戦略からテクノロジー、業務改革まで幅広い領域を手がけ、実力主義のもとで若いうちから高年収を狙える総合系コンサルティングの最大手、アクセンチュア。
アクセンチュアへ転職された方の平均年収は869.5万円。コンサルティング未経験から挑戦したい方や、専門性を生かしてさらに年収を高めたい方にとって、有力な選択肢の一つです。
本記事では、アクセンチュアの役職別・年齢別・職種別の年収や、同業他社と比べた年収について、JAC Recruitment(以下、JAC)が詳しく解説します。
目次/Index
アクセンチュアの平均年収は869.5万円
JAC経由でアクセンチュアへ転職された方の平均年収は869.5万円です。
アクセンチュアは非上場企業のため、全社的な平均年収を公表していません。公開されている数値の多くは口コミサイトや登録者データに基づく推定で、参照元によって開きがあります。
JACの転職実績では、アクセンチュアへ転職された方の平均年収は869.5万円となっています。コンサルティング業界の中では標準からやや高い水準にあたり、コンサルタント職や上位等級になるほど1,000万円を超える方も少なくありません。
アクセンチュアへの転職者の年収分布
アクセンチュアへ転職された方の年収は、600万〜800万円未満を中心に分布しています。
下のグラフと表は、JACの転職実績をもとにした年収帯ごとの割合です。中堅クラスの年収帯に集まりつつ、1,000万円を超える層も相応に存在します。

| 年収帯 | 割合 |
|---|---|
| 600万円未満 | 19.2% |
| 600万円〜800万円未満 | 31.5% |
| 800万円〜1,000万円未満 | 21.5% |
| 1,000万円〜1,200万円未満 | 9.2% |
| 1,200万円〜1,400万円未満 | 11.5% |
| 1,400万円以上 | 6.9% |
| 合計 | 100.0% |
※JACの転職実績データをもとに作成
最も多いのは600万円〜800万円未満で、全体の31.5%を占めます。これに800万〜1,000万円未満の21.5%と600万円未満の19.2%が続き、転職直後は中堅クラスの年収帯に収まるケースが中心です。前職の経験を生かしながら新たな環境で実績を積み上げていく段階に位置づく方が多いと考えられます。
一方で上位の年収帯の分布には特徴があります。1,200万〜1,400万円未満が11.5%と、1,000万〜1,200万円未満の9.2%を上回ります。年収が高いほど割合が単調に減るわけではなく、上位等級や専門性の高いポジションへ直接採用された層がこの帯を押し上げているとみられます。
1,400万円以上も6.9%にのぼります。アクセンチュアは役職や職種、キャリアレベルによって年収レンジが大きく異なるため、転職時にどの等級へ評価されるかがその後の年収水準を左右します。自身の経験がどのレベルに位置づくかを見極めて臨むことが、納得感のある年収で転職する鍵になるといえます。
アクセンチュアへ転職した67.7%が年収アップ、年収アップ額の平均は155.4万円
アクセンチュアへ転職された方の67.7%が年収アップを実現し、上がった方の平均上昇額は155.4万円です。
下の表は、JACの転職実績をもとにした転職前後の年収変動です。
| 年収変動 | 割合 |
|---|---|
| 変動なし | 1.5% |
| 1〜100万円未満アップ | 19.2% |
| 100〜200万円未満アップ | 30.0% |
| 200万円以上アップ | 18.5% |
| 年収ダウン | 30.8% |
| 合計 | 100.0% |
※JACの転職実績データをもとに作成
年収がアップした層で最も多いのは100〜200万円未満の上げ幅で、30.0%を占めます。200万円以上のアップも18.5%にのぼり、年収が上がった方に絞ると平均で155.4万円の上昇です。前職の専門性が上位等級として評価されれば、転職の時点でまとまった上げ幅につながります。
一方で、年収ダウンとなった方も30.8%と少なくありません。アクセンチュアは等級ごとに報酬水準が決まる仕組みのため、異業種から挑戦する場合などは入社時の等級が現職を下回り、一時的に年収が下がることがあります。ただし昇格に伴う上昇余地は大きく、入社後の評価しだいで中長期的な挽回を狙える環境です。
