【転職Q&A】「大手ファームからファンド&事業会社への転職で年収はアップする?」

  1. M&A業界×QA

公開日:2022/10/07 / 最終更新日: 2024/04/25

Q. 大手ファーム、ファンド&事業会社への転職は、年収が上がりますか?どういう人材であれば上がりますか?


A. ご経験により年収を上げることは可能です。特に事業会社の経営企画や事業戦略の経験がある方であれば、出身業界次第では入社時に年収を上げることが可能です。また、監査法人に在籍している会計士の方であれば、将来的に業界内のさまざまなポジションで通用するスキルを身に着けることが可能ですので、長期的な観点でもキャリアと年収の両方を上げることが可能です。

ファンドであれば、会社によっては投資後の運用実績により個々人に利益が分配される、キャリードインタレストという制度がありますので、運用実績次第では大幅な年収アップが可能です。
事業会社については、CxOなど経営層のポジションであれば年収が上る可能性は高い一方で、スタートアップやベンチャー企業のコーポレートサイドへの転職でも、IPOによるストックオプションを狙える可能性もあります。

Q. 公認会計士資格を取得後に転職をした方が、年収は高くなるのでしょうか?


A. 会計士資格は転職活動においてかなり有利に働きます。業務内容によっては会計士資格が必須のポジションもあり、資格があることでキャリアの選択肢が広がり、年収アップにつながる可能性も高まります。

監査法人に在籍している会計士の方は、次のステップとして事業会社の経理や内部監査のポジションへ転職を目指す方も一定いらっしゃいます。しかし、中長期的な目標として事業会社のCFOを目指すのであれば、ファイナンスの知見と+αのスキルを採用企業が求める傾向にありますので、ファームの中でM&Aや組織再編に関する経験を積むことで、早期に目標を実現できる可能性は高まります
また、ファームの中でタイトル(役職)を上げていくという考え方もありますので、その観点でも会計士資格については有利に働く傾向にあります。


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Q. 大手ファーム、ファンド&事業会社で求められるスキル・能力とは?


A. 大手ファームであれば、金融業界出身者か否かで採用要件が異なります。金融業界出身者あれば金融機関の本部機能に在籍していて、ストラクチャードファイナンスなどの複雑な案件に関与してきた経験がある方、あるいは審査部での業務経験や、会計士・USCPA有資格者が主な対象となります。一方で金融業界以外の方であれば、事業会社での経営企画業務の経験や、コンサルティングファームでプロジェクトに関与した経験やM&A業務に関する経験などが求められます。事業会社やファンドについては、ファームにおいてM&Aに関するエグゼキューション業務の経験や、投資業務の経験、戦略立案、PMI業務の経験が求められる傾向にあります。

Q. 紹介してもらえる大手ファーム、ファンド&事業会社はこのサイトで掲載されている企業だけですか?


A. いいえ、サイトに掲載の企業以外にも、多数、お取引がございます。そちらにつきましてはご面談の際に、ご紹介させて頂きます。


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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment 編集部

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