女性の平均年収は、JAC Recruitment(以下、JAC)の2025年実績では746.1万円です。
本記事では、ハイクラス転職に強いJACの独自データをもとに、年代別・年齢別・職種別・業種別・都道府県別の女性の平均年収を詳しく解説します。
【年代別】女性の平均年収(年収推移・中央値)
女性の平均年収は、年代が上がるにつれて段階的に上昇し、50代以上で最も高い水準に達します。
JACの直近3年間の転職実績データを見ると、全体平均は2025年時点で746.1万円となっており、2023年以降は緩やかな上昇基調で推移してきました。中央値も全体で754.0万円に達しており、平均値と近い水準にあります。
また、年代別に中央値を確認すると、20代から50代以上まで右肩上がりに伸びており、経験を重ねるごとに報酬水準が高まる構造が読み取れます。
こうした傾向を踏まえ、JACにおける女性の年収データをもとに、年代ごとの平均年収の推移を整理しました。
なお、表内の各年代からは、より詳しい解説を行う該当章へ移動できます。
| 年代 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|---|
| 全体 | 729.4万円 | 746.4万円 | 746.1万円 |
| 20代 | 572.6万円 | 582.0万円 | 598.7万円 |
| 30代 | 699.3万円 | 718.1万円 | 708.4万円 |
| 40代 | 834.7万円 | 832.8万円 | 837.0万円 |
| 50代以上 | 890.2万円 | 945.4万円 | 942.5万円 |
※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
全体傾向として、女性の平均年収は3年連続で700万円台前~後半を維持しています。緩やかな上昇基調にあるといえるでしょう。
年代別に詳細に見ていくと、20代は572.6万円から598.7万円へと年々上昇しており、若手層で伸び幅が大きい結果となりました。
30代は700万円前後で推移し、2024年に718.1万円まで上昇したのち2025年は708.4万円に落ち着きます。
40代は3年間830万円台で安定しており、専門性を確立した方の年収水準が定着している傾向です。
50代以上は2024年に945.4万円まで伸びました。
また中央値も同様に右肩上がりのカーブを描きます。
20代の中央値は569.3万円、30代は671.6万円、40代は780.0万円、50代以上は850.4万円となりました。
中央値が平均値を下回る年代では、上位層が平均値を押し上げている構造が読み取れます。年代を問わず平均と中央値の差は大きくなく、JACの年収分布は中間帯に多くの方が集まっている傾向です。
結果としてハイクラスの女性が役職や専門領域で高い評価を受けている状況がうかがえます。
20代女性の平均年収
20代女性の平均年収は、年齢を重ねるごとに上昇し、23歳の434.3万円から29歳には631.4万円まで伸びていきます。
男女全体と比較した場合、各年齢で全体平均をやや下回る傾向が見られます。
年収分布では500万円台が30.7%で最大の構成比を占め、500万円未満から600万円台にかけての中間帯に多くが集中します。
職種・業種別では、経営企画や金融、コンサルティング領域で高い水準となる傾向にあります。
| 年齢 | 女性 | 全体(男女) |
|---|---|---|
| 20歳 | – | – |
| 21歳 | – | – |
| 22歳 | – | – |
| 23歳 | 434.3万円 | 463.4万円 |
| 24歳 | 520.4万円 | 527.5万円 |
| 25歳 | 526.3万円 | 536.3万円 |
| 26歳 | 554.7万円 | 570.5万円 |
| 27歳 | 574.4万円 | 598.7万円 |
| 28歳 | 597.2万円 | 616.4万円 |
| 29歳 | 631.4万円 | 651.3万円 |
※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
※年齢別データはサンプル数が10件以上の年齢のみ掲載しています
年齢別の推移をたどると、女性の平均年収は22歳で371.7万円、24歳で520.4万円、29歳で631.4万円へと到達します。23歳から24歳にかけての伸びが特に目立ち、職務経験を重ねるなかで報酬水準が変わる傾向が読み取れます。
男女全体と比較すると、22歳では女性371.7万円に対し全体395.0万円、29歳では女性631.4万円に対し全体651.3万円と推移しており、いずれの年齢でも全体平均をやや下回る水準にあります。

| 年収帯 | 割合 |
|---|---|
| 500万円未満 | 26.6% |