年収が上がるか下がるかは、転職前の職種やスキルがアクセンチュアのどの等級に当てはまるかで分かれます。目先の増減だけで判断せず、入社後の伸びしろまで含めて見極めることが、納得感のある選択につながると考えられます。
アクセンチュアの役職別年収
アクセンチュアの年収は役職と連動し、アナリストの600万円台からマネージング・ディレクターの2,400万円以上まで段階的に上がります。
アクセンチュアは年齢ではなく役職で報酬が決まる実力主義の仕組みで、同じ年代でも担う役職によって水準が大きく変わります。下の表で役職ごとの目安を整理します。
| 役職 | 想定年収 | 到達年次目安 |
|---|---|---|
| アナリスト | 600万〜750万円 | 1〜3年目 |
| コンサルタント | 800万〜1,200万円 | 3〜6年目 |
| アソシエイト・マネジャー | 800万〜1,400万円 | 5〜8年目 |
| マネジャー | 1,100万〜1,700万円 | 5〜10年目 |
| シニア・マネジャー | 1,500万〜2,100万円 | 10〜15年目 |
| マネージング・ディレクター | 2,400万円〜 | 15年目以降 |
※想定年収・到達年次はいずれもJACが把握している目安です。部門や評価、入社時の条件により変動します。
新卒・中途ともにアナリストやコンサルタントが入り口です。この層はマネジャー未満にあたり、残業代が全額支給されるため、繁忙期は表の目安を上回ることもあります。数年でコンサルタントへ昇格すると、年収800万円台に届く方が多くなります。
年収が大きく動くのはマネジャーへの昇格時です。管理職扱いとなり残業代はなくなりますが、基本給が引き上げられ、1,000万円を明確に超える水準に入ります。以降はシニア・マネジャー、マネージング・ディレクターと、案件統括や収益責任の重さに応じて報酬が積み上がります。
昇格のスピードが年収を最も左右します。標準は1つの役職につき3〜4年ですが、評価が高ければ1〜2年で上がる方もいます。中途入社ではアナリストとコンサルタントのどちらで評価されるかが初年度の年収を分けるため、AIやクラウドなどアクセンチュアが強化する領域の専門性をもつ方は、上位の役職での採用につながりやすくなります。
アクセンチュアの年齢別年収
アクセンチュアの年収は年齢とともに上がり、20代の600万円台から50代では1,300万〜1,600万円が目安です。
昇進していくと年収がどう変わるかを具体的につかむため、年代別の実績データで推移を見ます。下の表は、JACの転職実績にもとづくアクセンチュアの年齢別の想定年収です。年代が上がるほど水準が上がり、同じ年代のなかでも金額の幅が広がります。
| 年齢 | 想定年収 |
|---|---|
| 25〜29歳 | 600万〜750万円 |
| 30〜34歳 | 700万〜1,000万円 |
| 35〜39歳 | 850万〜1,100万円 |
| 40〜44歳 | 850万〜1,300万円 |
| 45〜49歳 | 1,000万〜1,500万円 |
| 50歳以上 | 1,300万〜1,600万円 |
※JACの転職実績データをもとに作成
20代から相応の水準に届きます。25〜29歳で600万〜750万円、上振れすれば約950万円に達し、昇進が早ければ若いうちから大台に近づきます。
注目したいのは、年代が上がるほど想定年収の幅が広がる点です。30代で上限が1,000万円台に乗り、40〜44歳では850万〜1,300万円とレンジが大きく開きます。同じ年代でも役職によって差がつくため、年齢そのものより昇進の度合いが年収を決めます。
最大値は40代以降で大きく伸び、シニア・マネジャーやマネージング・ディレクターへ到達した層が、この上限を押し上げています。下限も45歳を境に1,000万円を超え、在籍を重ねて昇進していくほど、高い水準で安定することがわかります。
アクセンチュアの職種別年収
アクセンチュアの想定年収は職種で大きく異なり、戦略コンサルタントの上限3,000万円から業務系職種の500万円台まで開きがあります。
下の表は、アクセンチュアの求人でみられる主な職種別の想定年収の目安です。同じ社内でも、担う領域によってレンジが変わります。
