マークアップエンジニアの転職動向や最新求人、未経験からの転職難易度も解説

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公開日:2025/12/09 / 最終更新日: 2025/12/09

Web事業の成長に伴い、マークアップエンジニアの需要が高まっています。HTML/CSSの設計に加え、ReactやVue.jsを活用したUI開発やアクセシビリティ対応など、UI/UX改善に直結するスキルが求められています。DX推進やSaaS、ECなどWebを軸にする企業で、専門性を生かしたキャリア形成が可能です。

本記事では、マークアップエンジニアの転職市場動向や最新求人情報に加え、未経験からの転職難易度も含めて、JAC Recruitment(以下、JAC)が詳しく解説します。

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マークアップエンジニアの転職市場動向

マークアップエンジニアの転職市場は、企業のDX推進とデジタルタッチポイントの多様化を背景に拡大しています。ビジネスにおいて、Webサイトやアプリが「顧客体験の入口」となる今、UI/UX改善を通じて事業成長に寄与できる専門人材の需要が増加しています。特に、SaaSビジネスやECプラットフォームなど、ユーザー接点の質が収益に直結する領域では、マークアップエンジニアが果たす役割が大きく変化しています。

市場動向としては、企業が求めるスキルセットが明確に高度化しています。かつてのHTML/CSS中心の静的なコーディングから一歩進み、ReactやVue.jsといったフレームワークを用いた動的なUI実装が標準となりました。その結果、マークアップエンジニアは、デザイナーとフロントエンドエンジニアの中間的な立場にあり、UI実装において重要な役割を担います。さらに、ユーザー体験の設計にも深く関わっています。加えて、アクセシビリティ・パフォーマンス最適化・SEOを総合的に理解し、事業の成果指標と連動した開発を行える方が評価されています。

採用ニーズの傾向にも明確な二極化が見られます。スタートアップでは、スピード重視の少数精鋭チームにおいて、UI/UX改善からコーディングまで幅広く担えるジェネラリストが重宝されます。一方、大手企業やメガベンチャーでは、設計標準の構築・品質統制・アクセシビリティ維持など、専門性を発揮して大規模開発を支えるタイプの採用が中心です。特に、デザインシステムの整備やコンポーネント設計の分業化が進む中で、技術的精度とチーム連携力を兼ね備えた方の市場価値が上昇しています。

今後、AIによるコード自動生成が普及し、マークアップ業務の一部は代替されると考えられます。しかし、その一方で、職務の本質はさらに高度化していくと予測されています。AIでは代替が難しい領域として、ユーザーの文脈を理解したUI構造の設計や、セマンティックなマークアップ、さらにアクセシビリティ要件への精緻な対応が挙げられます。これらは今後もエンジニアの専門領域として残ると考えられます。特に、企業のブランド体験を左右する“インタラクション品質”を、デザイン視点から最適化できる方は、今後も多くの企業から求められるでしょう。

マークアップエンジニアが求められる主な転職先候補

マークアップエンジニアは、HTML/CSSの実装担当にとどまらず、UXを理解し、成果に直結するWeb体験を設計できる方が高く評価される傾向にあります。主な転職先は「自社Webサービス開発を行う事業会社」「Web制作会社・広告代理店」「SIer・コンサルティングファーム」の3領域に大別されます。いずれも求める専門性や役割の範囲が異なり、自身のキャリア志向に応じて最適な選択が求められます。

  • ●自社Webサービス開発を行う事業会社
  • ●Web制作会社・広告代理店
  • ●SIer・コンサルティングファーム

自社Webサービス開発を行う事業会社

自社でWebサービスを運営する企業では、マークアップエンジニアが「サービスの成長に直結するUI/UX改善の実行者」として重要な役割を担います。特に、SaaS、EC、メディア、Fintechなどユーザーとの接点が多い事業では、UI改善のスピードと質が売り上げや継続率に直結するため、実装精度の高いスペシャリストへのニーズが拡大しています。

この領域で求められるのは、デザイン意図やユーザー行動を理解し、より良い体験へと変換する能力です。デザイナーやプロダクトマネージャーと連携しながら、A/Bテストを通じてUI改善を検証するなど、ゴールを意識した実装が評価されます。また、ReactやNext.jsなどのモダンフレームワークを扱える方は、フロントエンド領域との垣根を超えて活躍する機会が広がっています。

