年収1,000万円は、一部の経営層や限られた専門職だけのものではありません。
JAC Recruitment(以下、JAC)の転職支援実績を見ると、職種・業界・キャリアの取り方によっては、30代・40代でも年収1,000万円に到達している人が多数います。
本記事では、JACの実績データをもとに、年収1,000万円以上を実現している人が多い職種・業界・年代を整理し、ハイクラス転職に向けた示唆を提示します。
※JACの転職支援実績データ(対象期間:2023年1月〜2025年12月/インセンティブ・賞与を含む想定年収)より
目次/Index
【職種編】年収1,000万円を稼げる職業・仕事
以下は、JACの転職支援実績において、年収1,000万円以上で転職した人の割合が高かった職種を、多い順に並べたものです(上位30職種)。
※1000万円比率が高く、1,000円以上で転職したケースが10名以上いる職種上位30
| 職種 | 割合 | 平均年収 |
|---|---|---|
| CIO | 94.4% | 1,687.7万円 |
| CTO・VPoE | 93.3% | 1,695.6万円 |
| CEO | 92.6% | 1,827.4万円 |
| CFO | 91.7% | 1,564.3万円 |
| COO | 91.2% | 1,619.7万円 |
| 医師 | 90.9% | 1,378.1万円 |
| CHRO | 90.0% | 1,414.1万円 |
| 役員(CEO・COOなど) | 69.4% | 1,321.5万円 |
| 弁護士 | 68.8% | 1,173.3万円 |
| エンジニアリングマネージャー | 66.7% | 1,126.8万円 |
| メディカルアフェアーズ | 60.9% | 1,171.4万円 |
| 医薬品ライセンシング | 60.0% | 1,085.7万円 |
| ファンドマネージャー・アナリスト | 59.5% | 1,097.7万円 |
| システム監査 | 58.1% | 1,015.0万円 |
| 管理部門責任者・ファイナンシャルコントローラー | 57.4% | 1,059.5万円 |
| 会計監査 | 54.5% | 1,033.6万円 |
| M&A | 53.8% | 1,007.5万円 |
| 営業管理職 | 52.9% | 1,065.9万円 |
| 渉外(ロビイング) | 52.6% | 1,067.0万円 |
| 不動産開発 | 51.9% | 1,007.4万円 |
| ストラクチャードファイナンス | 49.0% | 1,048.2万円 |
| 戦略コンサルタント | 47.7% | 1,106万円 |
| 新規事業開発 | 47.2% | 1,018.4万円 |
| 業務監査 | 46.6% | 983.4万円 |
| ERP導入コンサルタント | 46.4% | 1,006.9万円 |
| 臨床開発リーダー・臨床開発プロジェクトマネージャー | 46.2% | 1,020.4万円 |
| HRIS | 45.5% | 945.3万円 |
| LSI・IC・メモリ設計 | 45.2% | 941.7万円 |
| プロダクトマネージャー | 45.2% | 990.3万円 |
| リスク管理 | 44.6% | 967.3万円 |
職種別に年収1,000万円以上に到達している割合を見ると、最も高い水準にあるのはCxO(最高〇〇責任者)クラスです。CIO、CTO・VPoE、CEO、CFO、COOはいずれも9割以上が年収1,000万円を超えており、平均年収も1,500万円から1,800万円台に達しています。企業の意思決定や戦略を担う立場であることが、高年収に直結していることがわかります。
次いで、医師やCHRO、役員クラスといった高度な専門性や組織統括の責任を担う職種でも、年収1,000万円以上の割合が高くなっています。また、弁護士やエンジニアリングマネージャー、メディカルアフェアーズ、医薬品ライセンシングなどの専門職では、約6割が年収1,000万円に到達しています。
金融・管理領域では、ファンドマネージャーやM&A、管理部門責任者、会計監査、システム監査などで過半数が年収1,000万円以上となっており、資本戦略やガバナンスに関わる役割が高く評価されています。営業管理職や不動産開発、渉外といった職種も、組織や対外関係を統括する立場で高年収層が形成されています。
さらに、戦略コンサルタントや新規事業開発、ERP導入コンサルタント、臨床開発リーダーなども、4〜5割が年収1,000万円以上に到達しています。専門性を軸に事業全体へ関与する職種では、高年収が実現していることが読み取れます。
