PMOの転職動向や最新求人、未経験からの転職難易度も解説

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公開日:2025/12/05 / 最終更新日: 2025/12/05

DX推進やグローバル統合など企業変革が進む中、PMOは戦略実行を担う重要ポジションへ。経営層と現場をつなぎ、複数プロジェクトを統括する役割は組織成長に不可欠です。複雑なプロジェクトを俯瞰し成果に導きたい方にとって、PMOは次のキャリアチャンスです。

本記事ではPMOの転職市場動向や最新求人情報に加え、未経験者の転職難易度も併せて、JAC Recruitment(以下、JAC)が詳しく解説します。

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PMOの転職市場動向

PMOの転職市場はここ数年で確実に拡大し、その存在感がさらに高まっています。DX推進やグローバル展開、法規制対応の複雑化といった要因を背景に、企業が抱えるプロジェクトはより大規模かつ高度化しており、PMOはその中核として位置づけられています。PMOは進行管理の役割から、経営戦略を実行するパートナーへと進化しています。

JACが保有する転職支援データによると、PMOのニーズはIT業界やコンサルティング業界に限らず、金融・製造・医療・航空・製薬など多様な業界にも広がっていることが分かります。特にERP(SAPなど)やCRM、クラウド、AI、セキュリティ領域における導入プロジェクトのPMOポジションが増加しており、DX推進や業務効率化を目的とした戦略的採用が目立ちます。またプロジェクト単位での支援にとどまらず、企業全体のガバナンスや標準化を推進する全社PMOの立ち上げを目的とした採用も増加しています。

採用姿勢としては依然として即戦力重視の傾向が強く、特に5年以上のPM経験や複数プロジェクトを同時にマネジメントした経験が重視されます。部門横断の調整力や経営視点で課題を整理できる能力も評価対象となっており、JACが支援した求人でも「経営層と現場を橋渡しできるPMO」を求める企業が多く見られます。加えて、グローバル案件の増加にともない、英語力(TOEIC700点以上相当)が求められる求人も一定数見られます。

また、JACのデータからは採用背景の多様化も明確に見て取れます。新規事業立ち上げや組織再編、M&A後のシステム統合といった構造的な変革の裏には、プロジェクトを成功に導くPMOの存在が不可欠です。特に急成長企業やグローバル展開を進める企業では外部コンサルティングへの依存を減らし、自社内にPMO機能を内製化する動きが進んでいます。

今後の市場動向を見据えると、PMOの役割はさらに専門化・多様化していくと考えられます。AIやデータサイエンス、サイバーセキュリティ、サステナビリティといった新領域では、技術理解と経営戦略を両立できるPMOが求められるでしょう。特に複雑なステークホルダーとの調整やグローバルプロジェクトの経験者は、国内外でキャリアの選択肢を広げやすくなっています。

こうした実情から、PMOは一過性のブームではなく企業変革を支える戦略的ポジションとして定着しつつあります。JACが蓄積する転職支援データからも「プロジェクトを管理する人」から「戦略を実行する人」へと役割が進化していることが明確に読み取れます。

PMOが求められる主な転職先候補

PMOは、いまや特定の業界にとどまらない「横断的な専門職」として位置づけられています。DXやBPRなど企業変革が進むなかで、事業会社・コンサルティングファーム双方からの需要が増加しており、特に、部門間の連携や利害調整を担う「プロジェクト推進のハブ」としての期待が高まっています。以下では、PMOが活躍する主要な転職先3つの特徴について整理します。

  • ●事業会社のDX部門立ち上げポジション
  • ●事業会社の全社横断的なBPR推進ポジション
  • ●IT・戦略系コンサルティングファーム

事業会社のDX部門立ち上げポジション

DX(Digital Transformation)を推進する企業では、PMOが中核的な役割を担います。特に、全社的なデータ活用や業務システム刷新、AI導入といった大規模な変革プロジェクトを進める際には、全体を俯瞰し、経営層・現場・外部ベンダーとの連携を図りながら、プロジェクト全体の整合性を保つ役割が求められます。

