女性の平均年収はいくら?年代別・年齢別・職種別・業種別など項目別の平均年収も徹底解説

女性の平均年収は、JAC Recruitment(以下、JAC)の2025年実績では746.1万円です。

本記事では、ハイクラス転職に強いJACの独自データをもとに、年代別・年齢別・職種別・業種別・都道府県別の女性の平均年収を詳しく解説します。

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【年代別】女性の平均年収(年収推移・中央値)

女性の平均年収は、年代が上がるにつれて段階的に上昇し、50代以上で最も高い水準に達します。
JACの直近3年間の転職実績データを見ると、全体平均は2025年時点で746.1万円となっており、2023年以降は緩やかな上昇基調で推移してきました。中央値も全体で754.0万円に達しており、平均値と近い水準にあります。

また、年代別に中央値を確認すると、20代から50代以上まで右肩上がりに伸びており、経験を重ねるごとに報酬水準が高まる構造が読み取れます。

こうした傾向を踏まえ、JACにおける女性の年収データをもとに、年代ごとの平均年収の推移を整理しました。
なお、表内の各年代からは、より詳しい解説を行う該当章へ移動できます。

年代2023年2024年2025年
全体729.4万円746.4万円746.1万円
20代572.6万円582.0万円598.7万円
30代699.3万円718.1万円708.4万円
40代834.7万円832.8万円837.0万円
50代以上890.2万円945.4万円942.5万円

※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)

全体傾向として、女性の平均年収は3年連続で700万円台前~後半を維持しています。緩やかな上昇基調にあるといえるでしょう。
年代別に詳細に見ていくと、20代は572.6万円から598.7万円へと年々上昇しており、若手層で伸び幅が大きい結果となりました。
30代は700万円前後で推移し、2024年に718.1万円まで上昇したのち2025年は708.4万円に落ち着きます。
40代は3年間830万円台で安定しており、専門性を確立した方の年収水準が定着している傾向です。
50代以上は2024年に945.4万円まで伸びました。

また中央値も同様に右肩上がりのカーブを描きます。
20代の中央値は569.3万円、30代は671.6万円、40代は780.0万円、50代以上は850.4万円となりました。

中央値が平均値を下回る年代では、上位層が平均値を押し上げている構造が読み取れます。年代を問わず平均と中央値の差は大きくなく、JACの年収分布は中間帯に多くの方が集まっている傾向です。

結果としてハイクラスの女性が役職や専門領域で高い評価を受けている状況がうかがえます。

20代女性の平均年収

20代女性の平均年収は、年齢を重ねるごとに上昇し、23歳の434.3万円から29歳には631.4万円まで伸びていきます。

男女全体と比較した場合、各年齢で全体平均をやや下回る傾向が見られます。
年収分布では500万円台が30.7%で最大の構成比を占め、500万円未満から600万円台にかけての中間帯に多くが集中します。
職種・業種別では、経営企画や金融、コンサルティング領域で高い水準となる傾向にあります。

年齢女性全体(男女)
20歳––
21歳––
22歳––
23歳434.3万円463.4万円
24歳520.4万円527.5万円
25歳526.3万円536.3万円
26歳554.7万円570.5万円
27歳574.4万円598.7万円
28歳597.2万円616.4万円
29歳631.4万円651.3万円

※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
※年齢別データはサンプル数が10件以上の年齢のみ掲載しています

年齢別の推移をたどると、女性の平均年収は22歳で371.7万円、24歳で520.4万円、29歳で631.4万円へと到達します。23歳から24歳にかけての伸びが特に目立ち、職務経験を重ねるなかで報酬水準が変わる傾向が読み取れます。
男女全体と比較すると、22歳では女性371.7万円に対し全体395.0万円、29歳では女性631.4万円に対し全体651.3万円と推移しており、いずれの年齢でも全体平均をやや下回る水準にあります。

年収帯割合
500万円未満26.6%
500万円台30.7%
600万円台25.7%
700万円台10.2%
800万円台3.5%
900万円台1.5%
1,000万円以上1.8%

※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)

