3Dデザイナーの転職動向や最新求人、未経験からの転職難易度も解説

  1. Webサービス/ゲーム業界
  2. 転職マーケット×Webサービス/ゲーム業界

公開日:2025/12/08 / 最終更新日: 2026/01/20

3Dデザイナーは、ゲームや映像制作に加え、製造・建築・医療など幅広い業界で活躍する専門職です。高度な表現力と技術理解を兼ね備え、デジタル空間を設計する役割として注目されています。今、3Dデータ活用の拡大にともない、3Dデザイナーの転職市場価値が急上昇しています。

本記事では、3Dデザイナーの転職市場動向や最新求人情報に加え、未経験からの転職難易度についても、JAC Recruitment(以下、JAC)が詳しく解説します。

業界のプロがあなたにあった転職支援を行います

今現在、

  • 経験を活かして異業界への転職を検討している
  • 業界内でより自分にあった企業へ転職したい
  • より年収を上げたい

上記のようなお困りごとがございましたら、私たちJACへ相談してみませんか?

3Dデザイナーの転職市場動向

3Dデザイナーの転職市場は、近年急速に広がりを見せています。特に、製造・建築・医療などの分野で3Dデータの活用が進み、専門的なスキルを有する方へのニーズが高まっています。製造業ではデジタルツインによる業務効率化、建築業ではBIM/CIMの導入、医療分野では手術シミュレーションの高度化など、3D技術の応用範囲は拡大しています。これにより、3Dデザイナーの活躍領域は広がり、市場価値も高まっています。

映像制作や建築分野でも、リアルタイム制作技術の活用が進み、従来のプリレンダリングからの転換が加速しています。没入感あるコンテンツを実現するため、アートと技術の両面に強みをもつ3Dデザイナーの需要は高まっています。ゲームや映像業界だけでなく、自動車、家電、医療機器など、さまざまな分野のメーカーが、3Dスキルを備えた方を採用したいという動きが広がっています。その結果、3Dスキルを活かしたキャリアは、より多くの業界で通用するものへと進化しています。

同様に、求められる人物像も変化しています。従来のような与えられた指示を忠実に実行するオペレーターではなく、プロジェクトの初期段階から参画し、コンセプト設計やUXデザインにも関われる「価値創造型」のデザイナーが、重視されるようになっています。単にデザイン業務を請け負うだけでなく、課題の発見やユーザー体験の設計まで、視野を広げる総合的な能力が求められる時代に移行しつつあるのです。

今後、仮想空間やメタバースの構築が加速するにつれ、3Dデザイナーに求められる役割も広がっています。3Dデザイナーは、「デジタル空間の建築家」として、アバターや建築物などの3Dアセット制作にとどまらず、空間全体の体験設計やデジタル経済圏の構築にも関わっていくことが期待されています。また、生成AI技術の発展により、モデリングやテクスチャ作成などの作業は、AIが補助するようになりつつあります。そのためデザイナーは、今後はコンセプト設計やアートディレクションといった、より上流工程に集中できるようになるでしょう。

こうした変化により、3Dデザイナーはデジタル領域の戦略設計に関わる重要な職種へと進化しています。業界を超えたニーズの広がりと役割の変化を背景に、今後も成長が期待される分野だといえるでしょう。

3Dデザイナーが求められる主な転職先候補

3Dデザイナーの転職先は、従来のゲームや映像分野だけでなく、製造、建築、不動産、広告など多岐にわたっています。近年は、さまざまな業界で「3Dデータを活用した新たな価値の創出」が進み、多くの産業でリアルとデジタルの融合が加速しています。ここでは、4つの業界において3Dデザイナーが担う役割や、評価されるスキル・経験について解説します。

  • ●エンターテインメント業界(ゲーム・映像など)
  • ●製造業
  • ●建築・不動産業界
  • ●広告・マーケティング業界

エンターテインメント業界(ゲーム・映像など)