事業会社のDX部門におけるPMOは、単なる進捗管理ではなく、「変革推進の設計者」として機能します。例えば、IT部門・事業部門・人事部門が連携してデータ基盤を整備するプロジェクトでは、各部門の利害や優先順位を整理し、実現可能なロードマップに落とし込む調整力が求められます。また、AI・クラウド・IoTなど先端技術の導入では、外部パートナーとの協働をマネジメントしながら、自社内にナレッジを蓄積していく視点も必要です。

こうしたポジションを設けているのは、製造業、金融業、通信業など、自社のデジタル化を経営課題として捉えている企業が中心です。特に、グローバル拠点をもつ大手メーカーやメガバンクでは、海外子会社を含む全社的DXを推進するケースも増加しています。そのため、グローバルプロジェクト経験や英語でのファシリテーションスキルをもつ方は即戦力として高く評価されやすいでしょう。

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事業会社の全社横断的なBPR推進ポジション

BPR(Business Process Re-engineering:業務改革)を推進するポジションでも、PMOの存在は欠かせません。特に長期にわたる全社的な業務改革プロジェクトでは、経営企画部門が中心となり現場部門と外部ベンダーを統合しながら業務フローの再設計を行います。その実行の“軸”となるのがPMOです。

BPR領域でのPMOは、業務部門とIT部門の間で課題を整理し、実行可能な改善策へと導く調整役を担います。具体的には、業務プロセスの可視化や課題抽出、システム導入にともなう標準化支援、ROI分析などを通じて、経営目線での改善を支えます。進捗管理だけでなく、KPI設計やリスクマネジメントを含む「統合的なプロジェクト運営力」が求められる点が特徴です。

こうしたBPRポジションを設けているのは、事業の多角化やグローバル展開を進める企業です。特に製造業や商社、エネルギー関連企業など、複数拠点・多国籍組織を有する企業では、業務標準化が経営課題となっており、PMOの採用が活発です。また、コンサルティング会社出身者やシステム導入PM経験者など、物事を構造的に整理できるプロフェッショナルが求められる傾向があります。

IT・戦略系コンサルティングファーム

PMO経験者の転職先として最も多いのがIT・戦略系コンサルティングファームです。コンサルティング業界では、クライアント企業のDX推進や基幹システム刷新、業務改革支援といった案件が増加しており、それらを統括・推進できるPMOへの依存度が高まっています。

ファームにおけるPMOは、複数のプロジェクトを並行して管理し、クライアントの変革を成功に導くリーダー的存在です。要件定義・進捗管理・課題抽出といった従来型業務に加え、経営層へのレポーティングや戦略提言を担うケースも多く、プロジェクトガバナンスを確立する役割を担います。特に大手ファームでは、M&A後統合(PMI)やグローバルSAP導入、サステナビリティ関連プロジェクトなど、案件規模が数百人規模に及ぶこともあります。

この分野では、アクセンチュア、デロイト、PwC、アビームなどの大手コンサルティングファームをはじめ、専門領域に特化した中堅ファームも積極的に採用を行っています。高度なプロジェクトマネジメントスキルに加え、クライアントリレーション構築力や経営層との折衝力を備える方は、より上位職(マネージャー~ディレクタークラス)での採用も期待できます。

PMOとしてキャリアを形成するうえで、コンサルティングファームでの経験は非常に価値が高く、業界横断的な知見を得られる点も魅力です。組織変革・技術導入・グローバル統合といった多様なテーマを経験できる環境は、将来的に事業会社でPMO責任者や変革リーダーを目指す方にとっても、大きな強みとなるでしょう。

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PMOの最新転職・求人情報

PMOの求人はDXや業務改革を背景に拡大が続いています。企業が変革プロジェクトを常態化させる中で、PMOは進行管理にとどまらず戦略実行を支える専門職として位置づけられるようになりました。PMO関連の募集は安定的に推移しており、採用ニーズの高さがうかがえます。

