Webマーケティング職の転職事情|難易度や成功のポイントとは

DXの加速により、事業成長を左右するポジションとして存在感を高めているWebマーケティング職。

転職市場は、施策運用にとどまらず戦略設計やデータを活用した意思決定に関わりたい方にとって、大きな変化の局面を迎えています。特に「より上流の役割を担いたい」「事業に近い立場で価値を発揮したい」と考える方にとって、選択肢は着実に広がっています。

本記事では、Webマーケティング職の転職市場動向や最新求人情報、未経験からの転職難易度について、JAC Recruitment(以下、JAC)が整理して解説します。

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Webマーケティング職の転職市場動向

Webマーケティング職の転職市場は、現在も堅調な拡大基調が続いています。企業の成長戦略に直結するポジションとしての位置付けが明確になり、業界を問わず安定した需要が生まれている点が最大の特徴です。背景には、デジタルチャネルが顧客接点の主軸となり、集客から購買、継続利用までを一気通貫で設計する重要性が高まっていることがあります。

SaaS・IT・ECに加え、製造業や金融などオフライン中心の業界でも、リード獲得や顧客育成を目的にWebマーケティング強化が進んでいます。事業会社では、代理店任せから脱却し、自社で戦略設計から運用・改善までを担う体制構築が進んでいます。そのため、SEOや広告運用に加え、データ分析やCRMを含む全体設計を推進できるスペシャリストの評価が高まっています。

キャリア面では、事業KPIを踏まえて施策を設計し、他部門と連携して成果を出してきた経験が重視されます。また、組織拡大期にはチーム立ち上げや外部パートナー管理の経験も評価されます。

今後の市場を見通すと、Webマーケティング職は、さらに専門性と戦略性が問われる領域へと進化していくでしょう。生成AIやデータ基盤の高度化により、施策実行のスピードが上がる一方、何を目的にどの指標を追うのかという設計力の差が成果に直結します。単なる集客担当ではなく、事業成長を見据えてデジタル戦略を描ける方にとって、選択肢が広がり続ける市場だといえます。

Webマーケティング職の最新転職・求人情報

Webマーケティング職の求人は、SaaSやITサービス企業でデジタル施策全体を統括するポジションに加え、製造業やBtoB企業でリード獲得やブランド強化を担う求人も増えています。

具体的には、SEOや広告運用を軸にしながら、データ分析やMAツールを活用して顧客接点を最適化する役割や、プロダクトや営業部門と連携し、事業KPIの改善に関わるポジションが中心です。マネジメント経験者には、チーム立ち上げや外部パートナーの統括を期待する求人も見られます。

ここでは、JACが保有しているWebマーケティング職の一部をご紹介します。

GMOインターネットグループ株式会社:Webマーケティング(GMOとくとくBB)

株式会社L&E Group:WEBマーケター(広告運用)

株式会社無限:【WEBマーケティング/未経験OK】20人で年商46億の少数精鋭チーム

先端領域(AI/DXやGXなど)関連の人材育成・支援企業:Webマーケター(toC)

オンライン予備校運営企業:Webマーケター

GMOあおぞらネット銀行株式会社:WEBマーケティング企画(CRM)

ヘルスケアベンチャー企業:WEBマーケティングマネージャー

※募集が終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。(2026年4月最新)

JACが取り扱う求人の大半は非公開となっており、公開されていない案件も多数存在します。非公開求人も含めて、Webマーケティング職の求人紹介を希望される方は、ぜひJACへご相談ください。

>>非公開求人について詳しく知りたい方はこちら

Webマーケティング職が求められる主な転職先候補

Webマーケティング職の需要は、特定の業界に限定されず、事業モデルや成長フェーズに応じて、求められる役割が明確に分かれています。ここでは、代表的な転職先ごとに、Webマーケティング職が担う役割と、どのような企業でニーズが高まっているのかを整理します。

  • 大手事業会社(製造業や小売業など)
  • マーケティング支援会社・広告代理店
  • プラットフォーマー

大手事業会社(製造業や小売業など)

大手事業会社におけるWebマーケティング職は、事業基盤の強さを生かしながら、デジタル領域での競争力を高める役割を担います。既存事業の売り上げ拡大やブランド価値向上を目的に、中長期視点でマーケティング戦略を設計できる方が強く求められています。

