48歳は、キャリアの集大成へ向かう重要な年代です。管理職や専門職として組織を牽引する立場を担う方も増え、これまで培ってきた経験や実績、マネジメント力が年収へ大きく反映されやすくなります。一方で、業界や企業規模、役職によって年収差が広がりやすく、「自分の市場価値はどの程度なのか」「今後さらに年収を伸ばせるのか」と気になる方も多いのではないでしょうか。
また、48歳は、役職定年やキャリア後半戦を見据えながら、「専門性を深める」「経営・マネジメント領域へ進む」「成長分野へ挑戦する」など、今後の方向性を改めて考えるタイミングでもあります。これまでの経験をどの市場で活かすかによって、50代以降のキャリアや年収レンジにも大きな差が生まれます。
本記事では、JAC Recruitment(以下、JAC)がお預かりしている転職成功者データや厚生労働省の統計データをもとに、48歳の平均年収や中央値、男女別の年収水準、手取り額の目安などを解説します。あわせて、地域・業界・職種による年収差や、実際に年収アップを実現した転職事例についても紹介します。
目次/Index
48歳の平均年収は約985.8万円
JACがお預かりしている転職成功者データによると、48歳の平均年収は約985.8万円です。48歳は、長年にわたり培ってきた専門性や実績、マネジメント経験などが年収へ大きく反映される年代といえます。担当領域における深い知見に加え、組織運営や事業推進、経営視点を求められるケースも増え、企業側からは“組織を牽引する中核層”として期待されることが少なくありません。
実際に、現場レベルの業務遂行だけでなく、部門マネジメントや大型プロジェクトの統括、事業戦略立案、組織改革、スタッフ育成など、より広い責任範囲を担うポジションに就いている方も多く見られます。そのため、同じ48歳でも、経験してきた業界や役職、マネジメント規模によって年収差が大きく広がりやすい年代です。
JACが取り扱うハイクラス・エグゼクティブ領域においても、48歳前後は「即戦力性」に加え、「組織や事業へどのような価値を提供できるか」が重視される傾向があります。特に、事業責任者経験、DX推進、海外事業経験、専門領域における高い知見、経営層との折衝経験などを有している場合は、年収1,000万円超のポジションへ転職するケースも少なくありません。
また、48歳は今後のキャリアを見据え、「専門性をさらに磨くか」「経営・マネジメント領域へ軸足を移すか」など、キャリアの集大成を意識し始めるタイミングでもあります。役職定年や組織再編、事業変革などを背景に、これまでの経験を活かしながら新たな環境へ挑戦するケースも増えています。
そのため、同年代の年収水準や転職市場の動向を把握することは、自身の市場価値を客観的に把握し、今後のキャリア戦略を考えるうえで重要なポイントになるでしょう。
48歳の男性の平均年収は約1,017.8万円、女性は約844.1万円
JACがお預かりしている転職成功者データによると、48歳の平均年収は男性が約1,017.8万円、女性が約844.1万円、全体平均では約985.8万円となっています。40代後半は、役職や担当領域、マネジメント規模などによって年収差が大きく表れやすい年代です。
特に48歳前後では、現場のプレイヤーとしてだけではなく、組織運営や事業推進を担う立場へ移行しているケースも多く見られます。部長・課長クラスとして組織マネジメントを担う方や、専門領域の責任者として高い専門性を発揮する方も増え、年収1,000万円を超えるケースも珍しくありません。
また、企業によっては役職定年制度や組織再編、事業ポートフォリオの見直しなどが進むタイミングでもあり、「どのような経験があるか」に加えて、「今後どのような役割を担えるか」が重視されやすくなります。そのため、同じ48歳でも、業界・職種・ポジションによって年収レンジに大きな差が生じる傾向です。
| 項目 | 48歳 | 全年代平均 |
|---|---|---|
| 平均年収 | 985.8万円 | 838.6万円 |
| 男性の平均年収 | 1,017.8万円 | 863.5万円 |
| 女性の平均年収 | 844.1万円 | 747.0万円 |
当社実績(2024年1月~2025年12月、想定年収)より
全年代平均と比較すると、48歳は男女ともに高い年収水準となっています。背景には、長年にわたり培われた専門性やマネジメント経験、業界知見などが評価されやすいことがあります。特に、IT・DX、金融、コンサルティング、メーカーなどでは、経営視点をもちながら事業推進できる経験が高く評価される傾向です。
