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「日本企業のDXを、本質から支える」
――ビジネスとITの両面から変革に伴走する、Ridgelinezのコンサルティング

Ridgelinez株式会社

※このインタビューは2026年6月に実施しました。なお、所属・肩書は当時のものとなります。 高野 博幸氏
Ridgelinez株式会社 Technology Group/Digital Strategy & Transformation Practice
執行役員Partner 高野 博幸氏

2020年に設立された総合プロフェッショナルファーム、Ridgelinez。少数精鋭ならではの柔軟性に加え、富士通グループの強固な顧客基盤と技術力を兼ね備え、ベンダーニュートラルな提案ができることを強みとしています。

Technology Group/Digital Strategy & Transformation Practice(以下、DSX)では、企業のDXを戦略立案から実行、定着化までEnd to Endで支援。事業拡大に向け、ITを起点にビジネス変革へ踏み込みたいコンサルタントの採用を強化しています。

複数のコンサルティングファームで経験を積んだのち、Ridgelinezに入社した執行役員Partnerの高野 博幸氏に、Ridgelinezを選んだ理由、同社の強み、働く魅力、今後の取り組みなどについて伺いました。

日本企業が抱えるDXの課題を、「伴走型」で支援

―― 高野さんがこれまで歩んでこられたキャリアと、転職先としてRidgelinezを選んだ理由をお聞かせください。

Ridgelinezに参画する以前は、IT企業や複数のコンサルティングファームで経験を積みました。新卒で入社した外資系大手IT企業ではテクノロジーの基礎を学び、その後の外資系・日系の各大手コンサルティングファームでは、IT戦略部門に所属しながら、経営・事業戦略や人事・組織戦略などビジネス領域のコンサルティングにも携わりました。

こうした経験を通じて、ビジネスとITの両方を手がける、いわば「二刀流」のキャリアを築いてきました。Ridgelinezでは、その経験を生かしながら、日本企業の変革により深く向き合えると感じ、参画を決めました。

―― Ridgelinezで働く面白さや、ほかのコンサルティングファームと比べた際のアプローチの違いはどこにあると感じますか。

魅力の1つは、日本企業に合うスタイルでDXを進められる点です。これまで経験してきた環境では、海外で先行している取り組みを事例化し、フレームワークやアセットとして整えたうえで展開するスタイルにも多く触れてきました。そうした知見には大きな価値がある一方で、日本のお客様の状況に合わせた柔軟な支援が求められる場面も少なくありません。

特に、日本が強みをもつ製造業などでは、海外の先行事例や汎用的なパッケージをそのまま当てはめるだけでは、必ずしも十分にフィットしません。日本企業ならではの強みや現場の実態を踏まえ、どのようなDXを進めるべきかを考える必要があります。

Ridgelinezは、グローバルな潮流も踏まえながら、日本企業のDXに向き合うコンサルティングファームです。同じ製造業でも、お客様によって状況や課題は大きく異なります。そのため、決まった手法を一方的に当てはめるのではなく、一社一社の課題に合わせて支援を設計する「伴走型」のコンサルティングを大切にしています。お客様とともに考え、変革を前に進めていけることが、私にとって大きな魅力であり、入社を決めた理由でもあります。

また、Ridgelinezは富士通グループにありながら、独立したコンサルティングファームとして設立された会社です。コンサルティングファームとしてお客様側に立ち、ベンダーニュートラルな立場で提案できる一方で、富士通の強固な顧客基盤と技術力も活用できます。中立性と実行力の両方を生かしながら、日本企業のDXに向き合える環境は、コンサルタントにとって大きなやりがいにつながります。

―― 組織・チーム体制の特徴はどのようなものでしょうか。

DXとは単なるITのバージョンアップではなく、業務や組織を含めた「リビルド」です。業務プロセスも刷新しなければならず、業務を変えれば組織の変革も必要です。それに対応するためには、ビジネスとITの両方の視点をもつメンバーが、お客様の課題やニーズに合わせてチームを組むことが重要です。

Ridgelinezでは、こうした部門横断のコラボレーションによるチーミングがしやすい仕組みとなっています。お客様に本当に必要なチームを全社視点で編成し、状況に応じて柔軟かつきめ細かく対応できることが特徴です。小回りの利く組織だからこそ、スピード感をもってプロジェクトを進められます。さまざまな専門性をもつメンバーと協働しながら価値を生み出せる点も、Ridgelinezで働く魅力の1つです。

なお、Ridgelinezには「個性の融合は、強さだ。」というキーメッセージがあり、社員一人ひとりの特性や価値観が重なり合い、生かされることで組織としての強さにつながると考えています。

Ridgelinezでは、チームワークやコラボレーションが大切にされており、それが評価にも反映されています。自部門だけで完結するのではなく、Industry、Competency、Technologyの3つの部門が連携しながら成果を生み出していくことが重視されます。部門を越えて協働し、互いの専門性を掛け合わせながら成長できる環境があることも、Ridgelinezならではの特徴です。