| 500万円台 | 30.7% |
| 600万円台 | 25.7% |
| 700万円台 | 10.2% |
| 800万円台 | 3.5% |
| 900万円台 | 1.5% |
| 1,000万円以上 | 1.8% |
※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
年収帯別の分布をみると、500万円台が30.7%で最も多く、次いで500万円未満が26.6%、600万円台が25.7%と続きます。500万円台と600万円台に多くが集中する形で、20代女性の年収構造の中心は中間帯にあるといえます。700万円台は10.2%、800万円台は3.5%、1,000万円以上は1.8%と上位帯ほど割合は下がるものの、若手段階でハイクラス領域に到達する方も一定数います。
- 20代女性の職種別平均年収ランキング
- 20代女性の業種別平均年収ランキング
20代女性の職種別平均年収ランキング
20代女性の職種別では、経営・事業企画が666.0万円で首位となり、金融659.6万円、コンサルティング・アドバイザリー646.4万円が上位3位を占めます。
| 職種 | 女性 | 全体(男女) |
|---|---|---|
| 経営・事業企画 | 666.0万円 | 662.8万円 |
| 金融 | 659.6万円 | 693.3万円 |
| コンサルティング・アドバイザリー | 646.4万円 | 683.5万円 |
| WEB・アプリ・ゲーム | 633.5万円 | 628.5万円 |
| マーケティング・商品開発 | 599.2万円 | 619.6万円 |
| 営業 | 591.6万円 | 614.0万円 |
| IT | 589.2万円 | 599.4万円 |
| 総務・広報 | 584.4万円 | 583.6万円 |
| 経理・財務 | 580.1万円 | 605.6万円 |
| 人事・労務 | 567.7万円 | 580.3万円 |
| 内部統制・監査 | 565.1万円 | 633.7万円 |
| 建築系 | 564.2万円 | 585.6万円 |
| 法務・知財 | 557.1万円 | 556.7万円 |
| 技術系 | 554.5万円 | 580.9万円 |
| 購買・物流・生産管理 | 550.7万円 | 586.0万円 |
| クリエイティブ(広告・デザイン・放送関連) | 548.6万円 | 555.6万円 |
| メディカル・バイオ | 540.2万円 | 556.4万円 |
| 土木系 | 500.5万円 | 524.3万円 |
| 秘書・アシスタント・事務・顧客対応 | 496.8万円 | 504.8万円 |
| 医療・介護・福祉 | 468.1万円 | 491.5万円 |
| その他 | 443.7万円 | 475.4万円 |
※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
経営判断や金融・戦略領域に関わる専門性が求められるポジションでは、若手段階から高い報酬水準が形成されています。男女全体と比較すると、経営・事業企画では女性666.0万円に対し全体662.8万円、WEB・アプリ・ゲームでは女性633.5万円に対し全体628.5万円と、女性の平均が全体を上回る職種も見られます。専門スキルや成果が評価に反映されやすい領域では、性別による差が小さくなる傾向にあるといえます。
一方で、金融職種は女性659.6万円に対し全体693.3万円、内部統制・監査は女性565.1万円に対し全体633.7万円と、男女全体との差が比較的大きく出る領域もあります。職務範囲やマネジメント比率の違いなどが影響している可能性があります。
20代女性の業種別平均年収ランキング
20代女性の業種別では、金融が653.8万円で首位となり、流通653.1万円、コンサルティング・シンクタンク・事務所636.2万円が続きます。
| 業種 | 女性 | 全体(男女) |
|---|---|---|
| 金融 | 653.8万円 | 692.5万円 |
| 流通 | 653.1万円 | 657.4万円 |
| コンサルティング・シンクタンク・事務所 | 636.2万円 | 661.5万円 |
| WEB | 605.7万円 | 620.1万円 |
| 商社 | 595.9万円 | 605.6万円 |
| その他 | 593.7万円 | 623.7万円 |
| マスコミ | 585.4万円 | 586.0万円 |
| IT・通信 | 585.4万円 | 636.6万円 |
| メディカル・バイオ | 576.6万円 | 591.9万円 |
| 消費財 | 573.6万円 | 577.5万円 |
| EMC | 569.6万円 | 586.5万円 |
| サービス | 535.8万円 | 546.0万円 |
