コンサルから転職したい方へ|主な転職先や評価されやすい経験を解説

  1. コンサルティングファーム
  2. 転職マーケット×コンサルティング業界

公開日:2025/07/11 / 最終更新日: 2025/07/11

現在、コンサルティング業界はAIの進化やグローバル規模での人員再編の波を受け、構造的な転換期を迎えています。
しかしその一方で、戦略立案力、課題解決力、そして高度なクライアント対応力といったコンサルタントならではのスキルは、今まさに多様な業界で強く求められています。

こうした潮流の中で、「より事業の本質に関わりたい」「自ら意思決定を担いたい」といった志向をもつコンサルティング業界出身者が、事業会社やスタートアップへとキャリアをシフトする動きが加速しています。

本記事では、JACの視点から、コンサルティング業界からの転職トレンドを紐解き、次なるキャリアの可能性を探ります。

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コンサル出身者の主な転職先


コンサルティング出身者出身者の転職先は多岐にわたりますが、特に注目されているのは、DXを推進するIT・テクノロジー領域や、人的資本経営を重視する人事・組織開発分野です。
さらに、サステナビリティやESGに注力する企業も、論理的思考力と推進力を備えたコンサルティング業界出身者に高い期待を寄せています。

実際、JAC Recruitmentの支援事例では、

  • 外資系ファーム出身者が大手エレクトロニクス企業の人事企画へ
  • 総合系出身者が国内自動車メーカーのEV事業へ
  • 重電メーカー出身者がグローバル戦略ファームの戦略部門へ

といったように、年収アップとキャリアの広がりを実現したケースが多数あります。

以下では、コンサルティング出身者が選ぶ主要な転職先と、その背景を解説します。

・事業会社(経営企画・事業開発・DX推進)
・スタートアップ・ベンチャー企業
・金融機関(PEファンド・VC・金融機関本部)
・コンサルティングファーム(他ファーム・専門特化)
・官公庁・地方自治体・NPO法人

事業会社(経営企画・事業開発・DX推進)

コンサルティング出身者は、事業会社における「経営・事業企画」などへ転職するケースが多い傾向です。事業会社では以下のような役割が中心となります。

経営企画:中長期戦略の立案、予算策定、M&A対応など。論理的思考や資料作成力が求められます。
事業開発:新規事業の立ち上げや市場分析。仮説構築からプレゼン、クロージングまで一貫して担います。
DX推進:業務プロセス改革やシステム導入。改善提案やPM経験が生かされます。

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スタートアップ・ベンチャー企業

スタートアップやWEB業界も一定の割合を占めており、特に「COO」「BizDev」「PdM」など、裁量が大きく経営に近いポジションが中心です。

COO・BizDev:戦略立案と実行、事業運営を一手に担う。
プロダクトマネージャー:エンジニアやデザイナーと連携しながら顧客価値を実現。
バックオフィス立ち上げ:経理・人事など管理部門の仕組みづくりにも関与。

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金融機関(PEファンド・VC・金融機関本部)

「金融」業種も上位に含まれており、投資・戦略部門への転職が目立ちます。

PEファンド:事業分析や財務モデル、バリューアップ施策など一連の投資業務
VC:スタートアップ支援や成長戦略の構築に貢献。
金融本部機能:企画・リスク管理・デジタル戦略などコンサル経験が直結。

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コンサルティングファーム(他ファーム・専門特化)

「ほかのファーム」や「専門特化コンサル」への転職も依然人気です。以下のような流れが一般的です。

戦略→総合系:実行支援に関与したいニーズにマッチ。
総合系→ブティック系:医療、IT、製造業など専門性の深化を志向。
独立・業務委託:フリーランスや業務委託の形でプロジェクト参画する例も増加傾向。

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官公庁・地方自治体・NPO法人

コンサル出身者の一部は、社会的意義のある仕事にシフトする傾向もあります。

官公庁:調査分析や政策立案に従事。データ分析や論理性が求められます。
自治体:地域創生やデジタル行政、観光振興などの企画業務。
NPO法人:社会課題に取り組む現場でプロジェクトを推進。情熱と戦略性の両立が鍵です。

