30歳の平均年収は?中央値や手取りを男性・女性ごとに解説

  1. 転職年収

公開日:2026/01/20 / 最終更新日: 2026/01/21

市場価値を把握することは、キャリア形成や転職に欠かせません。本記事では、厚生労働省の最新データとJAC Recruitment(以下、JAC)の実績をもとに、30歳の年収実態を詳しく解説します。

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30歳の平均年収は約668.4万円

JACの実績によると、30歳の平均年収は約668.4万円です。ハイクラス層の求人が多いJACでは、30歳時点ですでに高い専門性を備えているケースが多く、30歳前後はその強みを生かしてキャリアを広げる好機となっています。そのため、年収水準も相応に高い傾向があり、経験や役割次第では、さらに上がることもあります。

30歳の男性の平均年収は約680.7万円、女性は約634.4万円

JACの実績では、30歳の男性の平均年収は約680.7万円、女性は約634.4万円です。いずれも、専門領域を定めて経験を積んできた方が中心で、30歳時点で既にマネジメントや高度な領域を担っているケースが多い点が反映されています。

全年代の平均年収は825.9万円(男性848.1万円、女性741.3万円)です。30歳以降はマネジメントや専門職として役割が広がり、年収レンジがさらに上がる傾向があります。

表にまとめると以下のとおりです。

項目30歳全年代平均
平均年収668.4万円825.9万円
男性の平均年収680.7万円848.1万円
女性の平均年収634.4万円741.3万円

当社実績(2023年1月~2025年10月、想定年収)より

30歳の平均手取り額は約503.7万円(手取り月収は約42.0万円)

年収668.4万円を前提に概算すると、30歳の年間平均手取り額は約503.7万円、月あたりの手取りは約42.0万円程度となります。社会保険料や税金を差し引いた後でも、一定の可処分所得が確保される水準です。

ボーナスがなく毎月同額を受け取るケースの、手取り額の内訳例は次のとおりです。

項目月収年収
額面収入557,000円6,684,000円
所得税24,990円299,880円
住民税29,533円354,400円
健康保険27,748円332,976円
厚生年金51,240円614,880円
雇用保険3,063円36,756円
手取り420,426円5,045,108円

出典:国税庁

出典:日本年金機構

出典:全国健康保険協会

扶養の有無や各種控除、自治体による税率の違いなどにより実際の手取り額は変動しますが、30歳で年収681.7万円前後の方であれば、この水準を一つの目安として考えられます。

30歳の年収の中央値は642.0万円

JACの実績では、30歳の年収中央値は642.0万円です。分布データを見ると500万〜700万円帯に偏っており、このレンジが30歳の中心層といえます。

30歳全体平均の668.4万円と大きな乖離がない点からも、30歳時点で一定の専門性をもつ方の報酬水準は、比較的安定していることがわかります。

【参考】年齢別平均年収

25歳から55歳までの社会人の平均年収推移を一覧で示します。年齢ごとの収入の変化を把握することで、キャリア形成や転職検討時の相場感をつかむ参考データとして活用できます。

全体としては、30代前半〜40代半ばにかけて年収が大きく伸びる傾向が見られ、50歳前後でピークを迎える形となっています。

年齢平均年収
25歳535.4万円
26歳569.8万円
27歳596.8万円
28歳615.1万円
29歳651.4万円
30歳668.4万円
31歳698.8万円
32歳720.9万円
33歳739.7万円
34歳764.7万円
35歳775.7万円
36歳800.2万円
37歳814.7万円
38歳823.1万円
39歳856.0万円
40歳866.4万円
41歳874.2万円
42歳883.1万円
43歳910.6万円
44歳902.1万円
45歳934.9万円
46歳967.4万円
47歳938.0万円
48歳964.8万円
49歳954.6万円
50歳981.9万円
51歳994.9万円
52歳995.7万円
53歳998.9万円
54歳1012.5万円
55歳994.5万円

