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【テンプレート・例文付き】英文履歴書の正しい書き方は?日本の履歴書との違いについても解説

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公開日:2021/10/13 / 最終更新日: 2024/04/01

外資系企業や日系グローバル企業に応募する際には英文履歴書(英文レジュメ)が必要です。英文履歴書は日本語の履歴書と似て非なるもので、書類選考を通過するためには適切なポイントを抑えることが不可欠です。JAC Recruitmentのコンサルタントは、皆様のキャリアの棚卸からサポートします。業界別、職種別にアピールの方法が少しずつ異なりますので、各業界の転職市場を熟知したコンサルタントが、効果的なレジュメ/職務経歴書の書き方をアドバイスさせていただきます

「検索エンジンで調べて、なんとなく書き方はわかったが、正しい内容か不安…」
「自分なりに英文履歴書を作成して応募しているけど、書類選考が通らない」
「周りに英文履歴書の書き方を相談できる人がいない」
「もっと効果的なアピール方法や、見本が知りたい」

そんな悩みを密かに抱えている方も多いのではないでしょうか?
大量の応募書類の中から、採用担当者に最後まで読んでもらえる英文履歴書の書き方を、JAC Recruitmentの転職コンサルタントが紹介します。

英文履歴書の書き方にお困りですか?

今現在、

  • 書類選考で落ちたくない
  • 英語のチェックをしてほしい
  • 英文履歴書に何を書けば良いのかわからない

上記のようなお困りごとがございましたら、私たちJACへ相談してみませんか?

イギリスで創業以来、12カ国に拠点を広げ、グローバル企業や海外への転職を支援し続けているJAC。
英文履歴書の書き方に関しても、お気軽にご相談ください。

英文履歴書の書き方を相談する

英文履歴書・英文レジュメの書き方を外資転職の専門コンサルタントが徹底解説

英文履歴書(英文レジュメ、CV Curriculum Vitae/Resume)とは


英文履歴書(英文レジュメ)は日本の履歴書と職務経歴書を合わせたもので、日系企業への応募に使う和文の履歴書を単純に英訳すれば良いものではありません。JIS規格の履歴書のような定形は無く、アピールしたい内容に応じて3つのパターンを使い分けるのが一般的です。

1. 年代別に職歴を記載する「逆編年体式(Chronological Resume)」

職歴を“逆”時系列に沿って書く英文履歴書の形式です。
最新の職歴からさかのぼっていくようにして記載するので、どのような職歴を積んできたのかが分かりやすい書式です。同職種のポジションへの応募や、経歴の一貫性をアピールしたい方には最適なフォーマットだといえます。最新の職歴に目が止まりやすいため、即戦力を求める中途採用において最もポピュラーな形式となっています。初めて英文履歴書(英文レジュメ)を作成する方はまずは作成しておくと安心です。

2. 職務ごとにまとめる「キャリア式(Functional Resume)」

経験した職務について、自分のスキルや能力、成果を記載する英文履歴書(英文レジュメ)の書式です。応募するポジションに合わせて、PRしたい自分のスキルを具体的に記述し、職歴は社名、ポジション、在籍期間のみを記載します。転職回数の多い方やブランクのある方、キャリアチェンジを目指す方には有効なフォーマットです。
ある職種の経験が短い場合や相対的に勤務経験が少ない場合、インターンなど無期雇用以外の経験も併せてスキルとしてアピールすることもできます。また、職種転換をしてさまざまな経験をされている場合も、応募先のポジションに関連する経験を列挙し、強調することもできるため、英文履歴書としては有効なスタイルといえます。

3. 1と2をミックスさせた「混合式(Combination Resume)」

経験した職務について、自分のスキルや能力、成果を記載する英文履歴書(英文レジュメ)の書式です。応募するポジションに合わせて、PRしたい自分のスキルを具体的に記述し、職歴は社名、ポジション、在籍期間のみを記載します。転職回数の多い方やブランクのある方、キャリアチェンジを目指す方には有効なフォーマットです。
しかしながら、記載内容が重複する可能性があるため、内容に緩急をつけるなど、冗長な印象を与えないまとめ方の工夫が必要です。

