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自由度の高い環境で自分の面積を広げる――Xspear Consultingが求める人材

Xspear Consulting株式会社

※このインタビューは2024年9月に実施しました。なお、所属・肩書は当時のものとなります。
Xspear Consulting株式会社
Xspear Consulting株式会社 マネージングディレクター 黒澤 懸一氏

Xspear Consulting(クロスピアコンサルティング)は2021年に創業した総合コンサルティングファームです。戦略・技術・組織・人材を通じて企業のDXを支援しています。

幅広い業界のDXに取り組む同社は、柔軟な組織体制と挑戦を後押しする社風により、若手からリーダー層までが自己成長を実現できる環境を提供しています。グループの強みを生かしながら独自のカルチャーで社員の成長を促す同社の今後について、マネージングディレクターの黒澤懸一氏に伺いました。

自分自身も会社も大きく成長できるコンサルティングファームを選んだ

――黒澤様のご経歴について教えてください

新卒で入社したのは日系製造業傘下の大手SIerです。SEとしてキャリアをスタートしましたが、プロジェクトマネジメントの方が向いていると感じて、当時の上長に相談して社内でキャリアチェンジしました。ゆくゆくは開発の上流工程に携わりたいという思いはあったものの、技術的な制約の多さから、より自由度の高い環境を求めるようになりました。

転職を考えていた時に中小企業診断士の資格を取り、コンサルティング業界への転職を果たしました。2社目のアビームコンサルティングではPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)や企業のIT戦略策定などのプロジェクトを経験しました。

その後、新規事業の立ち上げに携わり、担当したローコードツール事業を売上規模ベースで10億円を超えるまでに成長させました。新規事業では営業やマーケティング、人材育成に至るまで私自身も動き、ベンチャー企業経営に近い仕事をしていました。その時のやり甲斐や手応えから、実際に事業会社の中で同じ経験をしたいという思いが強くなり転職を決意しました。

その次に入社したドリームインキュベーターでは事業譲渡を受けた出版社の再生事業にCIOとして携わりました。ECサイトの構築、サブスクリプション型のサービスの立ち上げ等を通じて1年強で企業価値を高めることに成功しましたが、コンサルティング業界が自分には向いていると思い、Xspear Consulting(以下、クロスピア)に入社しました。

――どのような点がコンサルティング業界に向いていると思われたのでしょうか

私は好奇心旺盛な性格なので、一つの事業に長期間取り組むよりも、さまざまな業界のプロジェクトに挑戦する方が自分に合っていると感じました。とはいえ、アビームコンサルティングでの新規事業やドリームインキュベーターでの事業再生では予算規模に応じた創意工夫を通じて、事業を前進させる術を身につけるなど、新しい経験から得た学びも多くありました。

――さまざまな経験を積まれて、大手のコンサルティングファームに進む道もあったかと思います。あらゆる選択肢があった中で、設立間もないクロスピアを選んだ理由を教えてください。

一番の理由は、クロスピアがまだ成長途中の会社で、成長の余地が大いにあるという点に惹かれたことですね。私はベンチャー企業のCIOとして、会社を一から成長させる経験をしてきたので、同じようにクロスピアでも自分の力を発揮できると感じました。グループ内に高い技術力を持ったシンプレクスがあり、開発まで一気通貫で携われることも魅力に感じました。

また、面接でお会いした経営陣の方々の印象も決め手となりました。ベンチャーファームにありがちな報酬や待遇で引き込もうとする感じではなく、私のキャリアや目標についてしっかりと耳を傾けた上で、入社したらどういう仕事ができるかという話に終始したのを記憶しています。「この人たちとなら、一緒に働けるな」と自然に思えましたね。

高い技術力と自由度の高い文化、前向きな人間性

黒澤 懸一氏

――入社後の印象はいかがでしたか

創業来、培われたシンプレクスの高い技術力が、クロスピアの成長を後押ししていることを再確認しました。コンペでも大手の総合系ファームに負けない価値を提供できるという自負があります。

実際の提案においても、顧客の課題に合わせた最適なチームをグループ内で柔軟に組成できる点を強く訴求しています。クロスピアはワンプール制を採用していることもあり、セクション間の隔たりや制約はありません。役職や年齢に関係なく、自分のキャリアパスに合わせて自由に行き来できるので、横の繋がりも自然と強くなりますね。また、グループ会社のシンプレクスの社員とはオフィスも同じで気軽に相談できるので、一緒に組むことがお客さまにとってメリットが大きい案件の場合にはスムーズに提案を作成できる利点もあります。

――どういった場面で貴社の強みが発揮できるのでしょうか

行政機関での事例をご紹介します。官公庁のシステムは使いにくい傾向があり、UI/UX改善に向けた提案の依頼を受けました。そこでクロスピアで課題をヒアリングし解決策を検討しつつ、シンプレクスのUI/UX専門チームと連携して提案したことで受注に至りました。

シンプレクスは、高い技術力が求められる金融業界で実績を積んでいるため、他社では技術的に対応できないような高度な案件にも対応できます。グループシナジーを活かしながら一気通貫でお客さまを支援できる点が強みです。

国内大手教育業のお客さまとの事例を紹介すると、タブレット教材に新規性の高い技術を採用しているのですが、技術面で対応できないベンダーが多いことを課題とされていました。一方で当社グループでは、個人投資家向けのサービスで非PC端末の案件を成功に導いた実績があり、十分に対応できる見込みがあったことから受注に至りました。現在では、シンプレクスとクロスピア合同チームで50人の社員が、そのお客さまのプロジェクトに従事しています。