当社実績(2023年1月~2025年10月、想定年収)より

【エリア別】30歳の平均年収

JACを経由して転職された30歳に関するデータを見ると、エリアごとの年収差は明確です。特に首都圏は専門性の高いポジションが集中することから、年収水準が高くなる傾向があります。ここでは、エリア別の30歳の平均年収を見ていきましょう。

【地方区分別】30歳の平均年収

関東は平均688.1万円で最も高い水準にあります。続いて、甲信越・北陸(679.7万円)や北海道(632.3万円)、東海(631.8万円)も比較的高い傾向が見られ、転職市場における採用ニーズの安定がうかがえます。関西や九州・沖縄も600万円前後を維持しており、都市圏の業務系職種を中心に堅調な採用が続いています。

一方、東北、中国、四国は550~580万円程度とやや低めで、地域間の差は産業構造に強く連動しています。転職で年収を高めたい方は、求人の多いエリアを軸に検討することが選択肢の一つといえるでしょう。

【地方区分別】30歳の平均年収

地方30歳の平均年収
北海道632.3万円
東北585.8万円
関東688.1万円
甲信越・北陸679.7万円
東海631.8万円
関西619.7万円
中国554.6万円
四国577.7万円
九州・沖縄607.3万円

当社実績(2023年1月~2025年10月、想定年収)より

【主要都道府県別】30歳の平均年収(東京・宮城県・愛知・大阪・福岡

主要都市圏で最も平均年収が高いのは東京都(702.4万円)ですが、これはJAC経由で転職された方の多くが、専門性の高いポジションに就いている点が反映されていると考えられます。続く宮城県は、大手製造業・メディカル関連企業の強さから683.6万円、愛知県は製造業・技術領域の強さから642.8万円です。

都道府県30歳の平均年収
東京都702.4万円
宮城県683.6万円
愛知県642.8万円
大阪府632.9万円
福岡県603.4万円

当社実績(2023年1月~2025年10月、想定年収)より

【企業規模別】30歳の平均年収(大企業・中企業・小企業)

厚生労働省が公表している「令和6年 賃金構造基本統計調査」によると、30代前半(30〜34歳)の賃金は企業規模が大きいほど高く、大企業・中企業・小企業の順に水準が下がります。

月例賃金をもとに「月給×12カ月」で年収換算した、30歳相当の平均年収は次のとおりです。

企業規模30歳の平均年収30歳男性の平均年収30歳女性の平均年収
大企業391.3万円412.4万円354.2万円
中企業345.4万円363.7万円316.3万円
小企業334.4万円354.5万円301.4万円

大企業では役割の細分化により給与レンジが上がりやすい一方、中堅・中小企業では多様な業務を担うケースが多く、賃金水準は相対的に抑えられる傾向があります。

出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」(p9 – 企業規模別にみた賃金)

【最終学歴別】30歳の平均年収(大学院、大学、高専・短大、専門学校、高校)

厚生労働省が公表している「賃金構造基本統計調査」をもとに30代前半(30〜34歳)の賃金を学歴別に見ると、大学院卒が最も高く、大卒、高専・短大卒、専門卒、高卒の順で水準が下がります。特に大卒層では、30歳時点で平均390.2万円、男性408.6万円、女性360.0万円となり、役割や業務範囲の広がりに応じて給与が緩やかに上昇する構図が見られます。

以下は、最終学歴別の30歳の平均年収をまとめた表です。

最終学歴30歳の平均年収30歳男性の平均年収30歳女性の平均年収
大学院465.6万円476.5万円414.4万円
大学390.2万円408.6万円360.0万円
高専・短大335.5万円373.7万円311.6万円
専門学校331.6万円344.4万円317.4万円
高校318.5万円336.6万円275.2万円

専門性を備えた方のキャリアが伸びる年代であることも影響し、学歴による差が残るものの、産業や職種によって個別の変動幅も大きい点が特徴です。

出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」(p8 – 学歴別にみた賃金)