【男性】年収1,000万円を稼げる職業・仕事
男性の年収1,000万円以上の到達割合を職種別に見ると、最も高い水準にあるのはCxOクラスです。CIOは対象者の100%が年収1,000万円を超えており、CEO、CTO・VPoE、COO、CFOも9割以上が該当しています。平均年収はいずれも1,500万円から1,800万円台に達しており、経営やIT戦略、財務など企業の中枢機能を担う立場が、男性の高年収を強く支えていることがわかります。
CxOに次いで高い割合を示しているのが、役員クラスやメディカルアフェアーズです。役員全体でも約8割が年収1,000万円以上に到達しており、医薬品分野で高度な専門性と対外的な責任を担うメディカルアフェアーズでも7割を超えています。また、エンジニアリングマネージャーや渉外、ファンドマネージャー・アナリストといった職種でも、6割前後が年収1,000万円以上となっています。
管理・財務・ガバナンス領域では、システム監査や海外子会社管理、管理部門責任者、IR、M&Aなどで過半数が年収1,000万円に到達しています。さらに、不動産開発や営業管理職、プロダクトマネージャーなど、事業成果や組織運営に関与する職種でも、高年収層が形成されています。
【男性】1000万円比率が高く、1,000円以上で転職したケースが10名以上いる職種上位20
| 職種 | 割合 | 男性の平均年収 |
|---|---|---|
| CIO | 100.0% | 1,765.8万円 |
| CEO | 95.9% | 1,861.9万円 |
| CTO・VPoE | 93.3% | 1,695.6万円 |
| COO | 92.7% | 1,648.1万円 |
| CFO | 90.9% | 1,530.8万円 |
| 役員(CEO・COOなど) | 77.4% | 1,383.5万円 |
| メディカルアフェアーズ | 72.5% | 1,323.4万円 |
| エンジニアリングマネージャー | 68.2% | 1,130.2万円 |
| 渉外(ロビイング) | 65.5% | 1,144.5万円 |
| ファンドマネージャー・アナリスト | 62.0% | 1,122.0万円 |
| システム監査 | 60.9% | 1,007.8万円 |
| 海外子会社管理(経理・財務) | 58.3% | 1,102.7万円 |
| プロダクトマネージャー・ブランドマネージャー | 58.2% | 1,088.2万円 |
| 管理部門責任者・ファイナンシャルコントローラー | 57.8% | 1,067.7万円 |
| IR | 57.8% | 1,096.7万円 |
| M&A | 54.8% | 1,009.1万円 |
| 不動産開発 | 54.4% | 1,022.1万円 |
| マーケティング・商品開発(金融) | 54.3% | 954.0万円 |
| 営業管理職 | 53.7% | 1,071.4万円 |
| プロダクトマネージャー | 53.2% | 1,040.0万円 |
これらのデータから、男性が年収1,000万円を実現している職業では、専門性を軸にしつつ、意思決定や成果責任の範囲が広がることで年収水準が引き上げられていることがわかります。
【女性】年収1,000万円を稼げる職業・仕事
女性の年収1,000万円以上の到達割合を職種別に見ると、上位に位置するのは専門性と意思決定責任が明確な職種です。弁護士とCEOはいずれも6割超が年収1,000万円以上に到達しており、平均年収も高い水準にあります。高度な専門知識を背景に、経営や重要な判断に関与する立場が評価されていることがうかがえます。
次いで割合が高いのが、管理部門責任者・ファイナンシャルコントローラーです。約5割が年収1,000万円以上に到達しており、経理・財務を軸に組織全体を統括する役割が高年収につながっています。また、メディカルアフェアーズや製造販売後調査、臨床開発リーダーといった医薬品分野の専門職でも、4割前後が年収1,000万円に近い水準に達しています。専門性の蓄積が市場価値として評価されている点が特徴です。
そのほか、エリアマネージャーや営業管理職、不動産開発など、事業・組織運営に関わる職種でも一定割合が年収1,000万円に到達しています。さらに、プロダクトマネージャーや事業企画・新規事業開発、戦略コンサルタントなど、企画・推進系の職種でも到達者が見られます。内部統制やコンプライアンス、HRBP、広報・CSRなどのコーポレート系職種も含め、女性の高年収は特定の分野に限らず広がりを見せています。
【女性】1000万円比率が高く、1,000円以上で転職したケースが5名以上いる職種上位20
| 職種 | 割合 | 女性の平均年収 |
