企画開発・仕入れ・販売戦略・プロモーションなど、商品に関するあらゆる業務を総合的に管理・実行する専門職であるマーチャンダイザー(MD)。
本記事では、マーチャンダイザー(MD)の転職市場動向や主な転職先候補、経験・スキル・マインド・資格をJAC Recruitmentが解説いたします。
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マーチャンダイザー(MD)の転職市場動向
マーチャンダイザーの転職市場動向について、次の2つの観点から解説します。
- ●消費回復・インバウンド需要増によりマーチャンダイザーの求人市場は活況
- ●アパレル・小売業界以外でもマーチャンダイザー需要は拡大傾向
消費回復・インバウンド需要増によりマーチャンダイザーの求人市場は活況
コロナ禍を経て、人々の消費活動が正常化に向かうなか、流通・小売業界における採用市場も活況を呈しています。JACが取り扱うマーチャンダイザーの求人傾向をみると、2024年の新規求人数は2023年と比較すると1.91倍で大幅に増加しています。特に、宝飾・アパレル・スポーツ、ソフトウエア、百貨店・スーパーマーケット業界での求人が多いことが特徴です。
この背景には、コロナ後の消費回復に加え、円安を追い風としたインバウンド需要の増加が挙げられます。多くの小売・外食企業が国内外の顧客をターゲットとした新規出店や商品ラインナップの拡充を積極的に進めており、その中核を担うマーチャンダイザーの役割は、よりいっそう重要になりつつあります。
また、消費者の購買行動が、オンラインとオフラインの融合へとシフトする昨今においては、実店舗とECサイトの双方で顧客に支持される商品設計が求められています。このような市場背景もあり、データ分析に基づいた精緻なマーケティング戦略やサプライチェーン全体を最適化する能力をもつ、デジタル時代に対応できるマーチャンダイザーへの期待は、かつてないほど高まっています。
今後もインバウンド需要の継続とデジタル環境下での購買体験の進化により、マーチャンダイザーの転職市場は引き続き拡大する見通しです。マーチャンダイザーへの転職を考えている方にとって、まさにキャリアチェンジの好機といえるでしょう。
アパレル・小売業界以外でもマーチャンダイザー需要は拡大傾向
従来、マーチャンダイザーといえば、アパレルや小売業界を中心に活躍する職種という認識が一般的でした。しかし近年は、「売れる商品・サービスを、最適なタイミングと価格で提供する」というマーチャンダイザーの本質的なスキルが、多様な業界で求められるようになっています。
例えば、消費財メーカーでは、顧客ニーズに基づいた商品企画を担うポジションに、経験者を積極的に採用するケースが増えています。また、イベント業界やレジャー施設などでも、来場者向けグッズや限定商品の展開において、マーチャンダイザーの戦略的視点が求められており、こうした業態でも転職機会の裾野が広がっています。特にデータ分析や購買動向に基づく戦略立案力、在庫管理能力、販促計画との連携などの実務スキルは、業界を問わず通用する汎用性の高いアセットとして評価されており、キャリアの幅を広げたい経験者にとっては追い風となる状況です。
アパレル・小売・流通などは、マーチャンダイザーが商品の総合プロデューサーとしての役割を担う業界です。なかでも、これらの業界における採用ニーズは極めて高く、即戦力となる経験者が常に求められています。加えて、EC専業企業やDXを推進する流通企業では、デジタルマーケティングと連動した商品展開が求められています。そのため、テックリテラシーを備えたマーチャンダイザーの採用が活性化しているのです。
マーチャンダイザー(MD)が求められる主な転職先候補
ここでは、マーチャンダイザーが求められる、次の3つの転職先候補について解説します。
- ●ファッション・アパレル業界
- ●EC・小売流通業界
- ●消費財メーカー・専門商社
ファッション・アパレル業界
ファッション・アパレル業界は、マーチャンダイザーの経験をダイレクトに発揮できる領域です。
