IT営業職の転職事情|年収相場や求められるスキル経験を解説

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公開日:2025/06/06 / 最終更新日: 2025/06/06

IT営業は、企業の経営課題を的確に捉え、最適なITソリューションを設計・提案する高度なコンサルティング型営業です。SaaSやクラウド、セキュリティなどの無形商材を扱うため、単なる製品知識ではなく、顧客の業務プロセスやKPIに踏み込んだ提案力が求められます。

2025年現在、IT営業職の市場ニーズは依然として高く、SaaS、セキュリティ、データ分析、AI関連などの分野で即戦力採用が活発です。業界を問わずDXが加速する中、IT営業は「単なる営業職」ではなく、「事業成長を支える戦略プロ」として位置づけられています

ここでは、JAC Recruitment(以下、JAC)のコンサルタントがIT営業の年収相場や求められるスキル・経験を解説します。

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IT営業職の転職動向


近年、企業のDX化やクラウドシフトの加速にともない、IT営業の採用ニーズが急増しています。当社実績では、2023年と比較して2024年の新規求人数は2.7倍以上に増加しており、特に「システムインテグレーター」「ソフトウェア」「デジタルマーケティング」領域での求人増加が顕著です。こうした分野では、営業が顧客の課題を把握し、最適なITソリューションを提案する役割を担っており、提案力や技術理解力が求められています。

仕事内容の傾向としては、インサイドセールスやソリューション提案営業が中心となり、SaaS・クラウド・セキュリティなど、幅広い技術要素を踏まえた提案が求められる点が特徴です。単なるプロダクト営業から、課題解決型の営業へとシフトしており、顧客との中長期的な関係構築も重要なスキルとされています。

日系・外資系を問わず活躍の場が広がっているため、英語力を求める求人も多い傾向です。そのため、グローバル対応力がある方はさらに有利でしょう。今後もIT営業は、企業の成長戦略を支える重要なポジションとして、引き続き高い需要が見込まれます。

外資系IT営業職の転職動向はこちらをご覧ください

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IT営業職求められるスキルや経験


IT営業職への転職を目指す場合、企業から求められるスキル・経験・マインドは以下のとおりです。

・ITソリューション営業の経験(3年以上)
・SIerやITベンダーでのアカウント営業経験
・クラウド・ネットワーク・セキュリティに関する知識
・新規開拓営業の経験
・マネジメント経験(5名以上のチーム)

ここから、それぞれの内容を解説します。

ITソリューション営業の経験(3年以上)

IT業界でのソリューション営業経験は、多くの求人で必須とされている代表的なスキルです。ただし単なる物売りではなく、顧客の課題を分析し、IT製品やサービスを用いた解決策を提示する能力が求められます。

特に、SaaSやクラウドなどのBtoBプロダクトを扱った経験が求められており、法人営業経験と技術的な理解力のバランスが重要です。

SIer(システムインテグレーター)やITベンダーにおける、アカウント営業経験も重視されています。顧客企業との中長期的な関係構築や、大規模プロジェクトの提案・受注活動を担った経験は高く評価される傾向です。

金融・製造業などの業界に精通した営業経験や、複数部署を巻き込んだ調整力がある方は即戦力として歓迎されるでしょう。

IT営業においては、クラウド、ネットワーク、セキュリティといったインフラ領域の基本的な知識が欠かせません。エンジニアほどの技術力は求められませんが、顧客の要件を正確に把握し、技術部門と連携して提案できるレベルの理解が必要です。

また、ハイブリッドクラウドやゼロトラストなど、最新トレンドへのキャッチアップも重視されます。

既存顧客対応だけでなく、新規開拓型の営業経験も重視される傾向がみられます。ITソリューションは提案型営業であるため、潜在顧客に対して課題を発掘し、自社サービスの価値を論理的に訴求できる能力が必要です。

インサイドセールスを含むオンライン完結型の営業スタイルにも対応できる柔軟性があると、さらに評価が高まるでしょう。

一定規模以上のチームマネジメント経験も、一部のポジションで歓迎される要件です。プレイングマネージャーとして、個人として成果を出しながらメンバーの育成や案件の進捗管理を行った実績がある方は、リーダー候補としての採用可能性が高まります。