| 建設・不動産 | 532.1万円 | 565.2万円 |
| 医療・介護・福祉 | 493.2万円 | 490.2万円 |
※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
専門性や成果連動型の評価制度が浸透している業界では、20代の段階でも高い水準が形成されています。男女全体と比較すると業種ごとに差の出方が異なり、金融では女性653.8万円に対し全体692.5万円、IT・通信では女性585.4万円に対し全体636.6万円と差が大きく出ます。一方、流通では女性653.1万円に対し全体657.4万円、マスコミでは女性585.4万円に対し全体586.0万円と、ほぼ近い水準で推移する業種も見られます。
医療・介護・福祉では女性493.2万円が全体490.2万円をわずかに上回ります。業界全体での女性比率や役割構成が年収水準に反映される傾向があります。
30代女性の平均年収
30代女性の平均年収は、年齢とともに上昇し、30歳の634.9万円から39歳には779.4万円まで伸びていきます。
20代と比較すると年収レンジが大きく上方シフトし、年収分布では500万円未満の割合が大きく減少して700万円以上の中上位帯が拡大します。男女全体との差は20代より広がる傾向が見られ、職種・業種別ではコンサルティングや経営企画、金融領域が上位を占めます。
| 年齢 | 女性 | 全体(男女) |
|---|---|---|
| 30歳 | 634.9万円 | 667.8万円 |
| 31歳 | 657.6万円 | 699.6万円 |
| 32歳 | 692.2万円 | 721.9万円 |
| 33歳 | 684.2万円 | 741.2万円 |
| 34歳 | 706.1万円 | 767.8万円 |
| 35歳 | 736.6万円 | 774.2万円 |
| 36歳 | 725.0万円 | 799.1万円 |
| 37歳 | 769.4万円 | 815.1万円 |
| 38歳 | 774.1万円 | 822.7万円 |
| 39歳 | 779.4万円 | 854.9万円 |
※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
年齢別の推移をたどると、30歳で634.9万円、35歳で736.6万円、39歳で779.4万円と、10年間で約145万円の差が開きます。20代では23歳から24歳にかけて大きな伸びが見られましたが、30代では30歳から31歳、34歳から35歳、36歳から37歳と、複数のタイミングで上昇する点が特徴です。男女全体との差は30歳時点で約33万円、39歳時点で約75万円と年齢が上がるほど開きが拡大します。

| 年収帯 | 割合 |
|---|---|
| 500万円未満 | 11.9% |
| 500万円台 | 20.7% |
| 600万円台 | 21.9% |
| 700万円台 | 17.4% |
| 800万円台 | 11.8% |
| 900万円台 | 6.2% |
| 1000万円以上 | 10.0% |
※JACの転職実績データをもとに作成(データ収集期間:2023年1月~2025年12月)
年収帯別の分布をみると、600万円台が21.9%で最も多く、500万円台20.7%、700万円台17.4%が続きます。20代では500万円台と600万円台に約56%が集中していたのに対し、30代では中上位帯まで分布が広がる構造に変わります。1,000万円以上の割合は10.0%に達しており、20代の1.8%から大きく増加しました。マネジメント職や専門領域でハイクラス水準に到達する方が、30代で一定の厚みをもつ層を形成しています。
- 30代女性の職種別平均年収ランキング
- 30代女性の業種別平均年収ランキング
30代女性の職種別平均年収ランキング
30代女性の職種別では、コンサルティング・アドバイザリーが845.8万円で首位となり、経営・事業企画826.1万円、内部統制・監査808.2万円、金融804.2万円が上位を占めます。
| 職種 | 女性 | 全体(男女) |
|---|---|---|
| コンサルティング・アドバイザリー | 845.8万円 | 896.1万円 |
| 経営・事業企画 | 826.1万円 | 881.1万円 |
| 内部統制・監査 | 808.2万円 | 851.2万円 |
| 金融 | 804.2万円 | 904.1万円 |
| 医療・介護・福祉 | 744.1万円 | 766.7万円 |
| IT | 739.7万円 | 777.3万円 |
| 営業 | 714.4万円 | 766.8万円 |
| マーケティング・商品開発 | 709.2万円 | 775.0万円 |
| 総務・広報 | 708.3万円 | 718.3万円 |
| 法務・知財 | 704.9万円 | 757.4万円 |
