ログアウト

ログアウトしますか?

ログアウト
JAC Recruitment Golden Jubilee JAC Groupe 50th ハイクラス転職エージェント

MUFGのDX推進を担うJapan Digital Design。
「金融×AI」を世界的にリードする組織を目指す

Japan Digital Design 株式会社

※このインタビューは2026年2月に実施しました。なお、所属・肩書は当時のものとなります。 澤木 太郎氏
  • Japan Digital Design 株式会社 取締役 Head of MUFG AI Studio 澤木 太郎氏

三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)のデジタル戦略の実現に向けて、2017年に設立されたJapan Digital Design株式会社(以下、JDD)。AI・CX・Tech領域を組み合わせ、MUFGのDXを加速するソリューションを提供しています。MUFGとの協業・人材交流やR&D機能を通じ、金融のイノベーションを先導し、MUFGの顧客の金融体験や事業環境のアップデートを担っています。

JDDにおいて、R&Dから、機械学習モデルやAIエージェントの実務適用に向けたPoC、実装、保守・運用までを幅広く担う部門がMUFG AI Studio(M-AIS)です。現在、データサイエンティストの積極採用を行っています。

M-AISを統括する取締役・澤木太郎氏に、JDDが担う役割、注力するプロジェクト、働き方、キャリアなどを伺いました。メーカーから転職したご経験や、金融領域の魅力を語っていただきます。

中期経営計画の策定から関わり、成果創出まで一気通貫で伴走

―― MUFGに対する、JDDおよびM-AISの立ち位置、役割についてお聞かせください。

MUFGの戦略子会社として、いわゆる「下請け」のように指示された業務を行うのではなく、「リードする」役割が求められています。その中でM-AISは、特にAIの技術的な領域を主導する存在です。

どの領域に取り組むべきか、銀行側と協議しながら方向性を定めていく中で、私たちは議論そのものをリードします。
テーマが定まれば、具体的なプロジェクトへと落とし込み、PoC(概念実証)、モデル試作を経て、業務で活用可能かを検証します。リリースに至ったとしても、そこで終わりではありません。成果が十分に発揮されるまで改善・開発を続け、伴走します。つまり、上流の構想段階から下流の成果創出まで、一気通貫で担うことが求められています。

MUFGの中期経営戦略は3年ごとに更新されており、現在は2024〜2026年度の計画期間の中間にあたります。現行の経営計画は2023年に策定されたものです。私もそのとき、中期経営計画のワーキンググループにメンバーとして参画し、その策定段階から関わりました。

現在は銀行全体として数十の重要プロジェクトが並行して進んでいますが、JDDとしてすべてに取り組むことはリソース制約上できず、私たちが特に重要と考える3つの領域に注力しています。つまり、今後も取り組むべきテーマがまだまだ数多くある状況です。

―― 具体的にはどのようなプロジェクトを進めているのでしょうか。

現在注力しているプロジェクトのうち、特に規模が大きいのが、銀行の事務手続きを生成AIで検索できるプロダクトの開発です。銀行には膨大な数の手続きがあり、業務を遂行する中で都度調べる必要があります。その検索に、日々の業務の中で相応の時間を費やしている状況です。多くの行員が関わる業務であるため、この時間を削減できれば非常に大きなインパクトがあります。

また、銀行内には、さまざまな業界の情報を調査し、営業からの問い合わせに回答する部署があります。その業務についても、AIが必要な情報を抽出し、自動で回答できる仕組みを整えています。それ以外にも、金融市場でのトレードでは、人の裁量ではなく、私たちが構築したモデルに基づいて売買判断を行い、収益を上げる仕組みを構築するなど、多種多様な取り組みをしています。

今中計期間においてAI関連には大規模な投資が継続的に行われており、グループ全体でも今後さらに拡大していく見込みです。

「金融×AI」領域には、新たな価値・大きなインパクトを生み出せるポテンシャルがある

―― 澤木さんはもともと光学機器メーカーで研究開発や新規事業を手がけておられ、2018年にJDDに転職されました。なぜ「金融×AI」の領域に踏み込まれたのでしょうか。