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コンサルからの転職で評価される経験・スキル


コンサルティング業界出身者が転職する場合、有利になる可能性のある経験・スキルをご紹介します。

・プロジェクトマネジメント
・英語力(読み書き・ビジネス会話)
・データ分析スキル(定量・定性の両面)
・PMO(プロジェクト管理オフィス)経験
・経営企画・戦略立案の経験

プロジェクトマネジメント

コンサルティング業界出身者には、複数の関係者を巻き込みながらプロジェクトをリードした経験が求められます。特に、課題設定からスケジューリング、タスク分解、進捗管理、リスク対応まで一貫して対応できる力は高く評価される傾向です。

またPMBOKベースの管理スキルや、アジャイル的な柔軟な推進力があると、業種を問わず重宝されます。事業会社やスタートアップでは、コンサル時代よりも“実行フェーズ”が重視されるため、ハンズオンでチームを動かせるかが重要です。

英語力(読み書き・ビジネス会話)

外資系企業やグローバル展開する日系企業への転職では、一定以上の英語力が前提とされることが多い傾向です。多くの求人において「英語:ビジネスレベル」「英語:読み書き必須」などが明記されています。

コンサルティング業務での資料作成やクライアント折衝の場面における経験がある場合は、アピールポイントになります。なおTOEICスコア以上に、実際に英語を使った会議や交渉の実績が重視される傾向です。

データ分析スキル(定量・定性の両面)

ExcelやBIツール(Tableau、Power BIなど)を活用した定量分析に加え、インタビューやアンケートなどの定性データの分析経験も評価の対象です。特に、事業企画やマーケティング職では「仮説構築→データ収集→分析→示唆抽出」という一連のサイクルを回せることが重要です。

SQLなどのスキルがあるとより有利で、コンサルティング業界で培った分析設計力・論理構成力が企業から高く評価されます。

PMO(プロジェクト管理オフィス)経験

大規模プロジェクトや組織横断の改革プロジェクトにおけるPMO経験も重視されます。特にIT導入、業務改革、海外拠点連携などの局面で、情報整理・報告体制の整備・進捗状況の可視化・会議体運営などを円滑に進められる方が求められる傾向です。

コンサルティング業界出身者は、タスク管理とともに経営陣向けレポート作成能力でも信頼されやすく、クライアントサイドでも高く評価されます。

経営企画・戦略立案の経験

コンサルティング業界時代に中期経営計画の策定や、事業ポートフォリオ見直しに関与した経験は、事業会社の経営企画や事業戦略部門で即戦力として重宝されます。定量的根拠に基づく意思決定支援や、経営層との対話を通じた戦略提言力は、業界を問わず需要があるためです。

特に、事業構造の転換期にある企業では、戦略視点と実行設計力を兼ね備えた方が強く求められています。

【年代別】コンサルからの転職事情


コンサルタントとして培った経験やスキルは、年代によって転職市場での評価や求められる役割が大きく異なります。ここでは、20代から50代までの年代別に、コンサルティング業界出身者が転職する際の特徴やポイントを解説します。

20代コンサルからの転職事情

20代でのコンサルティング業界出身者からの転職は、ポテンシャルや成長意欲が重視されるため、未経験の分野でも比較的チャレンジしやすいのが特徴です。特に、第二新卒枠や若手枠での採用が活発で、論理的思考力やコミュニケーション能力が評価されます。

最初はアナリストやコンサルタントとして情報収集や分析、資料作成などの基礎業務を経験し、幅広い業界知識やビジネススキルを早期に身につけることが可能です。一方で、仕事の忙しさや転職後のカルチャーギャップには注意しなくてはなりません。

30代コンサルからの転職事情

30代のコンサルティング業界出身者からの転職は、即戦力性や専門性、マネジメント経験が強く求められます。30代前半であれば未経験分野への転職も可能ですが、年齢が上がるにつれ転職難易度は増し、特定分野の知識や実績が重視されます。特にIT・デジタル領域や業界特化型コンサルは需要が高く、管理職採用枠も多いのが特徴です。