一方で、40代後半は「今後どのようなキャリアを築くか」を改めて考える方も増える年代です。専門性をさらに深めるのか、経営・マネジメント領域へ軸足を移すのかによって、今後の市場価値や年収レンジにも差が生まれやすくなります。自身の経験や強みを整理しながら、中長期的な視点でキャリアを考えることが重要になるでしょう。
48歳の平均手取り額は約713.9万円(手取り月収は約59.5万円)
年収約985.8万円の48歳会社員(東京都在住・扶養なし・賞与なし)を想定した場合、年間の手取り額は約713.9万円、月々の手取り額は約59.5万円が目安となります。
48歳は、役職やマネジメント責任の拡大によって年収が高水準になりやすい一方、所得税や住民税、社会保険料の負担も大きくなる年代です。部長職や専門職、事業責任者などのポジションに就くケースも増え、役職手当や成果報酬によって額面年収が増える一方で、「想定より手取りが増えにくい」と感じる方も少なくありません。
また40代後半になると、企業からは単なる実務担当者ではなく、「組織や事業を牽引できる存在」として期待される傾向があります。特に、IT・DX、金融、コンサルティング、メーカーなどの領域では、経営視点やマネジメント経験、専門性を兼ね備えた方が高年収帯へ到達するケースも見られます。
なお、48歳は40歳以上のため、健康保険料に加えて介護保険料の負担も発生します。主な控除項目のイメージは、以下のとおりです。
| 項目 | 月収 | 年収 |
|---|---|---|
| 額面収入 | 821,666円 | 9,860,000円 |
| 所得税(復興特別所得税を含む) | 63,283円 | 759,400円 |
| 住民税 | 51,450円 | 617,400円 |
| 健康保険 | 40,877円 | 490,524円 |
| 介護保険 | 6,723円 | 80,676円 |
| 厚生年金 | 59,475円 | 713,700円 |
| 雇用保険 | 4,929円 | 59,148円 |
| 手取り | 594,929円 | 7,139,152円 |
※本試算は【東京都在住・扶養なし・賞与なし(年収を12分割)】という条件を前提としています。
実際の手取り額は、扶養家族の有無や賞与割合、住宅ローン控除、iDeCo、生命保険料控除などの適用状況によって変動します。また、40代後半は教育費や住宅費、老後資金形成など、支出構造が変化しやすい時期でもあります。
そのため、48歳前後では単純な額面年収だけでなく、「実際に自由に使えるお金」や今後のライフプランも踏まえて、キャリアや収入を考えていくことが重要になるでしょう。
48歳の年収の中央値は890.0万円
JACがお預かりする転職成功者データによると、48歳の年収中央値は890.0万円となっています。平均年収は一部の高年収層によって押し上げられやすい一方、中央値は実際の年収水準をより把握しやすい指標です。48歳では、700万円台〜900万円台が中心レンジとなっており、特に1,200万円以上の割合が25.3%を占めるなど、高年収層の厚みが特徴となっています。

実際の年収分布を見ると、600万円未満は7.6%にとどまる一方、700万円台〜900万円台で全体の約40%を占めています。また、1,000万円台は10.3%、1,100万円台は5.0%、1,200万円以上は25.3%となっており、40代後半では役職や専門性、マネジメント経験によって年収レンジに大きな差が生まれやすいことが分かります。
48歳は、長年にわたり培ってきた専門性や事業推進経験が年収へ大きく反映されやすい年代です。実務担当者としてだけでなく、部門責任者や事業責任者、経営に近いポジションを担うケースも増え、役割や責任範囲によって市場価値に差が生まれやすくなります。
また、この年代では「どの業界で経験を積んできたか」に加え、「どの規模の組織や事業を動かしてきたか」も重視される傾向があります。例えば、営業領域であれば事業成長への貢献や大型案件の推進経験、IT・DX領域であれば全社横断のプロジェクトマネジメント経験、管理部門であれば経営戦略やガバナンスへの関与などが、市場価値へ直結しやすくなります。
さらに、48歳は今後のキャリアの方向性を改めて考え始める時期でもあります。専門性をさらに深めるのか、経営・マネジメント領域へ進むのか、あるいは新たな業界や事業へ挑戦するのかによって、その後の年収レンジやキャリアの選択肢にも差が生まれやすくなります。
