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M&Aの全工程を担い企業価値向上に貢献
――PwCアドバイザリーコーポレートファイナンス(CF)部門が描く、成長機会とカルチャー

PwCアドバイザリー合同会社

※このインタビューは2026年5月に実施しました。なお、所属・肩書は当時のものとなります。 堀本 啓介 氏 佐藤 崇吉 氏 田坂 謙一 氏

写真右から

PwCアドバイザリー合同会社 CF部門 シニアマネージャー 堀本 啓介 氏
PwCアドバイザリー合同会社 CF部門 パートナー 佐藤 崇吉 氏
PwCアドバイザリー合同会社 CF部門 ディレクター 田坂 謙一 氏

PwC Japanグループの一員であるPwCアドバイザリー合同会社は、M&A、事業再生、インフラファイナンスといったディールを通じて、クライアントの変革と持続的な価値創出を支援するアドバイザリーファームです。地政学リスクの顕在化等でサプライチェーンの分断、エネルギー供給の不安定化、インフレ圧力の高まりなど、企業を取り巻く経営環境が大きく変化する中で、企業には従来の延長線上にない抜本的な変革が求められています。PwCアドバイザリーでは、こうした複雑性と不確実性の高い環境において、ディールを単なる一過性のイベントとしてではなく、事業や組織の新陳代謝を促し構造改革や業界再編を促す起点と捉えています。豊富な業界知見と高度な専門性、そしてグローバルネットワークを掛け合わせることで、戦略の構想から実行までをワンストップで支援し、クライアントが直面する経営課題や社会課題の解決を担っています。
中でもM&Aに関するアドバイザリーを担うのがコーポレートファイナンス(以下、CF)部門であり、現在M&A経験者を対象に、即戦力人材を募集しています。オリジネーションとエグゼキューションが分かれておらず、案件の創出から実行までハイブリッドに幅広く手がけられるのが特徴です。

今回は、証券会社から転職した佐藤氏と田坂氏、メガバンクから転職した堀本氏に、PwCアドバイザリーを選んだ動機、入社後の手応え、PwCアドバイザリーの強みや風土・カルチャーの魅力について伺いました。

10年間で人員規模は約5倍に拡大。M&A領域での存在感を発揮

―― まずは皆さまのバックグラウンドとして、PwCアドバイザリーに入社された経緯・動機についてお聞かせください。

佐藤氏:国内の大手証券会社で10年以上、M&Aアドバイザリー業務に従事していました。日系証券会社では「エグゼキューション」と「カバレッジ」で機能が分かれていますが、私は一貫してエグゼキューション領域でした。数多くの案件に携わる中で、顧客との関係構築にもより深く関わりながらM&A業務を極めていきたいと考えるようになり、2017年11月にPwCアドバイザリーへ参画しました。

入社前のアドバイザリーファームに対する印象は、「デューデリジェンスを手がけるファーム」という程度。しかし実際にPwCアドバイザリーに入社してみると、幅広い企業にさまざまなサービスを提供していることを知りました。証券会社では、必要なタイミングで顧客を訪問してミーティングを行う関係でしたが、「クライアントにこれほど深く入り込んで支援しているのか」と驚いたことを覚えています。

田坂氏:私は新卒で外資系の証券会社に入社し、投資銀行部門のカバレッジ業務に従事していました。クライアントへの提案活動に継続的に携わる中で、M&Aの提案にとどまらず、ディールのエグゼキューションにも深く携わりたいという思いが強くなりました。一方、これまで培ってきたカバレッジの経験も捨てたくない。そこで、オリジネーションとエグゼキューションのハイブリッドな働き方ができるPwCアドバイザリーに魅力を感じ、2017年10月に転職しました。

入社前はアドバイザリーファームの財務デューデリジェンス(以下、財務DD)レポートを読んだり、報告会に参加したりする機会があったものの、ファーム全体の事業内容までは理解していませんでした。しかし転職を意識して業界について調べるうちに、PwCアドバイザリーが大きく成長していることを知りました。

当時は、独立系M&Aアドバイザリー出身者が複数参画し、組織が拡大しているタイミングでした。「伸び盛りの組織でやるのは面白そう」「フィナンシャル・アドバイザー(以下、FA)業務以外にも多様なサービスがあり、成長の余地が大きい」と感じ、参画する決意をしました。

―― お二方とも2017年入社とのことですが、この約10年でどのように変化してきたのでしょうか。

佐藤氏:入社時は40名ほどのチームでしたが、現在は140名規模の組織となっています。私たちが入社する以前のFA業務は、社内でも「デューデリジェンスサービスの側面サポートという形での受注」といった捉え方をされていたようです。しかし、証券会社でさまざまな案件を経験して入社したメンバーたちは、「前職と同レベルかそれ以上のクオリティのサービスを提供したい」という思いで取り組んでおり、一つひとつ案件を獲得し、サービスを提供し、それが評価されて再度ご依頼をいただくことを繰り返し、今では当時考えられなかったような大規模案件も多数獲得できています。

