バイオインフォマティシャンは、生命科学と情報科学を組み合わせた高度な専門職です。近年は創薬やゲノム解析、AIを活用した医療研究など最先端の分野で活躍する職種として注目されています。こうした背景から年収水準は高く、特に外資系企業やAI創薬スタートアップでは年収1,000万円を超えることも珍しくありません。
本記事では、JAC Recruitment(以下、JAC)の実績データをもとに、バイオインフォマティシャンの年収の特徴を詳しく解説します。平均年収のほか、年代別・役職別の傾向、また年収アップのポイントや転職成功事例についても幅広くご紹介します。
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バイオインフォマティシャンの平均年収は725.0万円、年代別年収も解説
JACの成約データによると、バイオインフォマティシャンの平均年収は725.0万円です。これは、技術職の中でも高水準に位置しており、特に専門性の高い領域での経験がある方は、さらに高い年収を得ている傾向があります。
年代別に見ると、以下のような傾向が見られます。

| 年代 | 平均年収 |
|---|---|
| 20代後半 | 589.7万円 |
| 30代前半 | 614.1万円 |
| 30代後半 | 728.6万円 |
| 40代前半 | 771.3万円 |
| 40代後半 | 791.9万円 |
| 50代以上 | 958.1万円 |
年齢が上がるにつれて年収も上昇する傾向があり、特に40代以降では1,000万円を超えるケースも見られます。企業規模や担当領域、これまでの研究実績によっては、20代でも年収800万円以上の提示を受けることもあります。
| 役職 | 平均年収 |
|---|---|
| メンバークラス | 722.6万円 |
| 管理職 | 782.4万円 |
役職による年収の違いはそれほど大きくありません。むしろ、「専門性」や「技術力」が年収に強く影響していると考えられます。
特に、NGS解析やAI創薬、オミクス解析などの高度なスキルをもつ方は、メンバークラスであっても800万円以上の年収提示を受けるケースが多く見られます。一方で、管理職であっても専門領域が狭い場合は、年収がそれほど高くならないこともあります。
| 平均年収 | |
|---|---|
| 日系企業 | 682.0万円 |
| 外資系企業 | 1179.2万円 |
企業属性による年収の違いは顕著です。外資系企業では、グローバルプロジェクトへの参画機会が多く、英語力や国際的な研究経験が評価されるため、年収水準も高くなっています。特にAI創薬やバイオベンチャーなど、先端技術を活用する企業では、年収1,500万円以上の提示も見られます。
※当社実績(2023年1月~2025年8月、想定年収)より
バイオインフォマティシャンの求人情報
JACでは、バイオインフォマティシャンとしてのご経験やスキルを活かせる求人を多数ご紹介しています。以下のリンクから最新の求人情報をご確認いただけます。
非公開企業:Bio-Digital Transformationを推進するバイオインフォマティシャン
※求人の募集が終了している場合もございます。ご了承ください。(2025年11月最新)
JACで取り扱う求人の約7割は非公開求人です。非公開求人も含め、ご自身の適性やキャリアビジョンに合った求人をご紹介しています。転職支援のプロであるコンサルタントが、丁寧なヒアリングを通じて適性やご希望に沿う求人をご紹介いたしますので、ぜひJACにご登録ください。
バイオインフォマティシャンが年収アップを目指すには
バイオインフォマティシャンとして年収アップを目指すには、単に年齢や役職に応じた昇給を待つのではなく、専門性の強化とキャリア戦略の明確化が重要です。JACの成約データや求人票の傾向から見えてくる、年収アップに直結するポイントを以下に詳しく解説します。
高度な専門スキルの習得と実務経験
バイオインフォマティシャンの年収は、保有するスキルの深さと幅によって大きく左右されます。特に以下のようなスキルは需要が高く、高年収ポジションで求められる傾向があります。
