アパレル業界の年収ガイド|平均年収・年代別・役職別・成功事例を解説

ファッションの多様化やEC市場の拡大により、アパレル業界では職種の幅が広がり、年収にも差が出ています。特に外資系企業やグローバルブランドでは、英語力やマネジメント経験、デジタルスキルが評価され、高年収を実現するケースが増加しています。

本記事では、JAC Recruitment(以下、JAC)の実績をもとに、アパレル業界の平均年収や年代別・役職別の年収傾向、企業タイプ(日系・外資)による違い、年収アップにつながった転職成功事例などもご紹介します。

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アパレル業界の平均年収は870.5万円、年代別年収も解説

JACの実績によると、アパレル業界の平均年収は870.5万円。年収の主要な分布は600万〜900万円で、特に40代〜50代でピークを迎える傾向があります。

職種による年収差があり、経営企画やIT関連では平均1,000万円超、一方で事務職は500万円台が中心です。役職に応じて年収レンジも広がり、本部長クラスでは2,000万円超の年収が提示された事例も確認されています。

また、英語力が高いほど年収が上がる傾向が顕著で、グローバル対応力や専門性、マネジメント経験を組み合わせることが、年収アップの鍵となります。

年代平均年収
20代後半621.1万円
30代前半763.7万円
30代後半848.0万円
40代前半902.2万円
40代後半1002.3万円
50代以上1065.0万円

役職別年収

役職分類平均年収(万円)
メンバー(課長未満)750.8万円
管理職(課長以上・部長以上)1076.1万円

領域別年収(日系/外資)

企業タイプ平均年収(万円)
日系884.0万円
外資807.0万円

職種別平均年収(抜粋)

業種平均年収
IT1038.2万円
WEB・アプリ・ゲーム769.4万円
マーケティング・商品開発742.5万円
営業853.0万円
技術系721.3万円
金融(M&A)1314.0万円
経営・事業企画1054.3万円
経理・財務940.7万円
建築系(工事管理)896.4万円
購買・物流・生産管理727.8万円
人事・労務953.3万円
総務・広報955.1万円
法務・知財791.7万円

アパレル業界の年収構造は、職種の広がりと専門性の高さがそのまま反映されています。例えば、店舗設計や什器管理に関わる建築系職種では年収800万円台、著作権や契約管理を担う法務・知財職でも700万円台と、一般的なイメージを超えた専門職が高水準の年収を得ています。
さらに、経営企画や財務、ITなど企業の中枢を担う職種では年収1,000万円超の事例も多く、デジタル化やグローバル展開が進む中で、業界全体が“ファッション”だけでなく“経営・技術・法務”の総合力を問うフィールドへと進化しています。

アパレル業界の最新求人情報

JAC Recruitmentでは、多数のアパレル業界の求人をお預かりしております。ここではその一部をご紹介します。

● 非公開:営業職(百貨店系アパレル担当)

● 日系アパレル:プレス・プロモーション

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アパレル年収アップを目指すには

アパレル業界で年収アップを目指すには、専門性に加え、業界横断の視点やビジネススキルの掛け合わせが重要です。JACの実績をもとに、年収向上につながりやすいスキルや経験を具体的に解説します。

専門性×ビジネススキルの掛け合わせが鍵

アパレル業界では、MD・商品企画・マーケティングなどの専門性に加え、英語力やExcelスキルが年収に影響する傾向があります。特に「5年以上の実務経験」「グローバル対応力」「サプライチェーン知識」をもつ方は、外資系企業やグローバルブランドで高く評価され、年収1,000万円を超える水準での採用が実際に複数件成約しており、専門性と語学力の両立が評価されています。

コンサル経験や外部視点をもつ方は高評価

アパレル業界内でも、コンサルティング的な視点を持ち、課題解決力や戦略立案力を発揮できる方は、経営企画・事業開発などの戦略ポジションで高く評価される傾向があります。特に外資系ブランドやグローバル展開企業では、分析力とグローバル対応力を兼ね備えた方が、年収1,200万円以上の水準で採用される事例も確認されています。業界内でのキャリアアップを目指す際は、実務経験に加え、外部視点や構造的な課題解決力をアピールすることが重要です。

IT・デジタル領域の専門性が年収を押し上げる

「Cloud」「CRM」「SNS運用」「データ分析」などのスキルをもつ方は、DX推進やEC強化の流れの中で高く評価されます。実際に、IT領域での経験をもつMD職では年収1,400万円、商品企画職でも1,000万円超の成約事例が確認されており、デジタル×業界理解の方が求められています。

会計・財務・法務などのバックグラウンドも強み

財務・法務・会計などの専門スキルをもつ方は、特に外資系アパレル企業で高く評価され、年収900万〜1,400万円の事例が複数見られます。コンプライアンス対応や契約交渉、財務管理などの経験は、経営管理職への登用にもつながり、安定した高収入を実現しています。

アパレル業界の年収アップ転職成功事例

国内アパレル企業から外資系ラグジュアリーブランドへ

Yさん(男性/50代前半)

業種職種年収
転職前国内アパレル企業 人事部長1,000万円
転職後外資系ラグジュアリーブランド人事部長1,250万円

Yさんは、営業職からキャリアをスタートし、社労士資格を取得後は人事アウトソーシング企業で11年にわたり制度企画や採用業務に従事。その後、事業会社の人事部門でマネージャーとして制度構築や事業閉鎖対応など幅広い経験を積み、現職では人事部長として経営に近い立場で方戦略を担っていました。

転職のきっかけは、業界の先行きや組織体制への懸念。JACとの面談では、制度企画・労務管理・採用・方開発などの実務経験に加え、40名規模のマネジメント経験や社労士資格、英語での読み書き対応力などを丁寧に棚卸し。Yさんの「プレイングマネージャー志向」や「中規模組織での実務重視」という希望に合致する外資系ラグジュアリーブランドの人事部長ポジションをご提案しました。

選考では、制度再構築や部門横断の施策推進力が高く評価され、年収は1,000万円から1,250万円へとアップ。今後は、グローバル人事制度の整備やエンゲージメント向上施策など、さらに戦略的な領域での活躍が期待されています。

SIerからアパレル業界のDX推進ポジションへ

Fさん(男性/30代後半)

業種職種年収
転職前情報サービス業プリセールスエンジニア1,000万円
転職後アパレル・小売業ITプロダクトマネジャー1,250万円

Fさんは、経営×システムを学んだバックグラウンドを活かし、日系SIerにてPLM導入コンサルタントとして活躍。医療機器・ロボティクス・香料メーカーなど多様な業界でのプロジェクト経験をもち、直近ではIoTやARを活用した製造現場向け提案にも従事していました。

転職のきっかけは、受託側から事業会社(発注者)へのキャリアチェンジを希望したこと。JACとの面談では、PLM領域における構想策定〜運用までの一貫した経験や、製造DXへの強い志向性が明確に言語化されました。Fさんの「現場に近い立場で業務変革を推進したい」という希望に対し、アパレル業界のDXを牽引する企業のITプロダクトマネジャー職をご提案。

選考では、業務設計力・プロジェクト推進力・技術理解に加え、ユーザー視点での課題抽出力が高く評価され、年収は1,000万円から1,250万円へとアップ。現在は、商品企画領域の業務改革をリードし、AIや機械学習を活用した情報製造小売業モデルの構築に携わっています。

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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

編集部

当サイトを運営する、JACの編集部です。日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。

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