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独自のサービスを展開するソーシャルショッピングサイト
“BUYMA”を支えるエンジニアは、“発想は自由に、仕事は着実に”がモットー。

株式会社エニグモ

ファッションを中心とした新たなソーシャル・ショッピングサイトとして2005年にスタートした“BUYMA (バイマ)”。世界を舞台に個人と個人をつなぐことで、日本未入荷や海外限定、国内完売品などのレアなアイテムを手に入れたり、人気のブランド商品を安く購入できるサイトとして人気を集めています。そのBUYMAの企画・運営をしているのが株式会社エニグモ。今回は、“縁の下の力持ち”としてサイトを支えるエンジニア3名の座談会を実施し、転職の理由、手掛けたプロジェクト、社風など、詳しくお聞きしました。

まずはみなさんの前職と、転職のきっかけについて教えてください。

写真:小澤 賢治 氏
サービスエンジニアリング本部
部長/プログラマ
小澤 賢治 氏

小澤氏:前職は新卒で入社したSI会社で勤怠管理や人材管理など、人事系のシステム開発を担当していました。前の会社は大企業のグループ会社で、組織が大きかったんです。当然、既存のシステムができあがっていたため、自分で考えて開発する余地は少なく、物足りなさを感じていました。
また、徐々にマネジメント業務も増えていったのですが、もっと直接開発を行いたいと思い、転職を決意。4年前、エニグモに入社しました。

木村氏:僕は、受託開発やエンジニア派遣を行うソフトハウスに所属し、メーカー常駐でストレージの操作画面などを作成していました。やはり派遣ですから、“ここは変えた方がいいのでは”と思っていても、自由に提案できる裁量は少なく、“自社の製品やサービスを内製で開発できる環境で働きたい”と思うように。転職は一昨年です。

齋藤氏:僕が転職したのは4年前で、以前は、主に“B to C”のビジネスをメインに受託開発業務を行っていました。プロジェクトの規模はやや小さく、開発の環境自体は今と似ているかもしれませんね。案件ごとに、まったく違う業界の開発に関わるので面白かったのですが、やはり受託だと2~3カ月のスパンで終わってしまう。その後、どういうふうにそのサイトやシステムが成長するか、経過には関われないんです。そのため、“自ら作ったサイトを育てていきたい”という思いが強くなり、転職を考えました。

前職の環境はそれぞれ異なりますが、“エンジニアとして自社サービスの開発に長いスパンで関わりたい”という思いが転職理由のひとつだったことは共通していますね。では、数ある企業の中から、なぜエニグモを選ばれたのでしょうか?

写真:木村 慎太郎 氏
サービスエンジニアリング本部
シニアwebエンジニア
木村 慎太郎 氏
写真:齋藤 毅 氏
サービスエンジニアリング本部
シニアwebエンジニア
齋藤 毅 氏

小澤氏:以前、たまたまエニグモの本『謎の会社、世界を変える』を読んでいて、“面白そうな、勢いのある会社だな”という印象を持っていたんです。実際、面接を受けてみると、社長をはじめ、管理職が若い!前職は大きな組織だったので、部長といえば50代ぐらい。その差はインパクトがありました。面接のやり取りのなかで、本から受けていた印象の通りだと実感。面接で会う人全員が、“この人たちと働いてみたい”と思えたことが一番の決め手でした。

木村氏:僕の場合、開発環境が自分が好きなRuby on Railsを使っていること、自社サービスを内製していること、グローバルに展開していることの3点ですね。
実は、一次面接の面接官が小澤さんと斎藤さんだったのですが、他の企業に比べて、自分にすごく興味を持ってくれていると感じたことが大きいです。普通、一次面接は表面的な質疑応答になりがちですが、事前に僕のことを調べてくれていたようで、いろいろ話題をふってくれて、盛り上がりました。

小澤氏:そうでしたね(笑)。木村さんには、技術者としてのスキルの伸びしろに期待しました。それに、シャイな受け答えのなかにも“すごくいい人だな”という印象をもちました。結局は、“一緒に働きたい”と思えるかどうかが重要ですから。

齋藤氏:それは大切ですよね。僕自身が面接を受けた時にも、そのあたりを大切にしている会社だなと思いました。僕の応募動機は、自社サービスを育てていく業務内容に、まず魅力を感じたことですが、面接時の印象も大きかったですね。他の企業の面接では、即戦力として期待するからなのでしょうが、“何と何ができるのか”というスキルマッチに終始しがちでした。ところが、エニグモでは、まず “あなたはどんなことをしたいのか” ということを熱心に聞かれました。それは入社後の “したいことは手を上げれば可能な限り挑戦させてくれる”という社風にもつながっていると思います。

業務内容もさることながら、面接時の印象も大きかったのですね。では現在の担当分野と、手掛けたプロジェクト例について、詳しく教えてください。

小澤氏:サービスエンジニアリング本部というエンジニア部門の部長をしています。管理業務もしていますが、プログラマーとして開発もしています。現場で働きたくて転職したタイプなので、僕は管理職といえども、かなりメンバーに任せています。
最近手がけたのは、出品者の方々にブログを書いてもらうための機能をシステムに追加したことです。BUYMAのサイトに訪れてもらう理由を、商品以外に広げるための“読み物”コンテンツを拡充することが目的でしたが、実際にスタートしてみると、出品者さんそれぞれの個性が際立つと好評でした。例えば、セール情報に詳しい方、海外コレクションをレポートしてくれるファッショニスタの方、ベッドメイクの仕方など、ていねいな暮らしをフューチャーされる方などさまざま。購入者がお気に入りの出品者を見つけるツールにもなっています。言い出したのは僕ですが、デザイナーとディレクターの3人でユニットを組んで開発しました。