| WEB・アプリ・ゲーム | 696.8万円 | 768.1万円 |
| 経理・財務 | 686.9万円 | 765.4万円 |
| 建築系 | 685.7万円 | 735.4万円 |
| 人事・労務 | 674.3万円 | 712.5万円 |
| メディカル・バイオ | 670.2万円 | 711.1万円 |
| 技術系 | 665.6万円 | 709.7万円 |
| 購買・物流・生産管理 | 644.4万円 | 695.2万円 |
| その他 | 601.9万円 | 649.9万円 |
| 土木系 | 584.1万円 | 681.0万円 |
| 秘書・アシスタント・事務・顧客対応 | 551.4万円 | 580.4万円 |
| クリエイティブ(広告・デザイン・放送関連) | 550.2万円 | 623.3万円 |
※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
20代では経営・事業企画が首位でしたが、30代ではコンサルティング・アドバイザリーが頭一つ抜ける構造に変わります。
上位4職種はいずれも800万円台に到達しており、20代の上位帯(660万円前後)から大きくレンジが上がりました。専門性とマネジメント経験を重ねた30代で、報酬水準が一段引き上がる傾向が読み取れます。
男女全体との比較では、職種ごとに差の出方が分かれます。総務・広報は女性708.3万円に対し全体718.3万円、法務・知財は女性704.9万円に対し全体757.4万円と差が小さい一方、金融では女性804.2万円に対し全体904.1万円、土木系では女性584.1万円に対し全体681.0万円と差が広がります。
20代で見られた「上位職種で差が大きく、中位職種で差が小さい」傾向は30代でも継続しており、年代を超えて構造的な特徴として現れています。
30代女性の業種別平均年収ランキング
30代女性の業種別では、金融が823.4万円で首位となり、コンサルティング・シンクタンク・事務所774.6万円、流通751.4万円が続きます。
| 業種 | 女性 | 全体(男女) |
|---|---|---|
| 金融 | 823.4万円 | 904.1万円 |
| コンサルティング・シンクタンク・事務所 | 774.6万円 | 837.5万円 |
| 流通 | 751.4万円 | 746.9万円 |
| IT・通信 | 737.3万円 | 831.4万円 |
| WEB | 721.0万円 | 797.8万円 |
| 商社 | 720.4万円 | 765.0万円 |
| メディカル・バイオ | 715.3万円 | 756.8万円 |
| その他 | 682.7万円 | 697.6万円 |
| EMC | 680.9万円 | 733.6万円 |
| マスコミ | 668.3万円 | 727.8万円 |
| 消費財 | 662.1万円 | 702.1万円 |
| 建設・不動産 | 644.1万円 | 724.0万円 |
| サービス | 634.5万円 | 660.6万円 |
| 医療・介護・福祉 | 532.8万円 | 672.1万円 |
※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
業種別ランキングの上位は金融とコンサルティング・シンクタンク・事務所が占めており、20代と同じ顔ぶれが続きます。20代で首位だった金融は653.8万円から823.4万円へと約170万円上昇し、専門性を重ねた30代で報酬水準が大きく押し上げられる構造です。流通では女性751.4万円が全体746.9万円をわずかに上回るなど、業種によっては全体平均と近接または逆転する領域も見られます。
男女全体との差が大きい業種としては、IT・通信が女性737.3万円に対し全体831.4万円、医療・介護・福祉が女性532.8万円に対し全体672.1万円と140万円近い開きが出ます。
職種別と同様に、30代では男女差が拡大する業種が増える点が20代との明確な違いです。役職・職務範囲・専門領域の選択が年収水準を分ける要素として作用していると考えられます。
40代女性の平均年収
40代女性の平均年収は、年齢を重ねるごとに上昇基調を維持し、40歳の794.6万円から49歳には848.8万円に達します。
20代・30代と比較すると年収レンジは800万円前後で安定し、年収分布では1,000万円以上が24.0%に拡大する点が大きな特徴です。男女全体との差は30代から継続して開きをもつ一方、職種・業種別では1,000万円超の領域に到達するケースが上位帯で目立ち始めます。
| 年齢 | 女性 | 全体(男女) |
|---|---|---|
| 40歳 | 794.6万円 | 868.8万円 |
| 41歳 | 825.1万円 | 875.3万円 |
| 42歳 | 783.7万円 | 883.4万円 |
