米国のCFA協会が主催する証券アナリスト資格であるCFA(Chartered Financial Analyst®:米国証券アナリスト資格)。
本記事では、CFAが生かせる転職先候補やCFAが生かせる最新求人・転職情報をJAC Recruitment(以下、JAC)が解説いたします。
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CFAは転職で有利に働くのか
CFAは、米国のCFA Institute(CFA協会)が認定する、投資管理および財務分析の分野における高度な専門知識と実践能力の習得を証明する国際的な資格です。
本資格を取得するには、財務分析、ポートフォリオ・マネジメント、経済学、倫理規範など広範な分野を網羅した3つのレベルから成る試験に合格し、さらにCFA協会が定める所定の要件を満たす必要があります。
一般的に転職市場では、資格取得以上に実務経験や具体的なスキルが重視される傾向にあります。しかし、CFAは、その専門性と国際的な認知度の高さから、転職でも実務経験やスキルと同等の評価を得られるといわれています。
また、英国の資格・教育評価機関であるEcctisの調査報告によると、CFA保有者は、世界各国の教育制度において金融分野の修士号(Master’s Degree)に相当するレベルであると評価されています。
したがって、CFAを保有していることは、転職でも大きなアドバンテージとなり、より専門性の高い職務への道を開くだけでなく、給与や待遇面においても優位性をもたらす可能性が高いと考えられます。
CFAは、レベル1〜3のどの段階にあるかによっても、転職市場での評価は異なります。CFAレベル1に合格していることは、金融・投資分野に関する基礎的な知識と倫理観を習得していることの証明となり、特に実務未経験者やキャリアの浅い若手にとっては、学習意欲とポテンシャルを示す際に有効です。
レベル2合格者は、企業分析、株式評価、ポートフォリオ管理などの知識を実務に応用する能力があるとみなされ、企業の投資分析部門やリスク管理部門などで即戦力と評価されることがあります。そして、最終関門であるレベル3に合格し、CFA保有者となれば、投資運用プロセス全体を統括し、戦略的な意思決定ができる専門家として認められ、資産運用会社のポートフォリオマネージャーや投資銀行の上級アナリスト、あるいは企業の財務戦略責任者といった、より責任ある立場への道が開かれます。
特に、国際的な金融機関やグローバル企業の上級職や管理職のポジションでは、CFA保有者が優遇される傾向が顕著であり、より高い年収や責任ある役割に挑戦できる可能性が高まります。
出典:CFA Institute
出典:「Benchmarking the CFA Charter and Certificate in ESG Investing」(Ecctis)
CFAが生かせる転職先候補
本章では、CFAが生かせる次の3つの転職先候補について、解説します。
• 資産運用会社・投資銀行・証券会社
• ヘッジファンド・PEファンド
• 経営コンサルティングファーム・事業会社の財務部門
資産運用会社・投資銀行・証券会社
資産運用会社や投資銀行、証券会社は、CFAの知識が生かせる転職先の一つです。
資産運用会社では、クライアントから預かった資金をさまざまな資産クラスに投資し、その運用成果を追求するポートフォリオマネージャーや、個別企業やマクロ経済の動向を分析・予測し投資判断の材料を提供するリサーチアナリストなどの職務を担います。投資銀行では、企業のM&Aアドバイザリー業務、資金調達(株式発行や債券発行)のサポート、自己勘定でのトレーディング業務などに携わります。証券会社でも、リサーチ部門やトレーディング部門、あるいは富裕層向けのウェルスマネジメント部門などでCFAの専門性が求められます。
各金融機関における投資判断の根拠づけを行うポジションでは、CFAプログラムで習得する財務諸表分析、証券評価、ポートフォリオ構築理論、デリバティブ、経済学などの知識が欠かせないことから、CFA保有者は高度な専門知識を持つ即戦力として、重宝されると考えられます。
資産運用会社や投資銀行、証券会社は、CFAの知識が生かせる転職先の一つです。
資産運用会社では、クライアントから預かった資金をさまざまな資産クラスに投資し、その運用成果を追求するポートフォリオマネージャーや、個別企業やマクロ経済の動向を分析・予測し投資判断の材料を提供するリサーチアナリストなどの職務を担います。投資銀行では、企業のM&Aアドバイザリー業務、資金調達(株式発行や債券発行)のサポート、自己勘定でのトレーディング業務などに携わります。証券会社でも、リサーチ部門やトレーディング部門、あるいは富裕層向けのウェルスマネジメント部門などでCFAの専門性が求められます。
各金融機関における投資判断の根拠づけを行うポジションでは、CFAプログラムで習得する財務諸表分析、証券評価、ポートフォリオ構築理論、デリバティブ、経済学などの知識が欠かせないことから、CFA保有者は高度な専門知識を持つ即戦力として、重宝されると考えられます。