製造業では、これまで営業主導だった顧客開拓を、Web経由で高度化する動きが進んでいます。製品情報や導入事例を通じて見込み顧客を育成し、営業活動につなげる仕組みづくりが中心業務です。小売業では、ECサイトや公式アプリを起点に、購買データを分析しながらLTVを高める施策設計が期待されます。

広告運用やSEOなどの個別施策に加え、部門横断で全体最適を設計してきた経験が評価されます。マーケティングKPIを可視化し、経営層へ説明してきた実績も強みとなります。

マーケティング支援会社・広告代理店

マーケティング支援会社や広告代理店では、複数の業界やビジネスモデルに触れながら、専門性を磨ける点が特徴です。Webマーケティングの知見を武器に、クライアントの事業成長を直接支援したい方に適した環境といえます。

業務は、広告戦略の立案、広告運用、SEO改善、データ分析など多岐にわたります。近年は施策単体ではなく、事業戦略まで踏み込んだ支援が求められるため、業界構造や収益モデルを理解した提案力が重要です。

特に成長している支援会社では、特定業界に強みをもつ、もしくはデータ活用やCRM領域に特化しているケースが多く見られます。そうした環境では、専門領域を深めながら、将来的にマネジメントや戦略設計を担う立場へ進む道も描きやすくなります。

プラットフォーマー

プラットフォーマーにおけるWebマーケティング職は、自社サービスの成長を牽引する中核的な役割を担います。データを起点にユーザー行動を分析し、プロダクト改善とマーケティング施策を連動させられる方への需要が高まっています。

具体的には、ユーザー獲得から利用定着までの導線設計や、機能改善と連動したコミュニケーション施策の企画が、主な業務です。広告やコンテンツだけでなく、UIやUXへの理解も求められる点が特徴といえるでしょう。

こうした企業では、スピード感のある意思決定と仮説検証が日常的に行われます。そのため、数字をもとに改善を重ねてきた経験や、プロダクトチームと協働して成果を出してきた方は、高く評価される傾向にあります。事業成長の最前線で、自らの判断が数値に反映される環境を求める方にとって、有力な転職先となります。

未経験からWebマーケティング職への転職は難しいのか

Webマーケティング職は専門性が高い一方で、キャリア設計次第では未経験でも挑戦可能です。ここでは、ハイクラス帯における難易度とその乗り越え方を整理します。

  • 完全未経験からハイクラス帯のWebマーケティング職への転職は困難
  • 20代:ポテンシャル重視だが、論理的思考力や事業構築力を武器に上流ポジションを狙う
  • 30代:法人営業・PMなどの実績・経験をマーケティング文脈に翻訳する必要がある
  • 40代以降:現場実務ではなく、事業責任者としての統合力が求められる

完全未経験からハイクラス帯のWebマーケティング職への転職は困難

ハイクラス帯では、Webマーケティング未経験者が、即戦力として採用される可能性は高くありません。広告やSEOの知識よりも、売上構造やKPIを踏まえて戦略を描けるかが重視されるためです。

そのため転職可能性を高めるには、これまでの職務経験の中で、数値目標に基づき課題を分解し、改善策を設計してきた実績が重要です。法人営業であれば、顧客獲得から継続利用までのプロセス設計、PMであれば、関係者を束ねながら成果を出した経験が評価対象になります。Webマーケティングの知識は後天的に補えますが、事業を構造的に捉える視点は、短期間では身に付きません。この差がハイクラス帯での難易度を押し上げています。

20代:ポテンシャル重視だが、論理的思考力や事業構築力を武器に上流ポジションを狙う

20代の未経験者は、育成前提で評価される余地が比較的残されています。ただし上流ポジションを狙うには、自ら仮説を立てて改善に取り組んできた姿勢が不可欠です。学生時代や前職でのプロジェクト経験を通じて、課題設定力や数値への向き合い方を示せるかどうかが分かれ目になります。Webマーケティングを単なるスキル習得ではなく、事業づくりの一環として捉えている点を伝えることが重要です。

30代:法人営業・PMなどの実績・経験をマーケティング文脈に翻訳する必要がある

30代では、即戦力性が強く求められます。未経験であってもこれまでの実績をマーケティング視点で再構築できれば、評価対象になります。法人営業での提案設計やPMとしての進行管理は、顧客理解や施策設計と親和性があります。重要なのは、経験を職種名で語るのではなく、事業成果にどう貢献したかを言語化することです。その翻訳精度が転職の成否を左右します。

