複数の移動サービスを一つのプラットフォームで検索・予約・決済まで一括提供する仕組みであるMaaS(Mobility as a Service)。
本記事では、MaaS業界の転職市場動向やMaaS業界の魅力・主な職種と仕事内容などをJAC Recruitment(以下、JAC)が解説いたします。
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MaaS業界の転職市場動向
ここでは、MaaS業界の転職市場動向について、次の2つの観点から解説します。
• MaaS関連事業は幅広く、さまざまな企業で採用ニーズがある
• MaaS市場は国内外で飛躍的に成長見込み
MaaS関連事業は幅広く、さまざまな企業で採用ニーズがある
MaaS関連事業は自動車業界だけでなく、ITや通信、金融、観光、医療など多岐にわたる分野で注目されています。
例えば、観光MaaSでは、訪日外国人向けに多言語対応の移動サービスを提供することで、地域経済の活性化に寄与しています。また、医療MaaSでは、受診者の通院支援として移動手段と医療サービスを組み合わせた新たな取り組みが進められています。ほかにも、従来の配送業務を効率化するサービスや、利用者が自ら運転するカーシェアリング、バイクシェアリング、さらには個人間での車両の貸し借りを行う個人間カーシェアリングといったシェアード・アクティブ領域などにおいてもMaaS関連事業が進出し、その事業を拡大しています。
加えて、鉄道事業者が主体となって展開するMaaS事業や、将来的な活用が期待される空飛ぶクルマ、ドローンを活用した物流MaaSなども新たな市場として注目されています。
各業界の多様なサービスを支える基盤として、各種モビリティサービスを統合するMaaSプラットフォームの開発や、利用者向けのMaaSアプリの開発も活発です。このように、MaaS関連事業は、交通事業者、自動車メーカー、IT企業、スタートアップなど、多種多様な業種の企業が参入し、それぞれの専門性を生かしたサービス開発や事業展開を進めているため、幅広い領域や職種で採用が活発化しています。
出典:「国内MaaS市場に関する調査を実施(2023年)」(株式会社矢野経済研究所)

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MaaS市場は国内外で飛躍的に成長見込み
MaaS市場は、国内外で目覚ましい成長を遂げつつあり、その勢いは今後も加速すると予測されています。MarketsandMarkets Research Private Ltd.のレポート「Mobility as a Service Market Size, Share, Analysis, Report, 2030」によると、2023年の世界のMaaS市場規模は57億米ドルと推定されており、2030年には401億米ドルに達すると見込まれています。この間の年平均成長率(CAGR)は実に32.2%と非常に高く、市場の急拡大を示唆しています。
このような飛躍的な成長の背景には、いくつかの要因が挙げられます。まず、世界各国の急速な都市化にともない、都市部における交通渋滞や環境問題、移動の非効率性といった課題が深刻化しており、解決策の一つとしてMaaSへの期待が高まっています。さらに、4G/5Gといった高速通信インフラの整備が進み、スマートフォンの普及率が向上したことも、MaaSの発展を後押ししており、リアルタイムの情報提供やパーソナライズされたサービスの実現が可能となっています。
日本国内においても、矢野経済研究所の調査で示されているように、多くの分野においてMaaSの取り組みが進展しており、市場の成長ポテンシャルは非常に大きいと考えられます。転職を考える際、今後も堅調な成長が期待できるMaaS業界への転職は魅力的なキャリアパスといえるでしょう。
MaaS業界の主な職種と仕事内容
本章では、MaaS業界における、次の6つの主な職種と仕事内容について、解説します。
• 営業企画・事業開発
• プロジェクトマネージャー
• ソフトウェアエンジニア・システム開発
• UX/UIデザイナー
• データサイエンティスト・データエンジニア