「IT」から「ビジネス」へ視野を広げ、経営アジェンダを起点に提案する

―― 現在、ITコンサルタントとして「より本質的な課題解決に踏み込みたい」と感じている方にとって、DSXではどのような経験を積めるのでしょうか。

単なるITコンサルタントではなく、「DXを担う人材」としてキャリアを築いてほしいと考えています。先に述べたとおり、Ridgelinezでは全体のコラボレーションを重視し、チーミングを行います。ITだけに視点を置くのではなく、ビジネスまで視野を広げ、「ITがなぜ必要なのか」「ITを起点にどうビジネスを加速させるのか」を考えながら役割を広げていく。そうした成長機会があることが、DSXで働く魅力です。

現在注目されているAIに関しても、既存の業務プロセスの一部に導入するだけでは大きな価値は生まれません。AIというゲームチェンジャーに合う業務プロセスをつくることが私たちの役割です。業務まで踏み込んだ視点をもつことで、良い提案ができるようになるでしょう。

コンサルティング業務の中には、パッケージ製品の導入やPMO支援など、特定領域に深く関わる案件もあります。そうした経験を土台にしながら、「より経営や業務の本質的な課題に踏み込みたい」「提案の幅を広げたい」と考える方にとって、Ridgelinezは次のキャリアを描きやすい環境だと思います。

例えば、Ridgelinezでお客様の基幹システムに向き合う場合、まずは「そのシステムが経営の中でどのような意義をもつのか」「お客様がシステムにどのような課題を抱えているのか」を理解したうえで、最適な提案を考えます。特定のパッケージ製品が最適と判断すれば、それを提案しますし、別のソリューションや複数の組み合わせが最適であれば、その選択肢を提案します。経営アジェンダから変革を考え、自分の専門性をより大きな価値につなげていける環境があります。

―― 高野さんはどのように人材育成に向き合っているのですか。

当社内でもパートナーによって育成方針が異なりますが、私は現場に出るタイプです。一般的に、パートナーは案件を受注する役割を担うことが多いですが、受注して終わりではありません。特に新規のお客様の場合は、現場に入り、お客様の状況を直接見てこそ、次に必要な支援を提案できると考えています。

そして、そのプロセスは若手メンバーを育成する機会でもあります。例えば、メンバーに資料を作ってもらって、私がそれを受け取ってお客様のところで話すのではなく、メンバーにもお客様とのミーティングに出席してもらい、可能な範囲で自ら説明してもらうようにしています。お客様の生の声を聞き、表情を見るという「現場経験」が、人を成長させるからです。

ゴルフに例えると、打ちっぱなしで200球打つよりも、多くのギャラリーが見ている場で1球打つ経験の方が成長につながることがあります。もちろん、挑戦には失敗も伴いますが、周囲がしっかりフォローします。臨場感のある現場に立ち、お客様に対する責任を感じながら経験を積むことが、コンサルタントとしての成長には欠かせないと考えています。

近年、AIの台頭によって「コンサルタントは不要になるのではないか」と語られる場面もありますが、私はコンサルティングがすべてなくなるとは思っていません。1つの知識やノウハウを画一的に提供するだけではなく、お客様一社一社に合わせて考え、伴走しながら価値を生み出していくコンサルティングは、今後も求められ続けると考えています。

お客様の前に出て、相手の表情を見ながら対話し、本当の課題に気付けるコンサルタントは、これからも求められるでしょう。AIでできることはAIに任せながら、「人だからこそできること」に向き合い、クリエイティブな価値を発揮できるコンサルタントに成長してほしいと考えています。

モダナイゼーションを切り口に、多角的・総合的な変革を推進

―― DSXの今後の取り組み、方向性についてお聞かせください。

DSXでは、「IT関連なら何でもやります」ではなく、明確な戦略のもとで重点領域を定めています。例えば「AI」や「データマネジメント」の領域、また「モダナイゼーション」という切り口があります。

中でもモダナイゼーションは、特に引き合いの強い領域です。これは単なるシステム刷新ではなく、全社改革につながるテーマです。お客様からは、システム刷新のタイミングで「データをさらに活用できるようにしたい」という要望が多く寄せられます。20~30年に一度の大規模な刷新だからこそ、このタイミングでしかできない取り組み――データ基盤の整備やデータ活用の推進――へのニーズが高いのです。

さらに、AIやAIエージェントなど、新たなゲームチェンジャーを活用して業務プロセスを立て直したいという相談もセットとなっています。こうしたニーズに応える活動に注力していきます。それらの変革にともない、IT組織がどのように変わるべきかというデザインまで含めて支援します。

AIに関しては、自分たちのオファリングに生かしてお客様に提供していくことと、自社内で活用度を高めることの、2つの方向で考える必要があります。AIはもはや1つのテーマではなく、日常の業務に溶け込む存在になりつつあります。だからこそ、自分たち自身がAIを使いこなし、その実践知をもってお客様を支援できるようにしていきます。

―― どのような方がDSXで活躍できるとお考えですか。応募・入社を検討する方々にメッセージをお願いします。

DSXでは、自分の専門領域だけを見るのではなく、お客様の経営アジェンダを意識し、お客様が抱えている課題を自分事として捉えられる人を歓迎します。そのうえで、自らの専門性をどう生かせるかに落とし込み、全体像を俯瞰してほかの領域のメンバーと連携できる方に来ていただきたいです。さまざまな専門性をもつ仲間とともに、日本企業の本質的なDXに向き合い、自分自身のキャリアも広げていきたい方にとって、Ridgelinezは大きな挑戦と成長の機会がある場所です。

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