財務職の年収ガイド|平均年収・年代別・役職別・成功事例を解説

財務職は、年収水準の高さと専門性の深さから、ハイクラス層にとって極めて魅力的なキャリア領域。スキルや実務経験が報酬に直結し、他業界と比べても年収の伸び幅は大きい傾向にあります。また最近では、EV・海運・Eコマースなど新興業界の成長にともない、M&Aや資金調達、グローバル展開支援など、より戦略的な役割が求められるようになっています。

本記事では、JAC Recruitment(以下、JAC)の実績データをもとに、財務職の平均年収や年代別・役職別の年収傾向、企業タイプ別の違い、年収アップを実現した転職成功事例などを解説。現在募集中の求人情報も紹介し、キャリア形成に役立つ実践的な情報をお届けします。

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財務職の平均年収は880.3万円、年代別年収についても解説

JACの実績データによると、財務職の平均年収は880.3万円。年収のボリュームゾーンは700万円〜1,000万円です。

下記の表は年代別の平均年収ですが、企業規模や担当領域、経験によっては、30代でも年収1,000万円以上のオファーが提示されることがあります。年収は年功序列型ではなく、M&Aや資金調達、グローバル展開支援などの実務経験や英語力が報酬に直結する傾向が強く、専門性やマネジメント経験が年収に大きく影響します。

特に、外資系企業やプライム市場上場企業、EV・海運・Eコマースなどの新興業界における財務ポジションでは、年収が大きく広がる傾向が見られます。これらのポジションでは、戦略的ファイナンスや国際対応力が求められ、即戦力としての評価が年収に反映されやすくなっています。

役職別年収

役職 平均年収
メンバー(課長未満) 743.3万円
管理職(課長以上) 995.7万円

領域別年収(日系/外資)

企業タイプ 平均年収
日系企業 878.0万円
外資系企業 930.9万円

業種別年収

業種 平均年収
emc 864.6万円
it・通信 724.6万円
コンサルティング・シンクタンク・事務所 1,100.0万円
サービス 711.3万円
メディカル・バイオ 975.0万円
金融 1,022.0万円
建設・不動産 795.7万円
商社 908.2万円
消費財 856.9万円
流通 858.0万円

財務職の最新求人情報

JACでは多くの財務職の求人情報を取り扱っています。ここではその一部をご紹介します。

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財務職で年収アップを目指すには?

企業が求める人物像やスキルを理解することは、キャリア戦略を描くうえで不可欠です。ここでは、JACの実績をもとに、年収アップにつながる5つの重要ポイントを紹介します。

役職アップを目指す(本部長・部長クラス)

本部長クラスでは平均年収が約1,500万円、部長クラスでも約1,170万円と、課長未満(約740万円)と比べて大きな差があります。マネジメント経験や組織運営力を磨くことで、報酬水準の高いポジションへの道が開けます。

英語力を高める(中級・上級レベル以上)

英語力が「中級・上級以上」のグループでは平均年収が1,041万円となっており、グローバル案件や外資系企業との連携に対応できる方は高く評価されます。

高報酬業種を狙う(証券・金融・コンサル)

証券業界では平均年収が約1,471万円、金融・コンサルティング業界でも1,000万円超の水準が確認されています。専門性が高く、報酬体系が整った業種への転職は、年収アップの近道です。

企業属性を意識する(上場・外資系)

スタンダード市場の上場企業では平均年収が約1,227万円、外資系企業では930.9万円と、日系企業(878.0万円)よりも高めです。資本構成や市場ポジションを見極めることが、戦略的な応募先選定につながります。

経験値を積む(年齢との相関)

経験を積むほど年収が上がる傾向があります。若いうちから決算、資金調達、M&Aなど幅広い財務業務に携わることで、将来的な報酬の向上が期待できます。

財務の年収アップ転職成功事例

財務の年収アップした事例をご紹介します。

経営管理の知見を武器に、航空業から証券業へ転身し年収1,400万円を実現

Nさん(40代前半/男性)

業種 職種 年収
転職前 航空業/運輸業 経営管理 700万円
転職後 証券業/金融業 コーポレートファイナンス 1,400万円

Nさんは、航空業界で培った経営管理・管理会計のスキルを活かし、金融業界の財務戦略ポジションへと転職。JACの専任コンサルタントが、グローバルな財務戦略に携われるポジションを提案し、英語力やマネジメント経験が高く評価されました。

新たな職場では、グループ資本政策や戦略的出資案件の企画・支援、債務保証管理など、専門性の高い業務に従事。航空業界での経営企画・利益計画策定の経験や、経営層への提言・会議出席の実績も活かされています。

年収は700万円から1,400万円へと大幅にアップ。専門性とグローバル対応力が即戦力として評価され、昇給につながりました。今後は、財務基盤の強化や若手育成にも関わる予定で、キャリアの展望がさらに広がっています。

証券アナリスト資格を活かし、私募リートの資金調達責任者へキャリアアップ

Yさん(30代前半/男性)

業種 職種 年収
転職前 金融機関 証券化業務担当 1,000万円
転職後 不動産アセットマネジメント 資金調達担当(デッド・エクイティ) 1,200万円

Yさんは、金融機関および不動産投資会社で培った資金調達・財務分析・IR対応などの幅広い経験を活かし、私募リートの資金調達を担うポジションへとキャリアチェンジ。JACのコンサルタントが、デッド・エクイティ両面での資金調達に携われるポジションを提案し、証券アナリスト資格や宅建などの専門資格、そして実務経験が高く評価されました。

新たな職場では、私募リートの資金調達計画の策定、金融機関や投資家との折衝、収支計画の作成・管理など、より戦略的かつ実務的な業務に従事。これまでの証券化業務やIR、総務経験が活かされる環境で、社内外との調整力やドキュメンテーション能力も発揮されています。

年収は1,000万円から1,200万円へとアップ。専門性と即戦力としての評価が昇給につながりました。今後は、資金調達戦略の高度化やファンド運営の中核を担うことが期待されており、キャリアのさらなる発展が見込まれています。

財務職の転職ならJAC Recruitment

企業の経営を支える中核的なポジションであり、高度な専門性と戦略的視点が求められる財務職。JAC では、業界・職種に精通したキャリアアドバイザーが、あなたのこれまでの経験や強みを丁寧に言語化し、企業のニーズとマッチする最適なポジションをご提案します。グローバル企業や上場企業など、ハイレベルなポジションへの転職実績も豊富です。

財務職として次のステージへ進みたい方は、ぜひJAC Recruitmentにご相談ください。

この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

編集部

当サイトを運営する、JACの編集部です。日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。

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