【会社概要】
ドクターネットは遠隔画像診断支援サービスで国内トップシェアのリーディングカンパニーです。
国内にはCTやMRIなどの医用画像撮影装置が約3万台存在する一方で、医用画像を診断できる医師(放射線診断専門医)は約6,000名しかおらず、適切な診断が迅速に届く症例は全体の3割程度にとどまっています。 また、地域によっては専門医がいないなどの医療格差があるのが実情で、今や遠隔画像診断は医療インフラとなっております。
当社は1日あたり10,000症例(320万症例/年)の依頼に対応する日本最大の画像診断拠点となっており、このシステムを正常に稼働させ続けることが多くの患者様に適切な医療をスピーディーにお届けすることに直結しています。
「世界の医療を支える目になる」を企業理念に、医療をテクノロジーにより支えるため、AIなど最先端テクノロジーへの投資も積極的に行い、医療業界に貢献し続けています。
【ミッション/役割】
本ポジションは、国内トップクラスの遠隔画像診断サービスを支える巨大なオンプレミスインフラの設計・運用を担う、極めて重要な役割です。
医療現場で扱われる高機密な画像データ等を、安定かつ安全に運用し続けるための堅牢な基盤を維持・改善することで、医師の診断を支え、患者の命を守る社会的意義の高いミッションに直結しています。
弊社では、インフラ領域の内製化を推進しており、外部ベンダーに依存せず、自社で設計・構築・運用までを一貫して行う体制を整えています。
そのため、単なる運用保守にとどまらず、既存環境の最適化や継続的な改善提案など、主体的に業務を推進できる方にとって、大きな裁量とやりがいのあるポジションです。
【職務内容】
・オンプレミス環境におけるインフラ設計・構築・運用の内製化推進
・サーバ・ネットワーク・データベース等のインフラ運用における継続的な改善
・現行インフラ環境およびアクセス回線の評価と整備計画の策定
・インフラ関連製品・サービス・ベンダーの選定のための比較・評価
・システム障害発生時の復旧対応
※オンプレミス環境のポジションですが、将来的にクラウド環境の業務にチャレンジ頂ける機会もございます。
【関わるプロダクト/サービス】
・Tele-RAD
⇒CT/MRIなど医用画像を医療機関からネットワーク経由でお預かりし、その画像を放射線診断専門医に診断依頼して診断レポートを返却する遠隔画像診断支援サービスです。
・Tele-DOC
⇒診療科専門医による健診/検診に特化した遠隔画像診断支援サービスです。多様な検査項目やレポート形式、読影パターンなど、健診/検診現場特有のニーズに対応し、安定した高品質の画像診断を提供します。
・Virtual-RAD
⇒ 遠隔画像診断のプラットフォームを提供するASPサービスです。依頼元医療機関と施設指定医師をクラウドでつなぎ、医療機関独自の遠隔読影ネットワークの構築を提供します。
・AI-RAD
⇒日本初の医用画像診断用AIエンジンのプラットフォームです。画像の種類や診断する病変に最適なAIエンジンを提供し、医療施設での画像診断を24時間365日アシストしています。
・その他
⇒全国の放射線科医師のナレッジを共有し画像診断領域における質の向上に役立つソーシャルネットワークサービス他、新規サービスを開発中です。
【開発環境】
・アカウント管理: ActiveDirectroy
・サーバー: Windows
・クラウド: AWS
・仮想化基盤: VMware / Citrix
・ネットワーク: L2,L3スイッチ / ルーター / ファイヤウォール / IPS / IPSec VPN / IP-VPN
・ストレージ: NAS / SAN / オブジェクトストレージ
・運用監視: DataDog / Zabbix
<技術採択方針>
現場のニーズや運用課題に応じて、新しい技術やツールの導入を柔軟に検討・採用しています。
安定性を重視しつつも、改善・最適化に向けた技術的チャレンジを歓迎する環境です。
【メンバー】
インフラチームは、正社員4名(クラウド2名・オンプレ2名)と外部パートナー4名で構成されています。クラウド・オンプレそれぞれに専門性を持つメンバーが在籍しており、領域を越えて協力しながら、安定したサービス提供と継続的な改善に取り組んでいます。
少数精鋭のチームのため、一人ひとりの裁量が大きく、技術選定や改善提案にも積極的に関われる環境です。
新しい技術の導入にも前向きで、現場発信での技術検証や導入も歓迎される文化があります。
また、チーム内はフラットで相談しやすく、互いにサポートし合う雰囲気があり、集中して技術に向き合える働きやすい環境が整っています。
■休日:完全週休二日制, 土, 日, 祝日, 年末年始