【エリア別】48歳の平均年収(東京・神奈川・大阪・愛知・埼玉・千葉・兵庫・福岡)
JACがお預かりしている転職成功者データ(2024年1月〜2025年12月実績)をもとに主要都道府県別の平均年収を見ると、48歳時点で最も年収水準が高いのは東京都(1,093.6万円)です。次いで神奈川県(980.0万円)、愛知県(895.0万円)、大阪府(838.5万円)と続いており、大企業の本社機能や主要産業が集積するエリアで高い年収水準が見られます。
| 都道府県 | 48歳の平均年収 |
|---|---|
| 東京都 | 1,093.6万円 |
| 神奈川県 | 980.0万円 |
| 大阪府 | 838.5万円 |
| 愛知県 | 895.0万円 |
| 埼玉県 | 767.4万円 |
| 千葉県 | 807.0万円 |
| 兵庫県 | 825.0万円 |
| 福岡県 | 801.7万円 |
当社実績(2024年1月~2025年12月、想定年収)より
48歳は、これまで積み重ねてきた専門性やマネジメント経験、事業推進実績などが年収へ大きく反映されやすい年代です。そのため、地域ごとの産業構造や企業規模、ハイクラス求人の多さによって、年収差がより顕著になりやすい傾向があります。
東京都では、大手企業や外資系企業の本社機能に加え、IT・金融・コンサルティングなどの高付加価値産業が集積しています。経営企画や事業責任者、DX推進、専門職マネジメントなど、年収1,000万円を超えるポジションも多く、全国の中でも特に高い水準となっています。
神奈川県は、メーカーや研究開発拠点が多く、技術職や管理職層を中心に高年収帯が形成されています。また、愛知県では自動車関連産業を中心に、大手製造業の管理職・専門職ポジションが多いことから、全国的にも高水準の年収レンジです。
大阪府は関西圏の経済・商業拠点として、多様な業界の本社・支社機能が集積しており、営業責任者や管理部門、事業企画など幅広い職種で高年収求人が見られます。福岡県でも近年はIT・DX関連企業の進出や地域中核企業の成長が進み、マネジメント経験をもつ層へのニーズが高まっています。
一方で、48歳では単に勤務地だけでなく、「どの業界でどのような役割を担ってきたか」が年収へ大きく影響します。特に、経営視点をもったマネジメント経験や事業推進経験、専門性の高いスキルをもつ場合は、地方エリアでも高年収を実現するケースがあります。
そのため、48歳でキャリアを考える際は、地域ごとの求人動向や産業特性を踏まえながら、自身の経験や強みをどの市場で活かせるかを整理することが重要です。
【企業規模別】48歳を含む40代後半の平均年収(大企業・中企業・小企業)
厚生労働省「令和7(2025)年賃金構造基本統計調査の概況」によると、40代後半では企業規模によって年収水準に一定の差が見られます。一般的には、従業員数や事業規模が大きい企業ほど、給与水準が高くなる傾向です。
48歳は、長年にわたり培ってきた専門性やマネジメント経験、事業推進力などが本格的に評価される年代です。そのため、「どの企業規模で、どのような役割を担ってきたか」が年収や市場価値へ大きく影響しやすくなります。
| 企業規模 | 40代後半の平均年収 | 40代後半男性の平均年収 | 40代後半女性の平均年収 |
|---|---|---|---|
| 大企業 | 747.5万円 | 863.6万円 | 541.4万円 |
| 中企業 | 585.0万円 | 659.1万円 | 467.0万円 |
| 小企業 | 501.8万円 | 557.2万円 | 406.6万円 |
大企業では、役職制度や評価制度、福利厚生が比較的整備されているケースが多く、40代後半では管理職や専門職として高い年収レンジに到達するケースも見られます。また、海外事業や大規模プロジェクト、経営に近い業務へ関わる機会も多く、事業視点やマネジメント経験を積みやすい環境といえるでしょう。
一方、中企業や小企業では、経営層との距離が近く、事業全体に関与しやすい点が特徴です。特に成長フェーズの企業では、部門責任者や事業責任者として大きな裁量をもちながら働くケースもあり、成果が報酬へ直結しやすい傾向があります。