また並行して内製化に向けたご相談を受けており、依頼を受けたものの開発を進めると同時に、お客さまの情報システム部門や開発部門向けの内製化支援も若い社員を中心に進めています。欲しいものを形にするだけでなく、その先の課題に対しても価値を提供できている事例だといえます。

――25年以上にわたって金融業界を中心に最先端テクノロジーを提供してきたシンプレクスのノウハウを活かして他業界でも高い成果を挙げている点も、貴社ならではの強みだと思いました。

当社が受注している案件の割合は金融と金融以外でおよそ半々というのが実態です。様々な領域をリードできるコンサル経験者が参画しているので、幅広い業界の案件に携わることができます。

加えて当社はワンプール制ですので、各メンバーは上位者との1on1を重ねながら、自分のキャリア希望や興味のベクトルに合わせて、プロジェクトの参画希望を発信することができます。また、年齢や経験に関係なく、チャレンジしたいことがあれば積極的に手を上げる文化も根付いています。例えば、入社2年目の社員が「自分にも提案書を書かせてください」と、私に提案をすることも珍しくありません。それほど能動的な社員が多いのも当社の特徴ですね。

――どういったキャリアを歩んでいる方がワンプール制に向いていると思われますか?

「CRMを突き詰めていきたい」「特定の産業で経験をしっかり積みたい」といった明確なキャリアパスがある方はワンプール制のファームを選ばなくても良いと思います。一方で、技術や業界・サービスなど自分の専門領域が決まっていない方にとっては、自由に自分のキャリアを描ける点でワンプール制のファームをお勧めします。

当社の場合は若い会社なので、自分がいるランクよりも少し上のパフォーマンスを求める傾向にあります。例えばアソシエイトマネージャーであれば、マネージャーとも重なる職務を担うこともあります。それは難しさを伴いますが、チャレンジをすることで大手のコンサルティングファームにいるよりも数年早く成長できるメリットはあります。実際に私も2022年にディレクターで入社をし、2024年にマネージングディレクターに昇格しました。

とはいえ、会社としては全員一律のスピードで昇進させていこうという方針ではありません。個々の社員が描く時間軸やキャリアパスを尊重しながらキャリアプランを決めています

求めるのは「面積を広げられる人」

――キャリア採用ではどういった方に来てほしいとお考えでしょうか

主体的に挑戦する気概を持った方がフィットすると思います。前述の通り、ワンプール制という自由度の高い組織なので、キャリアの面積を広げたいと思う方にとっては最良の環境だといえます。そういった意思を尊重し、会社が余計な横やりを入れたり、命令したりしないカルチャーが根付いていますので、主体性を持って行動できない方にとっては退屈に感じるかもしれません。

現在の職場で「裁量権がない」「挑戦できる環境が欲しい」と感じている方にとって、当社は最適な転職先の一つになりうるでしょう。また、先ほどお話ししたような昇進や成長のスピードが早い環境を求める方にもフィットすると思います。とはいえ、自分のキャリアは自分で全て考えろという訳ではありません。必要に応じて相談するなど周囲のサポートも受けられますので、ワンプール制の利点を生かしながら主体的に成長できる人に応募してほしいですね。

前職や過去の経験にとらわれず、年齢に関係なく自分のやりたい仕事にチャレンジできる体制は整っています

――自らやりたいことを見つけて行動できる人が望ましい、というわけですね。

クロスピアの社員がどのようなスキルを持っているかを把握するべく、各自がどのような案件を進めているかをマネージャー以上で定期的に共有する場を設けていますし、シンプレクスグループ内でもSlackを通じて日々コミュニケーションを図っています。

そういった日々の積み重ねを通じて、「能力と顔・名前が一致している関係を社内で築いていますので、お客さまから依頼があった際にもスムーズに提案できる状況が実現できています。

金融以外の領域での実績を更に高めながら、新しい挑戦も視野に

――最後に貴社の今後の展望と、黒澤様が描いているビジョンについて教えてください。

私が目下注力していることは金融以外の領域での存在感を更に高めることです。設立当初は金融業界を中心に多くの実績を積んできましたが、今後は金融以外の業界、特に製造業など、当社にとって伸びしろがある分野にも進出していきたいと考えています。その一例として、今年度は教育業界で実績を残せましたが、継続して新しい業界の開拓に取り組みます。

さらに、「新しいサービスを自ら立ち上げる」という文化を育てていきたいと考えています。私は以前、アビームコンサルティングで新しいビジネスをほぼゼロから立ち上げる経験をしましたが、クロスピアでも若いメンバーたちと一緒に、全く新しいソリューションや部門を生み出していけるような環境を作りたいと思っています。

これが会社としての新たな成長のカギになると考えていますし、上昇志向の強い若手にとっても大きなやりがいになるでしょう。大手のコンサルティングファームに在籍していると安定志向になりがちですが、当社のようなベンチャーファームの場合は全員がオーナーシップを持って、「成長したい」「できることを広げたい」という志向を持った人間が集まります。そういった素養を持った人材の可能性を引き出すためにも、経営をリードできる機会の創出を通じて切磋琢磨する環境を構築していきたいと思います。

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