経済のグローバル化が進む中、海外の市場に自社の製品やサービスを売り込む海外営業の仕事が注目を集めています。海外営業の職へ転職を希望する人も増加傾向にありますが、海外営業の仕事では語学力だけでなく、さまざまなスキルが求められます。
では、海外営業職への転職を成功させるためには、どのような点に注力すればよいのでしょうか。今回は、海外営業に求められるスキルや経験、年収相場など、海外営業職への転職を希望する際に役立つ情報をご紹介します。
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海外営業の転職動向
JACが2024年に取り扱った海外営業の求人数を見ると、前年の1.6倍以上に増加しています。この数字を見ただけでも少子高齢化が進む中、海外マーケットへの進出を図る企業が増加していることがお分かりになるでしょう。特に機械装置、化学、電機、自動車部品関連業界での海外営業の募集が急増中です。そのほか、ヘルスケア分野、食品メーカー、医療機器、アパレルなどでの募集も見られます。
募集背景を見ると、事業規模の拡大や組織力強化のための増員募集が多く、海外マーケットでの需要の伸びを感じることができます。エリアを見ると、中国や韓国、インドなど、アジア圏でのビジネス拡大のための募集が多い傾向にあります。そのほか、定年を見据えたリプレイスメントを背景とした募集も見られます。
海外営業で求められるスキル・経験・マインド
JACが取り扱う海外営業の求人を分析すると、海外営業には次のようなスキルや経験、マインドなどが求められる傾向にあります。
法人営業の経験
海外営業の求人を見ると、ほぼすべての求人において営業経験が求められています。中には、海外営業の経験を求めるケースもありますが、営業経験があれば、特に海外営業の経験は問わないケースも少なくありません。反対に、営業経験がない場合には、海外クライアントとの交渉経験や貿易業務など、海外ビジネスに携わった経験が求められる傾向にあります。

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法人営業の転職事情|平均年収や求められるスキル経験などを解説
法人営業は、企業や団体を対象に製品やサービスを提案・提供する営業職であり、提案力や関係構築力が求められる職種です。近年、多くの業界でBtoBビジネスの拡大が進んでおり、法人営業職の市場ニーズも高まりを見せています。企業の… 続きを読む 法人営業の転職事情|平均年収や求められるスキル経験などを解説
業界での就業経験
海外営業の求人は、自動車部品や半導体、化学メーカーなど、製造業に集中しています。これらの業界では、自動車業界や半導体業界、化学業界などでの就業経験、または商社での就業経験などを求めるケースが多く見られます。
海外営業で成果を上げるためには、自社製品やサービスだけでなく、業界全体の知識やトレンドも把握しておかなければなりません。そのため、入社後に業界状況から学ぶ必要がある方ではなく、即戦力として期待できる業界経験者を求める傾向にあります。
英語力や外国語の能力
海外営業では、海外の取引先に対して商品やサービスの売り込みを行うため、高い外国語の能力が求められます。英語だけでなく、中国語や韓国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語などのスキルを求める求人も多くなっています。海外営業を目指すのであれば、語学力は必須になるでしょう。
自ら考え、行動する主体性
海外営業では、文化や考え方の異なる国や地域に対して営業活動を行うこととなります。海外での営業活動では、国内での営業活動のようにスムーズに話がまとまらないケースも少なくありません。そのため、海外営業においては、上司からの指示を仰いで行動するのではなく、自ら考え、課題を解決しながら主体的に業務に取り組める能力が求められる傾向にあります。
海外営業の想定平均年収は773.7万円
JACが転職をサポートした事例を見ると、海外営業の想定平均年収は773.7万円です。年齢とともに高くなり、50代の想定平均年収は959.7万円にのぼります。特に、化学メーカーや電気・電機、機械・装置分野における高年収事例が目立ちます。
また、20代後半や30代前半で1,000万円超の年収を得ている方もいらっしゃいます。そのため、比較的年齢とともに年収が上がる傾向はあるものの、高いスキルをもつ方は、年齢にかかわらず実績が評価され、高年収を得られる業界であるといえるでしょう。