また、48歳は「これまでの経験をどのように活かすか」が重要になる年代でもあります。専門性をさらに深めるのか、マネジメントへ軸足を置くのか、あるいは事業経営に近いポジションを目指すのかによって、選ぶべき企業規模や環境も変わってきます。そのため、48歳でキャリアを考える際は、単純な年収水準だけでなく、「どのような役割を担いたいか」「今後どのような経験を積みたいか」といった中長期的な視点も踏まえながら、企業規模を検討することが大切です。
出典:厚生労働省「令和7(2025)年賃金構造基本統計調査の概況」(p9 – 企業規模別にみた賃金)
【参考】年齢別平均年収
JACがお預かりする25歳から55歳までの転職成功者データを対象に、年齢別の平均年収推移を一覧で整理しました。年齢ごとの収入の変化を把握することで、キャリア形成の節目や転職を検討する際の年収相場の目安として活用できます。
全体の傾向を見ると、30代前半から40代半ばにかけて年収が大きく伸び、マネジメントや専門性の深化が進む50歳前後でピークを迎える構図です。年齢とともに求められる役割が変化する中で、収入水準も段階的に引き上がっていく様子が読み取れます。
ただし、年齢によっては昇進や役職変更のタイミングにより、一時的に年収が上下するケースも見られます。
| 年齢 | 平均年収 |
| 25歳 | 542.3万円 |
| 26歳 | 575.0万円 |
| 27歳 | 607.8万円 |
| 28歳 | 621.6万円 |
| 29歳 | 659.0万円 |
| 30歳 | 676.1万円 |
| 31歳 | 708.7万円 |
| 32歳 | 732.1万円 |
| 33歳 | 750.0万円 |
| 34歳 | 782.1万円 |
| 35歳 | 782.2万円 |
| 36歳 | 809.9万円 |
| 37歳 | 820.8万円 |
| 38歳 | 835.4万円 |
| 39歳 | 857.8万円 |
| 40歳 | 877.8万円 |
| 41歳 | 886.0万円 |
| 42歳 | 899.9万円 |
| 43歳 | 924.1万円 |
| 44歳 | 907.5万円 |
| 45歳 | 951.6万円 |
| 46歳 | 964.0万円 |
| 47歳 | 965.6万円 |
| 48歳 | 985.8万円 |
| 49歳 | 975.3万円 |
| 50歳 | 1,016.6万円 |
| 51歳 | 1,012.3万円 |
| 52歳 | 1,023.3万円 |
| 53歳 | 1,005.3万円 |
| 54歳 | 1,021.8万円 |
| 55歳 | 998.7万円 |
| 56歳 | 1,037.2万円 |
| 57歳 | 1,005.4万円 |
| 58歳 | 931.8万円 |
| 59歳 | 883.9万円 |
| 60歳 | 944.1万円 |
当社実績(2024年1月~2025年12月、想定年収)より
【最終学歴別】48歳を含む40代後半の平均年収(大学院卒・大卒・短大卒・高専卒・高卒)
厚生労働省「令和7(2025)年賃金構造基本統計調査の概況」をもとに見ると、40代後半では最終学歴によって一定の年収差が見られます。一般的には、大学院卒・大学卒の年収水準が高い傾向です。その後に、高専・短大卒、専門学校卒、高卒と続きます。
背景には、大学院卒や大学卒の方が、研究開発職や専門職、管理職候補、大手企業の総合職など、比較的高年収帯へつながりやすいポジションを経験しているケースが多いことがあります。一方で、40代後半は学歴そのものよりも、「これまでどのような経験を積み、どのような成果を上げてきたか」がより重視される年代です。
| 最終学歴 | 40代後半の平均年収 | 40代後半男性の平均年収 | 40代後半女性の平均年収 |
|---|---|---|---|
| 大学院 | 1,051.1万円 | 1,108.5万円 | 804.9万円 |
| 大学 | 755.0万円 | 817.0万円 | 596.9万円 |
| 高専・短大 | 552.0万円 | 712.6万円 | 484.4万円 |
| 専門学校 | 529.7万円 | 588.4万円 | 462.3万円 |
| 高校 | 524.8万円 | 591.1万円 | 382.4万円 |
48歳になると、部門責任者やマネジメント層、専門領域のスペシャリストとして活躍している方も増えてきます。そのため、学歴に加えて、事業推進経験や組織マネジメント経験、専門性の深さなどが年収へ大きく反映されやすくなります。