特に、急成長を遂げるスタートアップでは、デザインから実装、運用まで一気通貫で担える方が重宝されます。一方で、大手企業やメガベンチャーでは、ブランドサイトや会員制サービスなど大規模なトラフィックを扱う環境下において、アクセシビリティやパフォーマンスを最適化する高い技術水準が求められます。いずれの企業でも、マークアップエンジニアは、ユーザー体験を技術で支える重要な役割を担っています。

Web制作会社・広告代理店

Web制作会社や広告代理店におけるマークアップエンジニアの役割は、クライアントのブランド価値を、デジタル上で正確かつ魅力的に表現することにあります。制作現場ではデザインデータを忠実に再現するだけでなく、動線設計やレスポンシブ対応、アニメーションの実装など、UIの細部にわたって「体験品質」を高めることが期待されます。特に、大手広告代理店やナショナルクライアント案件を扱う制作会社では、ブランドガイドラインやアクセシビリティ基準を理解し、クリエイティブ性と技術要件を両立できるスキルが求められます。

また、クライアントワーク特有のスピード感や多くの案件に対応できる能力も重要な要素です。デザイナー、ディレクター、バックエンドエンジニアなど、多様な職種が関わる環境でコミュニケーション力を発揮できる方は、プロジェクト全体の品質向上に寄与できます。さらに、CMS構築やJavaScriptを活用したインタラクション開発の経験者は、WordPress、Headless CMS、Jamstack構成など、多様なプロジェクトで活躍できる傾向があります。

この分野では、アート性の高いブランディング案件から、企業のDXを支えるコーポレートサイト構築まで幅広い需要があります。案件の性質に応じて、技術精度だけでなく表現力や柔軟な対応力が高く評価される点が特徴です。

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SIer・コンサルティングファーム

SIerやコンサルティングファームにおけるマークアップエンジニアは、システム開発の一部としてWebフロント領域を支える専門職として位置づけられています。特に、大企業の業務システムやBtoB向けWebアプリケーション開発では、複雑な機能と操作性を両立させるUI設計が求められ、マークアップエンジニアがその実装品質を担保します。

この分野では、設計段階から要件定義に関わるケースが増えています。アクセシビリティ、パフォーマンス、セキュリティといった非機能要件への理解は不可欠です。特に、公共機関や金融業界など、高い信頼性が求められる案件では、ガイドラインの遵守や検証スキルが大きな強みとなります。さらに、ReactやTypeScriptを活用したコンポーネント設計に精通している方は、フロントエンドアーキテクトとしてキャリアが広がる可能性があります。

コンサルティングファームでは、顧客のDX支援プロジェクトにおいて戦略立案から実装まで、一気通貫で関わるポジションが増えています。その中で、ユーザー体験を重視したUI層の実装を担うマークアップエンジニアは、ビジネス要件を形にする「最後の接点」として高く評価されます。特に、デザイナーやビジネスアナリストと協働し、エンタープライズ規模のUI設計を最適化できる方は、今後も引き合いが強まるでしょう。

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マークアップエンジニアの最新転職・求人情報

マークアップエンジニアの求人票においては、「HTML/CSSによるマークアップ+ユーザー体験を考慮した実装力」が重視される傾向です。まず求められるのは、デザインを再現するだけでなく、レスポンシブ対応、SEOを意識したマークアップ、アクセシビリティへの配慮など、コーディング以外の付加価値を担える方が注目されています。例えば、「ユーザーにとって使いやすい構造を設計しつつ実装する」と記載されている求人も複数確認されています。

技術要件としては、「JavaScriptフレームワーク(React、Vueなど)を用いた実装経験」を条件にあげる求人が増えています。実際、HTML/CSSに加え、「React/Next.js/TypeScriptなどを用いた開発経験歓迎」の記載もあり、マークアップエンジニアとフロントエンドエンジニアとの境界が曖昧になってきています。