|---|---|---|
| 弁護士 | 62.5% | 1,070.0万円 |
| CEO | 62.5% | 1,513.5万円 |
| 管理部門責任者・ファイナンシャルコントローラー | 51.9% | 960.0万円 |
| メディカルアフェアーズ | 44.4% | 956.0万円 |
| エリアマネージャー・スーパーバイザー | 43.8% | 1,098.7万円 |
| 不動産開発 | 40.0% | 933.5万円 |
| プロダクトマネージャー・ブランドマネージャー | 39.2% | 926.8万円 |
| 製造販売後調査(GPMSP) | 38.5% | 901.6万円 |
| メディカル学術・リエゾン・アフェアーズ | 38.1% | 914.0万円 |
| 営業管理職 | 35.7% | 955.9万円 |
| 臨床開発リーダー・臨床開発プロジェクトマネージャー | 35.2% | 923.7万円 |
| 新規事業開発 | 35.1% | 881.3万円 |
| 内部統制・SOX・コンプライアンス | 33.8% | 921.0万円 |
| 事業企画・事業開発 | 33.6% | 908.8万円 |
| ERP導入コンサルタント | 33.3% | 839.6万円 |
| 組織開発 | 31.8% | 970.6万円 |
| 広報・CSR | 31.5% | 890.6万円 |
| 戦略コンサルタント | 31.3% | 1,009.2万円 |
| HRBP | 30.9% | 863.7万円 |
| CMC薬事 | 30.8% | 823.4万円 |
これらのデータから、女性が年収1,000万円を実現している職業は、専門性を軸にしながら、組織や事業への関与度を高めているポジションに集中していることが読み取れます。
【文系】年収1,000万円を稼げる職業・仕事
文系出身者が多いとされる職種において年収1,000万円以上に到達している割合が高いものは、契約・交渉・事業推進といった分野で強みを発揮する職業が上位に並びます。中でも英文契約は、約3分の2が年収1,000万円以上に到達しており、平均年収も1,000万円を超えています。海外取引やグローバル案件における契約実務は専門性が高く、経験の希少性が評価されやすい職種といえます。
次いで、M&Aや営業管理職、渉外といった職種でも、5割を超える割合で年収1,000万円以上に到達しています。これらの職種は、財務知識や交渉力、社内外の調整力を背景に、企業の成長や対外関係に直接関与する点が特徴です。特にM&Aや渉外では、経営判断に近い立場で業務を担うことが多く、報酬水準にも反映されています。
また、不動産開発も文系出身者が多い職種の一つで、過半数が年収1,000万円以上に到達しています。事業性の判断やプロジェクト推進、関係者との調整といった役割が求められ、成果責任の大きさが年収水準を押し上げています。
【文系出身者が多いとされる職種の1000万円以上比率が高い職種】
| 職種 | 割合 | 文系の平均年収 |
|---|---|---|
| 英文契約 | 66.7% | 1,031.4万円 |
| M&A | 53.8% | 1,007.5万円 |
| 営業管理職 | 52.9% | 1,065.9万円 |
| 渉外(ロビイング) | 52.6% | 1,067.0万円 |
| 不動産開発 | 51.9% | 1,007.4万円 |
これらの結果から、文系出身者が多いとされる職種で高年収を実現している職業は、専門資格や知識そのものよりも、事業成果や経営への貢献度が明確な役割に集中していることが読み取れます。経験を積み重ねながら、意思決定や事業推進に関わる領域へと役割を広げていくことが、年収1,000万円に近づく現実的なキャリアといえるでしょう。
【理系】年収1,000万円を稼げる職業・仕事
理系出身者が多いとされる職種において年収1,000万円以上に到達している割合が高い職種を見ると、専門技術を軸にマネジメントや対外的な責任を担うポジションが上位に並びます。特にエンジニアリングマネージャーは約3分の2が年収1,000万円以上に到達しており、平均年収も1,100万円を超えています。技術理解に加えて、組織運営や意思決定を担う役割が評価されていることがうかがえます。
医薬品分野では、メディカルアフェアーズや医薬品ライセンシングで6割前後が年収1,000万円以上に到達しています。いずれも高度な専門知識に加え、社内外との調整や戦略的判断が求められる職種であり、経験の蓄積がそのまま市場価値につながりやすい点が特徴です。また、メディカル教育でも半数が年収1,000万円に近い水準に達しており、専門性の高さが評価されています。