【業種別】30歳の平均年収ランキング

業種別に、JACの30歳の実績を見ると、最も平均年収が高いのは金融で797.4万円です。続いてマスコミが760.5万円、IT・通信が734.1万円と続きます。いずれも、専門領域の深さや成果に対する評価が年収に反映されやすい業種で、30歳時点でも高度な経験をもつ方が多いことが特徴です。

一方で、サービスなど消費者接点が中心となる領域では、組織構造や事業モデルの影響もあり、平均年収は相対的に下がる傾向があります。いずれの業種でも、専門性をもつ方が担う役割によって年収の振れ幅は大きく、特に30歳以降はキャリア選択によって差が広がりやすいフェーズに入ります。

以下は、全体平均年収が高い順に並べた業種別の一覧です。

業種30歳の平均年収30歳男性の平均年収30歳女性の平均年収
金融797.4万円820.6万円741.7万円
マスコミ760.5万円831.2万円645.5万円
IT・通信734.1万円764.4万円647.0万円
コンサルティング・シンクタンク・事務所722.0万円735.0万円687.6万円
流通689.0万円678.8万円707.5万円
WEB677.9万円707.1万円604.0万円
その他672.3万円609.5万円760.3万円
商社655.8万円655.4万円657.2万円
EMC647.0万円651.5万円621.0万円
メディカル・バイオ634.2万円647.1万円614.4万円
建設・不動産628.1万円636.6万円597.6万円
消費財615.6万円638.4万円589.1万円
サービス553.6万円572.9万円538.7万円

当社実績(2023年1月~2025年10月、想定年収)より

【職種別】30歳の平均年収ランキング

JACの30歳職種別実績では、法務・知財が最も高く、829.6万円となっています。専門性や資格を前提とした職種であるため、30歳時点でも高水準の報酬が提示されやすい職種です。続いて金融が777.0万円、コンサルティング・アドバイザリーが772.2万円、経営・事業企画が742.1万円、内部統制・監査が724.3万円と続きます。いずれも高度な専門性が求められ、成果が報酬に直結しやすい職種が上位に並びます。

一方で医療・介護・福祉、秘書・アシスタント・事務・顧客対応などの職種は相対的にレンジが低く、役割の特性や業界構造が年収水準に表れています。同じ30歳でも経験領域によって明確な差が生じることが、職種別データからも読み取れます。

以下は、全体平均年収が高い順に整理した一覧です。

職種30歳の平均年収30歳男性の平均年収30歳女性の平均年収
法務・知財829.6万円946.0万円736.5万円
金融777.0万円808.1万円710.8万円
コンサルティング・アドバイザリー772.2万円763.0万円796.0万円
経営・事業企画742.1万円743.3万円738.0万円
内部統制・監査724.3万円 ―724.3万円
WEB・アプリ・ゲーム711.7万円737.5万円552.8万円
マーケティング・商品開発705.9万円787.1万円648.3万円
営業687.4万円702.0万円635.6万円
経理・財務669.4万円686.1万円634.1万円
IT655.6万円665.7万円614.2万円
技術系637.7万円639.5万円631.1万円
総務・広報628.1万円682.7万円546.1万円
クリエイティブ(広告・デザイン・放送関連)616.4万円732.0万円462.1万円
購買・物流・生産管理610.9万円625.7万円571.8万円
建築系606.6万円603.3万円618.0万円
メディカル・バイオ605.9万円628.4万円572.7万円
土木系605.7万円659.0445.7万円
人事・労務602.4万円598.5万円605.7万円
その他567.7万円540.3万円650.0万円
秘書・アシスタント・事務・顧客対応519.7万円 ―531.1万円
医療・介護・福祉479.4万円499.2万円469.5万円

当社実績(2023年1月~2025年10月、想定年収)より

【ケース別】30歳の生活シミュレーションと必要年収

30歳前後では、独身・共働き・子育て世帯など、家計の構造が大きく分かれます。適度に生活ができる支出水準を前提に、ケース別に必要となる手取り額と年収のイメージを整理すると、ライフステージごとの必要資金の感覚が明確になります。以下では、代表的な3つのケースに分けて、生活費のモデルと必要年収を示します。