| 役職 | 平均年収 |
|---|---|
| メンバークラス | 695.2万円 |
| 管理職 | 957.9万円 |
| 平均年収 | |
|---|---|
| 日系企業 | 772.8万円 |
| 外資系企業 | 815.9万円 |
一般的に海外営業の平均年収は、500万円から600万円前後になるといわれていますが、企業規模によって年収は大きく変わります。また、海外営業には、海外に駐在して営業活動をするケースと日本国内から海外企業に対して営業するケースの2パターンがあります。このうち、海外に駐在するケースの方が国内勤務に比べると、年収が高くなる傾向にあるといえます。
海外営業の最新求人情報
JACでは、海外営業の求人を多数取り扱っています。ここでは海外営業の求人の中から一部をご紹介します。
●世界トップクラスシェアメーカー:海外営業(直販・新規開拓)
●非公開企業:海外営業(アジア・中東向け)産業機械やプラントの輸出ビジネス
※求人の募集が終了している場合もございます。ご了承ください。(2025年〇月最新)
JACが取り扱う海外営業の求人を一部ご紹介しました。JACではこのほかにも多数の求人を取り扱っていますが、取り扱う求人の約7割は、ご登録いただいた方のみにご紹介が可能な非公開求人です。
自分の理想を叶える海外営業の求人に出会うためには、選択肢を増やすことが重要になります。JACにご登録いただいた場合、海外営業に詳しいコンサルタントが転職にあたっての希望や悩みを丁寧にヒアリングしたうえで、非公開求人も含めた豊富な求人の中から最適な求人をご紹介することが可能です。
海外営業への転職を希望される場合には、ぜひJACにご登録ください。
海外営業への転職で有利となる資格
海外営業の転職にあたって、資格が必要なわけではありません。しかし、語学力を証明する資格などを保有していると、転職活動を有利に進められる可能性があります。
TOEIC
TOEICは、英語の能力をスコアで示す試験です。企業の中には、英語力の目安としてTOEICのスコアを示しているところもあります。一般的には、TOEICのスコアが800点以上の場合、ビジネスレベルでの英語能力があると判断されるケースが多いようです。しかしながら、JACの取り扱い求人を見ると日常会話レベルの会話が可能な650点以上を目安としている企業もあり、企業によって求められるレベルは変わってきます。海外営業への転職を希望する際には、まずはTOEIC試験を受け、自身の英語力を証明できるようにしておくとよいでしょう。
参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会:TOEIC

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TOEICが転職で有利になるのはスコア何点から?TOEICスコアが求められる最新求人も紹介
TOEICのスコアを生かして転職を有利に進めたいと考えている方もいるのではないでしょうか。 本記事では、転職で有利になるTOEICのスコアやTOEICスコアが求められる最新求人・転職情報をJAC Recruitment(… 続きを読む TOEICが転職で有利になるのはスコア何点から?TOEICスコアが求められる最新求人も紹介
HSK試験
JACの求人内容を確認すると、英語に次いで中国語の能力を求める求人が多くなっています。HSK試験は、日本だけでなく世界中で公的証明として活用できる中国語の能力を証明する資格です。資格は、初級レベルの1級から上級レベルの6級までの6つのレベルに区分されています。
試験は、リスニング、リーディング、ライティングの3つのセクションで構成されますが、1級と2級は、リスニングとリーディングに絞った出題がなされます。また、スピーキング能力を判定する口頭試験は、初級・中級・高級の3つのレベルに区分されています。
中国語を求める求人への応募を検討している場合は、HSK試験の受験を検討してみるとよいでしょう。
貿易実務検定
海外営業の求人では、貿易に関連した実務経験のある方を優遇する傾向にあります。そのため、貿易実務検定試験を受験しておくと、自身の貿易実務の知識や実務能力を証明できる可能性があります。貿易実務検定はA級、B級、C級の3段階のレベルがあり、最も難易度の高いA級では、貿易実務において適切な判断を行える知識と実務能力を有していることの証明となります。
海外営業のキャリアパス
海外駐在員を目指す
前述のように、海外営業の仕事には、国内から海外企業に営業を行うケースと海外に駐在し、現地で営業を行うケースの2パターンがあります。一般的には、国内で海外営業の実績を積んだ後に、海外に駐在するケースがほとんどです。現地での駐在によって得られる経験はその後のキャリアにも大きく影響します。
海外営業へ転職した場合、まずは海外駐在を目標とするケースが多くなっています。

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海外駐在員になるには?重要なことや経験を解説
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海外営業のエキスパートを目指す
海外営業の業務に大きなやりがいを感じており、マネージャーではなくプレイヤーとして成長していきたい場合には、海外営業のエキスパートを目指す方向性もあります。海外営業の豊富な経験を生かし、さまざまなエリアにおける営業活動を担当するケースや特定のエリアを専門に担当するケースなどが考えられます。そのほか、主要顧客との長期的な関係性の構築や維持などに関わるグローバルアカウントマネージャーを目指すことも可能です。