| 43歳 | 825.6万円 | 911.4万円 |
| 44歳 | 840.4万円 | 902.1万円 |
| 45歳 | 844.6万円 | 940.0万円 |
| 46歳 | 893.0万円 | 969.2万円 |
| 47歳 | 881.3万円 | 947.6万円 |
| 48歳 | 839.0万円 | 966.9万円 |
| 49歳 | 848.8万円 | 962.1万円 |
※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
年齢別の推移をたどると、40歳794.6万円から46歳893.0万円まで上昇したのち、47歳以降は840万円前後で推移します。30代では年齢に応じて段階的に上昇する構造が見られましたが、40代では46歳前後をピークとして緩やかに下降する流れに変わります。
男女全体との差は40歳時点で約74万円、49歳時点で約113万円と、30代から続く差の拡大傾向がさらに進む形です。

| 年収帯 | 割合 |
|---|---|
| 500万円未満 | 6.8% |
| 500万円台 | 12.5% |
| 600万円台 | 17.4% |
| 700万円台 | 14.9% |
| 800万円台 | 14.3% |
| 900万円台 | 10.2% |
| 1,000万円以上 | 24.0% |
※JACの転職実績データをもとに作成(データ収集期間:2023年1月~2025年12月)
年収帯別の分布をみると、1,000万円以上が24.0%で最大の構成比を占めます。30代の10.0%から大幅に増加し、20代の1.8%と比較すると約13倍の水準です。500万円未満は6.8%まで縮小し、20代の26.6%、30代の11.9%から段階的に減少しました。年代を経るごとに分布の重心が上位帯へ移る構造が、40代でいっそう明確になります。マネジメント層や専門性を確立した方の層が厚みを増しており、ハイクラス領域が中核的な位置づけになっています。
- 40代女性の職種別平均年収ランキング
- 40代女性の業種別平均年収ランキング
40代女性の職種別平均年収ランキング
40代女性の職種別では、コンサルティング・アドバイザリーが1,072.5万円で首位となり、内部統制・監査1,036.9万円、経営・事業企画1,001.0万円が1,000万円超の3職種として上位を占めます。
| 職種 | 女性 | 全体(男女) |
|---|---|---|
| コンサルティング・アドバイザリー | 1,072.5万円 | 1,193.2万円 |
| 内部統制・監査 | 1,036.9万円 | 1,035.9万円 |
| 経営・事業企画 | 1,001.0万円 | 1,127.5万円 |
| 法務・知財 | 942.0万円 | 982.3万円 |
| 金融 | 937.6万円 | 1,154.5万円 |
| マーケティング・商品開発 | 896.6万円 | 961.4万円 |
| メディカル・バイオ | 859.0万円 | 949.8万円 |
| 営業 | 853.5万円 | 884.8万円 |
| IT | 814.2万円 | 930.2万円 |
| 技術系 | 790.6万円 | 850.0万円 |
| WEB・アプリ・ゲーム | 785.0万円 | 907.8万円 |
| 人事・労務 | 783.4万円 | 835.0万円 |
| 総務・広報 | 772.0万円 | 817.2万円 |
| 経理・財務 | 768.6万円 | 864.8万円 |
| 購買・物流・生産管理 | 710.8万円 | 790.6万円 |
| 建築系 | 663.3万円 | 778.5万円 |
| クリエイティブ(広告・デザイン・放送関連) | 658.6万円 | 753.2万円 |
| 土木系 | 647.5万円 | 821.7万円 |
| 秘書・アシスタント・事務・顧客対応 | 634.7万円 | 680.7万円 |
| その他 | 554.7万円 | 771.6万円 |
| 医療・介護・福祉 | 553.1万円 | 765.4万円 |
※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
30代までの上位帯は800万円台が中心でしたが、40代では1,000万円超の職種が3つ並ぶ構造に変わります。コンサルティング・アドバイザリーは30代の845.8万円から1,072.5万円へ約227万円上昇し、年代をまたいだ伸び幅が際立ちます。専門性とマネジメント経験が複利的に評価される領域で、ハイクラスが中心です。
男女全体との比較では、内部統制・監査が女性1,036.9万円に対し全体1,035.9万円とほぼ同水準で並ぶ点が注目に値します。30代までは上位職種で男女差が広がる傾向が続きましたが、40代では一部の専門領域で性別による差が解消されるケースも見られます。
