薬剤師の転職事例|中小調剤薬局から大手ドラッグストアへ

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公開日:2025/05/09 / 最終更新日: 2025/05/09

Kさん(男性/30代半ば)

業 種
中小規模の調剤薬局
大手ドラッグストア併設調剤薬局
職種
薬剤師
薬剤師
年 収
480万円
550万円

「将来のキャリアが描けない」と閉塞感を抱き、転職を決意

中小規模の調剤薬局で薬剤師を務めていました。30代半ばになり、「マネジメントを経験したい」「取り扱う処方を増やし、知識を高めたい」「年収を上げていきたい」という思いがありましたが、上のポストが空く気配はないし、会社として新たな戦略や事業に取り組む様子もありません。そんなキャリアの閉塞感を打開するため、転職を決意しました。

しかし、求人サイトで調剤薬局の求人を見てみても、違いがよくわかりませんでした。条件での比較はできるものの、入社後、仕事の幅を広げたりポジションを上げたりしていけるのか、イメージを描きにくい。そこでJAC Recruitment(以下、JAC)に相談してみました。

JACのコンサルタントの面談で、これまでの経験を振り返って整理してみると、自分は「教育」への志向が強いことを認識しました。薬学部生の実習の受け入れや、新たに入社した薬剤師の研修などを担当してきたのですが、それがとても楽しかったし、人に教えることで自分の知識も磨けると感じていたのです。

「教育」の志向にマッチした企業に、年収アップでの転職が実現

JACのコンサルタントは、そうした私の志向を汲み取り、調剤薬局を併設している大手ドラッグストアチェーン・A社を提案してくれました。A社の経営陣との対話から、教育に力を入れていくという方針をつかんでおり、私の志向や目指すキャリアにマッチしていると判断したそうです。

初めての転職活動だったため、面接対策も手厚くサポートしていただけました。面接で聞かれる質問、面接担当者の人物タイプなどを教えていただき、質疑応答の準備をしたうえで2~3回模擬面接を繰り返し、本番に臨んだのです。結果、年収70万円アップのオファーで採用に至りました。

現職は小規模企業で、後任者の手配が難しく、退職交渉は難航しましたが、JACのコンサルタントからA社に入社時期の後ろ倒しを交渉してもらったため、引き継ぎの時間を確保できて円満に退職できました。

担当コンサルタントからのコメント:条件面だけでなく「志向」「キャリアプラン」にもとづいた選択を

KさんがA社から評価されたポイントの一つは、「キャリアアップしたい」という上昇志向。また、地域のお客さまとの関わりを大切にしていた「ホスピタリティ」の高さが、A社の企業風土に合うと判断されました。そして、研修・教育に課題を持っていたため、Kさんの教育の経験と意欲に期待が寄せられたのです。

Kさんの転職の成功のポイントは、条件面だけで求人を選ぶのではなく、自身がやりがいを感じること、これから目指すキャリアを明確にし、それを叶えられる企業を選んだことにあります。私たちコンサルタントは、志向や価値観の整理と、志向に合う企業選びをサポートしますので、まだ希望があいまいな状態であってもお気軽にご相談ください。

※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。


製薬業界に特化した専任コンサルタントが、あなたの転職をサポートします。
業界における市場価値はもちろん、レジュメの効果的な書き方、面接対策、企業傾向の情報収集など、
JACのコンサルタントにご相談ください。


この記事を監修した転職コンサルタント

今野写真

今野 大輔

ヘルスケアProfessionalディビジョン コンサルタント

2016年より医療、医薬業界にてご転職のサポートに携わってまいりました。
とくに調剤薬局、ドラッグストア企業領域を得意としております。
これまでの経験を生かし2025年にJAC Recruitmentに入社。
今後増々需要が高まってくる医療医薬品業界にてご納得のいくご転職となるよう私含め チーム一丸となってサポートいたします。