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ヘッジファンド・PEファンド
ヘッジファンドやPEファンドなどのオルタナティブ投資の領域も、CFA保有者が活躍する領域です。ヘッジファンドでは、市場の非効率性を見つけだし、多様な投資戦略を駆使して絶対収益を追求するアナリストやポートフォリオマネージャーとしての役割が期待されます。PEファンドでは、未公開企業への投資や投資先企業の経営改善支援、最終的なイグジット(株式売却やIPO)までの一連のプロセスに関与します。
各分野では、オルタナティブ投資特有のリスク・リターン特性への理解、高度なバリュエーションスキル、複雑なディールストラクチャリング能力などが求められるため、CFAで習得する先進的なリスク管理手法やキャッシュフロー予測、レバレッジド・バイアウトモデルの構築の知見・スキルは、実務において大いに役立つでしょう。高いパフォーマンスが求められる厳しい環境ではありますが、その分、大きな達成感と高い報酬を得られるキャリアです。

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経営コンサルティングファーム・事業会社の財務部門
CFAの専門性は、金融機関だけでなく、経営コンサルティングファームや一般事業会社の財務部門でも生かすことができます。
経営コンサルティングファームでは、企業価値向上に向けた提言やM&Aアドバイザリー業務を担い、事業会社の財務部門では予算策定や資本政策、投資計画の立案・管理に従事します。CFA取得の過程で習得できる財務分析のフレームワークやDCF(割引キャッシュフロー)分析、リスク調整後の業績評価技法は、経営戦略を立案する際の説得力を高める要素となります。
特にコンサルティングではクライアント向けのプレゼンテーション資料作成において定量的根拠を示す際、事業会社では取締役会や投資委員会への報告資料作成において、CFA保有者は高度な財務理論にもとづいた提言ができる存在として重宝されると考えられます。

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CFAが生かせる最新求人・転職情報
CFA保有者に対する企業の採用ニーズは、高水準を維持しており、特に運用業界における採用需要は拡大傾向にあります。実際に、機関投資家向けの資産運用業務や富裕層個人を対象としたプライベート・ウェルスマネジメントなど、高度な運用知識と倫理観が求められる分野の求人が大半を占めています。
また、銀行や大手商社、年金基金、保険会社などの組織においても、金融市場のグローバル化や金融インフラの高度化にともない、運用部門やリスク管理部門、国際投資部門などの求人が増えています。また、CFA取得の過程で培ったグローバル視点を持った資金運用能力や財務モデリング、リスクマネジメントのスキルが評価され、M&AアドバイザリーやCFO候補などの役職で採用されるケースも少なくありません。
ただし、CFAは多くの求人において「必須条件」ではなく「歓迎条件」として扱われています。そのため、転職活動では、資格の保有をアピールするだけに終始せず、CFA取得の過程で得た知識をどの領域で発揮できるかという視点を持ち、市場の採用ニーズと自身の強みとの重なりを丁寧に分析することが重要です。
ここからは、CFAが生かせる最新求人・転職情報を紹介します。
なお、本記事で紹介している求人は、JACが取り扱う求人の一部です。JACが取り扱う求人は、大半が非公開となっています。そのため、非公開求人も含めCFAが生かせる求人の紹介を受けたい方は、ぜひJACにご登録ください。
転職支援のプロであるコンサルタントが、丁寧なヒアリングを通じて適性や希望に沿う求人を紹介いたします。
● 非公開:ストラテジスト・資産運用コンサルタント・ポートフォリオマネージャー
● 日系大手アセットマネジメント:機関投資家・販売会社対応担当
● 非公開:【ミドル・オフィス部】プロダクト コントロール/Product Control (FX, Equity, Rates, Credit, Treasury)
● 大手コンサルティングファーム:金融機関向けファイナンシャルアドバイザリー(マネージャー以上)
● 非公開:グローバル債券のゲートキーパー・プロダクトスペシャリスト業務
● 年金基金向けビジネスにフォーカスした外資系アセットマネジメント会社:機関投資家・クライアントリレーション
※求人の募集が終了している場合もございます。ご了承ください。(2025年6月最新)
CFAを生かした転職後の年収目安
CFA保有者の転職市場における価値は、その希少性と信頼性の高さから非常に高い水準で評価されています。日本国内におけるCFA保有者の平均年収は900万円程度といわれており、特に金融機関が集中する東京勤務の場合は約1,200万円に達するなど、ほかの金融資格と比しても高い水準の年収が期待できます。
ただし、実際の年収はこれまでの実務経験や専門分野、役職、そして勤務先の企業規模や業績によって大きく変動します。たとえば、1〜3年程度の比較的キャリアの浅いCFA保有者の年収相場は、600万円程度です。一方、8年以上の豊富な実務経験を持つシニア層の年収相場は1,100万円程度と、経験と実績に応じて大きな差がみられます。
さらに、金融市場が発達している米国では、平均年収が約18万米ドル(約2,000万円~2,400万円に相当)に達するともいわれており、金融専門職が高給とされる同国においてもトップクラスの報酬水準を実現しています。ヨーロッパ諸国においても、ロンドン、フランクフルト、チューリッヒといった金融センターを中心にCFA保有者への需要は高く、高年収を実現しやすい環境があります。
アジア圏も香港・シンガポールなどを中心に、CFA保有者に対する需要は増加傾向にありますが、全体的な報酬水準は北米や欧州と比較してやや抑えられており、キャリア採用の場合、年収500万円~1,000万円程度が主流となっています。