エンターテインメント業界は、3Dデザイナーの最も代表的なフィールドです。ゲーム会社ではキャラクター、背景、アニメーション、エフェクトといった要素を統合的に制作し、プレイヤー体験を形づくる役割を担います。映像制作会社では、映画やCM、アニメーションなどのリアルなビジュアル表現に加え、近年ではVRやARを用いた体験型コンテンツ開発にも携わります。

映像制作ではリアルタイムレンダリングが一般化し、PBRやシェーダーを理解する、アートと技術の両面に強みを備えた方が求められています。モバイルゲーム、家庭用ゲーム、ハイエンドCG映像など、幅広いプロジェクトで採用が増えており、特にディレクションやリーダーの経験者は、即戦力として評価されやすい傾向です。

エンターテインメント業界では、3Dデザイナーは作品の世界観を構築する重要な役割を担います。アート面の完成度だけでなく、ストーリー性や体験設計への理解を備えた方が求められており、より上流のクリエイティブ企画への関与が期待されるポジションです。

  • ゲーム業界の転職事情|年収相場や求められるスキル・経験を解説

    今やゲーム業界は日本を代表する産業に発展しています。ゲームに慣れ親しんできた方の中には、関心の強いゲーム業界へ転職したいと考える人も多いのではないでしょうか。しかしながら、ゲーム業界ではどのような求人があり、どのようなス… 続きを読む ゲーム業界の転職事情|年収相場や求められるスキル・経験を解説

  • 映像業界の転職動向|未経験での難易度や最新求人を解説

    映像業界は、インターネット配信やSNSの普及により、市場が急速に拡大しています。動画プロデューサーやCGデザイナーなど、ビジネスを推進できる人材や高度な技術を持つ人材のニーズが高まっており、未経験者でも異業種での経験を活… 続きを読む 映像業界の転職動向|未経験での難易度や最新求人を解説

製造業

製造業では、3Dデザイナーの専門性が「デジタルエンジニアリング」の中核として生かされています。自動車、家電、産業機器メーカーなどでは、製品開発の設計段階から3Dデータを用いた検証・可視化が進み、3Dデザイナーが設計者やエンジニアと協働してリアルなモデルを構築します。特に、デジタルツイン技術の導入が進むことで、設計・製造・保守の各工程をつなぐデジタルデータ基盤の重要性が高まっています。

こうした環境では、CADデータやシミュレーションとの親和性に加え、産業用3Dソフト(CATIA、Siemens NX、Creoなど)を理解していることが強みとなります。またモビリティ領域では、内外装デザインからユーザー体験、インテリア設計に至るまで、デジタル上でリアルな質感や動作を再現するスキルが求められています。

採用企業は、大手自動車メーカーや精密機器メーカーに加え、製造プロセスのDXを支援するコンサルティング企業やエンジニアリングサービス会社など、多岐にわたります。技術への理解と美的感性を併せもつ3Dデザイナーは、製品の魅力を市場に伝えるブランディングの要としても高く評価されます。

  • 製造業界の転職動向

    製造業界は、変革の時期を迎えています。転職市場にも活発な動きが見られ、転職希望者にとってはチャンスともいえます。この記事では、製造業の転職に強いコンサルタントが業界の現状、未来像、キャリアの魅力について解説します。また、… 続きを読む 製造業界の転職動向

建築・不動産業界

建築・不動産業界では、BIM(Building Information Modeling)やCIM(Construction Information Modeling)の普及を背景に、3Dデータの活用が急速に進展しています。この業界での3Dデザイナーは、建築物や都市空間をデジタル上に再現し、設計意図や空間体験をわかりやすく可視化する役割を担います。

特に大手ゼネコンや設計事務所では、プロジェクトの提案段階からリアルなビジュアライゼーションを行い、施主や関係者との合意形成を支援するケースが増えています。3ds Max、Revit、Lumion、Twinmotionなどのツールを駆使し、リアルタイムで環境や光源を調整しながら完成後のイメージを具体的に提示するスキルが求められます。

また、都市開発や再開発プロジェクトにおいては、単に建築物を描くだけでなく、街全体の景観設計や動線設計、照明計画など、ユーザー体験の観点が重視されます。そのため、建築やインテリアの基礎知識をもつ3Dデザイナーや、アートディレクションの経験者は、高く評価される傾向です。不動産デベロッパーや建設系コンサルティング企業でも採用が進み、3Dデータを用いた顧客プレゼンテーションやマーケティング活用に携わるケースも増加しています。