年収帯別の分布をみると、500万円台が30.7%で最も多く、次いで500万円未満が26.6%、600万円台が25.7%と続きます。500万円台と600万円台に多くが集中する形で、20代女性の年収構造の中心は中間帯にあるといえます。700万円台は10.2%、800万円台は3.5%、1,000万円以上は1.8%と上位帯ほど割合は下がるものの、若手段階でハイクラス領域に到達する方も一定数います。

  • 20代女性の職種別平均年収ランキング
  • 20代女性の業種別平均年収ランキング

20代女性の職種別平均年収ランキング

20代女性の職種別では、経営・事業企画が666.0万円で首位となり、金融659.6万円、コンサルティング・アドバイザリー646.4万円が上位3位を占めます。

職種女性全体(男女)
経営・事業企画666.0万円662.8万円
金融659.6万円693.3万円
コンサルティング・アドバイザリー646.4万円683.5万円
WEB・アプリ・ゲーム633.5万円628.5万円
マーケティング・商品開発599.2万円619.6万円
営業591.6万円614.0万円
IT589.2万円599.4万円
総務・広報584.4万円583.6万円
経理・財務580.1万円605.6万円
人事・労務567.7万円580.3万円
内部統制・監査565.1万円633.7万円
建築系564.2万円585.6万円
法務・知財557.1万円556.7万円
技術系554.5万円580.9万円
購買・物流・生産管理550.7万円586.0万円
クリエイティブ(広告・デザイン・放送関連)548.6万円555.6万円
メディカル・バイオ540.2万円556.4万円
土木系500.5万円524.3万円
秘書・アシスタント・事務・顧客対応496.8万円504.8万円
医療・介護・福祉468.1万円491.5万円
その他443.7万円475.4万円

※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)

経営判断や金融・戦略領域に関わる専門性が求められるポジションでは、若手段階から高い報酬水準が形成されています。男女全体と比較すると、経営・事業企画では女性666.0万円に対し全体662.8万円、WEB・アプリ・ゲームでは女性633.5万円に対し全体628.5万円と、女性の平均が全体を上回る職種も見られます。専門スキルや成果が評価に反映されやすい領域では、性別による差が小さくなる傾向にあるといえます。

一方で、金融職種は女性659.6万円に対し全体693.3万円、内部統制・監査は女性565.1万円に対し全体633.7万円と、男女全体との差が比較的大きく出る領域もあります。職務範囲やマネジメント比率の違いなどが影響している可能性があります。

20代女性の業種別平均年収ランキング 

20代女性の業種別では、金融が653.8万円で首位となり、流通653.1万円、コンサルティング・シンクタンク・事務所636.2万円が続きます。

業種女性全体(男女)
金融653.8万円692.5万円
流通653.1万円657.4万円
コンサルティング・シンクタンク・事務所636.2万円661.5万円
WEB605.7万円620.1万円
商社595.9万円605.6万円
その他593.7万円623.7万円
マスコミ585.4万円586.0万円
IT・通信585.4万円636.6万円
メディカル・バイオ576.6万円591.9万円
消費財573.6万円577.5万円
EMC569.6万円586.5万円
サービス535.8万円546.0万円
建設・不動産532.1万円565.2万円
医療・介護・福祉493.2万円490.2万円

※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)

専門性や成果連動型の評価制度が浸透している業界では、20代の段階でも高い水準が形成されています。男女全体と比較すると業種ごとに差の出方が異なり、金融では女性653.8万円に対し全体692.5万円、IT・通信では女性585.4万円に対し全体636.6万円と差が大きく出ます。一方、流通では女性653.1万円に対し全体657.4万円、マスコミでは女性585.4万円に対し全体586.0万円と、ほぼ近い水準で推移する業種も見られます。

医療・介護・福祉では女性493.2万円が全体490.2万円をわずかに上回ります。業界全体での女性比率や役割構成が年収水準に反映される傾向があります。

30代女性の平均年収

30代女性の平均年収は、年齢とともに上昇し、30歳の634.9万円から39歳には779.4万円まで伸びていきます。

20代と比較すると年収レンジが大きく上方シフトし、年収分布では500万円未満の割合が大きく減少して700万円以上の中上位帯が拡大します。男女全体との差は20代より広がる傾向が見られ、職種・業種別ではコンサルティングや経営企画、金融領域が上位を占めます。