写真:インタビュー

木村氏:僕もサービスエンジニア本部でwebエンジニアとして働いています。入社して最初に開発を担当したのが、USPS(United States Postal Service)というアメリカの郵便公社と提携して、BUYMAの画面上で発送票のプリントアウトができるという機能。これはアメリカ在住の出品者の方のパートナーが、そのUSPS勤務の方だったことからスタートした案件だったのですが、いちいち窓口の行列に並ばなくていいのがメリット。実際に利用されたショッパーさんにお会いする機会があり、「あの機能は本当に便利」と感謝されたことは大きな喜びでした。

齋藤氏:僕もサービスエンジニアリング本部でアプリケーションエンジニアとして仕事をしています。ずっと「iOSアプリの開発をやってみたい」といっていたのが採用され、他部署の人たちとユニットを組んで、その開発に関わっています。アプリの場合はダウンロードしてBUYMAを利用する点を含めて機能として求められているもの。運用自体もウェブとは違い難しい面も多いですが、その分やりがいはありますね。

現在、社内でエンジニアは9名ということですが、どのような雰囲気ですか?チームとして一緒に動くこともあるのでしょうか。

小澤氏:エンジニア同士でチームを組むようなことは無く、勤務時間中は、みんな黙々と作業していますね。

木村氏:入社当初は、その静けさに驚きましたよ(笑)。

小澤氏:そうだったんだ(笑)。どちらかというと、僕たちは技術畑の人間として、他部署の違うスキルを持つ人たちと組んで仕事をする方が多いですね。

写真:インタビュー

木村氏:ただ、週に一度、エンジニアによるミーティングを実施して、各個人の業務の進捗状況を報告したり、課題点を相談し合ったりする場はあります。

齋藤氏:共通の言語を持つ者同士、ランチの時間も技術面の話ばかりしていますよ。ファッションサイトだからといって、ファッションの話はしないですね。「今シーズンのマルジェラは・・・」とか、しない、しない(笑)。

小澤氏:サイトの印象から、なんとなく “オシャレじゃなきゃいけないんじゃないか”と、ハードルをあげているエンジニア志望の方もいるかもしれませんが、ファッションが得意な人は他部署にたくさんいるので、その点は僕たちに要求されていませんから、大丈夫ですよ。この場を借りて言っておきましょう(笑)。

木村氏:仕事だけではなく、自分の趣味を大事にしている人は多いですね。

小澤氏:エンジニアも含めて社内のメンバーは、色々なキャラクターの人がいますが、共通項は、“みんな頑張り屋”ということでしょうか。

齋藤氏:そうですね。入社後、想像と違ったのは“意外に真面目”ということ。システムの開発も、試作、精査、リリース後に管理する人と、思っていた以上に複数の人間が関わり、きちんとサービスを育てていることには正直驚きました。

小澤氏:エニグモの経営理念のひとつが、“やんちゃであれ”ですが、全然、やんちゃじゃない(笑)。飲み会の時はやんちゃですけどね。でも、“サービス向上のために、積極的に柔軟にチャレンジする”という自由さを持ちつつ、仕事は着実に推し進めている会社だと思います。

「発想はやんちゃに、過程は真面目に」が、御社のエンジニアに求められている資質なのかもしれませんね。最後に、“こんな人と一緒に働きたい”という人物像や、その方たちへのメッセージをお願いします。

写真:インタビュー

小澤氏:技術的にいえば、テクノロジーで売っている企業ではないですし、一緒に働いているエンジニアの中にも、“C to C”のサービスで働いた経験のないメンバーもいます。だからこそ、“こういうことがやりたい”というモチベーションの高い方を求めます。僕自身、やりたい人に任せることが一番いい結果を生むと信じています。
BUYMAのように月間1.5~2億PVあるECサイトを、自分たちでつくっている会社はなかなか無いですし、自分の能力を上げるには挑戦しがいがある、楽しい環境だと思います。

木村氏:今はWebアプリのフロントエンドからバックエンドまでの開発を担当していますが、実は前職ではほとんどサーバーサイドのRubyしか書く機会がなく、それ以外の例えばSQLやPHP、Javascriptなどのスキルはエニグモでの仕事をやりながら身につけました。自分で走れる力さえあれば、自身のスキルの幅を広げられるチャンスがエニグモにはあると思います。

齋藤氏:僕も面接をすることがありますが、残念なのは、やりたいことがはっきりしていない人が多いことです。求めるのは、指示を待つのではなく、自ら考えられる人。ECサイトは多機能ですから、例えば“ここをこう変えたい”など、どんなに小さなことでもいいので、明確な“やりたい”気持ちを持った方と一緒に働きたいですね。

“やりたいこと”を明確にもつことが、御社の経営理念である「世界が変わる、新しい価値」を生み出すことにつながっていくのだと思いました。本日は、ありがとうございました。

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