• インフラ/SREエンジニア
営業企画・事業開発
MaaS業界における営業企画・事業開発担当者は、新たなMaaSサービスのコンセプト立案からビジネスモデルの構築、市場導入戦略の策定、さらにはアライアンスパートナーとの連携推進など、事業成長に直結する企画や事業の立案・実行を担います。
一般的な企業の事業開発職と同様に、市場分析や競合調査、KGI・KPI設定、収益計画策定などの知見が求められる一方、MaaS業界特有の要素として、交通事業者や地方自治体、テクノロジープロバイダーといった多様なステークホルダーとの協業を前提とした事業スキームを設計する能力が不可欠です。また、交通政策や都市計画、地域振興など、公共性の高いテーマへの理解も、実効性のあるMaaS事業を創造するうえで必須となるでしょう。

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プロジェクトマネージャー
MaaSプロジェクトマネージャーは、MaaSプラットフォームの開発や新規サービスの導入、実証実験の推進など、プロジェクトの計画立案から実行、進捗管理、品質管理、リスク管理に至るまでの責任を担うポジションを指します。タスク管理能力やコミュニケーション能力、リーダーシップ、問題解決能力など、一般的なプロジェクトマネージャーに求められる素養に加え、MaaS業界では交通インフラや公共政策への理解が求められることがあります。
また、プロジェクトマネージャーは、エンジニアやデザイナー、事業開発担当者など、多様なバックグラウンドを持つチームメンバーを統括することから、複数のステークホルダーと円滑にコミュニケーションを図る能力も必須となるでしょう。

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ソフトウェアエンジニア・システム開発
MaaS業界のソフトウェアエンジニアは、主に利用者が直接触れるMaaSアプリケーションやダッシュボードの開発を担当します。一般的なWebサービスやモバイルアプリ開発のスキルは当然必要とされますが、それに加えてMaaS特有の技術要件への対応が求められます。具体的には、リアルタイム交通情報や位置情報(GIS)の効率的な処理、多様な交通事業者のシステムとのAPI連携、そして大量の移動データを扱うためのスケーラブルなアーキテクチャ設計などが挙げられます。また、公共交通機関との連携においては、セキュリティや安定稼働に対する高い要求水準を満たす必要もあるでしょう。
UX/UIデザイナー
MaaSにおけるUX/UIデザイナーの役割は、ユーザーが快適にサービスを利用できるよう、アプリやWebサイトのデザインを担当します。
一般的なデザイナー職と比較して、MaaS業界のUX/UIデザイナーは、外国人観光客や高齢者など多様なユーザー層を考慮したデザインが求められる傾向があり、公共性やアクセシビリティへの配慮が必須となります。
ときには、サービスの上流企画から関与することもあり、ビジネス視点を持ったデザイン提案が期待されます。
データサイエンティスト・データエンジニア
MaaSプラットフォームには、利用者の移動履歴や交通機関の運行状況、位置情報など、膨大なデータが集積されています。データサイエンティストやデータエンジニアは、各データを収集・蓄積・分析し、サービスの改善や新たな価値の創出につなげる役割を担います。
MaaS業界のデータサイエンティストやデータエンジニアには、交通流の予測や需給に応じた価格変動の最適化、パーソナライズされた移動提案のアルゴリズム開発、さらには都市計画や交通政策へのデータに基づく提言などが期待されるため、交通インフラやユーザー行動に関する深い理解が求められるでしょう。

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データエンジニアへの転職は未経験でも可能?転職市場動向や最新求人を解説
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インフラ/SREエンジニア