40代以降:現場実務ではなく、事業責任者としての統合力が求められる

40代以降の未経験転職では、施策レベルの実行力は評価軸になりません。企業が期待するのは、マーケティングを含めた事業全体を、どう設計し意思決定してきたかという視点です。組織マネジメントや事業責任を担ってきた経験があれば、Webマーケティングは手段の一つとして位置付けられます。求められるのは、統合的な事業推進力です。

Webマーケティング職への転職で求められる経験・スキル・マインド・資格

Webマーケティング職では、施策を実行できるかどうか以上に、事業成果にどう結び付けてきたかが評価されます。転職市場では、経験の質や再現性、そして意思決定に関わる姿勢など、総合的に見られる点が特徴です。

  • 大規模予算の運用と組織マネジメント経験
  • ロジカルシンキング×コミュニケーション能力
  • 各種データを分析するスキル
  • 仮説思考とオーナーシップ
  • 実務能力の証明としてGAIQ・統計検定など

大規模予算の運用と組織マネジメント経験

Webマーケティング職では、一定規模以上の予算を扱いながら、成果責任を担ってきた経験が高く評価されます。広告費や制作費を単に消化するのではなく、投資対効果を意識しながら配分を判断してきた実績が重要です。特にハイクラス帯では、月次や四半期単位で数値を追い、改善判断を行ってきたかが問われます。

また個人で完結する業務ではなく、社内外の関係者を束ねてきた経験も重要になります。メンバーや外部パートナーの役割を整理し、進行や品質を管理してきた実績は、組織としてマーケティング成果を出せるかどうかの判断材料になります。事業成長と組織運営を同時に考えてきた方ほど、評価は高まりやすい傾向です。

ロジカルシンキング×コミュニケーション能力

Webマーケティングでは、課題を分解し施策を論理的に設計する思考力が求められます。また、営業や開発、経営層との連携が多いため、根拠に基づいた説明や合意形成のスキルも重要です。

数字や根拠をもとに説明し、相手の立場を踏まえて調整してきた経験は、大きな強みになります。論理と対話の両立ができるかどうかが、上流ポジションでの評価につながります。

各種データを分析するスキル

Webマーケティングでは、アクセスデータや広告指標を読み取り、施策改善へつなげる分析力が求められます。特に評価されやすいのは、仮説・検証・改善を継続してきた経験です。分析結果を行動に落とし込み、成果につなげたプロセスを説明できれば、再現性のあるスキルを備えていると判断されやすくなります。重要なのは、ツールの習熟度よりも、データをいかに意思決定に生かしてきたかです。

仮説思考とオーナーシップ

Webマーケティング職では、正解が用意されていない状況で判断する場面が少なくありません。その中で価値を発揮するのが、仮説を立てて行動し、結果を踏まえて修正する姿勢です。環境変化が早い領域だからこそ、試行錯誤を前向きに回してきた経験が評価されます。

また、施策の一部を任される立場ではなく、成果に責任をもつ意識も重要です。数字が伸びなかった場合に要因を分析し、次の一手を考えてきたかどうかが問われます。自ら課題を定義し主体的に動いてきた方ほど、上位ポジションへの転職可能性は高まるでしょう。

実務能力の証明としてGAIQ・統計検定など

Webマーケティング職では、資格で採用が左右されることは多くありません。ただし、知識や基礎理解を客観的に示す材料として有効です。代表的なものとして、Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)や統計検定などが挙げられます。

これらの資格は、分析や数値理解の補足資料として評価されます。特に、未経験や経験が浅い場合には、学習意欲や基礎力の裏付けとして意味をもちます。ただし、資格はあくまで補助要素であるため、最終的に重視されるのは、知識をどう生かしてきたかです。

Webマーケティング職へ転職した方の想定平均年収は735.9万円

Webマーケティング職は、専門性と事業への影響度が高い職種であり、年収水準も全体として高めに設定される傾向があります。JACの実績をもとにした想定平均年収は、735.9万円となっています。これは、デジタル領域における中核ポジションとしての評価が反映されています。

年代想定平均年収
20代後半610.8万円
30代前半674.8万円
30代後半804.8万円
40代前半802.1万円
40代後半914.2万円
50歳以上812.8万円

年代別に見ると、20代後半で一定の水準からスタートし、30代後半には804.8万円まで上昇。専門性と成果が年収に結び付き始める段階といえます。40代前半はやや落ち着くものの、40代後半では914.2万円と、再び高水準に達します。50歳以上では812.8万円となっており、運用スキルに加え、戦略設計や組織統括の経験が評価されている様子が読み取れます。