30代後半になると、業界経験やマネジメントスキルがない場合は書類選考の通過率も下がるため、これまでの実績や専門性をしっかりアピールすることが重要です。

40代コンサルからの転職事情

40代のコンサルティング業界出身者からの転職は、難易度が高くなります。企業は若年層の育成を優先する傾向が強いため、40代は即戦力としての高い専門性やマネジメント実績が必須です。

特に、デジタル領域やDX推進など成長分野での経験が評価されやすいですが、未経験分野への転職は極めて難しくなります。転職理由としてはキャリア再構築や年収アップが挙げられますが、転職活動には長期戦を覚悟し、これまでの専門性や実績を最大限にアピールする必要があります。

50代コンサルからの転職事情

50代からのコンサルティング業界出身者転職は、管理職や経営層、顧問・フリーランスなど多様なキャリアパスが主流です。事業会社の経営中枢やコンサルファームのバックオフィスへの転身、長年の経験を生かした独立などが選択肢となります。

採用側は豊富な業界知識や人脈、マネジメント実績を重視し、若手にはない視座や経験値が求められます。転職市場では希少な存在ですが、自身の強みを明確に打ち出すことが成功の鍵です。

コンサルからの転職を成功させるためのポイント


コンサルティング業界出身者が転職を成功させるために、押さえておきたいポイントをご紹介します。

・プロジェクト推進力を“実践的な課題解決スキル”として伝える
・論理構築力や調整力を“多様な関係者を巻き込む力”として強調する
・転職動機は“キャリアの一貫性と将来展望”を軸に整理する
・志望業界・企業への“徹底した情報収集と適応力”を示す
・転職エージェントを活用する

1.プロジェクト推進力を“実践的な課題解決スキル”として伝える

コンサルタントとしてのプロジェクト推進経験は、どの業界でも高く評価されます。単なる「コンサル経験」として伝えるのではなく、現場での実践的な課題解決力として、具体的な成果やエピソードを交えてアピールしましょう。

自分がどのような役割を担い、どのような成果を出したのかを明確に伝えることで、転職先でも即戦力として認識されやすくなります。また、問題解決のプロセスやリーダーシップの発揮例も盛り込むと説得力が増します。

2.論理構築力や調整力を“多様な関係者を巻き込む力”として強調する

コンサルティングで培った論理的思考や調整力、コミュニケーション力は、複数部門や異なる立場の人々と協働する際に大きな強みとなります。実際にどのように合意形成を図り、プロジェクトを前進させたのか、具体的な事例を交えて伝えることで、幅広い業界で即戦力としての印象を高めることが可能です。

多様な関係者を巻き込みながら成果を出した経験は、特にマネジメント職やプロジェクトリーダー職で高く評価されます。

3.転職動機は“キャリアの一貫性と将来展望”を軸に整理する

転職理由は、これまでのキャリアと今後のビジョンがつながるように整理しましょう。「コンサルティング業界で得た知見を現場で生かしたい」「経営により深く関わりたい」など、前向きな動機と成長意欲をセットで伝えることが重要です。

面接では深掘りされるため、論理的かつ具体的に説明できるよう準備をしておきましょう。これまでの経験と新しい環境で実現したいことを結び付けることで、納得感のあるストーリーを作れます。

4.志望業界・企業への“徹底した情報収集と適応力”を示す

志望先の業界や企業について、事業内容や市場動向、組織文化までしっかりリサーチし、自分の経験がどのように生きるかを具体的に説明できるようにしましょう。業界分析力や適応力をアピールすることで、転職先での活躍イメージをもってもらいやすくなります。

入社後の貢献イメージや、これまでの経験を生かせるポイントを明確に伝えることが、内定獲得の鍵です。

5.転職エージェントを活用する

JACのような転職エージェントを上手に活用することで、非公開求人の紹介や書類・面接対策など、プロの視点から多角的な支援を受けられます。自分に合った転職エージェントを選び、転職活動を効率的かつ戦略的に進めることで、より納得のいくキャリアを実現しやすくなります。

転職エージェントの活用は、情報収集や選考対策の質を高めるだけでなく、客観的なアドバイスを得られる点も大きなメリットです。

>> JACコンサルタント一覧(コンサルティング業界)