年齢女性全体(男女)
30歳634.9万円667.8万円
31歳657.6万円699.6万円
32歳692.2万円721.9万円
33歳684.2万円741.2万円
34歳706.1万円767.8万円
35歳736.6万円774.2万円
36歳725.0万円799.1万円
37歳769.4万円815.1万円
38歳774.1万円822.7万円
39歳779.4万円854.9万円

※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)

年齢別の推移をたどると、30歳で634.9万円、35歳で736.6万円、39歳で779.4万円と、10年間で約145万円の差が開きます。20代では23歳から24歳にかけて大きな伸びが見られましたが、30代では30歳から31歳、34歳から35歳、36歳から37歳と、複数のタイミングで上昇する点が特徴です。男女全体との差は30歳時点で約33万円、39歳時点で約75万円と年齢が上がるほど開きが拡大します。

年収帯割合
500万円未満11.9%
500万円台20.7%
600万円台21.9%
700万円台17.4%
800万円台11.8%
900万円台6.2%
1000万円以上10.0%

※JACの転職実績データをもとに作成(データ収集期間:2023年1月~2025年12月)

年収帯別の分布をみると、600万円台が21.9%で最も多く、500万円台20.7%、700万円台17.4%が続きます。20代では500万円台と600万円台に約56%が集中していたのに対し、30代では中上位帯まで分布が広がる構造に変わります。1,000万円以上の割合は10.0%に達しており、20代の1.8%から大きく増加しました。マネジメント職や専門領域でハイクラス水準に到達する方が、30代で一定の厚みをもつ層を形成しています。

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30代女性の職種別平均年収ランキング

30代女性の職種別では、コンサルティング・アドバイザリーが845.8万円で首位となり、経営・事業企画826.1万円、内部統制・監査808.2万円、金融804.2万円が上位を占めます。

職種女性全体(男女)
コンサルティング・アドバイザリー845.8万円896.1万円
経営・事業企画826.1万円881.1万円
内部統制・監査808.2万円851.2万円
金融804.2万円904.1万円
医療・介護・福祉744.1万円766.7万円
IT739.7万円777.3万円
営業714.4万円766.8万円
マーケティング・商品開発709.2万円775.0万円
総務・広報708.3万円718.3万円
法務・知財704.9万円757.4万円
WEB・アプリ・ゲーム696.8万円768.1万円
経理・財務686.9万円765.4万円
建築系685.7万円735.4万円
人事・労務674.3万円712.5万円
メディカル・バイオ670.2万円711.1万円
技術系665.6万円709.7万円
購買・物流・生産管理644.4万円695.2万円
その他601.9万円649.9万円
土木系584.1万円681.0万円
秘書・アシスタント・事務・顧客対応551.4万円580.4万円
クリエイティブ(広告・デザイン・放送関連)550.2万円623.3万円

※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)

20代では経営・事業企画が首位でしたが、30代ではコンサルティング・アドバイザリーが頭一つ抜ける構造に変わります。
上位4職種はいずれも800万円台に到達しており、20代の上位帯(660万円前後)から大きくレンジが上がりました。専門性とマネジメント経験を重ねた30代で、報酬水準が一段引き上がる傾向が読み取れます。

男女全体との比較では、職種ごとに差の出方が分かれます。総務・広報は女性708.3万円に対し全体718.3万円、法務・知財は女性704.9万円に対し全体757.4万円と差が小さい一方、金融では女性804.2万円に対し全体904.1万円、土木系では女性584.1万円に対し全体681.0万円と差が広がります。

20代で見られた「上位職種で差が大きく、中位職種で差が小さい」傾向は30代でも継続しており、年代を超えて構造的な特徴として現れています。

30代女性の業種別平均年収ランキング 

30代女性の業種別では、金融が823.4万円で首位となり、コンサルティング・シンクタンク・事務所774.6万円、流通751.4万円が続きます。

業種女性全体(男女)
金融823.4万円904.1万円
コンサルティング・シンクタンク・事務所774.6万円837.5万円
流通751.4万円746.9万円
IT・通信737.3万円831.4万円
WEB721.0万円797.8万円
商社720.4万円765.0万円
メディカル・バイオ715.3万円756.8万円
その他682.7万円697.6万円
EMC680.9万円733.6万円
マスコミ668.3万円727.8万円
消費財662.1万円702.1万円
建設・不動産644.1万円724.0万円
サービス634.5万円660.6万円
医療・介護・福祉532.8万円672.1万円