インフラエンジニアやSREエンジニアは、MaaSプラットフォームが24時間365日、安定して稼働するためのサーバーやネットワーク、データベースなどのインフラの設計・構築・運用・監視、さらにパフォーマンスチューニングやセキュリティ対策までを担当します。MaaSサービスは、多くの人々の日々の移動を支える社会インフラとしての側面も持つため、安定稼働を実現するインフラエンジニアやSREエンジニアの存在は不可欠です。
MaaS業界では、特にリアルタイム性やスケーラビリティが求められるため、システムの信頼性を確保する高度な技術力が求められるでしょう。

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SREエンジニアの転職事情|難易度や成功のポイントとは
信頼性の高い本番環境システムを構築・維持するSREエンジニア(サイト信頼性エンジニアリング・エンジニア)を採用する企業が近年増加しています。SREエンジニアはIT業界だけでなく、金融やエンターテイメント、製造業や小売など… 続きを読む SREエンジニアの転職事情|難易度や成功のポイントとは
未経験からMaaS業界に転職できるのか
結論から申し上げると、業界経験がなくても、これまでの職務経歴やスキルセットによっては、転職できる可能性は十分にあります。
とはいえ、MaaS領域は、交通インフラやモビリティデータ、スマートシティ構想など高度な専門知識を背景に発展してきた分野であることから、関連領域の実務経験を持つ転職希望者が優遇される傾向があるのも事実です。とりわけ、プロダクト開発やサービス企画に関わる職種では、都市交通や地域振興、交通政策に対する一定の理解が求められることから、関連した職歴を持つ転職希望者は優遇されるでしょう。
しかし、業界全体として採用競争が激化している背景もあり、多くの企業がMaaS経験者に限定して採用を行っているわけではありません。また、MaaS関連事業は多岐にわたるため、職種軸で見た場合、豊富な実務経験や高い専門性を有していれば、MaaS領域の経験がなくとも採用に至るケースもあります。例えば、ITエンジニアの場合、高い開発スキルやプロジェクトマネージャーとしてプロジェクトを主導した実績があれば、MaaS業界でも高く評価されるでしょう。
実際に、大手企業のMaaS事業部門は、社内の他部署と比較して中途採用者の割合が高く、多様な業界・職種出身者が活躍しています。とりわけ、営業企画やプロダクトマネージャー、カスタマーサクセスなどの職種では、旅行業界や通信業界での実務経験、地方自治体と連携し、業務を推進した経験が評価の対象になるケースもあります。
未経験者がMaaS領域への転職を成功させるには、これまでの経験やスキルがMaaS業界でどのように生かせるのかを具体的に示すことに加えて、交通政策の動向や地域振興におけるMaaSの役割など、MaaSに関連する基礎知識を事前にインプットし、面接の場でアピールすることが大切です。
MaaS業界の最新転職・求人情報
MaaS業界の転職市場は、ここ数年で急速に変化しており、特にIT系職種に対する採用ニーズが顕著に高まっています。現場では、データエンジニアやクラウドエンジニア、セキュリティエンジニアなど高度な専門スキルを持つ技術者が慢性的に不足しており、特にPythonやJavaを用いたWebアプリケーション開発経験、もしくはモバイルアプリ開発に強いエンジニアの採用が急務となっています。特に、MaaSサービスは位置情報や交通データの統合が必須となるケースが多く、GISに精通したエンジニアの需要も高い状況にあります。加えて、実装だけでなくインフラ設計・保守に関する知見を持つSREやDevOpsエンジニアに対する需要も増加傾向にあります。
技術系職種以外にも、地方自治体や交通事業者と連携したMaaSプロジェクトが全国各地で展開されていることから、地方拠点での常駐勤務や1〜2か月単位の滞在型出張が発生する求人も増加傾向にあります。地域課題に根ざしたMaaSの開発・運用が進められている今、地方創生に関心のある方にとっても、魅力的なキャリアパスを実現できる可能性が高まっているといえるでしょう。