特に成長フェーズにある企業では、再現性ある営業プロセスを構築・運用できる方が求められています。

IT営業職の平均年収は941.3万円


JACの実績※では、IT営業の平均年収は約941.3万円です。年収のボリュームゾーンは650万円~1,100万円となっています。下記の表は年代別の平均年収ですが、企業規模や担当する領域、これまでのご経験によって、20代でも年収が1,400万円を超えるケースや30代で年収1,800万円以上、40代で年収2,000万円以上のケースもあります。

役職平均年収
メンバークラス910.4万円
管理職1,119.5万円

平均年収
日系企業735.2万円
外資系企業1,323.5万円

なお、一般的なIT営業の年収相場は466万円前後とされていますが、企業規模や成果、インセンティブの有無によって大きく変動します。特に外資系や大手IT企業では、平均年収が600万円~1,100万円に達するケースもあり、成果次第では年収1,000万円以上も十分に狙えるでしょう。

一方、通信・ネットワーク機器関連では402万円~763万円と幅広く、営業成績が直接年収に反映されるのが特徴です。

IT営業職の最新求人情報


JACでは、数多くのIT営業企画職の求人を取り扱っています。ここではその中から一部のIT企画職の求人をご紹介します。

※求人の募集が終了している場合もございます。ご了承ください。(2025年5月最新)

IT営業職への転職で有利となる資格


IT営業職の転職に役立つ資格をいくつかご案内します。

・ITパスポート
・基本情報技術者試験(FE)
・Salesforce 認定アドミニストレーター
・PMP(Project Management Professional)
・MOS(Microsoft Office Specialist)

以下から、各資格の内容を解説します。

ITパスポートは、情報処理推進機構(IPA)が実施する国家資格で、ITに関する基礎的な知識を広く網羅した内容となっています。ビジネス全般の知識に加えて、IT戦略、システム開発、ネットワーク、セキュリティ、マネジメントなど幅広い項目をカバーしており、IT営業職が業務に必要な最低限のITリテラシーを身につけるには最適です。

IT未経験者が営業職に転職する際の足がかりとして取得するケースが多くみられます。学習期間は1〜2カ月が目安で、比較的取得しやすく、入門資格としては非常に有効です。

参考:情報処理推進機構「ITパスポート試験」

基本情報技術者試験は、ITパスポートの上位に位置づけられる国家試験で、より実務に即したITスキルを問われます。内容はプログラミング、データベース、ネットワーク、セキュリティ、システム開発管理など多岐にわたるのが特長です。

IT営業として提案する製品・サービスの技術的な理解を深めるうえで非常に有効で、顧客との商談や社内の技術担当者との連携にも役立ちます。特に、SIerやインフラ系商材を扱う営業職において、プラスに評価される傾向があります。学習期間は3〜6ヵ月程度、合格率は2~3割程度と中級者向けの難易度です。

参考:情報処理推進機構「基本情報技術者試験」

Salesforce 認定アドミニストレーターは、世界的に利用されているCRMツール「Salesforce」の運用管理に関するスキルを証明する資格です。IT営業職の中でも、特にSaaSやクラウド型サービスの提案を行うポジションで求められる傾向があります。

顧客管理や営業支援ツールを自ら使いこなし、業務改善の観点から提案ができることが差別化につながります。資格取得には30〜50時間程度の学習が必要で、英語の試験対策が必要な点は注意が必要です。

参考:Trailhead「Certification – アドミニストレーター」

PMPは、米国PMIが認定する国際資格で、プロジェクトマネジメントの標準的な知識体系と実践スキルを有していることを証明します。大規模なシステム導入やソリューション提案を行うIT営業では、プロジェクト全体の進行状況やリスク、コスト管理などを理解していることが信頼につながるでしょう。

特に、エンタープライズ営業やPMとの連携が必要な職種で強く求められるスキルです。PMP取得者は管理職候補としての評価が高くなっています。取得には35時間以上の公式研修と実務経験が必要で、試験の難易度は高めです。学習期間は3〜6カ月が目安です。