  • ●30歳独身一人暮らしの場合
  • ●30歳夫婦共働き(子供なし)の場合
  • ●30歳夫婦共働き(子供あり)の場合

30歳独身一人暮らしの場合

独身の家計では、適度に生活することを前提とした場合に必要となる手取り額は、月18万円ほどです。この水準で基本的な生活は成立しますが、突発的な出費が生じると貯蓄に手を付ける場面も増えるため、安定的に暮らすには一定のゆとりが求められます。

支出項目目安金額(月)
住宅ローン/家賃50,000円
水道光熱費/通信費20,000円
食費40,000円
娯楽/交際費40,000円
日用品/交通費30,000円
教育費0円
合計180,000円

※使用している金額は、総務省「家計調査」や民間統計を参照しつつ再構成した推計値であり、地域・住居形態により変動します。

月に18万円の手取りが必要となる場合、年収はおよそ250〜290万円が目安になります。月2〜3万円程度の貯蓄を安定的に行うには、280〜320万円前後の年収が望ましく、生活の選択肢も広がりやすくなります。単身世帯の場合は住居費の見直しや固定費の最適化が、家計改善の効果を出しやすいポイントです。

30歳夫婦共働き(子供なし)の場合

共働きで子供がいない場合は、住居費などの固定費を二人で分担できるため、単身よりも可処分所得に余裕が生まれやすくなります。適度に生活するうえで必要な手取り額は、世帯で月30万5,000円ほどです。支出は増えるものの、収入源が二つ確保されているため、計画的に貯蓄を進めやすい構造です。

支出項目目安金額(月)
住宅ローン/家賃80,000円
水道光熱費/通信費30,000円
食費80,000円
娯楽/交際費65,000円
日用品/交通費50,000円
教育費0円
合計305,000円

※使用している金額は、総務省「家計調査」や民間統計を参照しつつ再構成した推計値であり、地域・住居形態により変動します。

この支出を無理なく賄うには、夫婦合計でおよそ430〜490万円前後の年収が必要になります。将来の備えまで含めて毎月5〜8万円の貯蓄を続けるには、世帯年収490〜580万円程度が現実的な水準となる金額です。ライフイベントに向けて資産形成を開始する時期としては、収入構造が安定している点が大きな強みになります。

30歳夫婦共働き(子供あり)の場合

子供がいる家庭では、食費や日用品に加えて教育費がかかるため、固定費がさらに増えます。一般的に、無理のない生活を送るには、世帯の手取りは月約37万円が目安です。教育費は子供の成長に合わせて増える傾向があるため、長期的な資金計画を立てることが重要です。

支出項目目安金額(月)
住宅ローン/家賃100,000円
水道光熱費/通信費40,000円
食費95,000円
娯楽/交際費20,000円
日用品/交通費65,000円
教育費50,000円
合計370,000円

※使用している金額は、総務省「家計調査」や民間統計を参照しつつ再構成した推計値であり、地域・住居形態により変動します。

この水準を賄うには、夫婦合計でおよそ520〜590万円前後の年収が必要になります。さらに、将来の教育費や老後の生活を見据え、毎月7〜10万円ほどの貯蓄を確保するには、世帯年収600〜710万円程度の金額が必要です。共働きで収入源を安定させながら、固定費の設計を早めに整えることが、家計のゆとりを確保するポイントになります。

出典:総務省「家計調査報告」

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30歳という年齢は、これまで培ってきた専門性を基盤にしながら、次のキャリアステージへ踏み出す重要な時期です。役割が広がる年代だからこそ、企業側が求める要件も高度化し、待遇に直結する評価軸も明確になります。業種や職種によって年収水準は大きく異なり、選択次第で将来のキャリアが変わります。30歳の転職で報酬を高めるには、自分に合う領域を正確に見極めることが欠かせません。

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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


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