサルティングファームもその流れから、サステナビリティコンサルティングの専門部署を立ち上げ、「サステナビリティ/ESGコンサルタント」ポジションの採用を強化しています。
また、サステナビリティ関連の案件のなかでも、「カーボンニュートラル」や「生物多様性」、「デジタル/データ」、「人権」などは注目度が高い業務です。
転職市場においては、コンサルタント経験者はもちろんのこと、事業会社でのサステナビリティ推進経験者やサステナビリティ領域に関心の強い若年層のニーズが高まっており、転職市場におけるキャリアアップのチャンスが広がっています。
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SDGs関連の業界・職種の転職市場動向


SDGs関連の業界・職種の求人は、2015年9月のSDGs採択以降で増加傾向にあります。直近では、東証での2021年のコーポレートガバナンスコード改訂で、上場企業に対するサステナビリティの情報開示や、プライム上場企業に対する気候変動(CO2排出量)の開示を求めたことも増加理由の一因です。
また、気候変動や人権問題、自然保護などSDGsへの関心の高まりを背景にESG投資の拡大も続いており、「SDGs」と「ESG」に関連する求人が増加しています。
具体的には、サステナビリティ推進室の求人や金融機関と事業会社での企業投資のポジション、「EHS(環境・衛星・安全)」や「HSE(健康・安全・環境)」などの環境関連の施策をリードするポジションでの求人です。
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女性管理職のニーズが急増 その背景と企業の取り組み


「SDGs」や「ESG」、「働きたい女性が個性と能力を十分に発揮できる社会」の実現を目的とする女性活躍推進法の改正により、女性管理職へのニーズが急増しています。
ESGのうち、社会(Social)のテーマの1つが「人的資本」であり、そのなかには「ダイバーシティ(多様性)」が含まれ、「女性活躍」もこの指標に該当します。こうした背景から、2021年6月に東京証券取引所はコーポレートガバナンス・コードを改訂し、原則として以下の遵守を促しているのです。
「上場会社は、女性・外国人・中途採用者の管理職への登用等、中核人材の登用等における多様性の確保についての考え方と自主的かつ測定可能な目標を示すとともに、その状況を開示すべきである」
このように、女性活躍推進法は、法律を守る観点にとどまらず、投資獲得のために不可欠な取り組みとなっています。
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「サステナビリティ経営」「SDGs」の課題に取り組む中で生まれているエグゼクティブ採用


「サステナビリティ経営」とは「社会の持続可能性に配慮した経営」を指します。「ESG投資」を獲得するためにも、サステナビリティ経営の実現が重要です。
また、カーボンニュートラルを実現しつつ利益を生み出す事業を創出するため、「電動化推進」「DX推進」「事業企画」などのポジションで、エグゼクティブクラスを含めた求人が出てきています。
「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」もサステナビリティ経営に重要な課題の一つ。多様な人材を受容し、皆が能力を発揮できる組織作りへの意識が高まっています。D&Iの第一歩として取り組みが強化されているのが「女性活躍推進」です。
事業会社のSDGs対応策の支援を行うコンサルティングファームや金融機関などでも人材採用を強化していますが、今回はエグゼクティブクラスのニーズもみられる領域にフォーカスしてお伝えします。
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女性幹部職・幹部候補のエグゼクティブポジション転職市場動向


「女性の管理職登用」に関するニーズが多くの企業で高まっています。「SDGs」の目標の一つに掲げられている「ジェンダー平等を実現しよう」。グローバル企業においては、この目標への取り組みや達成状況が投資家からも注目されており、企業価値を左右し、株価にも影響を及ぼします。しかし、社内に管理職を志向する女性が少なく、女性管理職比率を高めるため、外部から招聘するケースが増えてきています。
女性を対象とするエグゼクティブクラスの求人は、これまではバックオフィス系が中心でしたが、近年ではビジネスラインや製造ラインの管理職にまで及んでいます。女性を対象とした幹部候補からエグゼクティブクラスの求人にはどのようなものがあるか、最新の動向をご紹介します。ここでは、外資系企業を含むグローバル大手企業に見られる傾向をお伝えします。
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SDGsに取り組んでいる採用企業のインタビュー


オムロンソーシアルソリューションズ 株式会社

日本電気(NEC) × 日産自動車 × ジェイ エイ シー リクルートメント

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サステナビリティ推進関連の採用においては、求めるスキル・経験が明確になっていない企業がまだまだ多い状況です。

サステナビリティへの取り組みは、企業によって進捗状況が異なります。同じテーマでも、方針や施策の内容が異なることもあります。

企業側も転職ご希望者側も役割や業務内容を明確にイメージしきれていないため、私たちJACのコンサルタントが間に立ち、双方の考え方や志向のすり合わせを行っています。

そうした内情は、求人情報や企業ホームページからでは正確に把握しづらいものです。その点、私たちは経営者と日頃からコミュニケーションをとることで情報収集を行い、転職希望者の方々に具体的にお伝えしています。

また、SDGs経験者の方は希少価値が高く、転職のチャンスが広がっているため、今後のキャリアプランも含めご提案が可能です。ぜひJACのコンサルタントにご相談ください。

この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment 編集部

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


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