  • 建設業界転職情報

    建設業界の転職ならJAC Recruitment ハイクラス転職 建設業界の転職に特化したプロに相談転職支援サービスに登録する 建設業界 求人検索 – Job Search – 建設業界全ての公開… 続きを読む 建設業界転職情報

  • 不動産業界転職情報

    不動産業界の転職ならJAC Recruitment ハイクラス転職 不動産業界の転職に特化したプロに相談転職支援サービスに登録する 不動産業界 求人検索 – Job Serch – 不動産業界全て… 続きを読む 不動産業界転職情報

広告・マーケティング業界

広告・マーケティング業界においても、3Dデザイナーの需要は拡大しています。なぜなら、SNSやデジタル広告での表現手法が多様化し、立体的で没入感のあるビジュアルが、ブランド体験の核となっているためです。製品プロモーションやイベント演出、AR・VR広告など、リアルとデジタルの融合を図る企画において、3Dデザイナーはブランドの世界観を具体化する役割を担います。

広告代理店や制作プロダクションでは、モーショングラフィックスや3Dアニメーション制作を中心に、アートディレクターやプランナーと連携してビジュアル戦略を構築します。また近年は、WebGLやメタバース空間を活用したキャンペーンなどインタラクティブな広告表現が増えており、リアルタイムレンダリング技術への理解が採用条件の一つとなっています。

さらに、企業のインハウスデザイン部門でも、製品のブランディングやECサイトの3Dビジュアル制作を担うポジションが増加中です。こうした領域では、3D表現だけでなく、マーケティング視点でデータ分析やユーザー行動設計に関われるかどうかが重視されます。3Dデザイナーは、広告表現者からブランド戦略を担う「ビジュアルパートナー」へと役割を広げています。

  • 広告業界の転職事情|平均年収、成功のポイントを解説

    屋外の看板や駅のポスター、電車内の中吊り、テレビ、インターネット、SNSなどあらゆるところで広告が展開されています。広告は現代社会において、商品やサービスを宣伝する必要不可欠なツールであるといえるでしょう。 広告業界は、… 続きを読む 広告業界の転職事情|平均年収、成功のポイントを解説

  • マーケティングの転職ならJAC Recruitment

    マーケティング職は、企業の成長戦略を支える重要なポジションとして、近年ますます注目を集めています。デジタル化の加速や消費者ニーズの多様化により、マーケティング領域は高度化・細分化が進み、求められるスキルも大きく変化してい… 続きを読む マーケティングの転職ならJAC Recruitment

3Dデザイナーの最新転職・求人情報

近年の3Dデザイナー採用では、業界経験・使用ツール・制作領域など、複数のスキル要素を組み合わせた募集要件が主流となりつつあります。ゲーム・映像業界の求人票を見てみると、「キャラクターモデリング」や「背景モデリング」といった職務内容が明記されており、使用ツールとして Maya、ZBrush、Substance Painter、Unreal Engine 5 などが求められているケースが散見されます。 

トレンドとして注目したいのは、「モデリングだけ」という募集は減少し、「モデリング+テクスチャリング」「モデルセットアップ+ゲームエンジン導入」「モーションやリギングもこなせる」など、複合的なスキルセットを前提とする求人が増えている点です。例えば、Mayaを用いたモデリングに加えて、Unreal Engine上での調整経験が求められるケースもあります。 

近年では業界を問わず、リアルタイムやインタラクティブな表現に対応できる3Dスキルを備えた方が高く評価される傾向です。ゲーム・映像に加え、製造や広告、建築など幅広い分野で採用が進んでいます。今後、3Dデザイナーとして転職を検討する際には、ツールの習熟度だけでなく、どのような制作物を担当するのか、どのプラットフォーム向けの仕事なのか、制作工程のどの範囲を任されるのかといった点が求人情報に明確に記載されているかどうかを確認することが重要です。