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ハイクラス転職の年収はどれくらい?年代・業界・職種別の年収目安を解説
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【年代別】CFAを生かして転職を成功させるポイント
本章では、CFAを生かして転職を成功させるポイントを年代別に解説します。
20代でCFAを生かして転職を成功させるポイント
20代は、実務経験よりもポテンシャルや将来性が重視される傾向にあるため、CFA取得に挑戦する意欲そのものが評価の対象になることがあります。そのため、採用選考では、CFA保有者である事実や取得に向けた努力の姿勢が、ほかの候補者との差別化を図る要素となり得ます。
転職先を選定する際は、実務経験をしっかりと積むことができ、かつグローバルなキャリアパスを描ける環境を重視することが大切です。採用選考では、CFAで学んだ知識をどのように実務に生かしたいのか、応募先企業でどのようなキャリアパスを描きたいのかなど、入社後の具体的なビジョンを示せるよう準備しておきましょう。

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20代ハイクラス転職の実情|転職市場や年収傾向を解説
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30代でCFAを生かして転職を成功させるポイント
30代は、CFA保有にとどまらず、これまでの職務経験で培った専門性と実績を示すことが求められる年代です。
採用選考では、分析業務やクライアント対応、チームマネジメントなど具体的な成果やプロジェクト経験が主な評価軸となります。そのため、定量的な実績とともに、CFA取得によって高度化された視点や判断力をいかに実務に活用したかを示すことを意識しましょう。
また、国際領域にまたがった業務経験や語学力も、30代の転職では大きな強みとなります。特に外資系金融機関など、グローバルに事業を展開している企業への転職を検討する際は、プラスの評価を得られると考えられます。
自身の専門分野をより極められるポジションを目指すのか、あるいはチームリーダーやマネジメントへのステップアップを視野に入れるのか、キャリアの方向性を明確に定め、特化させたいスキルを醸成できる企業やポジションを選ぶことが大切です。

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30代ハイクラス転職の実情ー転職市場や年収傾向を解説
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40代でCFを生かして転職を成功させるポイント
40代でCFAを生かして転職する場合、高度な専門性に加え、実務経験とリーダーシップも問われます。そのため、単に金融リテラシーが高いだけでなく、組織運営やチームマネジメントに関わる実績をどれだけ積んでいるかが重要な判断材料となります。
転職先としては、事業会社のCFO候補やIR責任者、PEファンドにおける投資責任者、投資銀行のディレクターやマネージングディレクターなど、組織の戦略的意思決定に深く関与するポジションが視野に入ります。採用選考では、自身の専門知識や経験を生かして、応募先企業にどのような変革や成長をもたらすことができるのか、具体的な戦略やビジョンを提示することを意識しましょう。

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40代ハイクラス転職の実情ー転職市場や年収傾向を解説
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50代でCFAを生かして転職を成功させるポイント
50代のCFA保有者には、これまでの経験と英知を、新しい環境でどのように生かし、組織に貢献できるかという点が問われます。
転職先としては、企業の経営顧問やアドバイザリーボードのメンバー、あるいは金融機関の上級管理職として組織全体の戦略を指導する役割、さらにはこれまでの知見を生かして若手の育成や指導にあたるメンター的なポジションなどが考えられます。採用選考では、これまでのキャリアでどのような価値を創造し、業界や企業にどのような貢献をもたらしてきたのかを具体的に示すとともに、その経験を新しい組織でどのように生かせるのか、大局的な視点から語ることが求められます。