一方、金融は女性937.6万円に対し全体1,154.5万円、コンサルティング・アドバイザリーは女性1,072.5万円に対し全体1,193.2万円と、上位職種で100万円を超える差が残る領域もあり、職種ごとに男女差の構造が分かれる年代といえます。
40代女性の業種別平均年収ランキング
40代女性の業種別では、コンサルティング・シンクタンク・事務所が1,006.9万円で首位となり、WEB915.1万円、金融910.9万円が続きます。
| 業種 | 女性 | 全体(男女) |
|---|---|---|
| コンサルティング・シンクタンク・事務所 | 1,006.9万円 | 1,116.1万円 |
| WEB | 915.1万円 | 996.4万円 |
| 金融 | 910.9万円 | 1,088.7万円 |
| メディカル・バイオ | 897.0万円 | 985.9万円 |
| IT・通信 | 844.4万円 | 1,011.0万円 |
| 消費財 | 807.5万円 | 844.9万円 |
| EMC | 804.6万円 | 886.8万円 |
| 商社 | 762.2万円 | 822.8万円 |
| サービス | 748.3万円 | 825.8万円 |
| 流通 | 744.6万円 | 789.6万円 |
| その他 | 736.0万円 | 844.6万円 |
| マスコミ | 734.9万円 | 869.4万円 |
| 建設・不動産 | 689.2万円 | 796.9万円 |
| 医療・介護・福祉 | 597.5万円 | 720.4万円 |
※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
20代・30代では金融が業種別の首位でしたが、40代ではコンサルティング・シンクタンク・事務所が首位に入れ替わり、女性業種別で唯一1,000万円を超える業種となります。30代の774.6万円から1,006.9万円へ約232万円上昇しており、職種別で見たコンサルティング・アドバイザリーと同様の伸び幅です。WEBと金融も900万円台に達し、上位3業種が形成する厚みのあるハイクラスが40代の特徴です。
男女全体との差をみると、IT・通信が女性844.4万円に対し全体1,011.0万円、金融が女性910.9万円に対し全体1,088.7万円と、上位帯で約170万円前後の差がつく業種もあります。業種ごとの差の出方は30代と類似する一方、上位帯の絶対額が押し上がったことで差の幅も拡大しました。役職や担当範囲の違いが報酬水準に反映される構造が、40代でいっそう明確になります。
50代以上女性の平均年収
50代以上女性の平均年収は、50代前半から後半にかけて900万円前後で推移し、60歳時点で1,119.9万円に達するなど高水準が続きます。
年代を通じた傾向として、50代以上では女性が男女全体平均を上回る年齢が複数現れる点が大きな特徴です。年収分布では1,000万円以上が36.6%に達し、40代の24.0%からさらに拡大しました。職種・業種別では法務・知財や営業、コンサルティング領域が1,000万円超のレンジで上位に並びます。
| 年齢 | 女性 | 全体(男女) |
|---|---|---|
| 50歳 | 937.6万円 | 989.9万円 |
| 51歳 | 881.9万円 | 997.6万円 |
| 52歳 | 912.3万円 | 1,003.9万円 |
| 53歳 | 932.5万円 | 999.3万円 |
| 54歳 | 1,043.7万円 | 1,013.4万円 |
| 55歳 | 926.5万円 | 993.7万円 |
| 56歳 | 937.6万円 | 1,030.9万円 |
| 57歳 | 871.0万円 | 998.6万円 |
| 58歳 | 982.8万円 | 959.6万円 |
| 59歳 | 822.1万円 | 887.4万円 |
| 60歳 | 1,119.9万円 | 953.1万円 |
| 61歳 | – | 901.8万円 |
| 62歳 | – | 899.6万円 |
| 63歳 | – | 818.9万円 |
| 64歳 | – | 858.2万円 |
| 65歳 | – | 930.5万円 |
※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
※年齢別データはサンプル数が10件以上の年齢のみ掲載しています
年齢別の推移をたどると、50代以上の女性は年齢ごとの増減が大きく、必ずしも年齢に比例して上昇する形にはなりません。54歳で1,043.7万円、60歳で1,119.9万円とピークを記録する一方、59歳で822.1万円、62歳で665.7万円まで下がる年齢もあります。20代から40代までは年齢とともに段階的に上昇する流れが続いていましたが、50代以上ではキャリアの選択肢が多様化し、年齢と年収の関係が一律ではなくなる傾向です。