さらに、企業規模や業態によって、求められる役割は異なります。スタートアップやベンチャーでは、UI/UXの検証からマークアップ・運用まで、一気通貫で担当できる対応範囲の広い方が歓迎されます。その一方で、大手企業や専門開発組織では、「アクセシビリティ設計」「コンポーネント設計」「品質担保」のようなスペシャリストへの求人が増えています。

こうした求人傾向を踏まえると、マークアップエンジニアとして転職を検討する際には、「静的な実装スキル」だけでなく、「動的要素の実装」や「UX・アクセス解析を意識した設計」、「フレームワークを用いた実装」のいずれか、または複数のスキルを身につけておくことが、応募条件を満たすうえで重要です。

ここからは、マークアップエンジニアの最新求人・転職情報を紹介します。

なお、本記事で紹介している求人は、JACが取り扱う求人の一部です。JACが取り扱う求人は、大半が非公開となっています。そのため、非公開求人も含めマークアップエンジニアに関する求人の紹介を受けたい方は、ぜひJACにご登録ください。
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未経験からマークアップエンジニアへの転職は難しいのか

マークアップエンジニアは、デザインと技術の双方を理解しながら、ユーザー体験を最適化する専門職です。そのため、実務未経験からハイクラス層のマークアップエンジニアへ転職するのは、難易度が高いといえます。特に、大規模サービスや高トラフィック環境での開発・運用経験、またチームをリードした実績などは、上位ポジションでは必須とされるため、一定のキャリアステップを踏むことが前提となります。

未経験者がこの領域でキャリアを築くには、まず実務経験を積むことが最優先になります。初期段階では、アシスタントやコーダーとして実務に参加し、HTML/CSSの設計力、アクセシビリティ対応、レスポンシブ実装などの基礎を身につけることが重要です。そのうえで、数年後により高度な実装・設計を担うポジションへと段階的にキャリアアップを図ることが現実的なアプローチです。

ただし、未経験であっても、関連性のあるバックグラウンドがあれば、その経験を生かせる可能性があります。例えば、Webデザイナー出身者はデザイン意図を理解しながらUI構築を行える点が評価されやすく、Webディレクター出身者は進行管理や要件定義の経験をもとに、開発工程全体を俯瞰できる強みを発揮できます。こうした経験がある方は、基礎技術を習得することで比較的スムーズに転向できる傾向です。

いずれの場合も、HTML/CSS/JavaScriptの基礎を独学で学び、具体的な成果物をポートフォリオとして提示することが最低条件です。特にポートフォリオでは、見た目の完成度だけでなく、コード設計の意図や使用技術の選定理由を説明する能力が求められます。なぜなら、その内容から実務レベルで通用する思考力と技術理解があるかを判断するためです。こうした準備を経て、キャリアの第一歩を踏み出せます。

マークアップエンジニアへの転職で求められる経験・スキル・マインド・資格

マークアップエンジニアは、Webデザインとフロントエンド開発の両領域にまたがる専門職です。UX・ビジネス・チーム開発など、複数の観点を統合する力が求められます。本章では、転職市場で特に評価される経験・スキル・マインド・資格を整理して解説します。

  • ●大規模サービスの開発・運用経験やReactやVue.jsなどを用いたチーム開発経験
  • ●Webアクセシビリティやパフォーマンス最適化、アーキテクチャ設計スキル
  • ●ユーザー視点・ビジネス課題を技術で解決する姿勢
  • ●ウェブデザイン技能検定・HTML5プロフェッショナル認定試験など

大規模サービスの開発・運用経験やReactやVue.jsなどを用いたチーム開発経験

即戦力が求められるポジションでは、大規模なWebサービスの開発や運用の経験が重視されます。なぜなら、単一ページの実装だけでなく、コンポーネント単位で再利用性や保守性を考慮した設計ができるかどうかが問われるからです。特に、ReactやVue.jsなどのモダンフレームワークを用いた開発経験は、企業が実装効率や品質を両立させるうえで欠かせないスキルとなっています。