一方、MaaS領域を牽引するIT系ベンチャー企業では、フルリモートやフレックスタイムなど柔軟な働き方を許容するケースが増えており、先端技術に挑戦しながらも自律的に働ける環境が整備されつつあります。自動運転技術やシームレス決済、AIによる需要予測といった未来型モビリティを支える技術開発に携わるチャンスも広がっており、先進的なキャリアを志向する方にとって、非常に有望な選択肢となるでしょう。
ここからは、MaaS業界の最新求人・転職情報を紹介します。
本記事で紹介している求人は、JACが取り扱う求人の一部です。JACでは取り扱い求人の大半が非公開であるため、非公開求人も含めMaaS業界の求人紹介を受けたい方は、ぜひJACへご登録ください。
転職支援のプロであるコンサルタントが、丁寧なヒアリングを通じて適性や希望に沿う求人を紹介いたします。
● 【アクワイアリング本部】MaaS事業におけるデジタルプロダクト(Web・アプリ)の戦略企画担当
● ウェルネット株式会社:広域MaaSのプロジェクトマネージャー、クラウド型MaaSシステムの開発エンジニア
● シンクタンク:コンサルタント(デジタルビジネス分野/デジタルコンサル(自動運転、MaaS等モビリティ関連領域))
● 三井住友カード株式会社:【マーチャントビジネス本部】バス利用者向けのMaaS関連サービスの企画担当
● 非公開:プロジェクトマネージャー【シンガポール発MaaSスタートアップ】
● 非公開:プリセールス/カスタマーサクセスエンジニア【シンガポール発MaaSスタートアップ】
● ダイハツ工業株式会社:【兵庫】モビリティサービスの新規事業企画(MaaS領域)
● 非公開:【MaaS領域】フルスタックエンジニア(テックリード候補)
※求人の募集が終了している場合もございます。ご了承ください。(2025年5月最新)
MaaS業界への転職で求められる人物像
ここでは、MaaS業界への転職で求められる次の2つの人物像について、解説します。
• 社会課題解決志向が強い
• 新規性への挑戦意欲
社会課題解決志向が強い
MaaS業界では、単なるプロダクトやサービスの提供を超えて、より持続可能でインクルーシブなモビリティの実現を目指す社会課題解決志向が求められます。
MaaSが取り組むテーマは、都市部の交通渋滞緩和やCO2排出量削減といった環境問題への対応、過疎地域における高齢者などの交通弱者の移動手段の確保、観光客の移動利便性向上による地域活性化など、多岐にわたる社会的な課題と深く結びついています。従って、単に新しいテクノロジーやビジネスに興味があるだけでなく、社会課題を自分事として捉え、MaaSという手段を通じてその解決に貢献したいという熱意を持っていることが不可欠です。
面接などの選考過程においても、どのような社会課題に関心を持ち、MaaSを通じてどのように貢献していきたいと考えているのか、その具体的なビジョンが問われるケースも少なくありません。採用選考では高齢化や過疎化、環境負荷、交通インフラの老朽化といった多面的な問題に対し、どのように貢献できるかを整理しておくとともに、「この地域の移動の不便さを改善したい」など、実現したいビジョンを具体的に語れるようにしておきましょう。
新規性への挑戦意欲
MaaS業界では、未知の領域に臆することなく飛び込み、新しい価値を創造することに情熱を燃やせる、高い挑戦意欲も求められます。
MaaSの実現には、交通事業者やテクノロジー企業、地方自治体など、さまざまなステークホルダーとの連携や、前例のない法制度への対応、そして刻々と変化する市場ニーズへの迅速な適応が必須となります。このような環境下では、常に新しい情報をキャッチアップし、自ら学び続ける姿勢、そして困難な状況に直面しても諦めずに解決策を模索し、試行錯誤を繰り返しながら前進できる実行力が求められるでしょう。
過去の成功体験に固執せず、変化を楽しみ、自ら新しい価値を創造していく気概のある人物が、MaaS業界での活躍を期待されるでしょう。
MaaS業界へ転職した場合の年収相場