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50代ハイクラス転職の実情ー成功のポイントや年収傾向などを解説
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CFA保有者の転職事例
本章では、JACが提供する転職支援サービスを利用し、転職を成功させたCFA保有者の事例を紹介します。
キャリアアップと年収アップを目指し、CFAを生かしてファンドマネージャー・アナリストへ転職した事例(20代後半/男性)
| 業種 | 職種 | 年収 | |
| 転職前 | 投資信託 | ファンドマネージャー・アナリスト | 700万円 |
| 転職後 | 投資信託 | ファンドマネージャー・アナリスト | 900万円 |
金融機関で法人営業やマクロ経済分析などの業務に携わっていたSさんは、これまで培ってきた専門性をより深めたいという思いから、転職を決意しました。
転職先の選定にあたっては、業種や企業規模にこだわらず、実際の投資判断や運用業務に深く関与できるポジションを中心に応募先企業を絞り込みました。また、働き方の柔軟性や社風といった要素も慎重に見極めながら、長期的なキャリア形成に資する環境を模索したと語ります。
JACのコンサルタントは、Sさんのキャリアを丁寧にヒアリングしたうえで、「より投資意思決定に近い専門的なキャリアを追求したい」という本人の希望を踏まえ、資産運用会社のファンドマネージャー・アナリストポジションを提案しました。企業の採用ニーズとも合致し、内定を獲得することができたSさんは、同社への入社を決意しました。
今回の転職は、クレジット分析力やマクロ視点での市場洞察力といった強みを戦略的に打ち出したことにより、より実践的かつ裁量あるポジションへのキャリアパスを手にできた好例といえます。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。

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ファンドマネージャーへの転職は未経験でも可能?転職市場動向や最新求人を解説
投資信託(ファンド)運用において司令塔のような役割を持つ専門家であるファンドマネージャー。 本記事では、ファンドマネージャーの転職市場動向や転職で求められる主な転職先候補、経験・スキル・マインド・資格をJAC Recru… 続きを読む ファンドマネージャーへの転職は未経験でも可能?転職市場動向や最新求人を解説
CFA取得など常に高みを目指す芯の強さが評価され、リスクマネジメント部門への転職を果たした事例(30代前半/男性)
| 業種 | 職種 | 年収 | |
| 転職前 | リース・ノンバンク | 海外営業 | 700万円 |
| 転職後 | 証券 | リスク管理 | 800万円 |
ストラクチャードファイナンス分野でキャリアを築いてきたMさんは、これまでの経験とスキルを新たな形で発揮したいという思いから、転職を決意しました。特に、ミドル・オフィスに関連する業務やリスク管理に対する興味が強く、転職活動では、フロントオフィス業務での経験を生かしつつ、よりキャリアの範囲を広げられるポジションを中心に応募先を選定していきました。
JACのコンサルタントは、Mさんのストラクチャードファイナンスに関する深い知識や、CFA取得に向けて継続的に学習を重ねる姿勢を強みと捉え、これらの点が企業にとって魅力的に映ると判断しました。そして、金融機関のリスク管理ポジションを紹介し、企業側の採用ニーズとも合致したことで、Mさんは内定を獲得し、同社への入社を決意しました。
Mさんは今回の転職を機に、希望とするキャリアパスはもちろん、年収アップも実現することができました。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。
CFA取得を通じて得た経済に関するアカデミックな知識を生かし、事業企画・事業開発に転職した事例(40代後半/男性)
| 業種 | 職種 | 年収 | |
| 転職前 | EMC(機械・装置) | 事業企画・事業開発 | 1,000万円 |
| 転職後 | エネルギー | 事業企画・事業開発 | 1,200万円 |
Tさんは、長年にわたり、海外各国でプロジェクトファイナンスや投融資に従事してきたキャリアを持ちます。また、エコノミストとしてのバックグラウンドを持ち、CFA合格実績やアカデミックな知見を強みに、継続的な専門性の深化にも努めてきました。
金融・エネルギー分野に対する深い知見に加え、英語を用いたグローバル業務にも強みがあり、地球規模の課題に向き合える環境を志向し、転職活動を開始したと語ります。
JACのコンサルタントは、Tさんの多様なキャリア、高度な語学力、CFA資格の保有という専門性の高さから、企業のグローバル戦略を支える立場でその能力を発揮できると判断し、EMC企業の事業企画・事業開発ポジションを紹介しました。CFA取得の過程で培った知識とグローバルな実務経験が高く評価され、転職を実現し、今後は海外案件の中核を担いながら、さらなる事業成長への貢献が期待されています。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。

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事業企画への転職は未経験でも可能?最新求人や転職市場動向を解説
ベンチャー企業・大手企業に関わらず、新規事業への取り組みが活発化。大手企業においては、これまで築き上げた事業についても、時代の変化に合わせて刷新を図っています。特にDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が加速するなか、事業企画職の… 続きを読む

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金融業界の転職ならJAC Recruitment
金融業界の転職ならJAC Recruitment 金融業界に特化したコンサルタントがプロフェッショナル・幹部クラス向けの特別な案件をご紹介します ハイクラス転職 7年連続満足度No.1※1 金融専門職の求人数 5,000… 続きを読む 金融業界の転職ならJAC Recruitment