このほか、システム監査でも約6割が年収1,000万円以上となっており、ITや業務プロセスのリスク管理を担う立場が高年収につながっています。
【理系出身者が多いとされる職種の1000万円以上比率が高い職種】
| 職種 | 割合 | 理系の平均年収 |
|---|---|---|
| エンジニアリングマネージャー | 66.7% | 1,126.8万円 |
| メディカルアフェアーズ | 60.9% | 1,171.4万円 |
| 医薬品ライセンシング | 60.0% | 1,085.7万円 |
| システム監査 | 58.1% | 1,015.0万円 |
| メディカル教育 | 50.0% | 986.6万円 |
理系出身者の場合、研究や設計といった個人の技術力にとどまらず、技術を軸に組織や事業全体へ関与する役割へと広がることで、年収1,000万円が現実的な水準となっていることが読み取れます。
【業種編】年収1,000万円を稼げる職業・仕事
以下は、JACの転職支援実績において、年収1,000万円以上で転職した人の割合が高かった業種を高い順で整理した一覧です。
業種別に年収1,000万円以上に到達している割合を見ると、最も高い水準にあるのは金融・投資領域です。プライベートエクィティでは6割超が年収1,000万円以上に到達しており、投資顧問や投資信託、ベンチャーキャピタルでも過半数前後が高年収層に該当しています。資本戦略や投資判断を担う業務が、報酬水準に強く反映されていることがわかります。
金融機関では、損害保険が比較的高い割合を示しており、銀行・信金・信組、証券、信託銀行、リース・ノンバンクなどでも、4割前後が年収1,000万円に近い水準に到達しています。個人の成果だけでなく、リスク管理や法人取引といった組織的な責任を担う役割が評価されています。
また、不動産投資や監査・コンサルティングでも、一定割合が年収1,000万円以上に達しています。専門性を軸に事業やガバナンスに関与する業種では、高年収が実現しています。IT・技術分野でも、ネイティブアプリ、ソフトウェア、システムインテグレーターなどで3割前後が該当します。技術力に加えてマネジメントやプロジェクト統括を担うことで、年収水準が引き上げられています。
※1,000万円比率が高く、1,000円以上で転職した実績がある10名以上いる業種上位20
| 業種 | 割合 | 平均年収 |
|---|---|---|
| プライベートエクィティ | 62.8% | 1,181.0万円 |
| 投資顧問 | 57.4% | 1,036.9万円 |
| 損害保険 | 57.0% | 1,101.7万円 |
| 投資信託 | 52.0% | 979.5万円 |
| ベンチャーキャピタル | 51.6% | 1,047.2万円 |
| 銀行・信金・信組 | 45.2% | 961.0万円 |
| リース・ノンバンク | 41.0% | 954.8万円 |
| 証券 | 40.1% | 969.3万円 |
| 不動産投資 | 38.9% | 962.1万円 |
| 信託銀行 | 38.8% | 940.2万円 |
| その他技術サービス(技術者派遣・認証機関・研究機関) | 37.4% | 904.7万円 |
| ネイティブアプリ | 36.8% | 950.8万円 |
| 医薬品 | 35.2% | 930.4万円 |
| ソフトウェア | 35.2% | 937.8万円 |
| 監査・コンサルティング | 33.7% | 925.0万円 |
| 商社(総合) | 32.4% | 892.6万円 |
| 生命保険 | 32.3% | 902.0万円 |
| 通販・EC | 31.3% | 864.3万円 |
| 半導体 | 29.4% | 851.4万円 |
| システムインテグレーター | 26.9% | 866.8万円 |
※本記事のデータはJACの転職支援実績に基づくため、各業界の全国平均賃金ではありません。企業規模・職位・職務範囲により大きく変動します。
このように、年収1,000万円を稼げる業種は金融・投資分野を中心に広がっており、業種選択に加えて、どの役割・責任範囲を担うかが年収を左右する重要なポイントといえるでしょう。
【年代編】年収1,000万円を稼げる職業・仕事
年収1,000万円以上に到達している人の構成を年代別に見ると、年代によって評価されやすい役割や、期待される価値が異なることがわかります。若年層では成果の可視性や希少性、中堅層では再現性や推進力、ベテラン層では意思決定や組織運営への関与度が年収水準に影響しています。
以下では、JACの転職支援実績データをもとに、年代別の傾向を整理します。