Now Topics
■コンサルタントからのアドバイス
どのレジュメタイプが優れている、ということはありません。あなたのことを、相手にもっとも解りやすく伝わる形式を選ぶことと、望んでいるキャリアとこれまでの経験のギャップの大きさによっても異なります。日本語の経歴書をもとに、Chronological Resumeを作成し、キャリアコンサルタントとの面談を経て応募時までにブラッシュアップしていくのもよい戦略です。
■POINT
・仕事に関係ない資格は書かない。
プロフェッショナル(=職業関連性が高い)資格のみ記載しましょう
日本の履歴書では運転免許や武道の段位、取得した資格を漏れなく記載することは珍しくありませんが、英文履歴書では仕事に関係ない情報を記載する必要はありません。むしろ、応募するポジションに関連する資格を保有していることが、端的に解る方が好まれます。応募先のポジションに一切関係ない資格は省きましょう。
・ケアレスミスでマイナスな印象を与えないことに集中しましょう
スペルミスや文法ミスはそれだけで、いい加減な人という印象を与えますので当然ながら気を付けたいポイントです。さらに、目的を持って転職してきたことが伝わるよう、下記のように工夫してみましょう。
〇社内異動と転職はインデントや文字の太さなどを変え、ひと目で分かるように整理
〇能力をアピールする際の形容詞を適切に使用
〇あえて、難しい単語を使わず、わかりやすい文章を使用

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英文履歴書と日本の履歴書との違いは?


これまで、英文履歴書に馴染みがない人は、日本の履歴書や職務経歴書との違いに戸惑ってしまうことが考えられます。日本の履歴書はこれまでの職歴や学歴などが中心として構成されていますが、英文履歴書はスキルやキャリアをアピールすることが求められます。
つまり、日本語での履歴書を英文へと翻訳するだけでは、効果的なアピールにつながらないといえるでしょう。
それぞれの違いは以下の通りです。

● 英文履歴書:履歴書と職務経歴書の区別はなく、ひとつにまとめる
● 日本の履歴書:履歴書と職務経歴書を個別に用意する

また、記載内容についても違いがあり、英文履歴書へ記載するのは「仕事に直結する情報のみ」です。
連絡先や志望動機などはカバーレターへ記載します。その一方で、日本語履歴書はプロフィールは履歴書へ、職務経験や実績については、職務経歴書へと個別に記載する必要があります。
このように違いがありますが、英文履歴書では志望先の企業にとって「自分を採用するメリット」をいかに伝えるかが大きな目的です。そのため、簡潔かつわかりやすいことが日本語の履歴書よりも重視されます。

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英文履歴書に記載しない9個の項目


日本の履歴書と異なり、英文履歴書では「仕事に関係ない個人情報」については書かないことが一般的です。記載しない項目には、以下のようなものが挙げられます。

1:生年月日
2:年齢
3:性別
4:顔写真
5:配偶者、子どもの有無
6:家族構成
7:通勤時間
8:退職理由 
9:過去及び希望する年収
 

基本的には、仕事に関連しない事柄の記載は必要ありません。また、宗教や国籍などについてもプライベートな内容となり、差別につながるおそれがあることは、英文履歴書には記載しないことがルールです。
しかし、注意点としてはこれらの中でも志望する企業に応じて必要となることや、面接で聞かれた際に答える場合があります。
まず、顔写真については、志望先企業から貼るように指示がある場合はそれに従います。また、英文履歴書は、求人の応募内容に対して、自己アピールすることが求められるため、退職理由について記載する必要はありません。面接で質問された場合は答えられるように準備しておくことが必要です。
さらに、過去及び希望する年収については、特に指定されない限り、記載しません。こちらについても、面接の場で質問されたときに答えられるように準備しておきましょう。

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英文履歴書英文履歴書(英文レジュメ、CV Curriculum Vitae/Resume)のサンプル


英文履歴書のサンプル


JACはイギリスで創業以来、40年以上にわたり、外資系企業への転職を支援し続けています。
外資系企業への転職のご相談(無料)や英文履歴書(英文レジュメ)の添削は、JACへ。


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あなたの英文履歴書(英文レジュメ、CV Curriculum Vitae/Resume)を魅力的にするには


あなたの英文レジェメを魅力的にするには

それでは、具体的な英文履歴書のサンプルを、逆編年体式をベースに紹介します。

英文履歴書の基本ルール
● 手書きではなく、PCで作成
● 用紙はA4サイズ、1〜3枚に抑える
● フォントはTimes New Roman、Centuryなど一般的なビジネス文書で使用されるシンプルなもの。デザイン性の高いフォントやレイアウトは逆効果。
● 文字サイズは本文が11〜12ポイント、見出しは本文より2ポイント程度大きくする
● 印刷する際は、白などベーシックな色合いの用紙で

● 文字の色は、黒で統一

余白を適切に設定する
適切な余白を設定することで、ページ内の情報を読みやすくすることができます。英文履歴書やカバーレター、退職願などの公式な文書の場合、ページの左右上下には1インチ(25.4mm)の余白を設定するのが標準的です。
また、履歴書にスペースが多くある場合には、1インチ(25.4mm)の余白をとって、ページ全体に本文を配置することが望ましいです。それとは反対に、スペースが不足している場合は、余白を0.75インチ(19mm)まで減らして調整するのが良いでしょう。

