ゼネコンの年収ガイド|平均年収・年代別・役職別・成功事例を解説

  1. 建設業界×転職マーケット

公開日:2025/12/11 / 最終更新日: 2025/12/11

都市再開発やインフラ整備、データセンター構築など、大型プロジェクトを担うゼネコン業界は、社会の変化に合わせて役割を広げています。こうしたプロジェクトを成功に導くためには、高度な専門性とマネジメント力を備えた方が不可欠であり、その評価は年収水準に明確に反映されています。

本記事では、JAC Recruitment(以下、JAC)の実績をもとに、ゼネコン業界の平均年収や年代別・役職別の傾向、職種別の違いを詳しく解説します。

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ゼネコンの平均年収は863.4万円、年代別年収も解説

JACの実績によると、ゼネコンの平均年収は 863.4万円、年収のボリュームゾーンは 600万~1,100万円です。他業種と比べて高水準である背景には、国内外の大型プロジェクトを推進するうえで求められる「高度な専門性」と「マネジメントスキル」があります。

特に評価されるのは、施工管理に加えてIT、語学、マネジメントなどを組み合わせた複合スキルです。こうしたスキルは、年収アップに直結します。さらに、データセンター構築やESG対応、M&Aなど、建設業と異業種が融合するプロジェクトに携わることで、30代で年収1,000万円を超える事例も一定数見られます。

ゼネコンならではの年収特徴

  • ●「現場経験+資格+マネジメント力」で決まる傾向が強い。
  • ●大型プロジェクトや都市再開発、データセンター建設など、社会インフラに直結する案件で高収入事例が多い。
  • ●英語力は必須ではないが、海外案件対応経験があると年収レンジが一段上がる。

年代別平均年収

年代平均年収
20代後半585.0万円
30代前半683.4万円
30代後半810.7万円
40代前半962.7万円
40代後半1,099.6万円
50代以上1,024.6万円

※当社実績(2023年1月~2025年10月、想定年収)より

役職別年収

役職平均年収
メンバー(課長未満)779.1万円
管理職(課長以上・部長以上)1076.2万円

職種別年収

職種平均年収
IT842.1万円
営業766.8万円
技術系835.3万円
経理・財務872.9万円
建築系928.5万円
人事・労務871.5万円
土木系663.5万円

職種別にみると建築系(928.5万円)や経理・財務(872.9万円)が高水準にあり、都市再開発や大型施設設計など高度な専門スキルや、M&A対応など経営に直結する業務が評価されています。

また、IT(842.1万円)、人事・労務(871.5万円)も高水準で、その背景には、DX推進やBIM/CIM導入、データセンター構築など「建設×IT」や「建設×金融」へのシフトがあります。

ゼネコン業界の最新求人情報

JACでは、ゼネコン業界の求人を多数取り扱っています。ここでは一部をご紹介します。

●大手ゼネコン/福利厚生◎:建築施工管理職

●準大手ゼネコン:建築設計職

●準大手ゼネコン:土木設計(海上/陸上)

●優良地場ゼネコン:建築施工管理職

●スーパーゼネコン:現場事務管理【各地数名】

●大末建設株式会社:※ゼネコン業界トップクラスのWLB充実企業※構造設計職

※求人の募集が終了している場合もございます。ご了承ください。(2025年12月最新)

JACでは、上記以外にも多くの求人をお預かりしています。当社が取り扱う求人の約7割は、当社にご登録いただいている方だけにご紹介が可能な非公開求人です。

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ゼネコンで年収アップを目指すには

ゼネコン業界で年収アップを目指すには、現場経験に加え、企業が求めるスキルを戦略的に習得することが重要です。特に、専門資格の取得やIT・金融・ESGなど複合領域への対応力、大型プロジェクトでの統括経験は、報酬水準を高める大きな要素となります。

ここでは、年収アップにつながる具体的なポイントを解説します。

専門資格でキャリアの信頼性を高める

技術士、一級建築士、一級施工管理技士などの国家資格は、ゼネコン業界での評価を大きく左右します。これらの資格を保有することで、責任あるポジションを任される機会が増え、年収レンジも上昇。特に公共事業や大型インフラ案件では入札要件に関わるため、企業側からの評価が非常に高く、業界内で評価を得やすいスキルです。

