三重県でハイクラス転職を実現した人の平均年収は726.4万円(中央値680.0万円)です。自動車関連や化学、電子部品・電気機器などのメーカーが集積している場所柄、年齢や職種によっては1,000万円を超えるケースもあり、特に経営企画や人事・労務、建設・土木分野では高年収帯の転職実績が見られます。
本記事では、JACリクルートメント(以下、JAC)の実績データをもとに、三重県の平均年収・中央値・業種別・職種別の傾向を詳しく解説します。
三重県の平均年収は726.4万円、中央値は680.0万円
三重県の平均年収は726.4万円です。全国平均の836.8万円と比較すると、約110万円低い水準となっています。

| 全体 | 男性 | 女性 | |
|---|---|---|---|
| 三重県の平均年収 | 726.4万円 | 728.7万円 | 731.7万円 |
| 全国の平均年収 | 836.8万円 | 863.4万円 | 741.4万円 |
※当社実績(2024年1月~2026年4月、想定年収)より
男女別に見ると、男性は約135万円、女性は約10万円、全国平均を下回る結果となりました。
一方、三重県は中京圏のものづくり産業を支える地域であり、自動車関連や化学、電子部品・電気機器メーカーが集積しています。そのため、研究開発や生産技術、品質保証などの技術系職種では、これまで培った専門知識や実務経験が評価されやすく、高い年収水準で転職するケースも見られます。
また研究開発や生産技術、品質保証などの技術系職種では、専門性や経験に応じて高い年収水準で転職しているケースもあり、管理職やプロジェクトマネージャー、海外事業など、担う役割が大きいポジションでは、全国水準に近い年収で転職している事例もあります。
なお、JACを通じて転職に成功された三重県勤務者の年収中央値は、全体680.0万円、男性681.5万円、女性822.0万円でした。全体の中央値は平均年収(726.4万円)を46.4万円下回っており、一部の高年収事例が平均値を押し上げている可能性があります。実際の年収水準をより把握するためには、平均年収だけでなく中央値もあわせて確認することが重要です。
【年代別】三重県の平均年収
三重県と全国の年収を比較すると、いずれの年代でも全国平均を下回る水準となっています。

| 20代 | 30代 | 40代 | 50代以上 | |
|---|---|---|---|---|
| 三重県の平均年収 | 595.1万円 | 693.8万円 | 734.9万円 | 858.1万円 |
| 全国の平均年収 | 615.3万円 | 772.8万円 | 926.2万円 | 983.2万円 |
※当社実績(2024年1月~2026年4月、想定年収)より
20代では全国平均との差が約20万円、30代では約79万円、40代では約191万円、50代以上では約125万円となっており、40代で差が最も大きくなっています。
40代以降は管理職や高度専門職への登用が進み、役職や担当領域によって年収差が大きく広がる傾向です。特に、マネジメント経験や専門性を備えた方では、高い年収水準で転職を実現しているケースも見られます。
以下では各年代の内訳を詳しく見ていきます。
三重県の20代の平均年収は約595.1万円
三重県の20代の平均年収は約595.1万円です。全国平均の615.3万円と比較すると、約20万円低い水準となっています。
三重県と全国の平均年収比較(20代)
| 20代の平均年収 | 20代 |
|---|---|
| 三重県の平均年収 | 595.1万円 |
| 全国の平均年収 | 615.3万円 |
※当社実績(2024年1月~2026年4月、想定年収)より
20代はキャリア形成の初期段階にあたり、ポテンシャル採用や育成を前提とした求人が多い年代です。一方で、実務経験や専門スキルを身に付けることで、転職時の評価や年収にも差が表れ始めます。
三重県では、自動車関連や化学、電子部品・電気機器などのメーカーが集積しています。研究開発や生産技術、品質保証などの技術系職種では、20代の実務経験や専門スキルが転職時の評価につながることがあります。
なお、中央値は592.0万円となっており、平均年収(595.1万円)とほぼ同水準です。平均値と中央値に大きな差は見られず、20代では比較的実態に近い年収水準を示していると考えられます。
三重県の30代の平均年収は約693.8万円
三重県の30代の平均年収は約693.8万円です。全国平均の772.8万円と比較すると、約79万円低い水準となっています。

三重県と全国の平均年収比較(30代)
| 30代の平均年収 | 全体 | 30代前半 | 30代後半 |
|---|---|---|---|
| 三重県の平均年収 | 693.8万円 | 674.1万円 | 734.2万円 |
| 全国の平均年収 | 772.8万円 | 730.1万円 | 822.4万円 |
※当社実績(2024年1月~2026年4月、想定年収)より
30代前半の平均年収は674.1万円、30代後半では734.2万円となっており、約60万円上昇しています。全国平均も同様に30代前半の730.1万円から30代後半の822.4万円へ上昇しており、経験の蓄積や担う役割の拡大に伴って年収が伸びる傾向がうかがえます。