- 20代で年収1,000万円を稼げる職業・仕事
- 30代で年収1,000万円を稼げる職業・仕事
- 40代で年収1,000万円を稼げる職業・仕事
- 50代で年収1,000万円を稼げる職業・仕事
【20代】年収1,000万円を稼げる職業・仕事
20代で年収1,000万円に到達している割合は全体として高くはありません。ただしデータを見ると、成果や専門性が早期に評価されやすい職種に集中していることがわかります。最も割合が高いのは、アカウントエグゼクティブやアカウントプランナーなどの営業系職種で、約15%が年収1,000万円水準に近づいています。個人の成果が数値として明確に表れやすい点が、若年層での高年収につながっています。
同様に、プロダクトマネージャーやブランドマネージャーも約15%と高い割合を示しています。事業やプロダクトの意思決定に関与し、成果が売り上げや成長として可視化される役割であることが評価されやすい背景です。また、データサイエンティストやデータアナリスト、IT営業といったIT・デジタル領域の職種でも、一定割合が高年収に到達しており、スキルの希少性が年齢以上に重視されています。
戦略コンサルタントも20代ながら高い平均年収水準を示しており、専門知識や問題解決力を武器に、早期から高い報酬を得るケースが見られます。
【20代】1000万円比率が高く、5名以上1,000円以上で転職したケースがある職種5つ
| 職種 | 割合 | 平均年収 |
|---|---|---|
| アカウントエグゼクティブAE(営業)・アカウントプランナー | 15.5% | 725.6万円 |
| プロダクトマネージャー・ブランドマネージャー | 15.0% | 706.1万円 |
| データサイエンティスト・データアナリスト | 10.9% | 677.8万円 |
| IT営業 | 9.8% | 682.2万円 |
| 戦略コンサルタント | 6.3% | 741.5万円 |
20代で年収1,000万円を実現するには、経験年数よりも、成果の明確さや市場価値の高いスキルをどれだけ早く身につけられるかが重要なポイントといえるでしょう。
【30代】年収1,000万円を稼げる職業・仕事
30代では、年収1,000万円以上に到達している割合が大きく高まり、専門性に加えて成果の再現性や事業への関与度が評価される傾向が強まります。特にファンドマネージャー・アナリストや不動産開発では、5割を超える割合が年収1,000万円以上に到達しており、平均年収も1,000万円を上回っています。投資判断や事業性評価といった高度な意思決定を担う役割が、高年収につながっています。
また、メディカルアフェアーズや営業管理職、ストラクチャードファイナンス、アカウントエグゼクティブといった職種でも、4割前後が年収1,000万円以上に到達しています。これらの職種では、個人の専門スキルに加え、組織や案件全体を動かす推進力が評価されている点が特徴です。プロダクトマネージャーやM&A、戦略コンサルタントも同様に、事業成長への貢献度が年収水準に反映されています。
【30代】1000万円比率が高く、10名以上1,000円以上で転職したケースがある職種10個
| 職種 | 割合 | 平均年収 |
|---|---|---|
| ファンドマネージャー・アナリスト | 58.3% | 1,064.7万円 |
| 不動産開発 | 56.9% | 1,027.2万円 |
| メディカルアフェアーズ | 42.4% | 935.8万円 |
| 営業管理職 | 42.3% | 944.1万円 |
| ストラクチャードファイナンス | 42.3% | 970.9万円 |
| アカウントエグゼクティブAE(営業)・アカウントプランナー | 42.1% | 1,009.4万円 |
| プロダクトマネージャー・ブランドマネージャー | 40.1% | 929.4万円 |
| M&A | 40.0% | 943.5万円 |
| 戦略コンサルタント | 39.2% | 939.7万円 |
| リスク管理 | 38.7% | 926.1万円 |
30代は、これまでに積み上げた経験をもとに、成果を安定して出せるかどうかが問われる年代です。専門性を軸にしながら、意思決定やマネジメント、事業推進へと役割を広げていくことで、年収1,000万円が現実的な水準になっていくことがデータから読み取れます。
【40代】年収1,000万円を稼げる職業・仕事
40代では、年収1,000万円以上に到達している割合が非常に高く、経営や重要な意思決定に関与する職種が中心となります。ファンドマネージャー・アナリストやCEO、会計監査では、対象者の大半が年収1,000万円以上に達しており、平均年収も1,300万円から1,700万円超と高水準です。長年の経験を背景に、判断の質や結果への責任が強く求められる立場であることが特徴です。