※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)

業種別ランキングの上位は金融とコンサルティング・シンクタンク・事務所が占めており、20代と同じ顔ぶれが続きます。20代で首位だった金融は653.8万円から823.4万円へと約170万円上昇し、専門性を重ねた30代で報酬水準が大きく押し上げられる構造です。流通では女性751.4万円が全体746.9万円をわずかに上回るなど、業種によっては全体平均と近接または逆転する領域も見られます。

男女全体との差が大きい業種としては、IT・通信が女性737.3万円に対し全体831.4万円、医療・介護・福祉が女性532.8万円に対し全体672.1万円と140万円近い開きが出ます。

職種別と同様に、30代では男女差が拡大する業種が増える点が20代との明確な違いです。役職・職務範囲・専門領域の選択が年収水準を分ける要素として作用していると考えられます。

40代女性の平均年収

40代女性の平均年収は、年齢を重ねるごとに上昇基調を維持し、40歳の794.6万円から49歳には848.8万円に達します。

20代・30代と比較すると年収レンジは800万円前後で安定し、年収分布では1,000万円以上が24.0%に拡大する点が大きな特徴です。男女全体との差は30代から継続して開きをもつ一方、職種・業種別では1,000万円超の領域に到達するケースが上位帯で目立ち始めます。

年齢女性全体(男女)
40歳794.6万円868.8万円
41歳825.1万円875.3万円
42歳783.7万円883.4万円
43歳825.6万円911.4万円
44歳840.4万円902.1万円
45歳844.6万円940.0万円
46歳893.0万円969.2万円
47歳881.3万円947.6万円
48歳839.0万円966.9万円
49歳848.8万円962.1万円

※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)

年齢別の推移をたどると、40歳794.6万円から46歳893.0万円まで上昇したのち、47歳以降は840万円前後で推移します。30代では年齢に応じて段階的に上昇する構造が見られましたが、40代では46歳前後をピークとして緩やかに下降する流れに変わります。
男女全体との差は40歳時点で約74万円、49歳時点で約113万円と、30代から続く差の拡大傾向がさらに進む形です。

年収帯割合
500万円未満6.8%
500万円台12.5%
600万円台17.4%
700万円台14.9%
800万円台14.3%
900万円台10.2%
1,000万円以上24.0%

※JACの転職実績データをもとに作成(データ収集期間:2023年1月~2025年12月)

年収帯別の分布をみると、1,000万円以上が24.0%で最大の構成比を占めます。30代の10.0%から大幅に増加し、20代の1.8%と比較すると約13倍の水準です。500万円未満は6.8%まで縮小し、20代の26.6%、30代の11.9%から段階的に減少しました。年代を経るごとに分布の重心が上位帯へ移る構造が、40代でいっそう明確になります。マネジメント層や専門性を確立した方の層が厚みを増しており、ハイクラス領域が中核的な位置づけになっています。

  • 40代女性の職種別平均年収ランキング
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40代女性の職種別平均年収ランキング 

40代女性の職種別では、コンサルティング・アドバイザリーが1,072.5万円で首位となり、内部統制・監査1,036.9万円、経営・事業企画1,001.0万円が1,000万円超の3職種として上位を占めます。

