ハイクラス転職で資格は取得した方がよい?役立つ資格を解説

ハイクラス転職を目指すうえで「資格」が選考に及ぼす影響について、気になっている方も多いでしょう。

資格の中にはあまり意味がないものも含まれますが、ハイクラス転職では確かに有利になる資格も存在します。

この記事では、ハイクラス転職において資格は取得すべきか、という疑問について解説します。ハイクラス転職で役に立つ資格も紹介していますので、資格を転職に生かしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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ハイクラス転職で資格は取得した方がよいのか

ハイクラス転職を目指す際、資格がどのように役立つのかを理解することは重要です。ここでは、「必須資格」と「歓迎資格」という二つのカテゴリに分けて、それぞれの重要性と転職への影響について解説します。

「必須資格」は応募前に取得した方がよい

必須資格とは、特定の職に就くために法的に必要とされる、または業界標準として求められる資格です。
例えば、医師には「医師免許」、弁護士には「弁護士資格」、公認会計士には「公認会計士資格」が該当します。

これらの資格は、その職業を行ううえでの最低限の能力や知識があることを証明するため、応募前に取得している必要があります。取得していないと、そもそもその職に就く資格がないとみなされ、転職活動が始まらないため、応募を検討している前に確実に取得しておくべきです。

「歓迎資格」は取得すれば成功確率は上がる

歓迎資格は、必須ではないものの保有していると転職活動で有利になる資格を指します。これには、特定の業務に関連する専門資格や認証が含まれます。
例えば、IT業界であれば「CISSP」や「AWS認定資格」などが該当することがあります。これらの資格をもっていると専門的な知識やスキルを保有していることの証明となり、選考過程での評価を高め、転職の成功確率を上げることが可能です。

資格の有無がハイクラス転職の成功に直結するわけではありませんが、特に競争が激しい職種や業界では、自身を際立たせるための重要な要素となることは間違いありません。必須資格や歓迎資格を取得することは、転職活動をより有利に進めるための戦略的なステップといえるでしょう。

年代別のハイクラス転職について、こちらのページをご覧ください。

ハイクラス転職で目立ちやすい資格一覧

ハイクラス転職、特に年収800万円以上を目指す場合にもっていると有利になる資格について解説していきます。転職の際の参考にしてみてください。

外資・グローバル企業へのハイクラス転職で役立つ5つの資格

外資系企業やグローバル企業では、語学力や国際的に通用する専門知識、マネジメントスキルなどが求められます。ここでは、ハイクラス転職を目指す際に評価されることの多い資格・学位を紹介します。

外資系企業で役立つ資格1. TOEIC800点以上

TOEICは、英語によるコミュニケーション能力を測る試験です。外資系企業やグローバル企業では、英語力を客観的に示す指標として活用されることが多く、TOEICスコアを応募条件や歓迎要件としている求人も見られます。

特に800点以上のスコアは、英語でのメール対応や会議参加、海外拠点とのコミュニケーションに対応できるレベルの目安として評価されることがあります。英語を使用する機会の多い職種や企業への転職を目指す場合は、有力なアピール材料となるでしょう。

外資系企業で役立つ資格2. MBA(経営学修士)

MBA(Master of Business Administration)は、経営学分野の大学院修士課程を修了した際に授与される学位です。戦略立案、マーケティング、財務、組織マネジメントなど、経営に関する知識を体系的に学べる点が特徴です。

特に経営企画、事業開発、コンサルティング、マネジメント職などでは評価されることがあり、経営視点を持つ人材として専門性をアピールできます。また、海外ビジネススクールでMBAを取得した場合は、グローバルな環境への適応力や多様な価値観への理解を示す材料にもなるでしょう。

外資系企業で役立つ資格3. 米国公認会計士(USCPA)

米国公認会計士(USCPA)は、米国各州が認定する会計・監査分野の専門資格です。会計や監査、税務、企業経営、ビジネス関連法規など幅広い知識が求められることから、国際的に高い評価を受けています。