| 職種 | 想定年収 |
|---|---|
| 戦略コンサルタント | 800万〜3,000万円 |
| ビジネスコンサルタント | 600万〜2,000万円 |
| ITコンサルタント・テクノロジーコンサルタント | 550万〜1,800万円 |
| データサイエンティスト・AIアーキテクト | 600万〜1,800万円 |
| エンジニア(システム開発・クラウド) | 500万〜1,500万円 |
| デジタルマーケティング・クリエイティブ | 600万〜1,500万円 |
| オペレーション・業務スペシャリスト | 500万〜1,200万円 |
※アクセンチュアの公開求人・採用情報をもとにした想定年収の目安です。経験やスキル、等級により変動します。
最も高いのは戦略コンサルタントです。クライアントの経営課題に直接アプローチする領域で、シニア・マネジャー以上では2,000万円を超える例も珍しくありません。上限は3,000万円近くに届きます。
技術系の水準も上がっています。かつてエンジニアはコンサルタント職より低めとされてきましたが、DX需要の拡大で技術系の年収は年々上昇しています。希少性の高いデータサイエンティストやAIアーキテクトは特に高く、公式採用ページの新卒標準年収でも、AI・データ系職種は約754万円と、コンサルタント職を上回る設定です。
職種でレンジは違っても、最終的な年収は等級と評価で決まります。どの職種からでも上位等級に届けば高水準に乗るため、転職では希望職種のレンジと自身の経験の接点を見極めることが、納得感のある年収につながります。
アクセンチュアと同業他社の年収比較
アクセンチュアの求人票での提示年収は、同業のなかで下限が最も低く、幅広い層に門戸を開いている点が特徴です。
アクセンチュアは総合系コンサルティングファームの最大手で、BIG4系のデロイトやPwC、KPMG、EY、日系のアビーム、独立系のベイカレントと比較されることが多い企業です。下の表は、JACがお預かりする求人票の提示年収を、下限・上限の平均でまとめたものです。
| 企業 | 下限平均額 | 上限平均額 |
|---|---|---|
| アクセンチュア | 539.0万円 | 1,894.6万円 |
| EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 695.5万円 | 1,745.9万円 |
| デロイト トーマツ コンサルティング | 780.0万円 | 2,000.0万円 |
| PwCコンサルティング | 659.0万円 | 2,098.9万円 |
| KPMGコンサルティング | 613.9万円 | 2,062.1万円 |
| アビーム コンサルティング | 638.5万円 | 1,603.0万円 |
| ベイカレント | 718.1万円 | 1,485.7万円 |
※JACでお預かりしている求人データより作成(2026年5月29日現在)
目を引くのはアクセンチュアの下限です。539.0万円と同業で最も低く、求人レンジの裾野が広い点が特徴です。上限は1,894.6万円で、同業他社と比較しても高い水準となっています。
BIG4系は上限が高く、PwCの2,098.9万円やKPMGの2,062.1万円が全体を引き上げています。デロイトは下限780.0万円が最も高く、今回集計対象となった求人では比較的高い年収帯の求人が中心となっています。ベイカレントは下限が高めで上限との差も比較的小さく、他社と比べて年収レンジがコンパクトな傾向が見られます。
比較からわかるのは、企業ごとの平均年収だけでなく、自身がどのレンジで評価されるかが重要だという点です。実際の提示年収は、経験やスキル、入社時の等級によって大きく異なります。複数社の求人を比較することで、自身の市場価値やキャリアの選択肢をより客観的に把握できるでしょう。
アクセンチュアの年収に関する質問・疑問
アクセンチュアの年収は、入社時の等級と職種、その後の評価で決まります。
中途採用の年収レンジや新卒との違い、公式に公表された初任給、年俸制とボーナスの仕組み、お金にかかわる福利厚生まで、応募前に押さえておきたい疑問を順に整理します。
- アクセンチュアの中途採用の年収は?