近年はマークアップエンジニアが、「HTML/CSSのスペシャリスト」から「UIアーキテクト」に進化しており、デザインシステムをベースにコードを共通化し、開発全体の生産性を高める役割を担うケースも増えています。そのため、デザイナーやバックエンドエンジニアと協働し、Gitを使ったチーム開発やコードレビューに取り組んだ経験に加え、CI/CD環境での運用経験がある方は、高く評価されます。単に“作れる”ではなく、“チームで持続的に運用できる”構造を意識した実装力が転職市場での評価基準となっています。

Webアクセシビリティやパフォーマンス最適化、アーキテクチャ設計スキル

Webアクセシビリティとパフォーマンスの最適化は、近年の採用現場で重視されるスキルの一つです。特に、大規模トラフィックを扱う企業や公共性の高いサービスでは、W3Cガイドラインに準拠した設計や読み込み速度・操作レスポンスを意識した開発が欠かせません。これらは、UX改善と事業成果の双方に直結する領域として扱われています。

また、アーキテクチャ設計スキルも重要な評価項目です。近年は、Atomic DesignやBEM、Tailwindなどを活用した設計思想が一般化し、コンポーネントの責務を明確にしたモジュール設計が求められています。これにより、プロジェクトの品質を維持しながらスピーディに機能拡張できる開発体制を実現します。こうした知識と経験を備えたマークアップエンジニアは、技術基盤を整える“構築の要”として企業から高く評価されます。

ユーザー視点・ビジネス課題を技術で解決する姿勢

マークアップエンジニアに求められる本質的な資質は、ユーザーの視点を理解し、それを技術で具体化する力です。企業が期待するのは、デザインどおりにページを再現する能力ではなく、ユーザー体験を向上させ事業成果を最大化するための実装を、主体的に考えられる姿勢です。

例えば、コンバージョン率を高めるためのUI改善やユーザー離脱を防ぐためのインタラクション最適化など、ビジネス課題に直結する技術的提案を行えることが評価されます。また、エンジニア・デザイナー・マーケターなど多職種と連携しながら、目的を共有して開発を進める協調性も欠かせません。技術スキルだけでなく、「なぜその実装が必要なのか」を説明できる論理的思考力をもつ方は、マークアップエンジニアとしての信頼を得やすく、上流工程へのキャリア拡張にもつながります。

ウェブデザイン技能検定・HTML5プロフェッショナル認定試験など

資格はあくまで補足的な要素ですが、基礎知識の証明や学習姿勢のアピールとして有効です。特に、ウェブデザイン技能検定(国家資格)は、マークアップ構造やデザイン原則などの体系的な理解の証明となり、採用現場でも評価されやすい資格です。また、HTML5プロフェッショナル認定試験(LPI-Japan)は、最新のWeb標準技術やJavaScript、API連携の理解を測る実践的な内容であり、フロントエンド領域までカバーするスキルを備えたい方に適しています。

これらの資格は、未経験からキャリアを築く方にとっては学習の指針となり、実務経験者にとっては技術力を証明する手段となります。企業側も資格取得を通じて自己研鑽を継続する姿勢を高く評価する傾向にあります。最終的には資格そのものよりも、取得を通じて得た知識をどう実践に生かすかが重要であり、「理論を理解し、現場で再現できる力」を示すことが転職成功の鍵となります。

参照:ウェブデザイン技能検定

参照:HTML5プロフェッショナル認定試験

マークアップエンジニアへ転職後のキャリアパス

マークアップエンジニアは、Web開発における「UI実装の専門家」としての立場から、複数のキャリアへと発展できます。技術を極めてフロントエンド領域へ深化するルート、チームや組織を牽引するマネジメントへの発展ルート、あるいはUX設計やプロダクト戦略に踏み込むルートなど、キャリアの選択肢は多様です。本章では、3つの代表的なキャリアパスと、マークアップエンジニアとしての経験がどのように生かされるかを解説します。

  • ●フロントエンドエンジニアとして専門性を深化
  • ●エンジニアリングマネージャー・VPoEへの昇進
  • ●UI/UXデザイナーやプロダクトマネージャーへの転身

フロントエンドエンジニアとして専門性を深化

最も一般的なキャリアパスは、フロントエンドエンジニアとして技術領域を広げ、専門性を高めるという選択です。マークアップエンジニアとして培ったHTML/CSSの構造設計力やUI再現力は、ReactやVue.js、Next.jsなどのモダンフレームワークの理解へと発展させやすく、より高度なアプリケーション開発へとステップアップできます。