ファッション・アパレル業界におけるマーチャンダイザーの役割は、商品開発から販売戦略の立案、在庫管理、販促活動の連携まで多岐にわたります。特に大手アパレルブランドやSPA(製造小売)企業では、マーチャンダイザーがブランドコンセプトを体現する中核的な存在として、商品のライフサイクルマネジメントを一貫して担うケースもあります。トレンドを先読みした企画力はもちろん、POSデータを活用した販売分析や在庫回転率の最適化など、定量的な判断力が求められます。近年ではサステナブル素材やエシカルファッションへの注目が高まり、環境配慮型の商品開発に取り組む企業では、マーチャンダイザーに求められる要素も広がりを見せています。
マーチャンダイザーとしてアパレル業界でキャリアを築く場合、単にモノを作るだけでなく、ブランド価値の向上に直結する戦略視点が求められる点が大きな特徴です。

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ファッション・アパレル・スポーツ業界に強い転職エージェント・求人情報
ファッション・アパレル・スポーツ業界の転職市場においても、JACリクルートメントは多くの方々の転職を成功させてきました。JACは業界専任制のコンサルティングを行っているため、高い専門性や業界の知識を豊富に蓄積しており、ま… 続きを読む ファッション・アパレル・スポーツ業界に強い転職エージェント・求人情報
EC・小売流通業界
急速な成長を続けるECサイトやスーパーマーケット、百貨店といった小売流通業界もマーチャンダイザーが活躍する領域の一つです。
EC・小売流通業界のマーチャンダイザーは、従来バイヤーとして国内外のメーカーや卸から自社で販売する商品を買い付ける業務が主な役割でした。しかし時代の変遷とともに、マーチャンダイザーの役割は市場ニーズや販売データを分析し、最適な商品展開を設計する役割へと大きくシフトしています。
特にEC業界では、膨大な顧客データをリアルタイムで分析し、スピーディーに品揃えに反映させる、データドリブンな業務推進が求められるようになりました。また、売場設計やバナー訴求などマーケティング部門と連携する局面も多く、他部門のメンバーと円滑に業務を推進するコミュニケーション力や調整力も必須となります。
EC・小売流通業界では、従来のマーチャンダイザーとしての役割に加え、デジタル感度の高さがキャリア形成に影響することもあるため、異業界からの転職者にもチャンスが広がっています。

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ECサイトの転職事情|平均年収、成功のポイントを解説
インターネットの発展とスマートフォンの普及などにより、近年、リアル店舗に足を運ばずにほしいものをじっくりと検討したうえで、好きなタイミングで購入できるECサイト市場が急速に拡大しています。ECサイト全盛期ともいわれる今、… 続きを読む ECサイトの転職事情|平均年収、成功のポイントを解説

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小売業界の革新―価値が高まるハブ人材とDX人材
小売業界全体の状況としては、外出制限によって買い物や外食の需要が減少し、その反面、Eコマースやデリバリーサービスなどの巣ごもり需要が拡大しています。そのような状況を受け、業界各社は大きな戦略の変更を迫られています。 業界… 続きを読む 小売業界の革新―価値が高まるハブ人材とDX人材
消費財メーカー・専門商社
食品、化粧品、日用品などの消費財を製造・販売するメーカーや、特定の分野の商品を専門に扱う商社でもマーチャンダイザーの需要は常に高い水準にあります。
消費財メーカーや専門商社におけるマーチャンダイザーは、商品企画や開発部門と営業・マーケティング部門の橋渡し役として、製品の市場投入から販売戦略に至るまで多面的に関与します。マーチャンダイザーは商品企画部門やマーケティング部門に所属し、市場調査や消費者分析を通じて、新しい商品コンセプトの立案や既存商品のリニューアル企画を担います。