ここからは、3Dデザイナーの最新求人・転職情報を紹介します。

なお、本記事で紹介している求人は、JACが取り扱う求人の一部です。JACが取り扱う求人の大半は、非公開となっています。そのため、非公開求人も含め3Dデザイナーに関する求人の紹介を受けたい方は、ぜひJACにご登録ください。
転職支援のプロであるコンサルタントが、丁寧なヒアリングを通じて適性や希望に沿う求人を紹介いたします。

>>非公開求人について詳しく知りたい方はこちら

ココネ株式会社:3DCGデザイナー

ココネ株式会社:3Dモーションデザイナー

非公開:ゲーム開発・運用/3Dデザイナー

非公開:CGクリエーター/アーティスト、CGエンジニア

株式会社アドグローブ:3Dキャラクターモデラー

※掲載求人の中には、募集が終了している場合がございます。あらかじめご了承ください。(2025年12月現在)

未経験から3Dデザイナーへの転職は難しいのか

3Dデザイナーは、高度な専門性と表現力が必要とされる職種であるため、未経験者がハイクラスポジションへ転職することは、難易度が高いのが現状です。多くの企業は即戦力を求めており、採用時には実務経験や商業プロジェクトでの実績が重視されます。特に、アートディレクションやワークフロー構築に携われる方が高評価となるため、未経験者向けのポテンシャル採用は、ごく少数に限られます。

ただし、関連性の高い職種からのキャリアチェンジであれば、可能性は十分にあります。建築士、CADオペレーター、工業デザイナー、グラフィックデザイナー、映像エディターなどの職種は、空間認識力やデザインの素養、3Dソフトウェアへの習熟度といった点で親和性が高いといえます。こうした経験を生かし、まずはジュニアからミドルクラスのポジションで実務経験を積むことが、将来的にハイクラス転職を目指すうえでの現実的なステップとなります。モデリングから質感設計、アニメーション、エンジン実装まで幅広く経験し、制作工程全体を理解することが重要です。

また、未経験の方が自身のポテンシャルを示すうえで、最も重要なのがポートフォリオです。単に完成した作品を提示するのではなく、コンセプト設計やリファレンス選定、ワイヤーフレームやテクスチャの制作過程などを丁寧に記載し、思考プロセスと課題解決力を明確に伝える必要があります。採用担当者は、作品のクオリティと同様に、そこに至るまでの論理的なアプローチを重視します。

未経験から3Dデザイナーを目指す場合は、短期間での転職を目指すよりも、まず関連分野での経験を積んだり、ポートフォリオを充実させたりして、段階的にスキルを磨いていくことが大切です。こうした努力の積み重ねが、将来的な高い評価につながります。

3Dデザイナーへの転職で求められる経験・スキル・マインド・資格

3Dデザイナーとして評価されるには、制作工程を理解し、技術と表現を統合できる力が求められます。採用企業は、完成品の美しさよりも「どのようなプロセスで成果を導き出せるか」に注目しており、幅広いスキルと継続的な学習姿勢が必要です。ここでは、転職市場で特に重視される4つの観点について解説します。

  • ●モデリング・テクスチャからセットアップ・モーションまで一貫した幅広い3D制作経験
  • ●特定のDCCツールやUnreal Engine/Unityに関する知識、スクリプティング能力
  • ●最新技術や表現手法を学び続ける学習意欲と探求心
  • ●CG-ARTS検定やソフトウェアベンダーの認定資格

モデリング・テクスチャからセットアップ・モーションまで一貫した幅広い3D制作経験

3Dデザイナーの採用で最も重視されるのは、制作工程を一貫して理解しているかどうかです。近年の求人では、キャラクターや背景のモデリングだけでなく、テクスチャ作成、リギング(セットアップ)、モーション実装まで、一連の工程の経験者が高く評価されています。なぜなら、単一の工程に特化したスキルだけでは、プロジェクト全体を俯瞰して判断する力を発揮したり、他職種との連携を図ったりすることが難しくなるためです。