役職想定平均年収
課長未満654.9万円
課長以上924.7万円
部長以上1,057.3万円

役職別に見ると、担う責任範囲による差は明確です。課長未満では654.9万円にとどまりますが、課長以上になると924.7万円まで上昇します。さらに、部長以上では1,057.3万円と大台を超えており、Webマーケティングを手段として、事業全体を統括してきた経験が報酬に反映されていると考えられます。

企業属性想定平均年収
日系729.4万円
外資系782.2万円

企業属性別では、日系企業の想定平均年収が729.4万円であるのに対し、外資系企業は782.2万円とやや高い水準です。外資系では成果指標が明確であり、戦略立案や意思決定への関与度が高い点が年収差につながっていると考えられます。

これらのデータからわかるとおり、Webマーケティング職の年収は、年齢よりも役割と責任の大きさに左右されます。施策運用にとどまらず、戦略設計や組織マネジメントの経験者ほど、転職時に高い評価を得やすい傾向にあります。

※データはすべて当社実績(2023/10-2025/12、想定年収より)

Webマーケティング職の転職事例

ここからは、JACが提供する転職支援サービスを利用し、Webマーケティング職への転職を成功させた事例を紹介します。

日系メーカーのWebマーケティング責任者へ転職した事例

Nさん(30代後半/男性)

業種職種年収
転職前サービス業Webマーケティング650万円
転職後日系メーカーWebマーケティング責任者700万円

サービス業でWebマーケティングを担っていたNさんは、一定の裁量をもって業務に取り組んでいたものの、役割がプロモーション領域に限定されている点に課題意識をもっていました。商品やサービスがすでに決まった状態で集客を担う立場では、企画や経営判断に関与できず、マーケターとしての成長に限界を感じていたといいます。自ら構想したサービスを市場に届け、事業全体に関わりたいという思いから転職を検討し始めました。

当初は同業界で、より規模の小さな企業を想定していましたが、面談を通じてこれまでの経験を整理すると、数値設計や施策統括、関係部門との調整を担ってきた点が強みとして浮かび上がりました。そこでJACのコンサルタントは、業界を限定せずマーケティング責任者として、事業成長に深く関われる日系メーカーの求人を提案しました。異業界ではあるものの、サービス企画から販売戦略まで一貫して関与できる点が、希望と合致し選考はスムーズに進みました。

転職後はWebマーケティング責任者として、施策運用にとどまらず、サービス設計や事業戦略の立案にも携わっています。年収は650万円から700万円へと上昇し、役割と裁量の両面で大きな変化を得る結果となりました。本事例は、自身の経験を客観的に整理し視野を広げたことで、想定していなかった選択肢にたどり着いた好例といえます。

※事実に基づいていますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないよう内容を一部変更しています。

大手事業会社でソートリーダーシップ発信を担うWebマーケティング責任者へ転職した事例

Jさん(40代前半/男性)

業種職種年収
転職前コンサルティング広報PR1,300万円
転職後システムインテグレーターWebマーケティング1,600万円

Jさんは、コンサルティング業界で広報PRとマーケティングを担い、専門領域の知見をコンテンツ化して社会へ届ける役割を担ってきました。一方で、経営に近い立場で事業成果につなげたい思いが強まり、事業会社への転職を検討し始めました。

JACのコンサルタントは、面談でメディアリレーションに加え、テーマ選定から企画・編集、セミナー設計までを一気通貫で推進してきた点、少人数のマネジメント経験を整理しました。そのうえで社内のインサイトを起点に、市場分析とブランディングを強化する大手システムインテグレーターのWebマーケティング(部長以上)を提案。Jさんの価値ある示唆を構造化し社内外を巻き込み発信する力を、生かせると判断したためです。

結果として、年収は1,300万円から1,600万円へ上がりました。転職後は都内勤務で、重点領域に沿ったメッセージ開発とコンテンツ制作を主導し、グローバル発信の強化に関わっています。

※事実に基づいていますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないよう内容を一部変更しています。

外資系製薬企業でデジタルアナリティクス領域を統括するWebマーケティング職へ転職した事例

Aさん(30代前半/女性)

業種職種年収
転職前食品・飲料ブランディング800万円
転職後医薬品Webマーケティング1,150万円

Aさんは、食品・飲料業界でブランディングを中心に、キャリアを築いてきました。主要ブランドの中長期戦略の策定から販促プランの設計、コミュニケーションの企画までを担い、ブランドの成長を継続的に牽引してきた方です。一方で、顧客接点がデジタルへ移る中、より専門性を高めたい意向が明確になり、転職を検討し始めました。

