公開日:2022/03/11 / 最終更新日: 2022/04/28

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【動画解説付き】 次世代の経営モデルとして注目される「Purpose経営」

現在、グローバル化およびデジタライゼーションが進み、企業の経営環境は目まぐるしく変化しています。そんな中、国内企業においては「エグゼクティブ採用」の増加が非常に顕著となっています。

ここでは、なぜ現在エグゼクティブ採用が増加傾向にあるのか、その背景にあるトレンドや事柄に加え、エグゼクティブとして積極的にキャリア形成を行っていく上で、どのような経験を積み、どんなスキルを身に付けていけばよいのかをお伝えしていきますが、なかでも特に「Purpose経営」についてフォーカスして見ていきます。

PurposeからReasonへ


企業の存在意義や志を意味する「Purpose(パーパス)」。この部分に基軸を置いた「Purpose経営」が次世代経営モデルとして現在注目を集めています。SDGsやESG投資など、サスティナブルな地球環境や社会にとって良いビジネスを行っている企業に対し、その企業の商品の購入する形で応援する「エシカル消費」という言葉がありますが、人材市場においても地球環境、または社会にとって良いビジネスを行っている企業を選択する「エシカル就職」が広まっています。

一方、この「Purpose」によって、真に社会やステークホルダーの共感を得るためには、単に社会にとって良いことであるだけでなく、その企業やそこで働く人が、そこでの仕事に取り組む「必然性(Reason)」が噛み合うことによって初めて、他社には真似のすることができない自社独自の経営ストーリーを作ることができるのです。つまり「この会社だからこそできる」「この会社にしかできない」と思わせるような、その会社がこれまでに歩んできた道のりこそが、今後のビジネスにつながっていくストーリーが見えれば、多くの人の共鳴を得ることができるのです。

人を惹き付けるために魅力ある自分自身のストーリーを作ることも重要


また、エグゼクティブとして、多くのステークホルダーの共感を得るためには、打ち出すビジョンや戦略に魅力があることは当然重要なことですが、それと同時にその人自身の魅力も重要となります。その魅力とは、決して華々しい経歴や学歴、ルックスといったものを指すのではなく、現在に至るまでのその人のストーリーこそが人を惹き付ける要因なり得ます。すなわち「Will」や「Why」といった、未来に向けたその人の動機に加えて、「Reason」といった、過去や歴史と矛盾なくつながったストーリーこそに多くの人の共感を得ることができるわけです。この「Reason」というワードは、魅力的な企業や人を語る上での重要なキーワードとなりますので、ぜひ、意識しておきましょう。

エグゼクティブを目指す方が獲得しておくべき経験値やスキルとは?


さて、自社の歴史によって培われた強みをより客観的に評価し、未来の社会ニーズと結びつけていくことができるのは、決して、現在、社内にいる人員に限ったことではありません。むしろ、外部から客観的にその企業を見ている人の場合もあります。これが、まさにエグゼクティブ採用が増えている理由の一つなのです。実際の当社のクライアントでもある大手メーカーA社では、「会社の未来を考える」というミッションのもと、技術知財本部の幹部募集が行われた結果、当社推薦による候補者の採用が決定した事例があります。

これからエグゼクティブを目指す方は、さまざまな企業の特徴を単なるビジネスモデルや収益性などの杓子定規的な切り口ではなく、その会社の歴史やReasonと関連付け、明確に語れるような訓練を積んでおく必要があります。

以下にエグゼクティブ採用を目指す方に獲得しておいてもらいたい経験値やスキルをまとめていますので参考にしてみてください。

獲得したい経験値・スキル

・自社の特長(特徴)を俯瞰的、抽象的に捉えてストーリーとして表現する能力

・自身の経験(過去~現在)を第三者的に棚卸しして、言語化する能力と習慣化

・未来予測をもとに、それに対して自身がどのように貢献できるかを明確な言語で表現する能力

JAC Recruitmentがエグゼクティブを目指す方々に提供できること


エグゼクティブへの道筋は実に多様です。自身で起業する場合を除き、必ずしも思った通りの道筋や時間軸で目指すべきゴールにたどり着けるわけではないということを念頭に置かなければなりません。時には偶然の機会、また自分の意に反するような職務や役割を担いながらも、目の前のことに懸命に取り組み、そこで結果を出し続ける必要があります。そのような過程を経た結果、ようやく「役員」というポストにたどり着けるのです。しかし、エグゼクティブを目指す方にとっては、そこが必ずしもゴールではなく、むしろスタート地点であると言えるでしょう。良いスタートを切るためには、適切な準備を行っておく必要があることは言うまでありません。

JACではこれまで、エグゼクティブを目指すミドルマネジメント層のキャリア構築支援、そしてグローバル企業でエグゼクティブポジションを目指す方々への仕事紹介を手掛けてきました。その経験をもとに、エグゼクティブを目指す皆様の活躍を実現すべく、必要な情報提供やアドバイスを行ってまいります。

この記事の著者

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佐原 賢治

海外進出支援室 室長

1990年同志社大学商学部卒業。2000年JAC Japan(現JAC Recruitment)入社。関東・関西・九州で主に日系製造業向け人材紹介コンサルティングを経験した後、本社人事部長職を経て2011年から現職。海外事業展開に伴う国内外での人材採用に対する助言を行なうほか、自治体、地方金融機関等主催イベントでの講演多数。日経産業新聞「HRマネジマントを考える」隔月連載中。


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