近年の特徴は、事業会社によるPMO機能の内製化です。外部コンサルティングに依存せず、自社内でプロジェクト管理力を高める動きが広がり、「PMO事業の立ち上げ」や「全社横断型PMO」といったポジションが新設されています。こうした募集では、複数プロジェクトを束ねる統括力や、経営層と連携したガバナンス設計の経験者が重視されています。製造業や金融業など、DX投資を加速させている業界でこの傾向が特に顕著です。

一方、PMOコンサルタントの求人も継続的に存在しています。コンサルティングファームやSIerでは、DX推進やM&A後統合、基幹システム刷新といった案件でPMOを中心に据えるケースが増加。単なる進行管理にとどまらず、戦略実行フェーズに深く関わる「実行型PMO」として、リスク管理や関係者調整のスキルが重視されています。

総じてPMOの需要は高止まりが続いており、AIやサステナビリティなど新領域の拡大にともない、経営・技術・組織を横断的に統率できる方の重要性が一段と増しています。

ここからは、PMOの最新求人・転職情報を紹介します。

なお、本記事で紹介している求人は、JACが取り扱う求人の一部です。JACが取り扱う求人は、大半が非公開となっています。そのため、非公開求人も含めたPMOに関する求人の紹介を受けたい方は、JACにご登録ください。
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グローバルコンサルティングファーム:PMOコンサルタント

大手コンサルティングファーム:PMI・経営統合コンサルタント

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未経験からPMOへの転職は難しいのか

未経験でのPMO職への転職は、結論からいえば難易度が高いです。PMOは大規模かつ複雑なプロジェクトの統括を担う役割であるため、即戦力としてのスキルや経験が求められます。特にプロジェクトの計画策定・リスク管理・コスト統制・ステークホルダー間調整など、幅広い領域をカバーする必要があるため、ビジネスプロセスとプロジェクト運営の双方を理解していることが前提とされます。

ただし、未経験者がPMO職に就けないわけではありません。隣接領域の経験者がステップアップとしてPMO職を目指すケースは一般的です。例えば、システムエンジニアとしてプロジェクトマネージャー補佐を務めた方や、小規模チームのリーダーとして進行管理を担当した方は、PMOへの適性を評価されやすい傾向にあります。また、事業会社の経営企画部門や事業推進部門で、予算策定や進捗モニタリング、リスク評価などに携わってきた方も、プロジェクト管理の基礎を備えた即戦力候補として評価されます。さらに、広告・制作・ITなどの領域での、大規模案件のディレクション経験者も、PMOとして必要な調整力や課題解決力を備えていると見なされることは多いです。

未経験からPMOを目指す場合の近道は、まず「プロジェクト全体を理解し、関係者と連携を図る経験」を積むことです。IT、業務改革、組織開発などのプロジェクト型業務に携わり、プロセス設計や課題管理の経験を重ねることで、PMOとしての素地を築くことが可能になります。加えて、PMPなどの国際資格を取得し、体系的なプロジェクトマネジメント知識を身につけておくことも有効です。

PMOへ転職した場合の年収相場

PMOは企業の戦略実行を担う重要な専門職であり、その責任と専門性の高さが報酬面にも反映されています。JACが取り扱うPMO関連の求人データによると、全体の平均想定年収は約851.3万円と、高水準で推移しています。特に、経営層と現場を橋渡ししながらプロジェクト全体を統括する役割であることから、他職種と比較しても報酬レンジが広く、実績やスキルに応じて大きな差が生じる点が特徴です。

年代平均年収
20代後半575.2万円
30代前半769.3万円
30代後半867.4万円
40代前半963.0万円
40代後半829.6万円
50代前半962.7万円

年代別に見ると、20代後半では約575.2万円、30代前半で約769.3万円と、比較的早い段階から高い水準に達します。30代後半には平均867.4万円、40代前半では963.0万円と年収はさらに上昇し、キャリアの成熟にともない、報酬が大きく伸びる傾向がみられます。40代後半はやや落ち着いて829.6万円となるものの、50代以上では再び962.7万円へと回復しており、長期的に安定した報酬を維持できる職種ともいえます。