特に、コンポーネント指向の設計思想やアクセシビリティ・パフォーマンス最適化の知見は、フロントエンド全体を俯瞰する上での重要な基盤になります。また、JavaScriptやTypeScriptの習得により、デザインからアプリケーション層までを、横断的に理解できる“UI/UXエンジニア”としてのポジションも視野に入ります。

企業によっては、デザインシステムやUIライブラリの設計責任者としてのキャリアを描くケースもあり、個人の設計思想やコード品質へのこだわりが、そのまま組織の生産性の向上に寄与します。結果として、技術リーダーやシニアエンジニアとして認知される道が開けるのです。

エンジニアリングマネージャー・VPoEへの昇進

マークアップエンジニアとしての経験を軸に、開発チーム全体を統括するマネジメント職へとキャリアを広げる選択もあります。特に、UI/UX開発を中心に複数の職種と連携してきた経験は、プロジェクト推進力やチームビルディングの基盤となります。

エンジニアリングマネージャー(EM)やVPoE(Vice President of Engineering)といったポジションでは、技術面だけでなく、組織設計・採用戦略・開発プロセスの改善など、経営視点を備えたリーダーシップが求められます。マークアップエンジニア出身者は実装現場を深く理解しているため、技術と経営の“翻訳者”として機能しやすいことが特徴です。

特に、スタートアップやプロダクト志向の企業では、UI品質やフロントエンドアーキテクチャの整備が、事業の成長に直結するため、この領域を深く理解しているマネージャーは高く評価されます。マークアップエンジニアとしての実務的な知見をもちながら、組織全体をリードする立場に昇進するキャリアは、将来的にCTOやプロダクト責任者への道にもつながる可能性があります。

UI/UXデザイナーやプロダクトマネージャーへの転身

マークアップエンジニアとしての経験を生かし、ユーザー体験設計や事業戦略の領域へとキャリアを転換する例も増えています。デザインの意図を理解しながら実装を行ってきた経験は、UI/UXデザイナーとしての論理的な設計思考と親和性が高く、特にインタラクション設計やプロトタイプ開発を重視する組織では、即戦力として受け入れられる傾向にあります。

一方、プロダクトマネージャー(PM)への転身も現実的な選択肢といえます。UI改善を通じて「ユーザーの行動データ」や「ビジネスKPI」への理解を深めるマークアップエンジニアは、自然とプロダクト視点が養われています。PM職では、エンジニア・デザイナー・マーケターなど複数の専門職を束ね、プロダクト全体を最適化する力が求められるため、技術とビジネスの両面を理解している点が強みになります。

このキャリアルートでは、単なる技術者から“価値創造の中心を担うスペシャリスト”への進化が求められます。UI実装の知見を基礎に、ユーザー調査や要件定義、ABテスト分析などの領域に踏み込みながら、事業全体を設計できるようにすることでプロダクト開発の中核を担う存在となれるでしょう。

マークアップエンジニアへの転職なら、JAC Recruitment

マークアップエンジニアの転職では、企業が求める技術水準や担当領域が多様化しており、求人票だけでは実際のポジションの中身を正確に把握することが難しくなっています。デザイン重視の制作寄りポジションから、ReactやVue.jsを活用したフロントエンド開発寄りのポジションまで幅が広く、どの領域で自分の専門性を発揮できるかを見極めることが、成功の鍵となります。

その点JACには、Web開発やデジタル事業の転職支援に精通したコンサルタントが在籍しており、企業ごとの開発体制やプロジェクト規模、使用技術スタックまでを把握したうえで最適な求人を提案します。さらに、マークアップエンジニアからフロントエンドエンジニア、デザインエンジニア、プロダクトマネージャーなど、キャリアの方向性を見据えた中長期的な提案が受けられる点も大きな特徴です。

また、JACは大手企業や有名Webサービス企業をはじめ非公開求人も多数保有しています。個人のスキルや志向を正確に把握し、キャリアアップと収入向上の両面から丁寧にサポートします。

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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


当サイトを運営する、JACの編集部です。 日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。