複合スキルで差別化する

施工管理の専門性に加え、IT(BIM/CIM、DX推進)、金融(M&A対応)、ESG関連知識などを掛け合わせることで、報酬レンジは大きく上昇する傾向があります。ゼネコンは「建設×IT」「建設×金融」など異業種との融合を進めており、こうした複合スキルをもつ方は新規事業やグローバル案件で高評価に結びつきます。

 複合領域のプロジェクト統括力を磨く

ゼネコンでは単なる現場管理ではなく、都市再開発やIT融合型プロジェクトなど複数領域が絡む大型案件を統括できる力が評価されます。建築・設備・IT・法務・財務など異なるチームを束ね、契約スキームやリスク管理まで担うスキルは、他業界にはないゼネコン特有のマネジメント力です。こうした経験を積むことで、管理職やPMポジションに近づきます。

大型プロジェクト経験を積む

都市再開発やデータセンター建設など、複雑なステークホルダーが関わる大型案件の経験は、年収アップに直結します。特に複合領域を含むプロジェクトでは、調整力や契約スキーム構築力が評価され、管理職ポジションへの登用にもつながります。こうした経験は、ゼネコン内だけでなく、デベロッパーやコンサルティング業界へのキャリアチェンジでも高く評価されます。

ESG・サステナビリティ対応力を身につける

脱炭素や再生可能エネルギー、カーボンニュートラルなど、ESG関連の知識はゼネコンの成長戦略と直結しています。環境配慮型設計や省エネ技術、サステナビリティに関する知見をもつ方は、企業の新規事業や公共案件で高評価。こうしたスキルは、今後の市場で評価が高まり、年収アップに有利に働きます。

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ゼネコンの年収アップ転職成功事例

資材営業から総合建設業へ──技術知識と施工計画力を武器にキャリア転換

Oさん(男性/40代後半)

業種職種年収
転職前建設資材・仮設機材のレンタル・販売業営業750万円
転職総合建設業(ゼネコン)施工の計画立案950万円

Oさんは大学卒業後、建設資材メーカーで構造設計に12年間従事し、その後10年間は技術営業として建築・土木分野の受注営業を担当。長年の現場知識と交渉力に加え、一級建築施工管理技士・一級土木施工管理技士・技術士補の資格を保有しています。

転職のきっかけは「技術系業務に戻りたい」という強い志向と、長期単身赴任からの帰還から。JACとの面談では、施工管理経験と営業で培った調整力を言語化し、非公開求人から大手ゼネコンの施工計画立案ポジションをご提案しました。

選考では、仮設・山留・地盤改良など特殊要因を考慮したコスト算出や、営業部門と建設部門をつなぐ調整力が高く評価されました。新たな職場では、都市再開発や大規模マンション建設など、複雑なプロジェクトの川上工程を担い、キャリアの幅をさらに広げています。

コンサルティング業からゼネコンへ──IT×人事の専門性を活かし、安定基盤でキャリアを深化

Dさん(男性/30代後半)

業種職種年収
転職前コンサルティング業(戦略・経営・IT)PMOコンサルタント 950万円
転職総合建設業(ゼネコン)人事システム担当980万円

Dさんはメーカーで営業・総務を経験後、複数のコンサルティングファームでPMO業務や人事システム導入プロジェクトに従事。要件定義から設計・テストまで幅広く対応し、特に人事システムの導入・運用改善に豊富な経験があります。

転職理由は、長時間労働環境からの改善と、事業会社で専門性を活かしたキャリア形成。JACとの面談では、ITスキルと人事領域の知見を整理し、非公開求人から大手ゼネコンの管理部門ポジションをご提案しました。

選考では、システム運用保守や要件定義の経験、ベンダーコントロール力が評価され、年収も増加。新たな職場では、IT活用による業務効率化を推進し、安定した経営基盤のもとで長期的なキャリアを築いています。

ゼネコンの転職ならJAC Recruitment

ゼネコン業界でキャリアアップを目指すなら、JAC にご相談ください。業界に精通した専任コンサルタントが、あなたの専門性やキャリア志向を的確に把握し、将来性のあるポジションをご提案します。豊富な非公開求人と企業との強固なネットワークを背景に、専門性やマネジメント力が正当に評価される環境へ導き、短期的な条件だけでなく、中長期的なキャリア形成を見据えた支援を行います。

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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


当サイトを運営する、JACの編集部です。 日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。