30代は、専門分野での実務経験に加え、リーダーや管理職候補としてチームやプロジェクトを牽引する役割を任される機会が増える年代です。三重県でも、製造業を中心に研究開発や生産技術、品質保証などの専門職において、技術力に加えてマネジメント経験が評価されるケースが見られます。
なお、中央値を見ると、30代全体は680.0万円、30代前半は675.0万円、30代後半は730.0万円となっています。いずれも平均年収と近い水準で推移しており、30代では極端な高年収層による影響が比較的小さいことがうかがえます。そのため、平均年収と中央値の双方が、転職市場における実態に近い年収水準を示していると考えられます。
三重県の40代の平均年収は約734.9万円
三重県の40代の平均年収は734.9万円です。全国平均の926.2万円と比較すると、約191万円低い水準となっています。

三重県と全国の平均年収比較(40代)
| 40代の平均年収 | 全体 | 40代前半 | 40代後半 |
|---|---|---|---|
| 三重県の平均年収 | 734.9万円 | 710.2万円 | 781.1万円 |
| 全国の平均年収 | 926.2万円 | 892.6万円 | 963.6万円 |
※当社実績(2024年1月~2026年4月、想定年収)より
40代前半の平均年収は710.2万円、40代後半では781.1万円となっており、約71万円上昇しています。全国平均も892.6万円から963.6万円へ上昇しており、40代は経験の蓄積に加え、組織や事業への影響力が年収に反映されやすい年代です。
特に40代になると、専門領域での実績だけでなく、部門マネジメントや事業運営、プロジェクト統括など、より広い視点で成果を創出する役割が求められます。三重県でも、製造業を中心に管理職や高度専門職のニーズが見られ、技術力とマネジメント経験の双方を備えた方が評価される傾向があります。
中央値は、40代全体が707.0万円、40代前半が686.5万円、40代後半が794.0万円です。平均年収との差は大きくなく、40代前半・後半ともに中央値は平均年収に近い水準で推移しています。平均値と中央値の双方から見ても、40代は経験や役職に応じて着実に年収が上昇する傾向がうかがえます。
三重県の50代以上の平均年収は858.1万円
三重県の50代以上の平均年収は約858.1万円です。全国平均の983.2万円と比較すると、約125万円低い水準となっています。
三重県と全国の平均年収比較(50代以上)
| 50代以上の平均年収 | 50代以上 |
|---|---|
| 三重県の平均年収 | 858.1万円 |
| 全国の平均年収 | 983.2万円 |
※当社実績(2024年1月~2026年4月、想定年収)より
三重県の50代以上の平均年収は858.1万円ですが、全国平均と比較すると約125万円低い水準です。全国データには首都圏をはじめとする高年収ポジションも含まれており、地域ごとの求人構成や役職構成の違いが、平均年収の差に影響している可能性があります。
50代以上は、経営層や管理職、高度専門職としての経験が年収に大きく反映される年代です。役職や専門性、マネジメント経験によって年収差が広がりやすく、自身の経験やスキルを活かせるポジションを選ぶことが、さらなる年収アップにつながります。
なお、中央値は774.0万円です。平均年収858.1万円との差は約84万円となっており、50代以上では役職や経験、担当領域によって年収差が大きくなる傾向が見られます。平均値だけでなく中央値もあわせて確認することで、実際の年収水準をより把握しやすくなるでしょう。
【業種別】三重県の平均年収ランキングTOP20
業種別では、建設・土木が978.5万円で最も高く、次いでホテル・旅行など(964.5万円)、不動産・住宅(858.0万円)、食品・飲料(817.2万円)が続いています。建設・不動産に加え、観光や食品関連など、多様な業種が上位にランクインしている点が特徴です。
| 業種 | 全体 |
|---|---|
| 建設・土木 | 978.5万円 |
| ホテル・旅行など | 964.5万円 |
| 不動産・住宅 | 858.0万円 |
| 食品・飲料 | 817.2万円 |
| 医薬品 | 788.1万円 |
| CSO | 750.5万円 |
| 機械・装置 | 750.1万円 |
| 電気・電機 | 745.8万円 |
| 自動車・部品 | 742.9万円 |
| システムインテグレーター | 728.0万円 |
| エネルギー・プラント | 724.2万円 |
| 化学 | 711.9万円 |
| 百貨店・スーパー・小売 | 651.0万円 |
| 金属・素材 | 646.2万円 |
| 映画・音楽など | 622.0万円 |
| 半導体 | 620.8万円 |
| 医療施設(病院・薬局など) | 583.0万円 |
| 医療機器・用具 | 554.0万円 |
| 介護・福祉 | 408.0万円 |
| 運輸・物流・倉庫 | 358.0万円 |