例えば、IT・DX、金融、コンサルティング、メーカーなどの分野では、経営に近いポジションや大型プロジェクトを担った経験が市場価値につながるケースも少なくありません。また、技術職や研究開発職では、高度な専門知識や資格、長年の実務経験によって高年収を実現しているケースも見られます。
一方で、48歳はキャリアの集大成を意識し始める時期でもあります。これまで培ってきた経験を活かして専門性をさらに高めるのか、経営・マネジメント領域へ進むのかによって、今後の市場価値や年収レンジも変わっていきます。
このように、48歳時点では学歴による年収差は一定程度存在するものの、実際にはその後のキャリア形成や実績によって年収レンジは大きく変化します。今後のキャリアを考える際は、学歴だけでなく、自身の強みや専門性をどのように市場価値へ結びつけていくかが重要になるでしょう。
出典:厚生労働省「令和7(2025)年賃金構造基本統計調査の概況」(p8 – 学歴別にみた賃金)
【業種別】48歳の平均年収ランキング
JACがお預かりしている転職成功者データを見ると、48歳時点で平均年収が高い傾向にあるのは、コンサルティング・シンクタンク・事務所、金融、IT・通信、Webなどの業種です。40代後半は、長年にわたり培ってきた専門性やマネジメント経験、事業推進力などが年収へ大きく反映されやすく、業界による年収差も顕著になりやすい年代といえます。
| 業種 | 48歳の平均年収 |
|---|---|
| コンサルティング・シンクタンク・事務所 | 1269.7万円 |
| 金融 | 1262.5万円 |
| IT・通信 | 1073.7万円 |
| Web | 1065.4万円 |
| メディカル・バイオ | 1049.6万円 |
| 製造業 | 970.5万円 |
| 商社 | 910.2万円 |
| 建設・不動産 | 884.6万円 |
| 流通 | 882.4万円 |
| 消費財 | 835.8万円 |
| マスコミ | 774.7万円 |
| サービス | 767.5万円 |
| 医療・介護・福祉 | 665.5万円 |
当社実績(2024年1月~2025年12月、想定年収)より
48歳では、単なる経験年数だけではなく、「どの規模の組織や事業を担ってきたか」「どのような成果を継続的に生み出してきたか」が市場価値へ直結しやすくなります。特にコンサルティング業界では、経営課題への提案力やプロジェクト統括経験、金融業界では高度な専門知識や投資・事業戦略領域の経験などが高く評価され、高年収帯につながるケースが多く見られます。
また、IT・通信やWeb業界では、DX推進やAI活用の拡大を背景に、エンジニアリングだけでなく、事業戦略や組織マネジメントまで担える層へのニーズが高まっています。CTO候補やプロダクト責任者、DX推進責任者など、経営とテクノロジーを横断できるポジションでは、年収1,000万円超となるケースも珍しくありません。
メディカル・バイオ業界では、専門性の高い知識や薬事・研究開発・事業開発経験などが評価されやすく、商社や建設・不動産では、大規模投資案件や海外事業、都市開発などの経験が高年収につながる傾向があります。
一方で、医療・介護・福祉や一部サービス業界は、他業種と比較すると平均年収はやや低めとなっています。ただし、経営層ポジションや専門領域への特化、事業運営経験などによって大きく年収を伸ばしているケースもあり、業界平均だけで一概に判断できません。
48歳は、これまでのキャリアによって築いてきた専門性や実績が、今後の年収レンジやキャリアの選択肢へ大きく影響する時期です。そのため、単に業界の平均年収を見るだけではなく、「自身の経験がどの市場で評価されやすいか」を踏まえながら、中長期的なキャリアを考えていくことが重要です。
【職種別】48歳の平均年収ランキング
JACがお預かりする転職成功者データを職種別に見ると、48歳時点で平均年収が高い傾向にあるのは、経営・事業企画、コンサルティング・アドバイザリー、内部統制・監査、金融などの職種です。40代後半は、専門性だけでなく「事業への影響力」や「組織マネジメント経験」が年収へ大きく反映されやすく、職種による差も顕著になりやすい年代といえます。
特に、経営・事業企画(1,335.2万円)やコンサルティング・アドバイザリー(1,319.8万円)は、企業の経営戦略や事業成長に直結するポジションが多く、高い年収水準となっています。経営層との連携や全社横断のプロジェクト推進、大規模投資判断などに関与するケースも多く、この年代では豊富な実務経験や意思決定力が評価されやすい領域です。