参考:一般社団法人 PMI日本支部「PMP資格について」

MOSは、Microsoft社のOffice製品(Excel、PowerPointなど)の実践スキルを証明する資格です。IT営業の業務では、提案書・見積書・プレゼン資料の作成が日常的に発生するため、Officeツールの操作スキルが求められます。

MOS資格を取得していれば、作業の正確性とスピードが向上し、社内外での業務遂行能力の高さをアピールできます。特にPowerPointでの提案資料作成が多いSaaS営業や代理店営業などでは、その効果が実務に直結します。学習期間は2〜4週間ほどで、難易度も低いため早期取得が可能です。

参考:Microsoft Office Specialist「試験概要」


IT営業に特化した専任コンサルタントが、あなたの転職をサポートします。
業界における市場価値、レジュメの効果的な書き方、面接対策、企業傾向の情報収集など、
JACのコンサルタントにご相談ください。


IT営業のキャリアパスには、どのような種類があるのでしょうか。ここでは、5つのキャリアパスをご紹介します。

IT営業で継続的に成果を上げると、チームを統率するマネージャーやリーダー職への昇格が現実味を帯びてきます。営業戦略の策定、メンバーの育成・評価、部門横断の調整など、組織全体の成果を牽引する役割が求められます。


個人で高い営業実績を積み上げた後、チーム内での影響力を高め、マネジメントスキルを体系的に習得することが昇進の鍵です。特に、グローバルな異動制度をもつ企業では、社内外での信頼構築が昇格に直結します。

営業で培った顧客理解力と提案力を武器に、ITコンサルタントとして企業の経営課題に深く関与する道もあります。論理的思考力、課題解決力、業界横断的なIT知識が求められ、より上流の戦略立案に携わりたい方に適しています。


まずは多様な業界・案件を経験し、ITの基礎を固めた上で、コンサルティングファームへの転職や資格取得、プロジェクト参画を通じて専門性を高めるのが一般的なステップです。

営業現場で得た顧客インサイトを生かし、マーケティング職へ転身するケースも増えています。市場分析、プロモーション戦略、デジタル施策の立案など、データドリブンな意思決定が求められる領域です。


営業経験を通じて得た市場感覚を武器に、社内異動や転職でマーケティング部門に挑戦するのが一般的です。特に、SaaSやAI系スタートアップでは、営業×マーケのハイブリッドなスペシャリストが重宝されています。

顧客ニーズと市場動向を深く理解するIT営業経験は、プロダクトマネージャーとしての資質にも直結します。製品企画、開発ディレクション、KPI設計など、事業成長の中核を担うポジションです。


営業活動を通じて顧客課題を構造的に捉え、プロダクト開発部門との連携経験を積むことで、PdMへの道が開けます。特に、成長中のテクノロジー企業では、営業出身のPdMが活躍しています。

IT営業で得た製品知識やベンダー対応力を生かし、社内SEや情報システム部門で活躍する道もあります。ITインフラ整備、システム導入、セキュリティ対策など、より技術寄りのキャリアを志向する方に適しています。


営業経験を通じてITリテラシーを高めた後、社内異動や転職で情報システム部門に参画し、プロジェクト推進やIT資格取得を通じて専門性を高めるのが一般的です。

IT営業職への転職を成功させる5つのポイント


IT営業への転職を成功させるためには、以下の5つのポイントを押さえることが重要です。

・ソリューション営業の経験を定量的にアピールする
・新規開拓力と営業目標の達成実績を明確に示す
・IT製品・技術への理解と自走力を示す
・顧客業界別の実績と知見を整理して伝える
・転職エージェントを活用する

ここから、各ポイントの内容を確認しておきましょう。

IT営業では、単なる製品説明ではなく、顧客の経営課題に対するソリューション提案力が重視されます。特にSaaS、クラウド、ネットワーク領域での提案経験は即戦力と見なされます。書類審査では「どの業界のクライアントに対し、何をどう提案し、どのような成果を上げたか」など業界・提案内容・成果を数字で明示することが重要です。