試験は英語で実施されるため、会計・財務分野の専門知識に加え、英語を用いて業務を遂行できる能力を示す材料にもなります。また、外資系企業やグローバル企業では、海外子会社との連携や国際会計基準に関する知識が求められる場面も多く、USCPAが評価されるケースも少なくありません。

特に経理・財務、経営企画、内部監査、コンサルティングなどの職種では、専門性をアピールできる資格の一つとして活用できるでしょう。

外資系企業で役立つ資格4. 国連英検

国連英検は、英語力に加え、国際問題や国際社会に関する知識も評価対象とする英語検定試験です。

国際機関や海外とのやり取りが多い業務においては、英語力とあわせて国際的な視点を持っていることを示す材料になる場合があります。外資系企業で必須となるケースは多くありませんが、グローバルな環境で活躍したい方にとっては、語学力と国際感覚を示す資格の一つといえるでしょう。

外資系企業で役立つ資格5. プロフェッショナルエンジニア

プロフェッショナルエンジニア(PE)は、米国各州が認定するエンジニア向けの資格です。高度な技術知識や実務経験、技術者としての倫理観が求められ、国際的に認知されている技術系資格の一つです。

グローバル企業でエンジニアとして活躍する場合、専門性を客観的に示す材料として評価されることがあります。特に海外プロジェクトへの参画や国際的な技術者との協業が多い環境では、技術力だけでなく専門職としての信頼性を示す要素にもなるでしょう。

技術職・専門職などのハイクラス転職で役立つ5つの資格

技術職や専門職のハイクラス転職では、専門知識や実務遂行能力を客観的に示せる資格が評価されることがあります。ここでは、特に転職市場で注目されることの多い資格を紹介します。

技術・専門職の資格1. AWS認定資格

AWS認定資格は、クラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」に関する知識やスキルを証明する資格です。

近年、企業のクラウド活用が加速していることから、クラウド環境の設計・構築・運用に携わるエンジニアの需要は高まっています。AWS認定資格を保有していることで、クラウドに関する専門知識を有していることをアピールできるため、クラウドエンジニアやインフラエンジニア、ITコンサルタントなどの職種で評価されることがあります。

技術・専門職の資格2. CISSP

CISSP(Certified Information Systems Security Professional)は、情報セキュリティ分野における国際資格の一つです。

情報セキュリティマネジメントやリスク管理、セキュリティアーキテクチャ、インシデント対応など幅広い知識が求められます。サイバー攻撃や情報漏えいリスクへの対応が重要視される中、セキュリティ領域の専門家に対する需要は高まっており、CISSPはセキュリティ分野における専門性を示す資格として評価されています。

技術・専門職の資格3. 情報処理技術者試験

情報情報処理技術者試験は、IT分野に関する知識やスキルを評価する国家試験です。

基本情報技術者試験や応用情報技術者試験、高度情報処理技術者試験など複数の区分があり、システム開発やインフラ構築、プロジェクトマネジメントなど幅広い領域を対象としています。

ITエンジニアとしての基礎知識や専門知識を示すことができますが、転職市場では資格だけではなく実務経験も重視される傾向があります。そのため、資格取得とあわせて実務経験を積み重ねることが重要です。

技術・専門職の資格4. 土木施工管理技士

土木施工管理技士は、土木工事の施工計画や工程管理、品質管理、安全管理などを担うための国家資格です。

道路や橋梁、トンネル、鉄道、港湾など、社会インフラを支える工事において重要な役割を担います。建設業界では施工管理技士の有資格者が求められるケースも多く、プロジェクト責任者や現場管理職を目指す際の強みになる資格です。

また、施工管理の経験とあわせて資格を保有していることで、転職市場において即戦力人材として評価される可能性があります。

技術・専門職の資格5. 宅地建物取引士

地建物取引士(宅建士)は、不動産取引に関する法律や契約実務の知識を証明する国家資格です。

不動産売買や賃貸仲介、不動産開発、アセットマネジメントなど幅広い分野で評価されており、不動産業界では歓迎要件や必須要件として設定されることも少なくありません。

また、不動産会社だけでなく、金融機関や不動産投資会社、REIT運営会社などでも評価されることがあり、不動産関連職種への転職において専門性をアピールする材料になります。