さらに、海外市場を見据えたグローバル展開やOEM事業の管理にもマーチャンダイザーが関与するケースが増えており、英語力や海外商習慣への理解が、採用選考において付加価値になることがあります。
マーチャンダイザーのキャリアを多角的に展開したい方にとって、消費財メーカー・専門商社は、新たな成長機会を得られる可能性が期待できます。

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消費財(コンシューマー)業界転職情報
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マーチャンダイザー(MD)の最新転職・求人情報
マーチャンダイザーの転職市場は、企業のビジネス戦略の変化を色濃く反映しており、求人内容は一段と高度かつ複合的になっています。
近年の企業の採用動向としては、従来の仕入れ・販売調整を担うポジションから、サプライチェーンマネジメント(SCM)やデジタルマーケティング、さらにはDX推進といった領域まで視野を広げた高度な専門性を求める傾向がみられます。また、グローバル規模で高まるサステナビリティ意識の影響から、環境配慮型素材の選定やエシカル消費に応じた商品企画を担えるマーチャンダイザーの採用ニーズも、より高まると予想されます。
さらに、ECサイトと実店舗の垣根をなくし、顧客に一貫した購買体験を提供する「オムニチャネル戦略」の推進、AI技術を活用したより精度の高い需要予測システムの導入など、マーチャンダイザーに求められるスキル要件は高度化し続けると考えられます。そのため、マーチャンダイザーとして中長期的なキャリア形成を目指すのであれば、市場から求められるスキル要件を満たせるよう、常に新しい知識とスキルを学び続ける姿勢が必須となるでしょう。
ここからは、マーチャンダイザーの最新求人・転職情報を紹介します。
なお、本記事で紹介している求人は、JACが取り扱う求人の一部です。JACが取り扱う求人は、大半が非公開となっています。そのため、非公開求人も含めマーチャンダイザーに関する求人の紹介を受けたい方は、ぜひJACにご登録ください。
転職支援のプロであるコンサルタントが、丁寧なヒアリングを通じて適性や希望に沿う求人を紹介いたします。
●LINEヤフー株式会社:セールス・マーチャンダイザー(MD)/ソーシャルコマース(LINEギフト / LINEコマース新規事業)
●非公開:マーチャンダイザー(食品製造業向けECサイト立ち上げ)
●非公開:【大手総合飲食会社】国内調達(バイヤー/マーチャンダイザー)
●非公開:デジタルコマース MD:販売戦略、商品企画・ 開発
●非公開:バイヤー/MD (商品開発GM候補またはマーケティング統括者候補)
※求人の募集が終了している場合もございます。ご了承ください。(2025年7月最新)
未経験からマーチャンダイザー(MD)に転職できるのか
マーチャンダイザーは、業務の専門性が高いことから未経験からの挑戦は難易度が基づいた商品企画、販売戦略の策定、在庫や売り上げの管理など、多岐にわたるスキルが求められます。そのため、多くの企業では、社内で販売・営業実績を積んだ社員をマーチャンダイザーとして登用したり、他社で同様の実務経験をもつ経験者を迎え入れたりします。
一方で、未経験でも挑戦できる余地もあります。急成長を続けるファストファッション業界やEC業界では、業界の常識にとらわれない新しい発想や、変化への柔軟な対応力を求めています。そのため、ポテンシャルの高い未経験者を採用し、アシスタントポジションから段階的なキャリア形成を支援するケースもあります。
未経験からマーチャンダイザーを目指す場合、まず販売職や店舗運営、営業企画など、マーチャンダイザーの業務と親和性のあるポジションで実績を積むことが現実的です。
例えば、アパレル業界であれば、販売員や店長としてキャリアをスタートし、現場で顧客のニーズや商品の売れ行きを肌で感じながら、本社部門のマーチャンダイザーアシスタントへ社内異動を目指すというキャリアルートが例として挙げられます。実際に、多くのアパレル企業では、店長から本社のマーチャンダイザーを目指せるキャリアパスが用意されており、現場への深い理解をもち合わせているとマーチャンダイザー候補として社内昇格対象になることがあります。