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海外営業への転職を成功させる3つのポイント
海外営業への転職を成功させるために押さえておきたいポイントを3つご紹介します。
分析力や戦略立案の経験をアピールする
海外営業では、担当するエリアや国の市場を把握していなければ、営業成果につながりません。そのため、市場を正確に把握できる分析力は営業成果に大きく影響します。また、分析をするだけでなく、分析に基づき戦略を立案する能力も必要です。 これまでの市場分析や戦略立案の経験や成果などをアピールすると、営業力の証明につながるでしょう。
コミュニケーション力と交渉力をアピールする
海外営業では、海外の企業と折衝する語学力が求められますが、語学力があるだけでは営業の成果は上げられません。海外を対象とした営業活動においても、日本の営業活動と同様、顧客と良好な関係性を構築するコミュニケーション力と互いにとって納得できるポイントでの合意を目指す交渉力が必要です。
これまでの営業経験などにおいて、顧客と良好な関係性を築いた経験や交渉に成功した事例などがあれば具体的にアピールするとよいでしょう。
異文化や多様性を受け入れる柔軟性をアピールする
海外営業では、異文化を受け入れる柔軟性も必要です。文化が異なれば、商品やサービスのニーズも異なり、有効な交渉方法も変わってきます。相手のニーズを理解し、適切な提案方法で営業活動を進めるためには、まず、自国とは異なる文化や価値観を受け入れる必要があるでしょう。実務での海外勤務の経験や海外企業との交渉経験はもちろん、異文化交流の経験があれば積極的にアピールすることをおすすめします。
海外営業の転職事例
JACでは、多くの海外営業への転職希望者をサポートしています。ここでは、総合商社の海外営業職へ転職を成功させた30代前半の男性の事例をご紹介します。
Sさん(男性/30代前半)
| 業種 | 職種 | 年収 | |
|---|---|---|---|
| 転職前 | 自動車部品会社 | 海外営業 | 800万円 |
| 転職後 | 総合商社 | 海外営業 | 1,080万円 |
Sさんは、大学院修了後、技術開発職に従事したものの、ビジネスサイドの経験を積みたいとの意向から、技術営業職への異動を希望された経歴をもつ方です。技術営業として経験を積んだ後は、米国に赴任し、技術営業コーディネーターやグローバルマーケティングチームの立ち上げ、グローバル市場の分析、マーケティング業務も経験されました。また、帰国後はマーケティングに基づいた事業戦略の立案やバリューチェーンの最適化検討など、事業企画業務に従事されていたとのことです。
業務内容に大きな不満があるわけではないものの、より市場規模の大きな環境で市場拡大に関わる業務に携わりたいと転職を決意され、JACにご相談をいただきました。Sさんが希望されたのは、総合商社での海外営業職です。
JACでは、Sさんの意向を尊重し、総合商社の金属製品部門での海外営業の求人をご紹介しました。製品の輸出だけでなく、再生エネルギーや新エネルギー市場向けの新規事業の創出も目指されており、海外駐在や事業企画の経験をおもちのSさんのスキルを存分に発揮できる環境ではないかと考えたのです。 ご紹介の結果、双方の意向が合致し、面接後まもなく入社が決定しました。Sさんは、数年間国内で就業した後、海外に赴任し、マネージャーとして勤務される予定です。
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グローバル化が進み、多くの企業が海外への進出を進める中、海外営業の求人も増加しています。海外営業は、外国語の能力や粘り強い交渉力などが求められる、難易度の高い仕事です。しかし、世界に自社の製品の魅力を伝えられるやりがいの大きな仕事でもあります。
JACには海外営業職に詳しい専任のコンサルタントが在籍しています。転職にあたっての不安や悩みもお伺いしながら、理想のキャリア実現に向けて最適な求人をご紹介します。海外営業の転職をご検討の際には、ぜひお気軽にJACにご相談ください。

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海外営業とは?最新求人・転職事例や仕事内容を解説
「海外営業に興味があるけど自分に適しているか分からない…」という方もいるのではないでしょうか。本記事では、海外営業の最新求人・転職事例や仕事内容を解説します。 海外駐在へ興味がありますか? 今現在、 海外・グローバルな環… 続きを読む 海外営業とは?最新求人・転職事例や仕事内容を解説



