1.熱処理技術開発
・適正な熱処理(浸炭・窒化他)を提案するための支援ツール(熱処理シミュレーション他)の技術開発
・高効率化を目指した製造現場との熱処理仕様検討及び製品展開
2.事業部の品質問題に関係する原因究明の分析評価およびその改善提案活動
基本的に自分の開発テーマと関連ある分野の調査をお任せしますが、住友重機械工業の製品群全般に対応できるのが理想です。
■当業務の面白み・魅力
機械メーカの材料技術部門として、適切な材料を選択・加工し、その材料の特性を活かして実際の機械製品に適用するところまで携われることができます。実機活用までは粘り強く取組むなど大変な一面もありますが、材料技術を通して自分が携わった商品が実際に市場に出て、社会に貢献する事が出来た時は、大きなやりがいを感じられ、それが面白み・魅力になると考えています。特に住友重機械グループは半導体関連からインフラ設備まで幅広い、多くの製品を扱っており、部品に求められる性能・品質、制約が大きく異なります。そのため、材料技術に関して求められる知識や経験も多様であり、これまでのキャリアを活かしつつ、常に新しい分野へ挑戦する事ができる土壌も整っていると考えます。
■キャリアステップイメージ
入社直後
・各種の教育プログラムが用意されており、開発業務を遂行する上で必要となるビジネススキルを個人のスキルに応じて習得することができます。
・材料技術開発に必要な分析評価技術は、担当する開発課題テーマの他、事業部からの依頼で行う様々な機種の分析評価を通じて、実務でスキルアップする環境が整っています。
5年後以降:住友重機械工業グループの商品群を理解して、製造プロセスにおける熱処理のあるべき姿に必要な技術課題を自ら設定し、それに取り組める人材になっていただく事、事業部が抱える技術課題について、ソリューションを提供できる人材になっていただく事を期待しています。
■配属部門のミッション
将来に渡って持続可能なモノづくり基盤技術を構築し社会に貢献する。
・研究開発:機械メーカとしての材料技術専門部署として、材料利用・加工技術によるプロダクトイノベーション開発を進める。
・調査依頼対応:各種分析評価技術により、製品品質問題に対して原因究明およびその解決や品質向上に寄与する活動を進める。
■職場の雰囲気や募集部門のメンバー構成
ベテランメンバーと若手の年齢層が多い、2極化した年齢比率でしたが、ベテランメンバーが定年退職を迎え若手が中堅となり、部署の中心となりつつある状況です。その中で、キャリア採用者も責任ある業務を任され活躍をしている状況なので、新たにメンバーに加わっていただくキャリア採用の方にも、活躍をしやすい環境かと考えます。
■活躍されている方の事例や評価ポイント
鉄鋼メーカにおける材料知識を活用される方や、品質管理業務をしていた経験を活かして品質向上に必要な技術課題に取組む方、自動車メーカの材料部門に属していた時の開発の考え方や経験を活用される方などがいらっしゃいます。
■キャリア入社者の声
電子部品企業の商品開発や公立研究機関での研究開発を経験した後、住友重機械工業に入社しました。多方面の製品を扱っている事を特色としている企業であり、研究所においても種々の製品の課題を取り扱っている事もあり、個々の社員への責任や裁量が比較的大きい会社と感じています。プレッシャーも大きいですが、新しい事にチャレンジをさせて貰える土壌もあり、やりがいを感じられる環境と感じています。
■出張頻度・出張先
出張の頻度は国内が月1回、海外出張は年1回程度を想定。国内の出張先は、横須賀製造所の他、各事業部拠点がメイン。
■テレワーク頻度
リモート可:リモートワークでの勤務が週2日以下
※材料評価などの実務時は出社必須
■フレックス:有
多くの社員が利用しており、通院、お子様の送迎など、生活に応じて利用しやすい環境にあります。
■休日:週休二日制, 土, 日, 祝日, GW, 夏季休暇, 年末年始