未経験からマーチャンダイザーへの転職には一定のハードルがありますが、段階的に経験と実績を積み重ねていくことでマーチャンダイザーとしてのキャリアを切り拓くことは十分に可能です。
マーチャンダイザー(MD)への転職で求められる経験・スキル・マインド・資格
ここでは、マーチャンダイザーへの転職で高く評価される、次の4つの経験やスキル、資格について解説します。
- ●営業・販売や商品企画、バイヤーなど経験隣接分野での実務経験
- ●市場調査・商品企画力や調整・交渉力、在庫管理など幅広いスキル
- ●市場変化に敏感で柔軟に対応できるマインドや顧客志向とチーム志向の両立
- ●補助的な資格として、販売士検定やCMD資格講座など
営業・販売や商品企画、バイヤーなど経験隣接分野での実務経験
マーチャンダイザーには、営業や販売、商品企画、バイヤーなどの隣接領域における実務経験が求められます。その理由として、マーチャンダイザーは売れる商品を見極める感覚だけでなく、仕入れから販売戦略、在庫管理まで一連の業務を統括するため、現場での数字感覚と消費者の動向を把握する力が不可欠だからです。販売職として売上構造を理解している方や商品企画の経験をもつ方であれば、どのような商品が求められているか、どのタイミングで投入すべきかを戦略的に考えられるようになります。
営業職や販売職の実務経験を通じて養った感覚と判断力は、戦力に近い存在として企業に高く評価されるだけではなく、マーチャンダイザーとして転職した後も、業務を推進する際に重宝するでしょう。
市場調査・商品企画力や調整・交渉力、在庫管理など幅広いスキル
マーチャンダイザーには、マーケットイン型の商品開発を実現するための市場調査や分析力、消費者ニーズを定量・定性的に分析し、流通現場に合った商品ラインナップやコンセプトを生み出す商品企画力が求められます。また、社内外の関係者と連携しながらスケジュールや数量、価格帯などを調整する場面も多々あるため、社内外の多様な関係者と円滑に連携し、物事を前に進める調整力や交渉力も必須となるでしょう。
そして、欠品による販売機会の損失や過剰在庫による値下げを防ぐための在庫管理能力も、企業の利益を最大化するうえで極めて重要なスキルとなります。
各スキルは、マーチャンダイザーとして成果を残すために必須となる要素であり、過去の実績や成果から具体例を用いて再現性の高いスキルである旨を訴求することがポイントです。
市場変化に敏感で柔軟に対応できるマインドや顧客志向とチーム志向の両立
マーチャンダイザーが活躍する市場は、消費者の嗜好、競合の動き、新しいテクノロジーの登場など、常に変化し続けています。流行や購買傾向も絶え間なく変化しているため、マーチャンダイザーには従来の成功体験に固執せず、新たな価値観や情報を採り入れながら施策をアップデートさせる姿勢や、変化を前向きに捉え柔軟に動けるマインドが求められます。
また、徹底した顧客志向と社内のさまざまなチームと協力し一つの目標に向かって進むチーム志向を高いレベルで両立させるバランス感覚も、マーチャンダイザーとして成果を出し続けるにあたって不可欠な素養です。
補助的な資格として、販売士検定やCMD資格講座など
マーチャンダイザーへの転職において必須となる資格はありません。しかし、関連資格の取得は、自身の知識やスキルを客観的に証明する際に有効であり、転職活動でも有利に働くことがあります。
例えば、小売・流通業界の専門知識を体系的に問う「販売士検定」は、流通・販売に関する基礎知識からマーケティング、マーチャンダイジングの基本を体系的に学べる内容となっており、実務理解を深める際に有効です。また、商業施設士補やCMD(Certified Merchandise Designer)などの資格講座を受講することも、マーチャンダイザーの専門性を深め、体系的な知識を身につけるうえで効果的な手段といえます。