ただし、余白の調整を行った場合でも、0.5インチ(12.7mm)以上の余白は必ず設定するようにしてください。なぜなら、PDFファイルへの変換やATSでの処理によって、本文がはみ出して
しまい、重要な箇所が見落とされてしまう可能性があります。

英文履歴書の文章の配置位置
英文履歴書の本文は左揃えにするのが標準的です。左揃えが採用担当者にとって最も見やすい配置になります。ただ、好みによっては、氏名や連絡先、見出しなどは中央揃えにしても構いませんが、そのほかの項目は左揃えでそろえるようにしてください。

見出しにスタイルを加えて強調する
見出しに太字や下線などのスタイルを加えることで、採用担当者が履歴書の中で確認したい項目を探しやすくすることができます。また、フォントサイズを12ptまたは14ptと大きく設定するのも効果的といえます。
ただし、見出しのスタイルを変更する際には、本文との区別ができるような書式を使用して、ビジネス文書らしい読みやすさを考慮することを忘れてはいけません。
また、これらのスタイルの変更は、英文履歴書の一番上に記載する自分の氏名や連絡先にも適用できます。氏名などは、採用担当者が一番最初に目を通す場所なので、読みやすいスタイルを選ぶように心がけましょう。

英文履歴書は箇条書きでシンプルにまとめ、堂々とアピール
アピールポイントを箇条書きでまとめましょう。一人称の主語は省き、動詞や名詞から文を書き始めるのが基本です。過去の経験や実績は過去形の動詞を使い、継続中の業務や経験は進行形の動詞を使いましょう。
また、経験や能力をアピールする際に謙遜は不要です。面接で会いたいと思わせるためにも、臆せず自己アピールをしましょう。作成する前に自分の経験を棚卸しし、応募先求人の要件と強みをすり合わせておくと良いでしょう。

英文履歴書における学歴の書き方
学歴は最終学歴で取得した学位の名称、大学名、所在地、学位を取得した年(卒業年)のみ記載しましょう。

学位の書き方
学士号 Bachelor of ○○○
修士号 Master of ○○○
博士号 Doctor of ○○○ もしくは PhD in ○○○

主な専攻、学部・学科名の書き方
法学 Laws / 工学 Engineering
経済学 Economics / 理学 Science
商学 Commerce / 建築学 Architecture
経営学 Business Administration / 情報科学 Information Science
文学 Arts (Literature) / 農学 Agriculture
外国語学 Foreign Studies / 医学 Medicine
教育学 Education / 薬学 Pharmacy
社会学 Sociology / 国際学 International Studies
※大学によっては異なる場合がありますので、不明な場合や上記に当てはまらない場合は出身大学に確認しましょう.

英文履歴書で活かしたい、スキルを効果的に表現するAction Verb

英文履歴書では主語を省き、動詞から書き始めることが一般的です。ここで重要なのは、担当者の目を引くような動詞を活用することです。職歴やスキルを、シンプルかつ効果的に伝える動詞を「Action Verb」と呼びます。 以下は代表的なAction Verbの一覧です。うまく活用して、あなたの経歴を効果的に伝えましょう。


マネージメントに関する動詞
確認する / Identify
監督する / Supervise
管理する / Manage
構築し直す、リストラする / Restructure
再編成する / Reorganize
指揮する / Direct
承認する / Approve
人員配置する / Staff
推薦する / Recommend
先導する / Head
代表する / Represent
任命する / Assign
評価する / Evaluate

業務に関する動詞

間をつなぐ / Interface
与える / Provide
アップグレードする / Upgrade
インストールする / Install
うみ出す / Generate, Produce
運用する / Operate
教える / Instruct
開拓する / Pioneer
改訂する / Revise
開発する / Develop
拡張する / Enhance
形にする / Formulate
交渉する / Negotiate
交流する / Interact
再設計する / Reengineer
参加する / Participate
支援する / Assist
実行する / Conduct, Perform
示す / Demonstrate
準備する / Prepare
セットアップする / Set up
説得する / Persuade
選択する / Select
選別する / Screen
創造する / Create
促進する / Expedite, Facilitate
組織化する / Organize
構成する / Structure
構築する / Build
立ち上げる / Launch
調査する・研究する/Research
調整する / Coordinate