※当社実績(2024年1月~2026年4月、想定年収)より
三重県では、建設・土木が978.5万円で最も高く、ホテル・旅行など(964.5万円)、不動産・住宅(858.0万円)、食品・飲料(817.2万円)が続いています。一方で、業種別ランキング全体を見ると、特定の業種だけが突出しているのではなく、複数の業種で700万円台以上の年収水準が見られる点が特徴です。
特に、機械・装置(750.1万円)、電気・電機(745.8万円)、自動車・部品(742.9万円)、化学(711.9万円)など、三重県の基幹産業である製造業関連の業種が上位に複数ランクインしています。製造業が集積する地域特性を背景に、研究開発、生産技術、品質保証、設備保全などの専門職やマネジメントプレーヤーへの需要が年収水準に反映されていると考えられます。
また、システムインテグレーター(728.0万円)やエネルギー・プラント(724.2万円)も比較的高い水準となっています。製造業のデジタル化や設備投資に関連する領域では、業界を横断してスペシャリストの需要が見られるため、これまで培った経験やスキルを活かしながら異業種へキャリアを広げる選択肢も考えられるでしょう。
なお、ホテル・旅行などは964.5万円と高い水準ですが、転職実績の母数が限定的な場合、一部の管理職や事業責任者クラスの実績が平均年収に影響している可能性があります。ランキングを見る際は業種ごとの平均年収だけでなく、自身の経験や専門性がどのようなポジションで評価されるのかという視点で捉えることも重要です。
【職種別】三重県の平均年収ランキングTOP11
職種別では、経営・事業企画が1,038.0万円で最も高く、次いで人事・労務(961.4万円)、経理・財務(758.3万円)、メディカル・バイオ(728.3万円)が続いています。経営や管理部門に加え、専門性の高い職種が比較的高い年収水準となっている点が特徴です。
| 職種 | 全体 |
|---|---|
| 経営・事業企画 | 1,038.0万円 |
| 人事・労務 | 961.4万円 |
| 経理・財務 | 758.3万円 |
| メディカル・バイオ | 728.3万円 |
| 購買・物流・生産管理 | 720.9万円 |
| 営業 | 717.8万円 |
| 技術系 | 714.8万円 |
| IT | 690.3万円 |
| 建築系 | 578.7万円 |
| 法務・知財 | 560.0万円 |
| 医療・介護・福祉 | 513.0万円 |
※当社実績(2024年1月~2026年4月、想定年収)より
三重県では自動車関連や化学、電子部品・電気機器メーカーを中心に、多くの製造業が事業を展開しており、事業運営や組織マネジメントを担う管理部門への需要が年収水準に反映されていると考えられます。
特に経営・事業企画や人事・労務は、事業戦略の立案や組織改革、人材マネジメントなど経営に近い領域を担う職種です。工場や事業拠点を含む組織全体の運営に関わるポジションでは、マネジメント経験や専門知識が評価されやすく、高年収帯での転職実績も見られます。
また、購買・物流・生産管理(720.9万円)や技術系(714.8万円)が上位に入っている点も三重県の特徴の一つです。県内には製造業の生産拠点が多く立地しているため、生産計画の最適化やサプライチェーン管理、品質向上、生産性改善などに携わる方への需要が見られます。特に製造現場と経営の橋渡し役を担えるプレイヤーは、経験や実績に応じて高い評価を受けるケースがあります。
一方、メディカル・バイオ(728.3万円)やIT(690.3万円)も比較的高い年収水準となっています。近年は製造業においてもデジタル化や研究開発機能の強化が進んでおり、業界を問わず専門性の高い方への需要が広がっています。そのため、これまで培った専門知識やマネジメント経験を活かし、異業種へキャリアを広げる選択肢も考えられるでしょう。
ほか都道府県の平均年収
ほか都道府県の平均年収データをまとめています。勤務地ごとの年収水準を比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。
三重県で年収アップの転職をするならJACリクルートメント
三重県の平均年収は726.4万円で、全国平均を下回る水準となっています。しかし、職種や業種によって年収には大きな差があり、経営・事業企画は1,000万円を超え、人事・労務や建設・土木などでも高い年収水準が見られました。
また、自動車関連や化学、電子部品・電気機器などの製造業が集積する三重県では、研究開発、生産技術、品質保証、購買・物流・生産管理といった専門職の需要も高く、経験や役職に応じて年収アップを実現しているケースも見られます。
転職市場における自身の市場価値を把握する際は、平均年収だけでなく、年代や職種ごとの年収水準、中央値などもあわせて確認することが重要です。現在の経験やスキルがどのような評価につながるのかを把握することで、より納得感のあるキャリア選択につながるでしょう。
JACでは、三重県のメーカーをはじめ、管理部門や技術系職種、管理職・専門職向けの求人を多数取り扱っています。キャリアアップや年収アップを見据えた転職を検討している方は、ぜひご相談ください。