ただし、資格そのものが採用の決定に直接影響することは、ほとんどありません。そのため、資格取得自体が目的にならないよう、注意が必要です。資格取得で得た知識と前職で培った経験やスキルを組み合わせ、応募先企業でどのような貢献ができるのかを、具体的に示すことが大切です。
マーチャンダイザー(MD)へ転職した場合の年収相場
国内中小企業や日系アパレルメーカーのマーチャンダイザーの年収相場は、400万円〜500万円前後が主流です。カジュアルアパレルや雑貨など、利益率が低い商材を中心に取り扱う企業の場合、マーチャンダイザーの年収水準はやや抑えられる傾向があります。
一方、グローバルブランドを扱う外資系企業や総合商社系のマーチャンダイザーとして活躍する場合、600万円〜800万円前後の年収に到達するケースもあります。特に、ラグジュアリーブランドや宝飾品、化粧品など高付加価値な商材を扱う業界は、利益率も高いことから、マーチャンダイザーの給与水準は高くなる傾向がみられます。また、大手企業や外資系企業でマネージャー以上のポジションに就けば、1,000万円を超える年収も視野に入ります。マーチャンダイザーは成果が数字として表れやすい職種であることから、着実に成果を残すことができれば同世代より早期に高収入を得ることも十分可能です。
さらに、実務の幅も年収に直結する要素の一つです。中小規模の企業では、マーチャンダイザーが営業・商品企画・生産管理を兼務することもあり、職務内容の幅に応じて年収が上乗せされるケースもあります。また、経験年数とともに高度な業務に対応できるスキルが蓄積されるため、ベテラン層にはヘッドハンティングの声がかかることも少なくありません。特に新規事業を立ち上げた経験は多くの企業が求める実績であることから、高額年収で迎えられる可能性が高まります。
マーチャンダイザーの年収相場は、業界・企業規模・業務範囲・個人のスキルセットによって大きく異なるため、各業界や領域、事業モデルにおける年収相場を把握したうえで、納得できるキャリアを選択することが大切です。
マーチャンダイザー(MD)の転職事例
本章では、JACが提供する転職支援サービスを利用して、マーチャンダイザーへの転職を成功させた事例を紹介します。
ラグジュアリーブランドのマーチャンダイザーへ転職した事例
Lさん(40代前半/女性)
| 業種 | 職種 | 年収 | |
|---|---|---|---|
| 転職前 | インポートブランド | マーチャンダイザー | 570万円 |
| 転職後 | ラグジュアリーブランド | マーチャンダイザー | 770万円 |
Lさんは、販売からキャリアをスタートし、その後バイヤーや商品計画を担うマーチャンダイザーに転身して以降、一貫してアクセサリーやシューズを中心に多彩なカテゴリーの買付に携わってきました。特に現職では、複数ラインにわたるMD業務を担当し、海外との交渉やセールストレンドの分析などにも精通されています。
今回の転職では、新しいブランドに携わりたいという前向きな動機が背景にありました。これまでの経験を生かしながらも、異なるブランドコンセプトに挑戦することで、さらなるスキルの深化と視座の広がりを目指していました。
JACのコンサルタントは、Lさんの高い商品選定力と語学力、グローバルなブランド理解に着目し、前職での経験を生かせるラグジュアリーブランドのマーチャンダイザー職を提案しました。
結果として、Lさんはインポートブランドのマーチャンダイザーとして、よりブランドの中核に近い立場で活躍の場を広げています。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。
スポーツブランドのマーチャンダイザーへ転職した事例
Dさん(30代前半/男性)
| 業種 | 職種 | 年収 | |
|---|---|---|---|
| 転職前 | アパレル業界 | 商品開発部(部長) | 1,000万円 |
| 転職後 | スポーツブランド | マーチャンダイザー | 1,000万円 |
Dさんは、これまでアパレル業界において営業・企画・販促からマーチャンダイジングまで幅広い領域でキャリアを築かれた方。近年は、オリジナルブランドの商品開発部門の責任者として、新たな市場ニーズを捉えた商品開発を主導されていました。
