公開日:2021/10/18 / 最終更新日: 2021/10/25

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【グローバル転職マーケット】「震災でも好景気な日本」と「不景気な世界」

どうなる「震災を受けても好景気な日本」と「『日本化』して不景気な世界」(2011/10)


震災後、順調に景気回復を再開している日本経済ですが、片や世界経済は先進国・新興国とも悪化の方向にあります。特に、北米・欧州に関しては、『日本化』と呼ばれる金融問題を抱え、問題が徐々に表面化していく状況になっています。採用マーケットは今後、どのような動きになるのでしょうか。転職をお考えの方はご注意ください。(2011/10/13作成)

どうなる「震災を受けても好景気な日本」と「『日本化』して不景気な世界」

世界同時不況後、堅調に回復を続けていた世界経済ですが、特に今夏以降、おどり場の模様を見せています。

米雇用者数は、9月には+10.3万人と再び回復を見せましたが、米経済全体としての回復の勢いは見られません。

南欧の財政危機は、いよいよ問題の顕在化が進む状況になってきています。

また、これまで、高い成長で世界経済を牽引していた新興国の経済成長が鈍化してきています。

これらの直接の影響は現在のところまだ軽微ですが、対外輸出産業での弱気傾向が見られ、求人にも一部影響が出てきています。

また、外資系企業は、本国側の業績で現地側の採用に影響が出てくることがあります。

実際の各国の雇用状況自体はPick up Dataのとおりで、現在のところ、改善と悪化が入り混じる傾向にあります。

なお、ご覧いただくと分かると思いますが、シンガポールやタイなど、非常に求人需給が逼迫している国があります。
このような雇用環境が好調な国での勤務にご興味のある方は、11月にGlobal Conference 2011で各国のコンサルタントとお話いただくのも良いでしょう。

どうなる「震災を受けても好景気な日本」と「『日本化』して不景気な世界」

≪景気≫
上記のように世界経済が好ましくない状況になっている一方、日本の景気はまだ堅調です。
8月の景気動向指数は前月比+0.3の107.4と再び回復に転じました。
9月の景気ウォッチャー調査の結果も、雇用の現状判断DIは前月比±0.0の58.4と、横ばいに戻しました。
前月は、景気回復が減速しましたが、今月はすこし落ち着いてきているようです。

≪採用マーケット≫
一般の採用市場に関しても、有効求人倍率が+0.02の0.66(8月)と増加が続いています。
求人広告掲載件数は、前年同月比+19.0%と引き続き増加しています。

景気の回復ペースに鈍化傾向は見られますが、コア人材の採用に関しては、比較的影響は小さいと考えられます。

世界景気の動向が見えない今、転職を考えているなら早めの行動が重要になります。求人の動向に悪影響が出ていないうちに、活動を行うのがリスクの少ないやり方といえるでしょう。

この記事の著者

黒澤 敏浩

黒澤 敏浩(くろざわ・としひろ)

ジェイ エイ シー リクルートメント フェロー

グローバル転職マーケット分析の第一人者。同社における豊富なコンサルティング現場の声と、データに基づいた分かりやすいアドバイスには定評がある。同社においてコンサルタントの後、人事・事業企画などを担当し、現職。中小企業診断士。日本証券アナリスト協会検定会員。CCE,Inc.認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー。日経経済知力テスト(NIKKEI TEST)で全国1位の記録を持つ。東京大学卒。


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