また、M&AやCOO、役員クラスでも8割から9割以上が年収1,000万円を超えており、事業運営や組織全体を統括する役割が高く評価されています。戦略コンサルタントやERP導入コンサルタントも高い割合を示しており、専門性を活かしながら経営課題の解決に深く関与している点が共通しています。
さらに、メディカルアフェアーズや不動産開発でも7割前後が年収1,000万円以上に到達しています。
【40代】1000万円比率が高く、10名以上1,000円以上で転職したケースがある職種10個
| 職種 | 割合 | 平均年収 |
|---|---|---|
| ファンドマネージャー・アナリスト | 100.0% | 1,385.4万円 |
| CEO | 100.0% | 1,709.7万円 |
| 会計監査 | 100.0% | 1,322.2万円 |
| M&A | 93.8% | 1,309.3万円 |
| COO | 85.7% | 1,884.8万円 |
| 役員(CEO・COOなど) | 81.3% | 1,441.7万円 |
| 戦略コンサルタント | 77.8% | 1,449.4万円 |
| ERP導入コンサルタント | 76.0% | 1,193.2万円 |
| メディカルアフェアーズ | 73.7% | 1,260.1万円 |
| 不動産開発 | 73.3% | 1,197.1万円 |
40代では、個人のスキルや実績に加え、意思決定の影響範囲や組織への貢献度が年収水準に直結しており、これまでのキャリアの積み重ねが結果として表れる年代といえるでしょう。
【50代】年収1,000万円を稼げる職業・仕事
50代では、年収1,000万円以上に到達している割合が極めて高く、経営や高度な専門判断を担う職種が中心となります。戦略コンサルタントやCIOでは対象者の全員が年収1,000万円を超えており、平均年収も1,800万円前後と非常に高水準です。長年培ってきた知見をもとに、企業の方向性や重要な意思決定に深く関与する立場が評価されています。
また、CFOやCEO、COOといった経営層でも9割前後が年収1,000万円以上に到達しており、不動産金融やM&Aといった金融・投資領域でも高い割合が確認されています。いずれも、事業や資本戦略における最終判断を担う役割であり、責任の大きさが報酬に反映されています。
さらに、メディカルアフェアーズやITコンサルタント、海外子会社管理といった専門性とマネジメントを兼ね備えた職種でも、8割以上が年収1,000万円に到達しています。
【50代】1000万円比率が高く、10名以上1,000円以上で転職したケースがある職種10個
| 職種 | 割合 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 戦略コンサルタント | 100.0% | 1,852.9万円 |
| CIO | 100.0% | 1,812.8万円 |
| CFO | 93.3% | 1,502.9万円 |
| 不動産金融 | 92.3% | 1,404.1万円 |
| M&A | 91.7% | 1,151.2万円 |
| メディカルアフェアーズ | 90.9% | 1,694.7万円 |
| CEO | 90.4% | 1,755.3万円 |
| COO | 90.0% | 1,471.9万円 |
| ITコンサルタント | 83.8% | 1,364.6万円 |
| 海外子会社管理(経理・財務) | 83.3% | 1,290.3万円 |
50代では、現場での成果以上に、意思決定の質や組織全体への影響度が重視されており、これまでのキャリアの集大成として高年収が実現していることがデータから読み取れます。
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年収1,000万円を目指せる仕事は、職種や業界によって、求められる経験や評価ポイントが大きく異なります。また、同じ職種名でも、企業規模や事業フェーズ、担う役割によって年収水準や期待値は大きく変わります。そのため、年収条件だけで判断せず、どのポジションで、どのような価値を発揮できるかを見極めたうえで転職戦略を立てることが重要です。
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中長期的なキャリア形成の中で年収1,000万円を目標に据えたい方は、ぜひJAC Recruitmentにご相談ください。