今、証券会社に在籍している応募者の方々との面接で、「現職と同じことをできますか」とよく聞かれますが、自信をもって「できます」とお伝えしています。

先日、ある応募者と面接した際には、「PwCアドバイザリーにしか応募していません」といわれました。理由を聞くと、外資系証券会社に勤務するお兄さまに転職の相談をしたところ、「PwCアドバイザリーが伸びている」と勧められたのだそうです。業界で存在感を発揮できるようになってきたと感じます。

―― 堀本さんはメガバンクご出身とのことです。なぜPwCアドバイザリーへの転職を決意し、入社してどのような手応えを感じていますか。

堀本氏:5年前、2021年7月にPwCアドバイザリーに転職しました。前職のメガバンクには新卒で入行して11年ほど、法人融資や自社の決算業務など複数の部門を経験後、ストラクチャードファイナンス部門でM&Aファイナンスを担当していました。

当時はPwCアドバイザリーのDDレポートなどを見る立場で、私自身も「FAといえば証券会社」という認識でした。専門性を身に付けたくて転職活動を開始し、情報収集する中で、Financial Advisory Services(以下、FAS)もM&A領域での存在感があり、PwCアドバイザリーが幅広く手がけていることを知ったのです。

銀行員時代は、M&Aプロセスの中でもファイナンスの部分にしか関われませんでした。PwCアドバイザリーではM&A全体に携わり、クライアントと二人三脚で案件を進められることが面白く、非常にエキサイティングな経験ができていると感じています。前職は一歩引いた立場から案件を支援することが中心でしたが、今はドライビングシートに座り、自分がリードしていく立場。面白さとともに成長も実感できています。

多様なM&A案件に対応可能。M&A以外のニーズにも応えられる

―― PwCのM&Aアドバイザリーの特徴・強みとは、どのようなところにあるのでしょうか。

佐藤氏:前提として、コンサルティングファームのM&A関連サービスは一般的に「FAS」と呼ばれることが多いのですが、PwCアドバイザリーでは「ディールズ(Deals)」と称しています。これは単にM&Aだけを指すのではなく、企業の成長戦略や事業再編、事業再生などに関わる「取引(Deal)」全般を支援するアドバイザリー領域の総称です。
PwCアドバイザリーにはM&A戦略立案、オリジネーション、バリュエーション、デューデリジェンス、M&Aエグゼキューション、PMI(Post Merger Integration)、カーブアウト、事業再生・事業再編、インフラ関連アドバイザリーなど、ワンストップで支援できる体制があります。

田坂氏:私は営業を行う中で、提供できるサービスが多いことの強みを実感しています。M&Aをしないクライアントであっても、例えば組織再編のニーズがあれば、その分野の専門家を交えてサービスを提供でき、リレーションを積み上げられるのです。

ディールズでは、シニアマネージャー以上は「コーポレートファイナンス」×「セクター」で役割を担っています。例えば、私は化学や金属といった「素材」、佐藤さんは「物流・コンシューマー」、堀本さんは「TMT(テクノロジー・メディア・通信)」のセクターを担っています。このように各セクターに専門家がいるため、多様な業界の案件に対応できるのです。

案件のストラクチャーに応じて専門チームと連携できるのも特徴です。例えば、複雑なカーブアウト案件であれば、カーブアウト専門チームと協働して支援できる。こうした体制により、さまざまなタイプのM&A案件に対応できる点が強みであると考えています。

クロスボーダーの観点では、グローバルのM&AにおけるFA件数ではPwCアドバイザリーが継続してトップレベルの地位にあります。世界各国にFA機能をもつチームがあるので、例えばクライアントから突然「ルクセンブルクの企業を買収したい」という相談を受けた場合でも、現地の担当チームと連携することが可能です。近隣国からカバーするのではなく、その国の市場や商習慣を理解し、現地語で対応できる専門家がいる。こうしたグローバル体制は、PwCアドバイザリーならではの大きな強みだと思います。

佐藤氏:いわゆる本来のコンサルティングファームのカルチャーと、証券会社のカルチャーがうまく融合できていることも強みなのではないかと感じています。それは、チームが発足した10数年前から、証券会社出身者たちが入ってきて既存メンバーと適切なコミュニケーションをとることで築かれた風土なのだと思います。

組織・チームの壁を越えて連携し、クライアントへの提供価値を最大化する

―― PwCアドバイザリーのカルチャー・風土の魅力をどのように感じていらっしゃいますか。

佐藤氏:私がディレクターとして入社した当初は、「自分がパフォーマンスを発揮して売り上げを立て、会社に貢献できればよいのだろう」と考えていました。しかし、パートナーたちから繰り返し伝えられたのは、個人の業績よりもむしろDeals全体、さらにはPwC Japanグループ全体にどれだけ貢献できたかが重要であるということでした。社内では「xLoS(Cross Line of Service)」と呼んでいますが、グループ内の小さな組織の壁を越えて協力するためのリーダーシップを発揮することが求められたのです。

これは自分がパートナーになって年月を重ねる中で、本当に大切な価値観だと実感しています。それは一朝一夕に築けるものではなく、長年にわたって育んできたものだと思います。