「製造業向けにクラウドERPを導入、業務効率を30%改善」
「SaaS提案で年間契約額1.2億円を達成」など、

当社の実績では、新規開拓ができる営業のプロフェッショナルを求める企業が非常に多く、特に成長フェーズのIT企業では、未開拓市場を切り拓ける提案型営業に対するニーズが高まっています。そのため、職務経歴書や面接では「どのような手法で新規顧客を開拓したか」「KPIをどのように設計・運用していたか」「営業目標に対する達成率」などプロセスと成果をセットで示しましょう。


「新規開拓率80%、初回接点から受注までの平均リードタイム45日」
「KPI達成率120%(月間商談数・CVR)」など

多くの企業の募集背景には「営業部門の専門性を高めたい」「エンジニアに依存せず営業自身がある程度技術を理解して提案できる体制を整えたい」というニーズが散見されます。当社の実績でも、SalesforceやAWS、ネットワーク、セキュリティといったIT製品や技術に一定の理解をもつ方が求められる傾向です。資格・学習歴・実務活用例は積極的にアピールしましょう。

例:

「Salesforce認定資格取得」「AWS基礎研修修了」「ITパスポート保有」など

ITソリューションの提案においては、顧客が属する業界特有の業務プロセスや課題に即した提案が求められるため、業界知識や商習慣への理解は大きなアドバンテージです。当社の実績でも、特定業界(例:製造業、医療、金融、流通)に精通しており、継続的な提案やアップセルに成功している方が求められています。職務経歴書では、どのような業界でどのような課題に対して提案し、どのような結果をもたらしたのかなど、業界×課題×成果の構造で整理しましょう。

例:
「製造業向けにIoT導入支援、設備稼働率15%向上」

「医療業界でのSaaS導入により業務時間20%削減」など

IT営業職の転職市場では、求人票に書かれている内容だけでは把握できない「組織体制」「営業スタイル」「期待されるミッション」などが内定後のミスマッチ要因になるケースもあります。転職エージェントは、これら非公開情報を含めた企業分析や過去の選考傾向を踏まえた書類添削・面接対策により、通過率を高めてくれます。

また、IT業界は技術進化が早いため、求人動向も日々変化しています。信頼できる転職エージェントを活用することで、こうした変化をいち早く把握し、自身の市場価値や適正ポジションを客観的に把握できる点は大きなメリットです。転職を成功に導くためのパートナーとして、積極的に活用することをおすすめします。

IT営業職の職務経歴書の書き方はこちらをご覧ください。

  • IT営業の職務経歴書サンプルと書き方

    「IT営業職」の職務経歴書を作成する際に役立つサンプル・テンプレートをご用意。職種別の書き方ポイントも解説しています。 職務経歴書を見る採用担当者が知りたいのは、誰に(顧客)、何を(製品)、どんな方法で(営業スタイル)、… 続きを読む IT営業の職務経歴書サンプルと書き方

IT営業職への転職事例


ここからは、JACを活用してIT営業へ転職した事例をご紹介します。

広報職からIT営業職へ転職し年収が倍に

Yさん(男性/30代後半)

業種職種年収
転職前日系中堅教育機関広報650万円
転職後外資系大手テクノロジー企業IT営業1,300万円

Yさんは、広報・PRの専門性をさらに高めたいという思いから、転職を決意されました。大学卒業後、日系大手メーカーにて地方自治体向けの情報システム営業を経験。運用保守や改修提案に加え、自治体データを活用したDX関連の提案にも携わりました。

その後、大学法人に転職し、広報業務全般を担当。プレスリリースやSNS戦略、広報誌制作、メディア対応に加え、約5,000万円規模のWebサイトリニューアルを発注側のプロジェクトリーダーとして主導しました。理系女子の増加や大学ブランディングを目的とした多様なPR施策にも積極的に取り組み、裁量の大きい環境で創造性を発揮し、広報業務に強いやりがいを感じていたものの、人事異動により配置換えとなり、自身のキャリアを再考する転機となりました。