MaaS業界への転職では、職種や経験年数、さらに企業規模や事業フェーズによって年収水準が大きく異なる点に留意が必要です。とりわけ、開発系エンジニアやデータサイエンティストなど、高度な専門知識が求められる職種は、年収レンジが比較的高めに設定されており、実務経験が5年前後の中堅層の場合、年収600万〜1,000万円前後の水準が一つの目安となります。加えて、マネジメント経験を持つ場合や、AI・IoT・GISなどの専門領域で先進的な実績を積んでいる場合は、30代でも1,000万円以上、場合によっては1,500万円台のオファーを受けられることもあるでしょう。
年収を左右する主な要素としては企業規模が挙げられ、一般的に、大手インフラ系や総合IT企業などでは基本給が高く、賞与や福利厚生も手厚く完備されている傾向があります。一方で急成長中のベンチャー企業ではストックオプションなどのインセンティブが付与されることもあり、将来的なリターンが大きくなる可能性も秘めています。
職種や担当する業務範囲も年収に影響することがあり、前述のとおり、高い専門性が求められる職種ほど年収水準が高くなる傾向にあります。また語学力や国際経験が必須となる、海外展開やグローバルプロジェクトを担うポジションでは、年収レンジが一段高く設定されるケースが通例です。
さらにMaaS業界は成長市場であるため、市場の成長にともない全体の年収水準も上昇する可能性が期待できるなど、大きな可能性を秘める業界といえるでしょう。
MaaS業界の転職事例
ここでは、JACが提供する転職支援サービスを利用し、MaaS業界への転職を成功させた事例を紹介します。
ITスキルを生かし、MaaS業界に転職した事例(40代後半/男性)
| 業種 | 職種 | 年収 | |
| 転職前 | IT・通信 | IT系プロジェクトマネージャー | 900万円 |
| 転職後 | サービス | 品質保証・QA | 1,150万円 |
Mさんは、長年にわたり、IT企業で多岐にわたる経験を積んでいました。特にソフトウェア開発プロセス全般に精通し、幅広い領域で実績を上げてきました。近年は生成AIに関する技術にも触れており、新しい技術に対しても積極的に学ぶ意欲をお持ちの方です。
これまでスペシャリストとして専門性を極めてきましたが、マネジメントキャリアへの回帰を考え、転職を検討しはじめました。転職先を選定する際に重視したポイントは、グローバルに事業を展開していること、チームで成果創出を目指すカルチャーを持つ企業であることでした。
最終的に、技術力とマネジメント力の双方を生かせる点が決め手となり、自社サービスの展開を狙う企業のQAエンジニアの内定を承諾するに至りました。加えて、フラットな組織文化や、社会貢献性の高い事業も、Mさんの意向と合致し、内定承諾を後押ししたとのことです。
自身のキャリアビジョンと社会貢献への意欲を両立させ、MaaSという革新的な領域で、新たな活躍の場に転身できた好例といえるでしょう。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。
自治体での経験を生かし、社会貢献性の高いMaaS事業に転職した事例(30代前半/男性)
| 業種 | 職種 | 年収 | |
| 転職前 | 公務 | 事業企画・事業開発 | 700万円 |
| 転職後 | IT・通信 | 事業企画・事業開発 | 850万円 |
自治体で公共インフラ整備や都市開発に長年携わっていたSさんは、行政という立場から、限られた裁量のなかで地域課題の改善に取り組む日々にやりがいを感じる一方、より主体的に地域課題解決に貢献したいという思いが強まり、転職を決意しました。
公務員時代は、複数の関係者と連携し、共通目標に向かってプロジェクトを推進する優れたコミュニケーション能力を生かし、多くの地域課題の解決に貢献してきたとのことです。
転職先を選定する際に重視したポイントは、社会課題の解決に貢献できること、そしてMaaSなどの先端技術を活用できる企業であることでした。最終的には、自らのアイデアをダイレクトにサービスに反映できる点が決め手となり、モビリティサービスを通じて地域課題の解決を目指すMaaS企業への転職を決意しました。