転職を検討された背景には、これまでに培った商品開発やマネジメントのスキル・ノウハウを、より大きなステージで生かしたいという強い希望がありました。
JACのコンサルタントは、Dさんのブランドマネジメント力と商品企画推進力に注目し、スポーツアパレルを展開する企業のマーチャンダイザー職を提案しました。主要ブランドのマーケティング部門にて、商品戦略の策定と推進を担う本ポジションは、Dさんのこれまでの経験と親和性が高く、かつ次のキャリアフェーズとしてもふさわしいものでした。
結果として、Dさんは部長候補(部長代行)として転職を果たし、現在はブランド価値向上と事業成長の両輪を担う立場で活躍されています。今回の転職事例は、培ってきた経験を生かして新たな環境に挑戦し、より大きな規模のブランドを率いるチャンスを得た好例といえます。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。
小売業界のマーチャンダイザーへ転職した事例
Kさん(40代前半/男性)
| 業種 | 職種 | 年収 | |
|---|---|---|---|
| 転職前 | 製造小売業 | 商品開発部(マネージャー) | 900万円 |
| 転職後 | 製造小売業 | マーチャンダイザー | 920万円 |
Kさんは、小売業界において長年にわたり店舗運営や商品開発に従事されてきました。これまでのキャリアでは、店頭運営や加盟店サポートからスタートし、その後は本社部門での品質管理や商品企画に携わるなど、幅広い領域で経験を積まれています。また、海外における新規エリアの立ち上げ支援や品質体制の整備など、現地企業との協業によるダイナミックな事業展開にも尽力されてきた実績をおもちです。
転職を考えるに至った背景には、これまでの知見をより柔軟に生かせる環境で商品戦略やMD構築にさらに深く関わっていきたいという思いがありました。
JACのコンサルタントは、Kさんの幅広い実務経験と事業立ち上げにおける高い推進力に着目し、生活提案型の商品開発を強化する企業のマーチャンダイザーとして、商品企画からブランド育成までを担うポジションを提案しました。
結果としてKさんは、部長代理として迎えられ、年収920万円という前職以上の年収も実現することができました。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。
マーチャンダイザー(MD)へ転職後のキャリアパス
本章では、マーチャンダイザーから描ける、次の4つのキャリアパスについて解説します。
- ●シニアMDやMDマネージャーへの昇格、外資の場合は海外駐在MDやリージョナルMDマネージャー
- ●デジタルマーケティング・商品企画・事業企画職にキャリアチェンジ
- ●DX推進メンバーとしてITプロジェクトに参画
- ●独立・起業してD2Cブランドの創設
シニアMDやMDマネージャーへの昇格、外資の場合は海外駐在MDやリージョナルMDマネージャー
マーチャンダイザーとして一定の実績を積んだ後の一般的なキャリアパスとして、シニアマーチャンダイザーやマネージャーへの昇格が挙げられます。特に売上分析・商品構成・在庫コントロールなどの領域で成果を残してきた方は、チームリーダーやセクション責任者といったマネジメント職へのキャリアアップの機会を得られることがあります。
また、外資系ブランドやグローバルに事業を展開する企業では、海外駐在のマーチャンダイザーやエリア全体を統括するリージョナルマーチャンダイザーマネージャーとしてキャリアを広げるチャンスもあります。現地のマーケット事情に即した商品戦略を立案・実行できる国際感覚と言語対応力が求められるため、一定の語学力や柔軟なコミュニケーションスキルが必須となります。
これらのポジションでは、後進の育成や利益責任まで担うこともあります。そのため、マーチャンダイザーとしての経験を基盤にさらに経営視点を高めたいと考える方にとって、自身のキャリアビジョンと整合したキャリアパスといえます。
デジタルマーケティング・商品企画・事業企画職にキャリアチェンジ