また、内部統制・監査(1,230.2万円)や金融(1,124.2万円)も高水準となっています。ガバナンス強化やリスク管理への重要性が高まる中で、高度な専門知識やマネジメント経験をもつ層へのニーズが強く、年収へ反映されやすい傾向があります。
IT(983.2万円)やマーケティング・商品開発(984.6万円)、メディカル・バイオ(1,008.1万円)なども比較的高い水準です。これらの領域では、単なる実務経験だけでなく、DX推進や新規事業開発、事業戦略への関与など、“経営視点をもちながら専門性を発揮できるか”が市場価値へつながりやすくなります。
一方で、人事・労務(823.8万円)や購買・物流・生産管理(812.4万円)、秘書・アシスタント・事務・顧客対応(760.7万円)などは、比較的安定した需要がある一方、企業規模や役職によって年収レンジに差が出やすい職種です。
このように、48歳では単に専門知識をもっているだけでなく、「どの規模の組織や事業を担ってきたか」「どのような成果を継続的に生み出してきたか」が年収へ大きく影響します。特に40代後半は、プレイヤーとしての実績に加え、組織を牽引する役割や経営への関与度が重視されやすい年代といえるでしょう。
以下は、平均年収が高い主な職種の一覧です。
| 職種 | 48歳の平均年収 |
|---|---|
| 経営・事業企画 | 1335.2万円 |
| コンサルティング・アドバイザリー | 1319.8万円 |
| 内部統制・監査 | 1230.2万円 |
| 金融 | 1124.2万円 |
| 法務・知財 | 1056.3万円 |
| 土木系 | 1029万円 |
| メディカル・バイオ | 1008.1万円 |
| マーケティング・商品開発 | 984.6万円 |
| IT | 983.2万円 |
| 技術系 | 943.8万円 |
| 経理・財務 | 913.1万円 |
| Web・アプリ・ゲーム | 912.7万円 |
| 営業 | 887.6万円 |
| 人事・労務 | 823.8万円 |
| 総務・広報 | 817.6万円 |
| 購買・物流・生産管理 | 812.4万円 |
| 秘書・アシスタント・事務・顧客対応 | 760.7万円 |
| 建築系 | 744.7万円 |
| 医療・介護・福祉 | 680.9万円 |
| クリエイティブ(広告・デザイン・放送関連) | 635.4万円 |
当社実績(2024年1月~2025年12月、想定年収)より
48歳で年収アップの転職に成功した事例
ここからは、JACを介して48歳で転職を成功させた事例をご紹介します。
48歳で年収2,000万円超へ。半導体メーカーで技術統括を担い、生産技術部長へ
Fさん(48歳/男性)
| 業種 | 職種 | 年収 | |
|---|---|---|---|
| 転職前 | 半導体メーカー | パワーパッケージ開発統括(責任者) | 1,800万円 |
| 転職後 | 半導体メーカー | 生産技術部長 | 2,200万円 |
Fさんは、大学院修了後に大手電機メーカーへ入社し、半導体・ディスプレイ関連の研究開発に従事。その後、半導体メーカーへ転職し、先端技術研究所にてパワーモジュール開発を担当してきました。SiC素子の開発リーダーや技術開発統括などを歴任し、前工程・後工程の双方に関する深い知見をもちながら、開発戦略の立案・推進まで担ってきた実績をもちます。
また、技術開発だけでなく、研究所運営や組織マネジメントにも携わっており、複数部門を横断しながらプロジェクトを推進。量産化や歩留まり改善、生産性向上など、事業収益に直結する領域でも成果を上げてきました。
一方で、より経営に近い立場で事業成長へ関与したいという思いが強まり、転職を検討。特に、開発だけでなく生産技術・製造組織全体を統括できるポジションを希望していました。
JACのコンサルタントは、Fさんがもつ半導体デバイス開発の専門性に加え、「研究開発から量産・製造までを横断して推進してきた経験」や「組織運営・戦略立案まで担ってきたマネジメント力」に着目しました。
そのうえで、単なる技術スペシャリストではなく、“生産戦略や設備投資、製造組織マネジメントまで担える責任者候補”として企業へ提案。大規模Fabにおける生産技術部門の統括ポジションへの転職を支援しました。
転職後は、生産技術部長として、通信向け半導体レーザーチップの量産体制強化や設備投資計画、製造ライン改善などを統括。開発・製造双方の知見を活かしながら、事業成長に直結する役割を担っています。年収も1,800万円から2,200万円へ上昇し、40代後半でさらなるキャリアアップと高年収を実現しました。