Sさんの転職成功のポイントは、行政で培った調整力やプロジェクトマネジメント力を軸に、自身のキャリアを言語化し、ビジネスサイドでの価値提供につなげた点にあります。地域に根ざした実績や、複数の利害関係者との協調経験を具体的に示すことで、民間企業でも即戦力として高く評価された事例といえるでしょう。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。
社会貢献性の高い事業にやりがいを求め、MaaSを主軸とする企業に転職した事例(20代後半/男性)
| 業種 | 職種 | 年収 | |
| 転職前 | 医療機器・用具 | サーバーエンジニア | 650万円 |
| 転職後 | 医療機器・用具 | サーバーエンジニア | 700万円 |
Sさんは、若いながらも医療分野のIT領域において、バックエンドのプログラム設計やデータベース移行など、技術的なスキルを幅広く磨きながら実績やスキルを培ってきました。社会貢献に対する意欲と常にスキルアップに励む向上心を持ち合わせた方であり、自ら新しい知識習得に励むフットワークの軽さと勤勉性も持ち合わせていました。
転職先を選定する際は、社会貢献性の高い事業を展開する企業を中心に応募先企業を絞り込んでいきました。最終的には、自動運転技術やロボット技術を活用したMaaSサービスの導入に携われるエンジニアポジションの内定を獲得し、パーソナルモビリティを通じて社会課題の解決に貢献する業務に従事しています。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。
MaaS業界へ転職後のキャリアパス
MaaS業界は成長分野であり、多様なキャリアパスが考えられます。まず、転職先の企業内で、各職種における専門性を深め、チームリーダーやマネージャー、さらには部門や組織の責任者へと昇進していくキャリアパスが挙げられます。例えば、ソフトウェアエンジニアであれば、シニアエンジニアやテックリード、開発部長へのステップが考えられるでしょう。また、事業開発担当であれば、より大きな裁量権が与えられ、新規事業を推進するポジションや、アライアンス戦略全体を統括する役割などが視野に入ります。
MaaSに関する知見や経験は、交通領域にとどまらず、スマートシティ開発や公共インフラの高度化、自治体・省庁におけるデジタル政策にも直結するため、MaaSで培った経験やスキルを生かし、より広範な関連領域にキャリアを広げることも可能です。
具体的には、MaaSの概念と密接に関連するスマートシティプロジェクトや、交通インフラのDX化、さらにはデジタル技術を活用した行政サービス改革を推進するデジタルガバナンスなどの分野へのキャリアチェンジが例に挙げられます。例えば、事業会社でMaaS推進を担当していた方が、その知見を生かして中央省庁や地方自治体のデジタル政策企画担当として、より大きな視点から交通政策や都市計画に関与するケースも考えられます。
このように、MaaS業界での経験は、交通Tech企業やデジタル政策部門、都市開発コンサルティングファームなど、社会の変革に貢献する多様なフィールドでの活躍へとつなげることができるでしょう。
MaaS業界への転職なら、JAC Recruitment
MaaSはモビリティとITの融合によって社会課題を解決する先進的な分野であり、業界自体が新興であることから、企業ごとの事業フェーズや職種の定義はさまざまです。加えて、交通、IT、都市開発、エネルギーなど、複数の領域が複雑に絡み合う分野であることから、表面的な求人情報だけでは実態を見誤るリスクもあります。そのため、転職活動では、業界特有の採用動向や求められる人物像を深く理解した転職エージェントの活用が不可欠です。
その点JACは、MaaS業界に限らず、自動車やIT、コンサル、行政など関連分野に精通した専門チームを複数設置しており、分野横断的な知見をもとに、一人ひとりの経験やスキル、キャリアビジョンに合致した最適な求人を提案することが可能です。求人票だけでは得られない企業の文化や雰囲気、事業の将来性といった詳細な情報を得られるため、入社後のミスマッチを防ぎ、長期的なキャリア形成を見据えた転職を実現できるでしょう。
MaaS業界への転職において自身の可能性を最大限に引き出し、満足のいく転職を実現したいと考える方は、ぜひJACの転職支援をご活用ください。