コンサルからの転職事例


ここからは、JACを活用してコンサルティング業界出身者からの転職を成功させた方の事例をご紹介します。

コンサルからグローバルメーカーへの転職事例①

Aさん(女性/20代後半)

 業種職種年収
転職前外資系コンサルティングファーム人事コンサルタント800万円
転職後大手グローバルメーカー人事・労務企画1,000万円

Aさんは、新卒で外資系大手コンサルティングファームに入社後、約5年間にわたり人事領域を専門とするコンサルタントとして活躍。人事制度の設計・運用支援をはじめ、人的資本開示、人事システム導入、等級定義や評価制度の構築など、幅広いテーマに対応し、高い顧客評価を獲得してきました。特に、制度のストーリー設計から実装、開示文書の作成まで一貫して手がけたプロジェクトでは、先進的な取り組みに大きく貢献されています。

一方で、第三者的立場からの提言だけでは意思決定や制度運用の実態が見えにくく、自身の手で制度を作り運用していく立場で経験を積みたいという思いが強まり、転職を検討。JACのコンサルタントはAさんの高い専門性と意欲を強みと捉え、グローバル人事制度の設計・運用を担う大手メーカーのポジションをご提案しました。

転職後は、等級・評価・報酬制度の設計・改善や労務制度企画、組合対応、法令対応など、実務を伴う人事制度企画・運用全般をリードするポジションで活躍中。将来的にはHRBPや海外人事などへのキャリア拡張も視野に入れながら、グローバルかつ自律的な人事キャリアを着実に築いておられます。

コンサルからコンサルへの転職事例②

Sさん(男性/40代後半)

 業種職種年収
転職前大手製造業ITコンサルタント1,220万円
転職後外資系コンサルティングファーム戦略コンサルタント1,550万円

Sさんは、これまで大手製造業において、IT部門でのコンサルティング・アドバイザリー業務を中心にキャリアを重ねてこられました。社内外のITサービスガバナンス構築や、金融・保険業界におけるBPO提案、グローバルメーカー向けのDXプロジェクトなど、多岐にわたる業界でのIT企画・業務改革に従事。近年は、同社のIoTプラットフォームサービスを活用した新規DX事業の立ち上げにも関わり、戦略と実行の双方に強みを発揮されてきました。

また、プロジェクトマネジメントや外部ステークホルダーとの調整・提案力にも定評があり、BPO案件のリードやグローバルITプロセス構築の中心的役割を担うなど、ハイレベルなビジネス推進力を有していました。

今後は、単なるIT領域にとどまらず、より上流の経営戦略・事業構想に関与したいという志向から、外資系戦略ファームのビジネスアナリスト職をご紹介。グローバルでの業務プロセス改善や、証券・金融領域における業務改革に携われるポジションである点がマッチし、転職が決定。現在は、クライアントの業務ヒアリングから課題分析、改善提案、システム要件の整理まで一貫して担い、次世代のキャリア形成に向けて着実に歩みを進められています。

コンサルから自動車メーカーへの転職事例③

Rさん(男性/40代後半)

 業種職種年収
転職前総合系コンサルティングファーム戦略コンサルタント1,250万円
転職後大手自動車メーカー経営・事業企画1,500万円

Rさんは、エネルギー業界における戦略立案から事業開発に至るまで、幅広い実務経験をもつプロフェッショナルです。新卒で入社したエネルギー会社では、家庭用燃料電池の開発、販売戦略、営業企画、中期経営計画の策定などに従事し、後半は新規事業としてのバーチャルパワープラント構築を主導。その後、コンサルティングファームへ転職し、GX(グリーントランスフォーメーション)領域のクライアントに対し、戦略策定やシステム導入支援を提供してきました。

しかし、コンサルティング業務の中で想定外のシステム導入寄りの業務内容にギャップを感じ、再び事業会社での変革推進に軸足を置きたいと考えるようになり、JACにご相談いただきました。JACのコンサルタントはRさんの豊富な現場経験と、戦略・渉外・運用まで一貫して担える推進力を強みと捉え、エネルギー領域の新規事業企画に挑む大手自動車メーカーでのポジションをご紹介。

入社後は、カーボンニュートラルの実現に向けたエネルギーサービス企画・渉外・プロジェクト推進を担い、社会課題解決に直結するテーマで活躍中。業界横断での協業や新たな価値創造にも関与し、企画から実装までを一貫して担うダイナミックな環境で、新たなキャリアを築いておられます。

実際、コンサル出身者はどのような業種/職種に転職している?