JACのコンサルタントは面談で、ブランドマネジメントの経験をデジタル施策の設計・改善へ、どのようにつなげるのかを整理しました。そして、Aさんのパフォーマンス分析と予算管理を日常的に担い、関係者を巻き込みながら企画を推進してきた実績から、外資系医薬品企業のWebマーケティング職を提案しました。患者向けのデジタルエンゲージメントを開発し、SNSなどのチャネルを活用して体験を改善する役割であり、データと戦略の両面が求められるポジションです。

転職後は課長以上の職位で、デジタルアナリティクスとBIの観点から、中長期のマルチチャネル戦略を設計し部門横断で推進しています。年収は800万円から1,150万円へ上がりました。戦略設計と分析を両立してきた経験が、業界をまたいでも評価された好例といえます。

※事実に基づいていますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないよう内容を一部変更しています。

Webマーケティング職へ転職後のキャリアパス

Webマーケティング職は、事業成果との距離が近いポジションであるため、その後のキャリアの選択肢も多岐にわたります。担ってきた役割や志向性によって、マネジメント志向、専門性志向、他職種への展開といった明確な分岐が生まれます。

  • CMO・マーケティング部門長など管理職への転職
  • Webマーケターとしてスペシャリストの道へ
  • PdM・PMMなど他職種へのピボット

CMO・マーケティング部門長など管理職への転職

Webマーケティング職を起点に、管理職や経営に近いポジションへ進むキャリアは、王道の一つです。マーケティング施策を通じて事業成果に責任をもってきた経験は、部門統括や意思決定を担う立場と強く結び付きます。特に、KPI設計や予算配分、組織運営に関わってきた方は、マーケティング部門長やCMO候補として評価されやすくなります。

このキャリアで問われるのは、施策単位の成果ではなく、事業全体への影響をどう設計してきたかです。営業やプロダクト部門と連携し、全社視点でマーケティング戦略を描いてきた経験は、そのまま経営視点への接続につながります。Webマーケティング職で培った数値管理力や仮説検証の姿勢は、組織を率いる立場でも重要な判断軸といえます。

Webマーケターとしてスペシャリストの道へ

もう一つの選択肢は、Webマーケターとして専門性を深める道です。特定のチャネルや領域に強みをもつスペシャリストは、企業規模や業界を問わず高い需要があります。代表的なのは、SEO、広告運用、CRM、データ分析など、自身の得意領域を軸にキャリアを築くケースです。

このキャリアでは、再現性ある成果を出してきた実績が重視されます。特定領域の専門性を深めるほか、異業界に知見を展開する道もあります。自らの専門性を明確に説明できることが、市場価値向上につながります。

PdM・PMMなど他職種へのピボット

Webマーケティング職の経験は、PdMやPMMといった他職種への転換にもつながります。ユーザー理解や市場分析、仮説検証を通じて価値を提供してきた点は、プロダクト開発や市場導入を担う役割と高い親和性があります。

マーケティングとプロダクトの両方に関わってきた方は、要件整理や優先順位付けに強みがあります。施策の実行だけでなく、プロダクト設計まで役割を広げることで、PdMやPMMなどのキャリアへ展開しやすくなります。また、Webマーケティングで培った顧客視点は、これらの職種においても大きな価値を発揮することが可能です。

Webマーケティング職への転職なら、JAC Recruitment

Webマーケティング職は、事業戦略や組織課題と深く結び付いたポジションへと役割が広がっています。そのため転職では、スキルの有無だけでなく、これまでの経験をどう事業価値へ結び付けてきたかが問われます。

JACは、Webマーケティング職を事業成長の中核として捉える企業の採用背景や期待役割を踏まえ、経験の棚卸しから強みの言語化まで丁寧に支援しています。公開されていない責任あるポジションや、戦略設計に関与できる求人を扱っている点も特徴です。

Webマーケティングを軸に、より上流の役割や次のキャリアを見据えたい方は、ぜひJACにご相談ください。

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この記事の著者

石坂

石坂 光規

デジタルキャリアディビジョン

日本マクドナルドを経て、広告代理店で10年以上、デジタルマーケティングに関わるプランニング業務に従事。 その後、人材業界に移りマーケティング関連の求人を専門的に担当。 2018年・2021年・2022年にOutstanding Consultant Award(全社年間表彰)を受賞。


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