またゲームや映像制作では、パイプライン全体を理解したうえで、仕様変更やアセット最適化に柔軟に対応できるかどうかが重視されます。例えば、リアルタイムレンダリングに適したポリゴン数の調整や、他チームとのデータ共有を前提としたワークフロー設計などが挙げられます。こうした総合的な制作経験は、3Dデザイナーを単なる“作り手”から“開発の要”へと位置づける要素となります。

特定のDCCツールやUnreal Engine/Unityに関する知識、スクリプティング能力

3Dデザイナーの技術的な評価軸として、DCC(Digital Content Creation)ツールに習熟していることは必須になります。Maya、3ds Max、Blender、ZBrush、Substance Painterなど、主流のツールを制作現場でどの程度使いこなせるかが、採用の前提条件になっています。特に近年では、リアルタイムレンダリング技術を用いた制作が主流化しており、Unreal EngineやUnityなどのゲームエンジンに関する理解が欠かせません。

加えて、スクリプティングによる自動化や効率化のスキルも評価対象になっています。PythonやMELを用いたツール開発やシーン管理、シェーダー開発の知見を備えていることで、制作工程を最適化できる方として高く評価されます。企業側は、技術的課題を解決しチーム全体の生産性を高められる3Dデザイナーを求めているのです。

最新技術や表現手法を学び続ける学習意欲と探求心

3Dデザイン領域は、技術革新のスピードが極めて早い分野です。AIによる生成モデリング、リアルタイムGI(グローバルイルミネーション)、プロシージャル生成、PBR(物理ベースレンダリング)など、数年単位で制作手法が大きく変化します。そのため、現職にとどまらず、新しい技術を学び続ける姿勢が必要です。

採用企業は、「学習意欲」そのものをスキルの一部として見ています。具体的には、新しいツールを自発的に試し、オンライン学習や個人制作で検証を重ねる方が評価されやすい傾向です。また、他職種との協働を意識し、UI/UXデザインやプログラミングの基礎を理解している方は、より広い視点で企画段階から関与できる存在として重宝されます。こうした探求心のある方こそ、長期的に市場価値を高めることができます。

CG-ARTS検定やソフトウェアベンダーの認定資格

資格取得は、3Dデザイナーとしての実力を、客観的に示す手段の一つです。その代表として、CG-ARTS検定(CGクリエイター検定やCGエンジニア検定)があります。これは、基礎理論や制作工程を体系的に理解していることの証明になります。そのほかにも、Autodesk認定プロフェッショナル(ACP)やUnity認定資格など、ソフトウェアベンダーが発行する資格も実務スキルの裏付けとして評価されます。

資格そのものが採用を決定づけるわけではありませんが、学習姿勢や技術基盤を示す客観的な指標として効果的です。特に、異業種からのキャリアチェンジを目指す方にとっては、ポートフォリオと併せて、自身のスキルを可視化する有力な手段となります。こうした資格を取得し、自らを「理論と実践の両面を備えたスペシャリスト」として位置づけることが、ハイクラス転職を成功させるための第一歩となるでしょう。

参照:CG-ARTS検定

3Dデザイナーの転職事例

ここでは、JACが提供する転職支援サービスを利用して、3Dデザイナーへの転職を成功させた事例を紹介します。

ゲーム事業を牽引するプロデューサーへ転職した事例

Fさん(40代後半/男性)

業種職種年収
転職前コミュニケーションサービス事業アソシエイトプロデューサー500万円
転職後ゲーム事業ゲームプロデューサー600万円

Fさんはゲーム業界でディレクターおよびプロデューサーとして数多くのタイトル開発に携わってきました。開発チームを率いて、P/L管理やプロジェクト進行、外注管理、渉外対応など、制作と運営の両面を統括してきた実績をもつ方です。直近ではスマートフォンアプリのアソシエイトプロデューサーとして従事し、幅広い調整力と柔軟なコミュニケーション能力を発揮してきました。

Fさんはプロジェクトに参画するなかで、長期的に開発に関わりながら企画から収益化まで責任をもって推進できる環境を求め転職を決意されました。ゲーム制作への深い情熱とマネジメント経験を生かせる環境を重視し、JACにご相談いただきました。