ここからは、コンサルティング業界出身者が転職先として選んだ業種、職種のトップ10をご紹介します。

【コンサル出身者が転職先として選んだ業種トップ10】

コンサルティング業界出身者は、電機・機械・化学などの製造業(EMC)をはじめ、幅広い業界へと活躍の場を広げています。中でも、製造業のDX推進や事業企画ニーズに応える形で、EMC業界への転職が最も多く、全体の26.3%を占めています。

そのほか、テクノロジーやデジタルに強みを持つプロフェッショナルとして、「コンサルティング・シンクタンク」「IT・通信」への転職も目立ちます。
さらに、メディカル・バイオや金融といった高い専門性が求められる業界でも、コンサル出身者の存在感が高まっています

順位業種割合(%)
1EMC26.3%
2コンサルティング・シンクタンク・事務所17.1%
3IT・通信13.8%
4メディカル・バイオ9.2%
5金融8.2%
6サービス6.4%
7消費財4.6%
8Web4.1%
9商社3.8%
10流通2.8%
  • メーカー転職情報

    メーカーの転職市場においても、JAC Recruitmentは多くの方々の転職を成功させてきました。JACは業界専任制のコンサルティングを行っているため、高い専門性や業界の知識を豊富に蓄積しており、また市場動向についても… 続きを読む メーカー転職情報

  • IT業界の転職ならJAC Recruitment

    JAC Recruitmentはロンドン発祥の転職エージェントでイギリスとドイツ、アメリカ、アジアなど11カ国、33拠点に広がる独自のグローバルネットワークを背景として、IT系企業への転職支援でも豊富な実績を重ねてきまし… 続きを読む IT業界の転職ならJAC Recruitment

 【コンサル出身者が転職先として選んだ職種トップ10】

職種では「ITコンサルタント」が最も多く9.2%を占め、デジタル案件の企画・導入フェーズでの活躍が目立ちます。次いで「IT系プロジェクトマネージャー」「事業企画・事業開発」が多く、戦略から実行まで一貫して携わるプロが評価されていることがわかります。「戦略コンサル」「経営企画」など、上流工程や全社視点での職種に集中しており、コンサルティング業界出身者の強みが生かされている結果といえるでしょう。

順位職種割合(%)
1ITコンサルタント9.2%
2IT系プロジェクトマネージャー7.4%
3事業企画・事業開発6.4%
4戦略コンサルタント5.3%
5経営企画4.1%
6経理(非上場)3.6%
7経理(上場)3.3%
8人事制度3.1%
9社内SE3.1%
10営業推進・企画2.8%
  • ITコンサルタントの転職事情|仕事内容や年収、転職動向を解説

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コンサルからの転職なら、JAC Recruitmentへ


JACは、コンサルティング業界出身者の転職支援において豊富な実績と独自の強みをもつハイクラス転職エージェントです。コンサルティング業界に精通した専任コンサルタントが多数在籍し、戦略系・総合系・IT系・シンクタンク系など、幅広い領域の案件を扱っています。JACは企業の経営層や採用責任者と長年にわたり信頼関係を築いており、求人票には載らない組織の内情や将来性など、独自の情報提供が可能です。

また、転職希望者一人ひとりの経験や強みを丁寧にヒアリングし、企業の課題やニーズを深く理解したうえで最適なキャリア提案を行います。さらに、書類作成や面接対策、入社後のフォローまで一貫したサポート体制を整えているため、安心して転職活動を進めることが可能です。グローバル案件や管理職・エグゼクティブ層の転職支援にも強みがあり、キャリアの選択肢を広げたいコンサル出身者にとって心強いパートナーです。コンサルティング業界出身者からの転職を検討している方は、JACにご相談ください。

  • コンサルティング業界転職情報

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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


当サイトを運営する、JACの編集部です。 日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。