マーチャンダイザーで培われる能力は、商品戦略の根幹に関わる知見を含むため、ほかのマーケティング関連職にキャリアチェンジする際の強みとなることがあります。
特にデジタルマーケティング領域では、消費者動向の分析や商品投入のタイミング、価格戦略などの要素が求められるため、マーチャンダイザー経験者の市場目線や数値感覚が生かされやすいポジションといえます。また、商品企画職では、トレンドを先読みし売れる商品を生み出す能力が求められる点で、マーチャンダイザーの業務と高い親和性があります。さらに、経営層と近い立場で市場分析や新規事業の立案に関与する事業企画職でも、全体最適を見据えた判断力をもつマーチャンダイザー経験者は歓迎される傾向にあります。

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近年、マーチャンダイザー領域においてもデジタル化が加速度的に進んでおり、DX推進メンバーとしてIT関連のプロジェクトに参画するキャリアを選択できるケースもあります。
例えば、新しいECサイトを構築するプロジェクトやAIを用いた需要予測システムを導入するプロジェクトでは、現場感覚をもったマーチャンダイザー経験者がメンバーとして参画するケースが増えています。システム導入時の要件定義やデータ設計において、現場との橋渡し役を担えるスキルセットは希少価値が高く、ITベンダーやコンサルティング企業からも評価されることがあります。
また、ECを主軸としたブランド展開を行う企業では、オムニチャネル戦略やロジスティクス改革などのDX推進において、商品視点をもつマーチャンダイザーの意見が業務改善に直結するため、採用選考でもマーチャンダイザーの経験が大きなアドバンテージになることもあります。

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独立・起業してD2Cブランドの創設
マーチャンダイザーとしての経験とこれまでのキャリアで築いた人脈を生かして独立・起業し、自らの手で新しいブランドをゼロから立ち上げるキャリアパスも存在します。特に、近年では、SNSやECサイトを活用して、顧客と直接つながるD2C(Direct to Consumer)というビジネスモデルが主流となっており、小資本でも独自のコンセプトをもつブランドを立ち上げやすくなっています。実店舗を持たずにスモールスタートが可能であり、一定のファン層やコンセプトを確立できれば継続的な成長が見込めます。
挑戦的ながら自由度は高く、長期的に自分のブランドを育てたいと考える方にとって魅力的な選択肢といえるでしょう。
マーチャンダイザー(MD)への転職なら、JAC Recruitment
マーチャンダイザーは専門性が高い職種であり、クリエイティブ要素も求められます。また業界や企業によってマーチャンダイザーに求められるスキルセットも異なるため、転職を成功させるためには、各業界の動向と企業が求める人物像を深く理解した転職エージェントの活用が不可欠です。
その点、JACは、各業界のビジネスに精通したコンサルタントが、これまでのキャリアで培ってきた特定領域に関する深い知見や数値管理能力などの能力、実績を的確に言語化し、企業に対して効果的にアピールできるようサポートいたします。
さらに、JAC が取り扱う求人は、一般的な転職サイトには掲載されていない、外資系ラグジュアリーブランドの責任者や大手小売企業のカテゴリーマネージャーといった、ハイクラスの求人が大半を占めています。そのため、これまでの経験を最大限に生かし、キャリアアップを実現できる求人の紹介も期待できるでしょう。
マーチャンダイザーへの転職をお考えの方は、ぜひJACにご相談ください。

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サービス(HR・教育研修/商社・海運/リテール・フードサービス)の転職市場においても、JAC Recruitmentは多くの方々の転職を成功させてきました。当社のコンサルティングは1人のコンサルタントがご登録者と企業の両… 続きを読む サービス/物流/商社転職情報



