広報の年収ガイド|平均年収・年代別・役職別・成功事例を解説

広報職は、企業の顔としてブランド価値を高め、ステークホルダーとの信頼関係を築く重要なポジション。近年では、デジタル化やグローバル化の進展により、広報の役割はますます多様化・高度化しています。年収面では、戦略立案から実行までを担う裁量の大きさや、メディア対応・ブランド構築などの専門性が評価され、他職種と比べて高水準で推移しています。

本記事では、JAC Recruitment(以下、JAC)の成約データをもとに、広報職の年収傾向や転職成功事例を詳しく解説します。

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広報の平均年収と年代別年収

JACの成約実績※によると、広報職の平均年収は794.3万円です。年収の中心層は600万円〜900万円ですが、企業規模や担当領域、経験によっては30代後半で1,000万円を超えることもあり、30代・40代で1,500万円以上となるケースもあります。

特に、経営層との連携や危機管理広報、グローバル対応など高度な専門性が求められるポジションでは、年収が大きく伸びる傾向があり、広報戦略の立案から実行までを担う裁量の大きさが報酬に直結しています。

役職別

役職区分 平均年収
メンバー(課長未満) 663.9 万円
管理職(課長以上) 1005.6 万円

領域別

資本形態 平均年収
日系企業 796.2万円
外資系企業 770.3万円

業界別

業種(大分類) 平均年収
金融 1146.2万円
建設・不動産 932.9万円
消費財 922.1万円
Web 835.6万円
EMC(電機・電子機器) 815.5万円
商社 749.9万円
サービス 710.6万円
IT・通信 680.5万円
メディカル・バイオ 629.3万円

※当社実績(2023年1月~2025年8月、想定年収)

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広報職で年収アップを目指すには?

広報職として年収アップ・専門性アップを目指すなら、企業が求める人物像やスキルを理解し、戦略的にキャリアを構築することが重要です。ここでは、企業が求めるニーズ、スキルや経験について解説します。

  • 戦略広報の経験
  • 経営層との連携・危機管理広報
  • グローバル対応力・英語力
  • 業界・企業規模による年収差
  • マネジメント経験・部門統括

戦略広報の経験

広報が単なる情報発信にとどまらず、経営戦略と連動した「戦略広報」へと進化することで、企業価値向上に貢献できる即戦力として評価されます。IR・ESG・サステナビリティ領域との連携経験があると、年収800万円以上のポジションも視野に入ります。企業は、広報活動によってブランド価値を高める力を重視しています。

経営層との連携・危機管理広報

経営層と直接連携し、企業のレピュテーション管理や危機対応を担う広報は、意思決定に近い立場として評価される傾向があります。特に上場企業や外資系では、広報部長・マネージャークラスで年収1,000万円超も珍しくありません。危機管理広報の実務経験や、突発的な事案への柔軟な対応力が求められます。

グローバル対応力・英語力

海外拠点との連携や英語でのメディア対応、グローバルイベント運営などの経験は、外資系企業や日系グローバル企業での高年収ポジション獲得に直結します。TOEIC800点以上や海外駐在経験があると、年収が高めに設定されるケースがあります。英文リリース作成や海外メディアとの折衝経験も評価対象です。

業界・企業規模による年収差

同じ広報職でも、スタートアップと大手企業では年収に200万円以上の差が出ることもあります。特に金融・製薬・IT業界では広報の専門性が高く、年収水準が高めの傾向に。プライム市場上場企業やグローバル展開企業では、広報職にも高い報酬が提示される場合が少なくありません。

マネジメント経験・部門統括

広報チームのマネジメント経験があると、部長職や統括ポジションへの道が開けます。特に複数拠点やグループ企業を束ねる広報統括は、年収1,200万円以上の求人も存在。5〜10名規模の組織マネジメントや、他部門との連携を推進する力が評価されます。

広報職で年収アップを実現した転職成功事例

ITコンサルから外資系医薬品企業へ。グローバルPR戦略で年収1,500万円

Sさん(30代後半/女性)

業種 職種 年収
転職前 ITコンサルティング業 広報担当 900万円
転職後 外資系医薬品企業 広報マネージャー 1,500万円

Sさんは、海外の大学卒業後に外資系広報エージェントでキャリアを積み、国内外のクライアントに対する広報・マーケティング業務を通じて、広報の基礎力とグローバル対応力を磨いてきました。その後、外資系証券会社での社内外広報を経て、現職ではITコンサル系会社にてマーケティング&コミュニケーション業務に従事。社内外のコミュニケーション戦略など広報領域を網羅する実績を積み上げてきましたが、よりグローバルな環境でのキャリアアップを目指して転職を決意されました。

JACのコンサルタントは、SさんのTOEIC990点の英語力と、豊富な戦略広報の実務経験に注目。また、役員向けメディアトレーニングや海外チームとの連携プロジェクトも成功させている点などを踏まえ、グローバル×広報(社内外)という強みを生かせる、外資系医薬品企業の広報マネージャーを提案。

企業側では高い英語力が即戦力として高く評価され、年収は約600万円アップ。現在は、グローバルPR戦略の中核を担うポジションで活躍中です。

海外営業経験で培った企画力を武器に、年収1,450万円を実現

Oさん(40代前半/男性)

業種 職種 年収
転職前 電機・精密機器メーカー 商品企画 900万円
転職後 自動車メーカー マーケティング・広報 1,450万円

Oさんは、大学卒業後、日系電機メーカーに入社。営業・海外代理店営業を経て、海外支店に駐在し、現地市場調査や流通戦略、販促活動などをマネージャーとして推進。帰任後は商品企画部門にて、製品の企画・戦略立案を担当し、その後管理職に昇進し、マネジメントを担っていました。

今回の転職にあたり、JACのコンサルタントが特に注目したのが、商品企画とブランディングを融合した戦略立案力と、海外駐在経験を通じたグローバル視点。海外駐在中には売上規模を約2倍に拡大し、欧州市場でのブームを創出するなど、実績も豊富。また、国際会議でのプレゼンにも対応可能な英語力も鑑み、国内トップシェアのメーカーの広報ポジションを提案しました。

結果企業側にはOさんの柔軟性と企画力が高く評価され、ブランドの中核を担うポジションに就任。現在はブランディング活動を推進しつつ、コーポレートパブリッシングやマーケティング領域でも活躍が期待されています。

広報職への転職は、ぜひJACにご相談ください

JACは、プロフェッショナルの転職支援に特化したエージェントとして、広報職の転職においても豊富な実績を誇ります。特に、外資系企業や日系大手企業への転職支援に強みをもち、英語力やマネジメント経験を活かしたキャリアアップをサポートしています。

広報職特有の「戦略的コミュニケーション力」や「社内外ステークホルダーとの調整力」、「ブランド構築への貢献」など、広報職の強みを活かせるポジションへのご紹介に長けており、これまで多くの広報プロフェッショナルの年収アップ・キャリアステップを実現してきました。

広報職としてさらなる成長を目指す方は、ぜひJAC Recruitmentにご相談ください。

この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

編集部

当サイトを運営する、JACの編集部です。日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。

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