男女全体との関係も20代~40代から大きく変わります。50代前半までは全体平均が女性を上回る構造が続くものの、54歳で女性1,043.7万円が全体1,013.4万円を上回り、58歳・60歳・61歳・63歳でも女性が全体を超える結果となりました。経営層や専門領域で活躍する女性の年収水準が、男女全体の平均を引き上げる場面も生まれています。

| 年収帯 | 割合 |
|---|---|
| 500万円未満 | 7.9% |
| 500万円台 | 6.9% |
| 600万円台 | 13.6% |
| 700万円台 | 12.0% |
| 800万円台 | 12.4% |
| 900万円台 | 10.5% |
| 1,000万円以上 | 36.6% |
※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
年収帯別の分布をみると、1,000万円以上が36.6%に達し、全体の3分の1超を占めます。20代の1.8%、30代の10.0%、40代の24.0%と段階的に拡大してきた1,000万円超の比率が、50代以上で最大規模に到達しました。500万円未満から500万円台までの合計は14.8%にとどまり、20代の57.3%、30代の32.6%、40代の19.3%から大きく低下しています。年代を経るごとに分布の重心が上位帯へ移る構造が、50代以上で最も顕著に現れました。
- 50代以上女性の職種別平均年収ランキング
- 50代以上女性の業種別平均年収ランキング
50代以上女性の職種別平均年収ランキング
50代以上女性の職種別では、法務・知財が1,157.7万円で首位となり、営業1,085.1万円、コンサルティング・アドバイザリー1,056.8万円、WEB・アプリ・ゲーム1,020.3万円、金融1,005.5万円が1,000万円超の5職種として上位に並びます。
| 職種 | 女性 | 全体(男女) |
|---|---|---|
| 法務・知財 | 1,157.7万円 | 1,075.8万円 |
| 営業 | 1,085.1万円 | 921.4万円 |
| コンサルティング・アドバイザリー | 1,056.8万円 | 1,334.9万円 |
| WEB・アプリ・ゲーム | 1,020.3万円 | 947.3万円 |
| 金融 | 1,005.5万円 | 1,269.4万円 |
| クリエイティブ(広告・デザイン・放送関連) | 998.1万円 | 1,011.1万円 |
| 人事・労務 | 989.0万円 | 931.0万円 |
| メディカル・バイオ | 970.4万円 | 1,067.4万円 |
| 総務・広報 | 962.9万円 | 874.7万円 |
| IT | 951.2万円 | 978.8万円 |
| マーケティング・商品開発 | 948.5万円 | 992.7万円 |
| 経営・事業企画 | 939.9万円 | 1,262.8万円 |
| 内部統制・監査 | 933.1万円 | 982.2万円 |
| 購買・物流・生産管理 | 905.1万円 | 909.0万円 |
| 技術系 | 884.0万円 | 877.6万円 |
| 経理・財務 | 814.1万円 | 950.5万円 |
| 建築系 | 732.6万円 | 833.9万円 |
| 土木系 | 721.0万円 | 833.5万円 |
| 秘書・アシスタント・事務・顧客対応 | 714.7万円 | 776.7万円 |
| その他 | 669.8万円 | 864.5万円 |
| 医療・介護・福祉 | 575.0万円 | 669.0万円 |
※JACの転職実績データをもとに作成(データ収集期間:2023年1月~2025年12月)
20代~40代では一貫して上位に入っていたコンサルティング・アドバイザリーや経営・事業企画が、50代以上では順位を下げ、法務・知財と営業が上位に浮上する構造に変わります。法務・知財は40代の942.0万円から1,157.7万円へ、営業は40代の853.5万円から1,085.1万円へと200万円前後の上昇です。長期キャリアで蓄積された専門性や顧客基盤が、50代以上の年収水準を押し上げる要素として作用していると考えられます。
男女全体との比較では、複数の職種で女性が全体を上回る点が50代以上の独自性として表れます。法務・知財では女性1,157.7万円に対し全体1,075.8万円、営業では女性1,085.1万円に対し全体921.4万円、WEB・アプリ・ゲームでは女性1,020.3万円に対し全体947.3万円と、女性が上回る職種が複数見られました。
一方で、金融は女性1,005.5万円に対し全体1,269.4万円、経営・事業企画は女性939.9万円に対し全体1,262.8万円と、300万円前後の差が残る職種もあります。男女差が解消される領域と差が広がる領域が混在する構造が、50代以上の特徴です。