JACではYさんの発信力や実績を評価し、IT営業での活躍を前提としたポジションを提案。その結果、外資系大手テクノロジー企業への転職が決定し、年収は660万円から1,300万円へと大幅に上昇。グローバルな職場環境で、さらなる成長に挑戦されています。

外資系大手から外資系スタートアップへ。年収500万円以上アップ

Mさん(30代前半/男性)

業種職種年収
転職前外資系IT企業アカウントエグゼクティブ1,500万円
転職後外資系スタートアップ企業アカウントエグゼクティブ2,000万円

Mさんは外資系IT企業のアカウントエグゼクティブ。現職では「やり切った」感覚があり、次のチャレンジを模索していました。希望は「エンタープライズ向けの営業経験が積める」こと。そこでJACからご紹介したのが、外資系スタートアップ企業の増員求人です。

通常、エンタープライズ向け営業の求人では、エンタープライズ向け経験者が対象となります。Mさんは未経験でしたが、「入社後に教育していけるだけの受け入れ体制がある」として、採用に至りました。

Mさんが評価されたポイントは「達成意欲の高さ」。また、「コーチャブルな人(=素直さ・謙虚さなど、コーチングを受け入れられる姿勢や性質をもつ人)」であると判断され、早期キャッチアップの期待が持たれたのです。そのスタートアップ企業は基本の給与水準が高かったことから、エンタープライズ向け営業は未経験でありながら年収500万円以上のアップとなりました。

日系ベンチャーから外資系大手へ。年収200万円以上アップ

Dさん(30代後半/男性)

業種職種年収
転職前日系ITベンチャー企業営業マネージャー800万円
転職後大手外資系企業アカウントエグゼクティブ1,000万円

Dさんは日系の小規模ITベンチャーで営業マネジャーを務めていました。「高い成果を挙げても報酬に反映されない」「扱う製品がニッチで、キャリアの広がりがない」という理由で転職活動を開始されました。

結果、入社を決めたのは世界的に高いシェアをもつ大手外資系IT企業です。年収は200万円アップとなりました。

その企業では選考において「思考力」を重視しています。Dさんは前職で高い実績を挙げていたことに加え、その実績を挙げられた背景やプロセスについても面接でしっかりと回答でき、「主体性をもって行動できる」「成功体験を再現できる」と評価されたのです。

日系大手SIerから外資系大手へ。年収500万円以上アップ

Tさん(30代前半/男性)

業種職種年収
転職前日系大手SIer営業850万円
転職後外資系IT企業アカウントエグゼクティブ1,500万円

日系大手SIerで、大手企業を対象とするITのソリューション営業を務めていたTさん。主任まで昇格しましたが、今後のキャリアを考えたとき、今の会社でさらに成長していけるイメージが持てなかったそうです。「実力主義の環境でチャレンジし、スキルを磨きたい」と考え、転職活動に踏み切りました。

転職先に希望した条件は「経営者クラスに対して提案ができる」と「年収アップ」でした。それを叶えられる可能性は、日系SIerより外資系IT企業の方が高いことから、外資系へのチャレンジを決意。これまでの経験から、「エンタープライズ向け案件の経験」「経営層との折衝経験」「課題が明確でない段階からの提案経験」を整理して面接でアピールした結果、プラス評価につながり、採用に至りました。年収は500万円以上アップとなりました。


IT営業の仕事は、顧客企業の経営層や現場担当者、技術部門など多様な関係者と連携しながら、最適なITソリューションを提案・推進する責任あるポジションです。高い専門性や交渉力、業界知識が求められ、成果が企業の成長に直結するやりがいがあります。

JACは、IT業界や営業職に精通したコンサルタントが在籍し、転職希望者一人ひとりの経験や志向を深く理解したうえで、企業の組織風土や成長戦略まで踏み込んだ提案が可能です。担当コンサルタントが企業と転職希望者の双方を直接サポートし、他社にはない高品質な情報提供や交渉力を発揮します。さらに、グローバルネットワークを生かした外資系・海外案件にも強く、ハイクラス転職や年収アップを目指す方におすすめです。

IT営業への転職を検討している方は、ぜひJACへご相談ください。

この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


当サイトを運営する、JACの編集部です。 日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。