JACのコンサルタントは、Fさんのプロデューサーとしての統括力と、女性向けIPやスマートフォンタイトルの開発経験が強みになると判断。拡大フェーズにあるエンターテインメント企業をご紹介しました。対象企業は総合エンターテインメント事業を展開しており、ゲーム開発・運営・プロモーションを一体化した体制を構築中でした。プロジェクト全体を俯瞰し、企画・制作・運用を横断的にマネジメントできるFさんの経験が、まさに求められている要件と一致していました。

転職後のFさんは、ゲームプロデューサーとして新規タイトルの立ち上げを主導。アート・エンジニア・マーケティングを含む各部門の統合管理を担い、チームの意思決定を支える役割を果たしています。年収は500万円から600万円へ上がり、待遇面も改善。長年培ったプロジェクトマネジメント力を発揮しながら、開発現場の中心で新しいヒットタイトル創出に挑戦されています。

今回の転職は、JACがFさんのマネジメント経験と開発志向を深く理解し、相性の良い成長企業との橋渡しをした好例といえます。

※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。

エンターテインメント事業を担う3Dデザイナーへ転職した事例

Dさん(40代前半/男性)

業種職種年収
転職前ゲーム制作2Dデザイナー600万円
転職後エンターテインメント事業3Dデザイナー600万円

エフェクトデザイナーとしてキャリアを積んできたDさんは、これまでUnityからUnreal Engineまで幅広いツールを使いこなし、シェーダー作成やBlueprintによるツール開発、進行管理など、制作とマネジメントの両面で実績を築いてきました。穏やかで協調性のある人柄から社内外での信頼も厚く、長年にわたりチームを率いてきた実績があります。

近年は2Dデザインが中心となり、これまで培ってきた3Dスキルを十分に発揮できない環境にありました。次第に、再度3D制作の現場で自身の専門性を生かしたいと考え、転職活動を開始しました。

JACのコンサルタントは、DさんのUnreal Engineでの制作経験と、エフェクトを中心とした3DCG全般を統括できるスキルに注目。ゲーム開発の強化を進めていたエンターテインメント企業を提案しました。同社は、スマートフォンやVR向けのゲーム開発においてモデリングからモーション、エフェクトまでを幅広く手掛けられる「3Dデザイナー(ゼネラリスト)」を積極採用している企業であったため、Dさんの経歴が企業が求める人物像と合致したのです。

転職後のDさんは、プロジェクトの立ち上げ段階から3DCG制作全般を担い、外注管理や若手の育成にも携わっています。制作現場での深い技術知識やチームマネジメント経験を生かし、クオリティコントロールを行うポジションで活躍中です。当初の目的である「キャリアの再構築」と「培った専門スキルの再活用」を実現する転職となりました。

※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。

3Dデザイナーへ転職後のキャリアパス

3Dデザイナーのキャリアは、経験を重ねることで多様な方向へ発展させることが可能です。代表的な転職後のキャリアパスは、大きく「専門性を深化させる」「マネジメント・ディレクションに進む」「独立してクリエイティブビジネスを構築する」の3つに分かれます。どの方向を選ぶにしても、技術力に加え、企画力・マネジメント力・経営的視点をバランスよく磨くことが重要です。本項目では、この3つのキャリアパスについて解説します。

  • ●特定分野(デジタルヒューマン・プロシージャル生成など)において専門性深化
  • ●アートディレクター・CGディレクターへの昇進
  • ●フリーランスとして独立・CGプロダクション設立

特定分野(デジタルヒューマン・プロシージャル生成など)において専門性深化

近年最も注目されているのは、特定領域の専門性を高めていくキャリアです。3Dデザイン分野は細分化が進んでおり、デジタルヒューマン制作、プロシージャル生成、リアルタイムGI、物理ベースマテリアル表現など、そのテクノロジーごとに高度な専門スキルが求められます。特にデジタルヒューマンのように、アニメーション、スキニング、フェイシャルモーションキャプチャなどを横断的に扱える方は希少で、国内外での需要が急速に拡大しています。