職種女性全体(男女)
コンサルティング・アドバイザリー1,072.5万円1,193.2万円
内部統制・監査1,036.9万円1,035.9万円
経営・事業企画1,001.0万円1,127.5万円
法務・知財942.0万円982.3万円
金融937.6万円1,154.5万円
マーケティング・商品開発896.6万円961.4万円
メディカル・バイオ859.0万円949.8万円
営業853.5万円884.8万円
IT814.2万円930.2万円
技術系790.6万円850.0万円
WEB・アプリ・ゲーム785.0万円907.8万円
人事・労務783.4万円835.0万円
総務・広報772.0万円817.2万円
経理・財務768.6万円864.8万円
購買・物流・生産管理710.8万円790.6万円
建築系663.3万円778.5万円
クリエイティブ(広告・デザイン・放送関連)658.6万円753.2万円
土木系647.5万円821.7万円
秘書・アシスタント・事務・顧客対応634.7万円680.7万円
その他554.7万円771.6万円
医療・介護・福祉553.1万円765.4万円

※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)

30代までの上位帯は800万円台が中心でしたが、40代では1,000万円超の職種が3つ並ぶ構造に変わります。コンサルティング・アドバイザリーは30代の845.8万円から1,072.5万円へ約227万円上昇し、年代をまたいだ伸び幅が際立ちます。専門性とマネジメント経験が複利的に評価される領域で、ハイクラスが中心です。

男女全体との比較では、内部統制・監査が女性1,036.9万円に対し全体1,035.9万円とほぼ同水準で並ぶ点が注目に値します。30代までは上位職種で男女差が広がる傾向が続きましたが、40代では一部の専門領域で性別による差が解消されるケースも見られます。
一方、金融は女性937.6万円に対し全体1,154.5万円、コンサルティング・アドバイザリーは女性1,072.5万円に対し全体1,193.2万円と、上位職種で100万円を超える差が残る領域もあり、職種ごとに男女差の構造が分かれる年代といえます。

40代女性の業種別平均年収ランキング 

40代女性の業種別では、コンサルティング・シンクタンク・事務所が1,006.9万円で首位となり、WEB915.1万円、金融910.9万円が続きます。

業種女性全体(男女)
コンサルティング・シンクタンク・事務所1,006.9万円1,116.1万円
WEB915.1万円996.4万円
金融910.9万円1,088.7万円
メディカル・バイオ897.0万円985.9万円
IT・通信844.4万円1,011.0万円
消費財807.5万円844.9万円
EMC804.6万円886.8万円
商社762.2万円822.8万円
サービス748.3万円825.8万円
流通744.6万円789.6万円
その他736.0万円844.6万円
マスコミ734.9万円869.4万円
建設・不動産689.2万円796.9万円
医療・介護・福祉597.5万円720.4万円

※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)

20代・30代では金融が業種別の首位でしたが、40代ではコンサルティング・シンクタンク・事務所が首位に入れ替わり、女性業種別で唯一1,000万円を超える業種となります。30代の774.6万円から1,006.9万円へ約232万円上昇しており、職種別で見たコンサルティング・アドバイザリーと同様の伸び幅です。WEBと金融も900万円台に達し、上位3業種が形成する厚みのあるハイクラスが40代の特徴です。

男女全体との差をみると、IT・通信が女性844.4万円に対し全体1,011.0万円、金融が女性910.9万円に対し全体1,088.7万円と、上位帯で約170万円前後の差がつく業種もあります。業種ごとの差の出方は30代と類似する一方、上位帯の絶対額が押し上がったことで差の幅も拡大しました。役職や担当範囲の違いが報酬水準に反映される構造が、40代でいっそう明確になります。

50代以上女性の平均年収

50代以上女性の平均年収は、50代前半から後半にかけて900万円前後で推移し、60歳時点で1,119.9万円に達するなど高水準が続きます。

年代を通じた傾向として、50代以上では女性が男女全体平均を上回る年齢が複数現れる点が大きな特徴です。年収分布では1,000万円以上が36.6%に達し、40代の24.0%からさらに拡大しました。職種・業種別では法務・知財や営業、コンサルティング領域が1,000万円超のレンジで上位に並びます。

年齢女性全体(男女)
50歳937.6万円989.9万円
51歳881.9万円997.6万円
52歳912.3万円1,003.9万円
53歳932.5万円999.3万円
54歳1,043.7万円1,013.4万円
55歳926.5万円993.7万円
56歳937.6万円1,030.9万円
57歳871.0万円998.6万円
58歳982.8万円959.6万円
59歳822.1万円887.4万円
60歳1,119.9万円953.1万円
61歳–901.8万円
62歳–899.6万円
63歳–818.9万円
64歳–858.2万円
65歳–930.5万円