成果に関する動詞

解決する / Resolve,Solve
確実にする / Ensure
拡大する / Expand
完成する / Complete
簡略化する / Simplify
貢献する / Contribute
向上する / Improve
最小化する / Minimize
最大化する / Maximize
受賞する / Award
スリム化する / Streamline
達成する / Accomplish, Attain
手にいれる / Obtain
到達する / Achieve
増やす / Increase

主な使用例

チームをマネジメントしたとき / Managed〜 もしくはDirected〜
上司と業務を行っていたとき / Support〜 もしくはAssist〜
目標を達成したとき / Achived〜
計画を立案したとき / Designed〜

英文履歴書の添削・アドバイスは転職エージェントを活用する

英文履歴書を書いた後は、その履歴書を転職エージェントにチェックしてもらうのがおすすめです。もし、転職エージェントが「書いている内容が理解できない」と感じた場合、応募先企業の採用担当者にも同じように伝わるおそれがあります。

特に、外資・グローバル企業への転職支援実績が豊富な転職エージェントを活用することで、自身では上手く説明できなかったアピールポイントを説得力のある自己PRに変換して、提案してもらうことができます。


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提出前に要チェック!英文履歴書失敗しがちなミス一覧

これまで紹介したポイントの他にも、英文履歴書において注意しておきたいポイントをまとめました。提出前に該当する項目がないか必ず確認しましょう。

☑数字はアラビア数字(1,2,3の形式)を使用しているか
☑全角を使用していないか
☑丸囲み文字や数字などの機種依存文字、記号や絵文字を使用していないか
☑スペルミスや文法ミスはないか
☑ピリオドの打ち忘れがないか
☑同じ単語や表現を繰り返し使い回していないか
☑誕生日、配偶者の有無、写真添付、趣味など不必要な個人情報を記載していないか
☑退職理由や達成できなかった業績など、不要な情報を記載していないか
☑適宜余白を取るなど、読みやすくする工夫をしているか
☑氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの連絡先に誤りがないか

■POINT
代行業者に頼むのはOK?NG?
あなたの経歴をもとに英文履歴書を作成してくれる代行業者を依頼するという方法もあります。相場は3〜5万円、個人間取引サービスなら数千円で代行するケースもあります。 対応範囲は業者によってバラバラで、和文経歴書をベースに翻訳するサービスもあれば、不自然な表現や意味が伝わりにくい部分を指摘するのみのサービスもあります。ただし、応募先企業に応じた対策ができないことや、最新の人材トレンドを意識した対策ができないというデメリットがあります。
JACリクルートメントでは、英文履歴書の添削を、無料で対応しています。書類だけを代行する業者を利用するのではなく、あなたのキャリアとプラン、そして応募先企業に応じた書類を作成できるエージェントを活用することをお勧めします。

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英文履歴書(英文レジュメ、CV Curriculum Vitae/Resume)に添えるカバーレターが必要な場合と、不必要な場合


英文履歴書に添えるカバーレターが必要な場合と、不必要な場合

英文履歴書を提出する際には、カバーレター(Cover Letter)と呼ばれる書類を添付する場合があります。昨今では以下のようなケースの場合に限ります。

・人材エージェントや求人サイトを使用せず、ご自身で直接企業に応募する場合
・ヘッドハンターから応募前に提出を求められた場合
・役員〜部長クラスへの応募の場合

企業や応募ポジションに求められるスキルや経験、マインドを把握したうえで、英文履歴書と内容をリンクさせるカバーレターが必要です。戦略的に作成しないと、人事担当や決裁者へのアピールとして機能しません。
web上に公開されているテンプレートをそのまま使用したり、見本に沿って作成したりしても、アピールすべきポイントが含まれていないと、「余計な書類を送ってきた」と受け止められてしまい不利に働きます。絶対に避けましょう。

人材エージェントを通じて応募する場合には、カバーレターの役割を担う文章をコンサルタントがメールで企業に送付しますので、ご自身で用意する必要はありません。
JACリクルートメントではコンサルタントが企業の人事担当者と密にコミュニケーションをとっていますので、求められるスキルや経験、マインドを把握したうえで、効果的なカバーレターの作成を代行します。効率良く転職活動を成功させるためにも、ぜひJACリクルートメントの転職支援サービスをご活用ください。

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英文履歴書をメールや郵送で送る時のマナー


メールや郵送で英文履歴書を提出する際のマナーを、詳しく解説します。

・メールで送る場合
企業側から件名に関する指定があるかどうかを確認することは必須です。多くの企業が件名を統一しているため、指定がある場合は必ず従いましょう。
指定がない場合でも、内容が一目でわかるような件名を心がけることが大切です。例えば、「履歴書 – [自身の名前]」という形式が考えられます。
また添付する履歴書のファイル名には、自身の名前を明記することが推奨されます。これにより、企業側がファイルを管理しやすくなります。
さらに企業からカバーレターの提出を求められていなくても、メールの本文にカバーレターの内容を要約して記載することで、自身の意気込みや適性をアピールできます。