※本事例は実際の転職成功事例をもとに構成していますが、プライバシー保護のため、企業名・職位・担当業界・時期等の一部を変更しています。
48歳で年収300万円アップ。製薬業界で培った戦略経験を活かし、希少疾患領域へ転身
Jさん(48歳/女性)
| 業種 | 職種 | 年収 | |
|---|---|---|---|
| 転職前 | 医薬品業界(製薬) | コーポレート戦略/ポートフォリオ戦略 | 1,300万円 |
| 転職後 | 医薬品業界(バイオ医薬品/希少疾患特化型製薬) | ポートフォリオ戦略/新製品企画 | 1,600万円 |
Jさんは、薬学部卒業後に大手内資系製薬企業へ入社し、マーケティング領域を中心にキャリアを築いてきました。消化器・疼痛・骨粗鬆症など複数領域を担当し、戦略立案やKOLマネジメント、MRトレーニング、フォーキャスト策定、データジェネレーションなど、製薬マーケティング全般を幅広く経験しています。
その後は、ライフサイクルマネジメントや新製品上市前フェーズへの関心から、Product & Portfolio Strategy部門へ異動。事業性評価や開発計画、導入評価、売上予測、コスト管理、リソースアロケーションなど、事業戦略・ポートフォリオ戦略領域まで担当範囲を広げてきました。
長年にわたり製薬業界で経験を積む中で、より成長性の高いバイオ医薬品領域や希少疾患領域において、新製品戦略や上市計画に深く関わりたいという思いが強まり、転職を検討するようになりました。
JACのコンサルタントは、Jさんがもつマーケティング経験だけでなく、「上市前後を横断したポートフォリオ戦略経験」や「事業性評価・新製品企画に関する知見」に着目しました。特に、複数領域でコマーシャル戦略を担いながら、開発・事業企画サイドまで経験している点は、外資系バイオ医薬品企業において高く評価されました。
そのうえで、単なるマーケティング経験者としてではなく、“事業戦略と新製品ローンチを横断して推進できる戦略企画ポジション”として企業へ提案。希少疾患領域における新製品企画・ポートフォリオ戦略を担うポジションへの転職を支援しました。
転職後は、新製品のローンチプランニングやパイプライン評価、事業機会の分析などを担うポジションで活躍しています。これまで培ってきたマーケティング・戦略企画・事業評価の経験を活かしながら、グローバル連携を含む新製品戦略に携わるキャリアへステップアップしました。年収も1,300万円から1,600万円へ上昇し、40代後半でさらなるキャリアアップを実現しています。
※本事例は実際の転職成功事例をもとに構成していますが、プライバシー保護のため、企業名・職位・担当業界・時期等の一部を変更しています。
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48歳は、これまで積み重ねてきた専門性やマネジメント経験、事業への貢献実績が、年収やポジションへ大きく反映される年代です。単なる実務経験だけでなく、「どの規模の組織や案件を担ってきたか」「どのような成果を生み出してきたか」が、転職市場で重要視されるようになります。
また、部門マネジメントや事業推進、経営層との折衝など、求められる役割も大きく広がる時期です。企業側からは、即戦力としてだけでなく、組織や事業を牽引する存在として期待されるケースも多く、経験や専門性によっては年収1,000万円超のポジションへ転職する事例も少なくありません。
一方で、40代後半は「どの業界・領域でキャリアを深めるか」によって、その後の市場価値やキャリアの選択肢に差が生まれやすいタイミングでもあります。そのため、自身の強みや再現性のある経験を整理しながら、中長期的な視点でキャリアを考えることが重要です。
JACでは、業界・職種ごとに専任コンサルタントが企業と直接コミュニケーションを取り、採用背景や求められる役割、組織課題まで踏み込んだ提案を行っています。非公開求人やエグゼクティブ・ハイクラス求人も多数取り扱っており、これまで培ってきた経験を活かしながら、さらなる年収アップやキャリアアップを目指したい方への支援体制を整えています。
「培ってきた専門性をさらに高いステージで活かしたい」「マネジメントや事業推進の経験を活かしてキャリアの幅を広げたい」と考えている方は、選択肢の一つとしてJACへの登録を検討してみてください。