50代以上女性の業種別平均年収ランキング
50代以上女性の業種別では、コンサルティング・シンクタンク・事務所が1,152.7万円で首位となり、WEB1,130.4万円、金融1,089.9万円、メディカル・バイオ1,033.4万円が1,000万円超の4業種として上位を占めます。
| 業種 | 女性 | 全体(男女) |
|---|---|---|
| コンサルティング・シンクタンク・事務所 | 1,152.7万円 | 1,354.6万円 |
| WEB | 1,130.4万円 | 1,135.0万円 |
| 金融 | 1,089.9万円 | 1,234.1万円 |
| メディカル・バイオ | 1,033.4万円 | 1,061.3万円 |
| IT・通信 | 958.2万円 | 1,103.5万円 |
| EMC | 921.3万円 | 949.0万円 |
| その他 | 880.9万円 | 950.7万円 |
| 消費財 | 827.0万円 | 943.5万円 |
| サービス | 786.7万円 | 841.9万円 |
| 建設・不動産 | 771.2万円 | 879.9万円 |
| マスコミ | 764.3万円 | 1,060.1万円 |
| 商社 | 762.4万円 | 912.1万円 |
| 医療・介護・福祉 | 755.8万円 | 823.9万円 |
| 流通 | 677.3万円 | 926.0万円 |
※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
業種別ランキングは40代と類似した上位構成ですが、1,000万円超の業種が4つに増える点で違いが出ます。コンサルティング・シンクタンク・事務所は40代の1,006.9万円から1,152.7万円へ、WEBは40代の915.1万円から1,130.4万円へ、金融は40代の910.9万円から1,089.9万円へと、上位3業種すべてで100万円以上の上昇です。経験を重ねた長期キャリアの価値が高く評価される業界で、報酬水準のさらなる上振れが起こる構造といえます。
男女全体との差をみると、業種別では女性が全体を上回るケースは見られず、職種別で観察された男女差の縮小・逆転とは異なる動きです。WEBが女性1,130.4万円に対し全体1,135.0万円とほぼ同水準で並ぶ一方、コンサルティング・シンクタンク・事務所は女性1,152.7万円に対し全体1,354.6万円、マスコミでは女性764.3万円に対し全体1,060.1万円と300万円前後の差が出る業種もあります。業種選択と男女差の関係は、年代ごとに少しずつ姿を変えながら今に至る構造です。
都道府県別の女性の平均年収
都道府県別の女性の平均年収は、東京都が893.3万円で最も高く、神奈川県792.7万円、兵庫県775.7万円が続きます。
首都圏と関西圏の主要都市が上位を占める構造で、男女全体と比較するといずれの都道府県でも全体平均が女性を上回ります。最上位の東京都と最下位の愛知県では年収差が約213万円となり、地域による違いが報酬水準に表れる結果です。
| 都道府県 | 女性 | 全体(男女) |
|---|---|---|
| 東京都 | 893.3万円 | 1,006.4万円 |
| 神奈川県 | 792.7万円 | 907.7万円 |
| 兵庫県 | 775.7万円 | 806.5万円 |
| 千葉県 | 734.3万円 | 854.8万円 |
| 大阪府 | 729.1万円 | 813.3万円 |
| 福岡県 | 718.5万円 | 792.6万円 |
| 埼玉県 | 689.2万円 | 779.3万円 |
| 愛知県 | 680.8万円 | 836.1万円 |
※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
※実績件数が限られる都道府県は除外し、首都圏・関西圏を中心とした主要都道府県を掲載しています。
ランキングをみると、東京都と神奈川県が抜きん出る構造です。東京都の女性平均は893.3万円で、2位の神奈川県792.7万円と100万円以上の開きがあります。兵庫県以降は700万円台中盤から後半に集中し、本社機能や専門職ポジションが集まる都市圏で、ハイクラス領域の求人が報酬水準を押し上げる傾向です。
男女全体と比較すると、すべての都道府県で全体が女性を上回ります。差が最も大きいのは愛知県で、女性680.8万円に対し全体836.1万円と155.3万円の開きがあり、製造業の管理職・技術職比率の高さが背景にあると考えられます。兵庫県は女性775.7万円に対し全体806.5万円と差が30.8万円にとどまり、地域による男女差の出方は一様ではありません。
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