役職平均年収
メンバークラス797.5万円
管理職1,037.1万円

役職別では、メンバークラスで平均797.5万円、管理職クラスでは平均1,037.1万円と、役職が上がるほど報酬差が明確に表れる構造です。特に管理職層では複数プロジェクトの統括や全社ガバナンスの設計を担うポジションが多く、その責任範囲に応じた報酬が設定されています。

平均年収
日系企業838.5万円
外資系企業948.7万円

また、企業属性による差も見られます。日系企業の平均年収が838.5万円であるのに対し、外資系企業では948.7万円と、外資系企業の方が約100万円高い傾向にあります。外資系企業では、グローバル基準のプロジェクトマネジメントや英語を用いたコミュニケーションが日常的に行われ、国際的なPMOスキルやリーダーシップへの期待が報酬に反映されていると考えられます。

PMOの転職事例

PMOコンサルタントとして新たなステージに挑戦した転職事例を紹介します。

Kさん(40代後半/男性)

業種職種年収
転職前PMO支援コンサルティング業PMO900万円
転職後経営・戦略コンサルティング業PMOコンサルタント1,300万円

長年にわたりプロジェクトマネジメントに携わってきたKさんは、システム開発からPMO支援まで幅広い経験を積んできたスペシャリストです。キャリアの初期は、エンジニアとして業務システムの開発に従事し、その後は金融機関向けの自社パッケージ導入や業務改善プロジェクトにおいて、PM・コンサルタントとして活躍してきました。直近では、PMO支援会社にて、生産管理システムのリプレースやDX推進など、大規模プロジェクトの統括を担いながら、営業部門のマネジメントも兼務していました。

しかし、評価基準や組織体制の変化により、長期的なキャリアビジョンを描きづらくなったことを契機に転職を検討。「成長志向の強い企業で、PMOとしてより上流から経営変革に携わりたい」という思いを明確にしたKさんは、JACに相談されました。

JACのコンサルタントは、Kさんの豊富なPMO実績とマルチベンダーを統括した経験に注目。システム刷新や業務改革の枠を超え、経営・戦略レベルからプロジェクトを推進するコンサルティングファームへのキャリアを提案しました。最終的に、Kさんは経営・戦略コンサルティングを主軸とする企業にて「PMOコンサルタント(Program Management Sherpa)」として転職を実現。年収も900万円から1,300万円へと大きく上昇しました。

現在のKさんは、業務改革・DX・経営変革といった多様なテーマのプロジェクトにおいて、構想策定から実行支援までEnd to Endでクライアントをリードしています。今回の転職は、JACがKさんのキャリアの軸を的確に見極め、専門性を生かして成長の機会を最大限に提供した好例といえるでしょう。

※本事例は事実をもとにしていますが、プライバシー保護のため、個人を特定されないよう一部内容を変更しています。

PMOへ転職後のキャリアパス

PMOは、企業の戦略実行を担う中核的なポジションです。PMO経験者は、プロジェクト管理を通じて培った「全社的な視点」や「意思決定層との対話力」を活かし、戦略立案や組織設計など次のステージへとキャリアを広げています。以下では、PMO経験を基盤とした3つの代表的なキャリアパスを解説します。

  • ●経営企画・事業戦略部門への異動
  • ●CxO直下の改革推進室長や部門横断的な統括PMO部門長への昇進
  • ●フリーランスのPMOとして独立、ベンチャーのCxOへの転職

経営企画・事業戦略部門への異動

PMO経験者にとって最も自然なキャリアの一つが、経営企画や事業戦略部門への異動です。PMOは、プロジェクト単位で経営課題を可視化し、進捗や成果を定量的に評価する役割を担うことで、経営と現場の両面を理解する能力を身につけることができます。この特性は経営企画が求める「全社視点での戦略立案」や「事業ポートフォリオ管理」に直結します。

