販促・PRの転職Q&A-転職を成功させるためにすべきこととは?

  1. 消費財(コンシューマー)業界×FAQ

公開日:2022/06/10 / 最終更新日: 2024/04/24


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Q.PR以外へのキャリアチェンジを考えています。例えば、ブランドマネージャーなどマーケティングの上流に進むことは可能でしょうか?


A.大企業でマーケティングの上流に進むことは難しいかもしれませんが、現職の中で上流に関わる経験をがあれば、その経験をアピール材料に中小企業やベンチャーへ転職することは可能です。大手〜中小企業でPRをされていた人が、新興のベンチャー企業でマーケティング全般を担うことは珍しくありません。ベンチャーの中で上流も含めたマーケティングの経験と知見を蓄えて、もう一度大手や中小のマーケの上流に進むステップも考えられますが、いずれにしても中長期的なのキャリア形成が不可欠になります。

消費財のブランドマネージャーなど、いわゆるマーケターは自社のプロダクトが売れるためのアクションを考えるのがミッションであるのに対し、PRは自社のプロダクトをメディアなどを通じて認知させるためのアクションを考える仕事ですので、それぞれに準じた経験と実績は必要不可欠です。一方でマーケターは人気職種であり、転職市場においても競合が多いため、未経験であれば、まずはベンチャーで経験を積むのが定石です。

Q.現職でデジタルを使ったPRの経験がないのですが、転職では不利でしょうか


A. 転職できますが、ハードルがかなり高いことはご理解ください。紙媒体などの経験を活かしたポジションへの応募であれば、ご紹介できる求人もありますが数に限りはあります。一方でSNSなどデジタルを活用したポジションをご希望であれば、ポテンシャルも考慮しながら求人をご紹介できますが、難易度は高くなるのが実情です。対策としては現職でデジタルの経験を積むなどキャリアアップと並行して、中長期的に転職活動を進めた方が良いでしょう。その際も転職市場の動向を面談でお伝えしたり、現職でできるキャリアアップについてのアドバイスをご提供することも可能です。

Q.異業界から消費財(化粧品)業界のPRに転職できますか


A.デジタルの経験があれば、比較的容易に転職できます。ただし、マス向けのPRはメディアや代理店とのリレーションの世界になるので、全くの畑違いになると難しい面もあります。化粧品業界への転職を例に挙げるとファッションや日用品、食品などのコンシューマー製品は親和性が高く、転職に対するハードルもさほど高くありません。加えてトレンドに対する感性が高い商品を扱っているか、ターゲットが近い商材を扱っているかもポイントになります。デジタル系のポジションに関してはリレーションよりもSNSアカウントの運用やキャンペーンの実績が問われる世界なので、親和性が低い業界であっても企業が求めている要件に合致していれば転職できる可能性があります。

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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment 編集部

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