また、Houdiniを用いたプロシージャル生成や、AIを活用した自動モデリング・シミュレーション技術の習得も評価されています。こうした領域で専門性を深めた方は、企業のR&D部門や研究開発系スタジオでの採用機会も多く、制作現場を超え、技術的イノベーションに関わるポジションに進むケースも見られます。専門職としての価値を高めることは、報酬や裁量の拡大にも直結します。これは、長期的なキャリア形成において非常に有効な選択肢といえるでしょう。

アートディレクター・CGディレクターへの昇進

一定の経験を積んだ3Dデザイナーの多くは、アートディレクターやCGディレクターとしてキャリアを広げていきます。これらの職種では、個々の制作スキルよりも、「全体のビジュアル品質を統括し、チームを導く力」が重視されます。ディレクターは、作品全体のトーン&マナーを設計し、クライアントの要望を踏まえながら制作チームの方向性を定める役割を担います。

特に大規模なゲーム開発や映像制作では、各工程を統合しながらクオリティ・納期・コストを、同時にマネジメントする能力が不可欠です。そのためデザインスキルに加え、プロジェクトマネジメント力、コミュニケーション力、そしてチームを鼓舞するリーダーシップが求められます。近年では、海外スタジオとの共同制作やリモート体制下でのディレクション経験者が高く評価される傾向です。3Dデザイナーとして培った技術的理解と現場感覚を基盤に、組織やプロジェクトを動かす立場へと進んでいくのが、このキャリアの特徴です。

フリーランスとして独立・CGプロダクション設立

3Dデザイナーの経験を積むことで、フリーランスとして独立する道も開けます。オンラインでの業務委託やリモートワークの普及により、個人でも国内外のプロジェクトに参画できる環境が整いつつあります。特に映像・広告・XR(拡張現実)領域では、案件ごとの外注依頼が増えています。技術力に加え、セルフブランディング力を備えた方には、多くのチャンスがあります。

さらに、一定の実績を積んだ後には、小規模なCGプロダクションを設立し、クリエイティブチームを率いる道もあります。この場合、経営感覚や営業力が不可欠となり、ビジネスパートナーとのネットワーク構築が成功の鍵となります。特定の専門技術(キャラクター制作、リアルタイム映像、建築ビジュアライゼーションほか)など、強みに特化したスタジオを設立することで、企業案件や海外スタジオとの協業を得やすくなります。

フリーランスや独立は、リスクをともなうものの、自由度と収益性を両立できる選択肢でもあります。技術的スキルに加え、ビジネス視点と継続的なセルフマネジメント力を備えることが安定したキャリア構築の前提条件となります。

3Dデザイナーへの転職なら、JAC Recruitment

3Dデザイナーへの転職を成功させるには、業界ごとに異なる「制作工程」や「使用ツール」の特徴を理解し、自身のキャリアに合ったポジションを選ぶことが大切です。3Dスキルはゲーム、映像、製造、建築、広告など幅広い業界で求められ、必要なスキルや役割も業界ごとに異なります。そのため、転職の際は自分の強みを把握し、市場動向に合わせて計画的にキャリアを築いていく必要があります。

JACには、クリエイティブ職やテクニカル職に精通したコンサルタントが在籍しており、3Dデザイナーの職種構造や採用トレンドを熟知しています。サポートを受けることで、キャリアを整理できるだけでなく、制作現場の実情や企業ごとの評価基準を踏まえた具体的なアドバイスが受けられる点が強みです。また、国内大手ゲーム会社やグローバルスタジオ、建築ビジュアライゼーション企業など、一般には公開されていないハイクラス求人も数多く取り扱っています。

3Dデザイナーとしてさらなる成長を目指す方、あるいは新しい領域に挑戦したい方は、JACにご相談ください。

  • Webサービス/ゲーム業界の転職ならJAC Recruitment

    JAC Recruitmentでは、ゲームディレクター、プロデューサー、エンジニアといった幅広い職種への実績もあります。当社のコンサルティングは、1人のコンサルタントがご登録者と企業の両方と直接取引する「コンサルタント型… 続きを読む Webサービス/ゲーム業界の転職ならJAC Recruitment

この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


当サイトを運営する、JACの編集部です。 日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。