特に、DXや業務改革プロジェクトに携わったPMOは、投資対効果(ROI)の算定やKPI設計が強みとなります。これらの知見を備えていることで、経営企画部門での中期経営計画策定や新規事業の実行管理において即戦力として評価されます。また、PMOとして経営層や部門責任者との調整を日常的に行っている方は、経営陣の意思決定プロセスを理解しており、戦略策定と現場実行を橋渡しできる存在として高く評価されます。

PMOから経営企画への異動は、「現場の実行力」と「経営視点」を兼ね備えた後進を育成する目的で、企業が意図的に設けている場合も多く、組織内で次世代リーダー候補として期待されるキャリアパスです。

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CxO直下の改革推進室長や部門横断的な統括PMO部門長への昇進

PMOとして複数プロジェクトを統括し組織変革の実績を積んだ方が、次に目指すキャリアとして多いのが、CxO直下の改革推進室長や統括PMO部門長といったリーダー職です。これらのポジションは、全社横断で変革を推進する「実行リーダー」としての役割を担い、プロジェクト単位を超えて企業構造そのものをデザインする責任を負います。

PMO経験者がこのポジションに適している理由は明確です。第一に、全社的なプロジェクト管理を通じて事業・人・ITを横断的に理解していること。第二に、複数の利害関係者と調整しながら合意形成へと導く力をもっていること。そして第三に、リスクを見極めつつ、スピード感をもって変革を実行できる意思決定力があることです。

こうした役職では、単に進行管理を行うだけでなく、経営層と現場の間に立ち、企業全体のガバナンスを設計・運用する視点が不可欠です。特に、グローバル企業や上場企業では、海外拠点を含む複数の変革プログラムを一元的に統括するケースも増加しており、PMO出身者が全社改革責任者として登用される事例も珍しくありません。

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フリーランスのPMOとして独立、ベンチャーのCxOへの転職

PMO経験を積んだ後、独立やベンチャー経営層へのキャリア転換を図る方も増えています。特に近年は、企業がプロジェクト単位でPMOを外部委託する傾向が高まっており、フリーランスのPMOとして案件ベースで活動するケースが一般化しています。独立PMOはクライアントの経営課題を整理し、プロジェクト計画・リスク管理・実行支援までを一貫して担う「実務型コンサルタント」として位置づけられます。

独立後の強みは、PMOとして培った汎用的なマネジメントスキルと高い再現性にあります。業界を問わずプロジェクトを推進できる柔軟性を備えているため、DX、M&A統合、業務改革、サステナビリティ戦略など、幅広いテーマで活躍の場が広がります。また複数企業の変革を横断的に支援することで、経営層に近い立場での実践経験を積むことができる点も大きな魅力です。

一方で、ベンチャー企業やスタートアップではPMO経験者がCxO(特にCOOやCPOなどの実行責任者)として転職するケースもあります。限られたリソースで事業を拡大するフェーズにおいて、PMOがもつ「実行推進力」と「課題解決力」は、経営の即戦力となります。PMO経験は、企業規模を問わず「変革を実現できるリーダー」としての証明となり、独立・経営層いずれのキャリアにおいても強固な基盤となるでしょう。

PMOへの転職なら、JAC Recruitment

PMOへの転職を成功させるには、企業ごとのプロジェクト構造や経営課題を理解したうえでの求人提案が不可欠です。PMOは、DX推進・業務改革・M&A統合など企業の戦略実行を支える専門職であり、求められるスキルや役割は業界・組織ごとに大きく異なります。

JACはこうしたPMO領域の採用支援に強みをもつ転職エージェントです。JACのコンサルタントは、事業会社・コンサルティングファーム・ITベンダーといった各業界のPMO機能を熟知しており、転職希望者の経験や希望に最も適したポジションを提案します。さらに、JACが保有する非公開求人には、全社横断PMO立ち上げやグローバル改革推進など希少性の高いポジションも多く含まれています。

PMOとしてキャリアを築きたい方や、PMOの経験を生かして経営企画や変革推進分野へ進みたい方は、JACにご相談ください。専門性と実績をもつコンサルタントが、あなたの次のキャリアを戦略的にサポートいたします。

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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


当サイトを運営する、JACの編集部です。 日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。