・海外に郵送する場合
履歴書や必要書類を海外の企業に郵送する際には、国内とは異なる配慮やマナーが求められます。
「AIR MAIL(航空便)」「EXPRESS」「SPECIAL DELIVERY(速達)」「REGISTERD MAIL(書留)」など、便種を明記することが必要です。これにより、書類が適切な速さで届けられる確率が高まります。
次に、人事担当者の名前がわかっている場合、敬称を忘れずに使用しましょう。例えば、「Mr.」「Ms.」「Dr.」などの敬称を正しく使用することで、礼儀正しい印象を与えることができます。さらに、表書きには「AIR MAIL(航空便)/EXPRESS/SPECIAL DELIVERY(速達)/REGISTERD MAIL(書留)」などの記載が必要です。
そして、取り扱いの注意を記載したい場合、CONFIDENTIAL(機密)、PERSONAL(個人宛)、PRIVATE(親展)、URGENT(緊急)、IMMEDIATE(至急)などの表記を使用して、内容の重要性や緊急度を伝えることができます。これにより、受取人が書類の取り扱いに注意を払う可能性が高まります。
このように、英文履歴書を海外の企業に提出する際には、気をつけるべきポイントがいくつかあります。また、企業からの返信を待つ間、追加の情報提供が求められることもありますので、メールのチェックはこまめに行い、必要な対応を迅速に行いましょう。


これらの対応は、はじめての人にはわかりにくいと感じるかもしれません。その場合は、経験が豊富な転職エージェントを活用するのがおすすめです。

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プロが教える!初めての英文履歴書(英文レジュメ、CV Curriculum Vitae/Resume)でやりがちな3つの失敗


プロが教える!初めての英文履歴書でやりがちな失敗ベスト3

3位 応募先の職務に関係ない情報を書いている

日本の職務経歴書では趣味や資格欄を充実させることが推奨されますが、英文履歴書では、仕事に関わりのない情報は書かないでください。
日系企業と比較して外資系企業の採用は非常にドライです。文章が長く、読むのに疲れる内容だと最後まで読まれず、無駄な情報があればそこで読むのをやめて不採用の烙印を押されることも珍しくありません。
ポイントは採用担当者が関心を持ちそうな情報を簡潔に書くことです。応募するポジションに対する思いの丈を綴るのはグッとこらえて、まずはシンプルにまとめることに専念しましょう。

2位 日本の履歴書や職務経歴書のように長文になりがち

英文履歴書では、基本的には事実を箇条書きでまとめましょう。補足説明が必要な際も3〜5行で収めましょう。PMであればメンバー数や期間、予算規模、プロジェクトの概要を、営業のポジションであれば達成した売上、担当クライアントなど、関わった仕事の規模を端的にまとめると同時に、プロジェクトやチームの中で、あなたがどのような行動を起こして結果を出したのかをまとめましょう。

外資系の採用担当者は採用目的が日系企業と比較してかなり明確です。記載した取引先の社名が先方にとって、コネクションを作りたい企業であれば、採用にも有意に働きますので、実績はハッキリ記載することを心がけましょう。

1位 誤字脱字・意味不明な表現

自分では正しく書いているように見えて、第三者が見ると意味不明な文法になっていたり、支離滅裂な内容であったり、あなたにしか伝わらない言葉を使っていたりすることが、英文履歴書にはあります。
JACリクルートメントの転職支援サービスでは、各業界に精通した外資系転職のプロが書類を添削しています。無料で利用できますので、ぜひ活用して下さい。

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外資系企業への転職に使用する「履歴書用の写真」とは?


日系企業同様、外資系企業の転職においてもすべてのケースで履歴書写真が必要、と思っている方も多いかもしれませんが、実際には、英文レジュメでは写真の添付は必須ではありません。しかし、外資系企業であっても、日本語の履歴書を求められた場合には、写真の添付が必要です。そのため、外資系企業への転職を目指すならば、まずは志望する企業のエントリー形態がどのような書式になっているのかを確認しておくことが大切です。

また書類選考では、応募者を選定するのに判断できる材料が「書類」と「写真」しかないことから、面接官に「写真でいかにインパクトを残すか」が重要となります。

外資系企業への転職時に使用する写真選定のポイントについて詳しくはこちらをクリック

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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment 編集部

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


当サイトを運営する、JACの編集部です。 日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。




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