先日、象徴的な出来事がありました。年に一度、Dealsのパートナーが集まるイベントがあるのですが、そこで新たにパートナーになった人から「パートナーの皆さんは大変仲がいいのですね」といわれたのです。おそらくもっとギスギスしたイメージを持っていて、実際の雰囲気とのギャップに驚いて出た言葉なのでしょう。

市場にはまだ大きな成長余地があります。社内で競争するよりも、力を合わせて顧客への提供価値を高めていくことが重要だと考えています。組織全体として「同じ船に乗っている」という感覚を共有しているのは、私たちらしい特徴かもしれません。

こうした風土は、評価制度にも反映されています。「他部門・他チームと協力しながら成果を生み出せたかどうか」が重要な評価指標となっています。

―― 堀本さんにお尋ねします。シニアマネージャーのお立場でも「xLoS」を実践されているのでしょうか。

堀本氏:そうですね。シニアマネージャーの評価指標としても、他部門・他チームとどれだけコラボレーションができているかが重視されます。クライアントへの提案の場面では、ご相談いただいた内容だけでなく、ほかの専門チームが提供できるサービスも併せて提案することが当たり前になっています。「この課題には別のチームの知見も役立つのではないか」と声を掛け合い、複数のチームと一緒に提案へ伺うことも日常的です。

その結果、CF部門だけ受注できないケースもありますが、「時間を割いたのに無駄だった」とは思いませんね。別の形でクライアントをご支援できるのであれば、それは組織として価値を提供できたという考え方が根付いています。

思えば、メガバンク時代には組織内のパワーバランスなど、案件そのもの以外に気を回さなければならないことが多くありました。その点、今は「いかにクライアントに貢献できるか」に集中できています。

田坂氏:前職との雰囲気の違いは、私も実感しています。外資系投資銀行では「パフォーマンスを上げなければ」というプレッシャーに常にさらされ、ピリピリした雰囲気があることは皆さんも想像できるかと思います。当時と比較すると、皆が協力し合う風土に身を置くことで、私のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)は格段に高まったと感じます。

PwCアドバイザリーは従業員の健康やサステナブルな働き方を重視している会社なので、ワークライフバランスも大きく改善されました。

―― 「土日に働くこともあまりない」という噂を耳にしています。働きやすい環境も、風土の魅力の一つのようですね。

佐藤氏:基本的に土日に稼働することはありません。案件が終盤を迎えているタイミングなどでは、土日の対応が必要になることもありますが、サイニングやクロージングを迎えた後は、しっかりと休暇を取れます。

その点でいえば、女性も長く活躍しやすい環境です。リモートワークなどもフレキシブルに運用していて、例えば保育園への送り迎えのために仕事を中抜けし、仕事が残っていれば夜の時間にカバーしているメンバーもいます。シニアマネージャーが産休を複数回取得している事例もあります。

―― 「ワークライフバランス」と「クオリティの担保」の両立のため、工夫していることはありますか?

田坂氏:近年は「効率化」という言葉を聞く機会が増えました。AIの活用や、一部業務の海外へのアウトソーシングなど、さまざまな取り組みが進んでいます。これまでと同等、あるいはそれ以上のクオリティを維持しながら、より短時間で効率的に回していくことを意識しています。

労働時間のルールの範囲内で最大限の成果を出すことを目指す。そのための業務設計や優先順位付けを考えることが重要であり、働き方そのものに対する意識改革が進んでいると感じます。

佐藤氏:対策として教育にも力を入れています。新卒採用を拡充しているという背景もあり、ナレッジマネジメントを整備しています。いかに効率的に質を保ちながら成長できるかを常に考えています。

―― CFチームで活躍できるのは、どのような方でしょうか。「未来の同僚」に向けて、メッセージをお願いします。

堀本氏:「多様な案件がある」「専門性を高められる」「柔軟な働き方ができる」という恵まれた環境があります。その中で自分が追い求めるものを見据え、クライアントへの貢献に責任を持って向き合える方が活躍できると思います。

田坂氏:スキルももちろん重要ですが、それ以上に「チームでのコラボレーション」を考えて動ける方を歓迎します。また、エグゼキューションとオリジネーションのハイブリッドタイプの働き方をするため、人が好きで、クライアントの課題解決に役立ちたいという精神があり、それを楽しめる方と一緒に働きたいです。

佐藤氏:仲間と協力してビジネスを拡大していくことにやりがいを感じる方に来ていただきたいですね。私は40代でPwCアドバイザリーに転職しましたが、30代前半の自分に「早くPwCアドバイザリーに転職した方がいい」と教えたい。10年早ければ、さらに幅広い経験ができたと思いますから。

当社はサステナブルに働ける環境があります。特に外資系にいる方など、先々のキャリアに危機感を抱いている方も見受けられますが、そうした心配をするよりも、クライアントとビジネスを考えることに時間を使いながら成長する道を選んではいかがでしょうか。CF部門では、 M&A案件に一貫して携わる 経験を通じて専門性を高めながら、チームで価値創出に向き合う仲間を求めています。同じ志を持つ方とともに、さらなる成長に挑戦していけることを楽しみにしています。

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