モノづくりの世界はすでに成熟していて、社会のニーズをかなり満たしていると感じていました。それに比べると、金融領域はまだまだユーザーに新たな価値を提供できる余地が大きく、テクノロジーの導入も遅れている印象があったため、大きなポテンシャルを感じ、メーカーに在籍していた自分の目には、未開拓の余地が大きい領域に見えました

社会のニーズが十分に満たされていない領域としては、医療やエネルギーの分野も検討しました。しかし最終的には、「お金をうまく活用して生活を豊かにする」という金融の役割に、長期的に取り組む価値を感じたのです。ほぼ全ての手続きをデジタル上で完結させられる点も、取り組みやすいと考えました。

―― 入社前に抱いていたイメージについて、入社後にギャップを感じたことはありますか?

転職エージェントからJDDの紹介を受け、オフィスを訪れて話を聞いた時点で、抱いていた「銀行」のイメージとはまったく異なると感じました。雰囲気は完全にスタートアップのようで、社員の皆さんが自由に、生き生きと働いている姿にかなり驚きましたね。ここであればやっていけそうだと思いました。

また、一般的に金融領域は制約が多いイメージを持たれていると思います。例えば「モデルの説明性が強く求められるため、新しいモデルは使えないのではないか」などです。実は私も入社前はそのように考えていましたが、実際には、求められる説明性が極端に特殊というわけではなく、新しいモデルも十分に活用できます。

一方で、銀行の顧客データを扱う以上、セキュリティ面では一定の制約はあります。たとえばインターネットに接続できない環境で作業する場面もあります。

ただし、JDDではこうした制約への対策として、顧客情報を扱う環境と、顧客情報を使わずに自由に開発や検証ができる環境を明確に分けることで、できるだけ開発の自由度を確保しています。顧客情報を使わない領域で新しい技術を試し、うまくいきそうだったら顧客情報を扱う環境に持ち込むということもできます。
顧客情報を扱う領域でも、要件を満たす範囲でSaaSを活用し、技術面のキャッチアップが遅れないように工夫しています。

こうした制約はあるものの、それを上回る大きな魅力が銀行にはあります。それは、整備されたデータ基盤のもとで、大規模な顧客データを扱えることです。これはいくら自由度が高くても、通常の事業会社では実現しにくいでしょう。

なお、セキュリティレベルが高い環境へのSaaSの導入については、JDDが先行して整備を進めてきました。その環境を銀行側に展開する、いわば「逆輸入」の形も生まれています。今後もその基盤を共同で活用しながら、取り組みを進めていきます。

―― 「スピード感」についてはいかがでしょうか。銀行に対しては「稟議が多く、物事を前に進めづらいのではないか」というイメージを抱いている人も少なくないようですが。

大手メーカーで働いていた感覚からすると、むしろやや速いと感じています。AIプロダクトの場合、PoCを行い、成果が確認できれば業務検証を経てシステムを作り込んでいきます。私たちの場合、PoCにおよそ半年かけ、次の半年でプロダクト化を進め、開始から約1年で最初のリリースに至るイメージです。

一般的に時間を要するのは、稟議のプロセス、とりわけ予算の確保ではないでしょうか。費用対効果を示し、承認を得るまでに時間がかかると「スピードが遅い」と感じるでしょう。その点、重点領域ではあらかじめ投資方針が明確になっており、予算確保で止まりにくいのは大きいです。本質的にやるべき業務に集中できる環境が整っており、スピーディに進めることができます。