※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
※年齢別データはサンプル数が10件以上の年齢のみ掲載しています

年齢別の推移をたどると、50代以上の女性は年齢ごとの増減が大きく、必ずしも年齢に比例して上昇する形にはなりません。54歳で1,043.7万円、60歳で1,119.9万円とピークを記録する一方、59歳で822.1万円、62歳で665.7万円まで下がる年齢もあります。20代から40代までは年齢とともに段階的に上昇する流れが続いていましたが、50代以上ではキャリアの選択肢が多様化し、年齢と年収の関係が一律ではなくなる傾向です。

男女全体との関係も20代~40代から大きく変わります。50代前半までは全体平均が女性を上回る構造が続くものの、54歳で女性1,043.7万円が全体1,013.4万円を上回り、58歳・60歳・61歳・63歳でも女性が全体を超える結果となりました。経営層や専門領域で活躍する女性の年収水準が、男女全体の平均を引き上げる場面も生まれています。

年収帯割合
500万円未満7.9%
500万円台6.9%
600万円台13.6%
700万円台12.0%
800万円台12.4%
900万円台10.5%
1,000万円以上36.6%

※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)

年収帯別の分布をみると、1,000万円以上が36.6%に達し、全体の3分の1超を占めます。20代の1.8%、30代の10.0%、40代の24.0%と段階的に拡大してきた1,000万円超の比率が、50代以上で最大規模に到達しました。500万円未満から500万円台までの合計は14.8%にとどまり、20代の57.3%、30代の32.6%、40代の19.3%から大きく低下しています。年代を経るごとに分布の重心が上位帯へ移る構造が、50代以上で最も顕著に現れました。

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50代以上女性の職種別平均年収ランキング 

50代以上女性の職種別では、法務・知財が1,157.7万円で首位となり、営業1,085.1万円、コンサルティング・アドバイザリー1,056.8万円、WEB・アプリ・ゲーム1,020.3万円、金融1,005.5万円が1,000万円超の5職種として上位に並びます。

職種女性全体(男女)
法務・知財1,157.7万円1,075.8万円
営業1,085.1万円921.4万円
コンサルティング・アドバイザリー1,056.8万円1,334.9万円
WEB・アプリ・ゲーム1,020.3万円947.3万円
金融1,005.5万円1,269.4万円
クリエイティブ(広告・デザイン・放送関連)998.1万円1,011.1万円
人事・労務989.0万円931.0万円
メディカル・バイオ970.4万円1,067.4万円
総務・広報962.9万円874.7万円
IT951.2万円978.8万円
マーケティング・商品開発948.5万円992.7万円
経営・事業企画939.9万円1,262.8万円
内部統制・監査933.1万円982.2万円
購買・物流・生産管理905.1万円909.0万円
技術系884.0万円877.6万円
経理・財務814.1万円950.5万円
建築系732.6万円833.9万円
土木系721.0万円833.5万円
秘書・アシスタント・事務・顧客対応714.7万円776.7万円
その他669.8万円864.5万円
医療・介護・福祉575.0万円669.0万円

※JACの転職実績データをもとに作成(データ収集期間:2023年1月~2025年12月)

20代~40代では一貫して上位に入っていたコンサルティング・アドバイザリーや経営・事業企画が、50代以上では順位を下げ、法務・知財と営業が上位に浮上する構造に変わります。法務・知財は40代の942.0万円から1,157.7万円へ、営業は40代の853.5万円から1,085.1万円へと200万円前後の上昇です。長期キャリアで蓄積された専門性や顧客基盤が、50代以上の年収水準を押し上げる要素として作用していると考えられます。

男女全体との比較では、複数の職種で女性が全体を上回る点が50代以上の独自性として表れます。法務・知財では女性1,157.7万円に対し全体1,075.8万円、営業では女性1,085.1万円に対し全体921.4万円、WEB・アプリ・ゲームでは女性1,020.3万円に対し全体947.3万円と、女性が上回る職種が複数見られました。
一方で、金融は女性1,005.5万円に対し全体1,269.4万円、経営・事業企画は女性939.9万円に対し全体1,262.8万円と、300万円前後の差が残る職種もあります。男女差が解消される領域と差が広がる領域が混在する構造が、50代以上の特徴です。