- アクセンチュアの初任給・新卒時の年収は?
- アクセンチュアの給与制度・ボーナスは?
- アクセンチュアの福利厚生・手当は?
アクセンチュアの中途採用の年収は?
中途の年収は、前職の経験と入社時の等級で決まります。
アクセンチュアは基本給を職務やスキル、パフォーマンス、職位に基づいて決めています。等級ごとの金額は公表されておらず、同じ職種でもどの等級で迎え入れられるかによって初年度の年収は変わります。
JAC経由でアクセンチュアへ転職された方の平均年収は869.5万円です。前職の専門性がアクセンチュアの担当領域とどう結び付くかが、提示される等級を左右します。自身の経験がどの等級で評価されるかを応募前に見極めておくと、年収面で納得のいく転職につながるでしょう。
参照:アクセンチュア「福利厚生・制度・手当」(2026年6月時点)
アクセンチュアの初任給・新卒時の年収は?
アクセンチュアの新卒の標準年収は、職種により663万円または754万円です。
公式の新卒採用ページによると、ビジネスコンサルタントやデジタルコンサルタント、ソリューション・エンジニアの標準年収は663万円で、基本給は480万円(月額40万円)です。戦略コンサルタントやデータサイエンティスト、AIアーキテクトはこれより高く、標準年収754万円・基本給約551万円が設定されています。
専門性の高い職種ほど初任給が高い構成で、年俸を12分割して毎月支給する仕組みです。
アクセンチュアの給与制度・ボーナスは?
アクセンチュアは年俸制で、基本給は職務やスキル、職位に応じて決まります。
年俸を12分割した額が毎月支給されます。賞与は社員の成果やビジネスへの貢献に報いるもので、役割や勤務地によっては複数の賞与が対象になる場合もあります。
基本給を決める要素に職位が含まれるため、上位の等級へ昇格すると年収の水準そのものが切り上がります。時間外勤務手当や深夜勤務手当も支給の対象で、稼働の多い時期は月々の支給額が増えます。
参照:アクセンチュア「福利厚生・制度・手当」(2026年6月時点)
アクセンチュアの福利厚生・手当は?
お金にかかわる主な制度として、住宅手当や従業員株式購入プラン、確定拠出年金が用意されています。
手当の対象は時間外勤務手当、深夜勤務手当、出張手当、住宅手当、交通費です。支給条件や金額は公表されていないため、応募の段階で確認しておくとよいでしょう。
従業員株式購入プラン(ESPP)では自社株を15%割引で購入でき、給与の最大10%を購入に充てられます(2026年6月時点)。確定拠出年金は会社が基本給の5%を毎月拠出し、上限を超える分は前払い退職金として支給されます。こうした制度を含めると、額面の年収以上に実際の待遇が底上げされる点が、アクセンチュアの報酬の特徴です。
参照:アクセンチュア「福利厚生・制度・手当」(2026年6月時点)
アクセンチュアへの転職なら、JAC Recruitment
アクセンチュアは総合系コンサルティングの最大手で、戦略からテクノロジー、業務改革まで幅広い領域を担います。職種や等級によって、採用要件も年収水準も大きく異なる企業です。
そのため、自分の経験がどの領域・等級で評価されるかの見極めが、転職の成否を左右します。事業構造や職種ごとの採用基準、想定年収のレンジを正しく把握したうえで応募することが欠かせません。
JACは、外資系・グローバル企業やコンサルティング業界のハイクラス転職で、豊富な支援実績をもちます。企業の採用ニーズと転職希望者のキャリアの双方を理解するコンサルタントが、アクセンチュアの最新のポジション要件を踏まえ、一人ひとりの経験や専門性を評価したうえで最適なキャリアを提案します。
アクセンチュアへの転職をお考えの方は、ぜひJACにご相談ください。
