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グローバル転職マーケット

【グローバル転職マーケット】新年度の採用計画が続々固まる

国内景気の停滞感が漂う中、新年度の採用計画が続々(2011/12)
世界景気の減速による国内景気の停滞感は否めませんが、外資系企業を中心に新年度の中途採用計画が明らかになってきています。今回は年末ならではの、来るべき新年に目を向けたお話です。(2011/12/13作成)
Global
前回は、ソブリンショック等による世界景気の減速の話をしました。
12月に入っても、状況は相変わらず不透明なままですが、
採用活動自体は粛々と続けられています。

日本企業の多くは3月が年度末ですが、多くの外資系企業は12月に年度末を迎えます。
そのため、現在、JACのコンサルタントのもとには、外資系企業を中心に1月から始まる新年度の中途採用計画の最新情報が各社から寄せられています。

現在のところ、景気の不透明感を感じつつも、まだ積極的な計画を立てている企業も多いというのが実情です。
来年一年間、この計画をもとに採用枠が一杯になるまで中途採用活動が展開されます。
(もちろん、年度途中で発生する採用枠もあります。)

なお、洪水被害の大きかったタイですが、復旧の動きが続いており、求人は回復する見込みです。
Japan
≪景気≫
世界経済の不調にあわせて、日本の景気も少しずつ低迷しつつあります。

10月の景気動向指数は前月比+1.3の90.3と再度改善に転じましたが、11月の景気ウォッチャー調査の結果は、雇用の現状判断DI(53.0(-1.8))、先行判断DI(50.5(-0.5))ともに、改善の度合いがさらに鈍化しました。
景況感の悪化が雇用にも波及しつつあることが読み取れます。

≪採用マーケット≫
そのような中、一般の採用市場に関しては、有効求人倍率が0.67(10月)と横ばいになっています。
また求人広告掲載件数(求人サイト)は前年同月比+14.7%と増加は続いているものの、2009年春から2011年夏までの上がり調子は息を潜め、最近は少し停滞した状況になってきています。

2012年の景気動向はまだ読めませんが、転職をお考えなら、求人動向にあまり影響が出ていない今のうちに活動を行うのがリスクの少ないやり方といえるでしょう。

3月以降、日本企業の多くは新卒採用に注力する関係で中途採用の動きが多少調整しづらくなります。 特に今年の場合は、新卒採用期間短縮の影響により、例年にも増して調整が難しくなることが予想されます。転職をお考えの方は、新年1月~2月までのうちに動いておくことが重要です。
◆筆者 黒澤 敏浩(くろざわ・としひろ)
ジェイ エイ シー リクルートメント フェロー。グローバル転職マーケット分析の第一人者。同社における豊富なコンサルティング現場の声と、データに基づいた分かりやすいアドバイスには定評がある。同社においてコンサルタントの後、人事・事業企画などを担当し、現職。中小企業診断士。日本証券アナリスト協会検定会員。CCE,Inc.認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー。日経経済知力テスト(NIKKEI TEST)で全国1位の記録を持つ。東京大学卒。

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