50代以上女性の業種別平均年収ランキング 

50代以上女性の業種別では、コンサルティング・シンクタンク・事務所が1,152.7万円で首位となり、WEB1,130.4万円、金融1,089.9万円、メディカル・バイオ1,033.4万円が1,000万円超の4業種として上位を占めます。

業種女性全体(男女)
コンサルティング・シンクタンク・事務所1,152.7万円1,354.6万円
WEB1,130.4万円1,135.0万円
金融1,089.9万円1,234.1万円
メディカル・バイオ1,033.4万円1,061.3万円
IT・通信958.2万円1,103.5万円
EMC921.3万円949.0万円
その他880.9万円950.7万円
消費財827.0万円943.5万円
サービス786.7万円841.9万円
建設・不動産771.2万円879.9万円
マスコミ764.3万円1,060.1万円
商社762.4万円912.1万円
医療・介護・福祉755.8万円823.9万円
流通677.3万円926.0万円

※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)

業種別ランキングは40代と類似した上位構成ですが、1,000万円超の業種が4つに増える点で違いが出ます。コンサルティング・シンクタンク・事務所は40代の1,006.9万円から1,152.7万円へ、WEBは40代の915.1万円から1,130.4万円へ、金融は40代の910.9万円から1,089.9万円へと、上位3業種すべてで100万円以上の上昇です。経験を重ねた長期キャリアの価値が高く評価される業界で、報酬水準のさらなる上振れが起こる構造といえます。

男女全体との差をみると、業種別では女性が全体を上回るケースは見られず、職種別で観察された男女差の縮小・逆転とは異なる動きです。WEBが女性1,130.4万円に対し全体1,135.0万円とほぼ同水準で並ぶ一方、コンサルティング・シンクタンク・事務所は女性1,152.7万円に対し全体1,354.6万円、マスコミでは女性764.3万円に対し全体1,060.1万円と300万円前後の差が出る業種もあります。業種選択と男女差の関係は、年代ごとに少しずつ姿を変えながら今に至る構造です。

都道府県別の女性の平均年収 

都道府県別の女性の平均年収は、東京都が893.3万円で最も高く、神奈川県792.7万円、兵庫県775.7万円が続きます。

首都圏と関西圏の主要都市が上位を占める構造で、男女全体と比較するといずれの都道府県でも全体平均が女性を上回ります。最上位の東京都と最下位の愛知県では年収差が約213万円となり、地域による違いが報酬水準に表れる結果です。

都道府県女性全体(男女)
東京都893.3万円1,006.4万円
神奈川県792.7万円907.7万円
兵庫県775.7万円806.5万円
千葉県734.3万円854.8万円
大阪府729.1万円813.3万円
福岡県718.5万円792.6万円
埼玉県689.2万円779.3万円
愛知県680.8万円836.1万円

※当社実績(2023年1月~2025年12月、想定年収より)
※実績件数が限られる都道府県は除外し、首都圏・関西圏を中心とした主要都道府県を掲載しています。

ランキングをみると、東京都と神奈川県が抜きん出る構造です。東京都の女性平均は893.3万円で、2位の神奈川県792.7万円と100万円以上の開きがあります。兵庫県以降は700万円台中盤から後半に集中し、本社機能や専門職ポジションが集まる都市圏で、ハイクラス領域の求人が報酬水準を押し上げる傾向です。

男女全体と比較すると、すべての都道府県で全体が女性を上回ります。差が最も大きいのは愛知県で、女性680.8万円に対し全体836.1万円と155.3万円の開きがあり、製造業の管理職・技術職比率の高さが背景にあると考えられます。兵庫県は女性775.7万円に対し全体806.5万円と差が30.8万円にとどまり、地域による男女差の出方は一様ではありません。
転職先の地域選びは、希望する業種・職種と年収水準のバランスを踏まえて検討する視点が欠かせません。

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この記事の筆者

株式会社JACリクルートメント

編集部

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