―― 働き方や職場の雰囲気について、金融業界の企業は「堅い」というイメージを持たれがちですが、実際にはいかがでしょうか。

柔軟性や自由度の高い環境です。コアタイムがないフルフレックス制度ですから、働き方は人それぞれです。朝は自宅で仕事をして、お昼ごろに出社する人もいます。子どものお迎えのために夕方早めに帰宅し、夕食後に仕事に戻る人も。重視されるのは成果であり、そこに至るまでのプロセスは基本的に問われません。

学びたいことを自由に学び、志向に合うキャリアを選べる環境

―― 自己研鑽意欲が高いデータサイエンティストの方々にとって、学べる機会や環境としてはどのようなものがありますか。

学会への参加を積極的に推奨しています。国内の学会のほか、場合によっては海外の学会にも参加します。技術系書籍の購入や研修の受講は、経費申請が可能で、制限もありません。
社内では週に1回勉強会を開催しています。Slackでは各自がチャンネルを作り、関心のある技術やトピックを発信していて、そこからディスカッションに発展しています。学び合える環境は十分に整っていますね。

また、JDDにはKaggle Grandmasterも在籍しています。入社後に金メダルを2回獲得しており、その過程やコンペへの参加記録を社内で積極的に発信しています。「これを試したら、ランクが大きく上がった」といった発信をリアルタイムで見られるのは、非常に面白く、刺激になります。

JDDはR&Dも行っており、通常のプロジェクトの体制や期間では難しいチャレンジングなテーマに挑戦することも可能です。実際、金融に特化したLLMを組み合わせて独自モデルを生み出しており、MUFGで活用されています。

―― キャリアパスについてお聞かせください。

さまざまな選択肢があります。一つは「マネジメント」の道です。今後、M-AISを金融×AIの領域で世界的にリードする組織にしたいと考えています。そのために、組織をより良くし、さらに高みを目指して成長させていく役割を担います。マネジメントとしては難易度が高いですが、その分やりがいも大きく、成長につながる経験が積めると思います。

もう一つは、プロジェクトのリードに注力する働き方です。個々のプロジェクトが大型化していて、今後も面白いプロジェクトが増えていくので、それらをリードするポジションも面白いでしょう。大型プロジェクトでは、データサイエンティストだけでなく、JDDのデザイナーやエンジニアと協業しながらプロダクトを開発します。データサイエンスだけに閉じず、総合的なプロダクト開発に携われる点も魅力の一つです。

さらに、テクニカル系のスペシャリストを目指す道もあります。LLMを金融業務へ適用する領域には、高度な技術が求められます。単にプロンプトを工夫するだけでは解決できない課題も多く、研究開発的なアプローチが不可欠です。金融分野で尖った研究開発に取り組める組織は、国内でも少なく、独自性の高いキャリアを築くことができるでしょう。

―― JDDおよびM-AISで働く魅力について、入社を検討する方々にメッセージをお願いします。

MUFGという金融の超大手企業のもとで、非常に盛り上がっているAI領域を手がけられるのは面白いです。まだ道半ばではありますが、3年、5年、10年と取り組む中で、JDDやM-AISが金融×AIの領域でMUFGをリードし、ひいては世界をリードする水準に到達することを目指しています。

そのレベルに挑戦できるメンバーや、必要な投資といったアセットが揃いつつあります。今まさに本気で目指せる状況になっており、とても面白いチャレンジだと思っています。

難易度の高いプロジェクトへのチャレンジにやりがいを感じる方、「社会にインパクトを与えたい」と考えている方、「社会実装」に向けて技術をどう活用するかを考えられる方にとって、存分に活躍できる環境です。データサイエンスの専門性を社会実装につなげ、巨大な金融ビジネスの中で本質的な課題設定から成果創出まで一気通貫で挑戦したい方、「金融×AI」という未踏の領域で長期的なインパクトを生み出したい方をお待ちしています。

ハイクラス転職のJAC3つの強み

  • 01

    ハイクラス転職の豊富な支援実績

  • 02

    領域特化による解像度高い情報提供

  • 03

    創業50年以上、地域に根差す支援体制

TOP

転職支援サービスお申し込み