管理職・マネージャークラスのハイクラス転職で役立つ4つの資格

管理職やマネージャークラスの転職では、専門知識だけでなく、事業や組織をマネジメントする能力が求められます。ここでは、管理職としての知識やスキルをアピールする際に役立つ資格を紹介します。

管理職で役立つ資格1. 中小企業診断士

中小企業診断士は、経営戦略やマーケティング、財務、人事など、企業経営全般に関する知識を有することを証明できる国家資格です。

経営課題の分析や改善提案を行うための知識を体系的に学べるため、経営企画、事業企画、事業開発、コンサルティングなどの職種で評価されることがあります。また、経営者や事業責任者に近い立場で業務を行う際にも役立つ資格の一つです。

特に経営視点を求められるポジションでは、資格取得を通じて身につけた知識が業務に生かせる場面も多いでしょう。

管理職で役立つ資格2. 日商簿記1級

日商簿記1級は、企業会計や財務に関する高度な知識を証明できる資格です。

財務諸表の分析や原価計算、管理会計など経営判断にも関わる知識が求められるため、経理・財務部門だけでなく、経営企画や事業管理などのポジションでも評価されることがあります。

特に管理職になると、事業の収益性や予算管理への理解が求められる場面も増えるため、簿記1級で得られる知識は幅広い業界・職種で役立つでしょう。FO(最高財務責任者)などの財務・会計部門での上級職を目指す場合に、この資格は大きな強みとなるでしょう。
この資格が特に求められる職種には、経理部門の責任者・財務分析担当者・会計事務所のスタッフ・内部監査担当者などがあります。

管理職で役立つ資格3. PMP資格

PMP(Project Management Professional)は、プロジェクトマネジメントに関する知識や経験を証明する国際資格です。

プロジェクトの計画立案から実行、進捗管理、リスク管理まで体系的な知識が求められるため、大規模プロジェクトを担うマネージャーやリーダー層に評価されることがあります。

IT、製造、建設、金融、ヘルスケアなど幅広い業界で認知されており、プロジェクト推進力やマネジメント力を客観的に示す資格として活用できます。

管理職で役立つ資格4. マネジメント検定(経営学検定)

マネジメント検定(経営学検定)は、経営学や組織運営、マーケティング、財務会計、人材マネジメントなどに関する知識を体系的に学べる資格です。

管理職やマネージャーには、専門領域だけではなく組織全体を俯瞰して判断する力が求められます。本資格は、経営や組織運営に関する基礎知識を身につけていることを示す材料として活用できます。

経営企画、事業企画、コンサルティング、管理職候補などのポジションを目指す際には、経営知識を補強する手段の一つとなるでしょう。

資格を生かしてハイクラス転職を成功させよう

この記事で紹介した適切な資格をもっていることで自身の専門性を明確にアピールし、ハイクラス転職市場での競争力を高めることができます。

しかし、資格は転職成功のための一要素にすぎません。選考では経験やスキル、人間性なども総合的に評価されます。特にハイクラス転職では、専門知識や資格に加えて、リーダーシップ・人物像・コミュニケーション能力なども重要視されます。

そのため、ハイクラス転職においては資格だけでなく、適切な自己分析も必要不可欠となります。成功へ導くためには「転職エージェント」の活用も検討してみてください。

転職エージェントは応募者が保有する資格はもちろんのこと、スキルや経験、本人の希望も考慮したうえで求人を提案してくれます。企業の内部事情にも精通しているため、事前に入念な選考の対策を練ることも可能です。

転職エージェントに相談しつつ、もっている資格を最大限に活用し、適切な準備と戦略をもって転職活動に挑むことがハイクラス転職を成功に導く鍵となります。資格とともに、自分のキャリアをしっかりと見つめ直し、次のステップに進む準備を整えましょう。

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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

編集部

当サイトを運営する、JACの編集部です。日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。

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