- ●NGS(次世代シーケンサー)解析の実務経験
- ●オミクス解析(トランスクリプトーム、プロテオームなど)
- ●Python/Rによる統計解析・データ処理
- ●AI・機械学習を活用した創薬支援
- ●クラウド環境(AWS、GCPなど)での開発経験
- ●英語での論文読解・国際共同研究の経験
これらのスキルを複数組み合わせてもつことで、専門性が高く評価され、年収1,000万円以上の提示を受ける可能性が高まります。特に、AI創薬やバイオマーカー探索など、新しい技術領域に対応できる方は、企業からのニーズが非常に高くなっています。
業界・企業規模の選定
年収アップを狙う上で、どの業界・企業に所属するかも重要な要素です。JACのデータでは、以下のような傾向が見られます。
- ●外資系企業:年収水準が高く、専門性と英語力が評価されやすい。特にグローバルプロジェクトに参画できる環境では、年収1,200万円以上の提示もあり。
- ●AI創薬スタートアップ:少数精鋭で高い技術力を求められるが、年収水準は高め。ストックオプションなどの報酬体系も魅力。
- ●大手製薬企業・バイオ企業:安定した環境で、研究開発部門の中核を担うポジションが多く、年収も安定して高水準。
企業の規模だけでなく、研究開発への投資姿勢や技術戦略も年収に影響します。例えば、AI創薬に力を入れている企業は、データサイエンスとバイオの両方のスキルをもつ方に高い年収を提示する傾向があります。
キャリアの言語化と市場価値の把握
年収アップのためには、自身のキャリアを言語化し、企業に伝える力も重要です。JACのキャリアアドバイザーは、転職希望者の経験やスキルを丁寧にヒアリングし、企業側に適切に伝えることで、より高い年収でのオファーにつなげています。
例えば、以下のような要素を整理しておくと、年収交渉にも有利になります。
- ●これまでの研究テーマと成果
- ●使用してきた解析ツール・技術
- ●チームマネジメントやプロジェクト推進経験
- ●英語力や国際共同研究の実績
- ●業界内でのポジショニング(希少性・専門性)
これらを明確にすることで、企業側も「この人にはこれだけの価値がある」と判断しやすくなり、年収アップにつながります。
募集背景を読み解く
求人票にある「募集背景」には、企業がどのような課題をもち、どのようなスキル・経験を持つ方を必要としているのかが書かれています。以下のようなケースだと、年収アップにつながるチャンスがあります。
- ●新規プロジェクトの立ち上げに伴う専門職の募集
- ●既存チームの技術力強化のための採用
- ●海外展開を見据えたグローバル人材の確保
- ●AI・データ解析領域への進出
このような背景がある場合、企業は即戦力に対して、相場以上の年収を提示することもあります。JACでは、こうした背景を踏まえたポジション提案を行っており、年収アップに直結する転職支援を実現しています。
バイオインフォマティシャン 年収アップ転職成功事例
バイオインフォマティシャンとして年収アップに成功した事例を紹介します。
幅広い技術力で年収250万円アップ|創薬ベンチャーから総合製薬会社へ
Lさん(30代前半・男性)
| 企業 | 職種 | 年収 | |
| 転職前 | 再生医療系バイオベンチャー | バイオインフォマティシャン | 500万円 |
| 転職後 | 総合製薬会社 | バイオインフォマティシャン | 750万円 |
Lさん(30代前半・男性)は、データ活用推進会社で開発職を経験した後、創薬ベンチャー企業へ転職。主にバイオインフォマティクスとして研究業務に従事し、解析チームのまとめ役や解析パイプラインの構築、研究計画の立案など幅広い業務を担ってきました。
Lさんは、より創薬に携われる環境での新たなチャレンジを求めて転職を決意し、JACに相談。JACのコンサルタントは、Lさんの次世代シーケンサーの解析手法やアミノ酸配列の類似度解析、PythonやRなどのプログラミングスキル、統計学的分析や機械学習の知識など、幅広い技術力を深くヒアリング。その市場価値を明確に言語化し、創薬に携われる総合製薬会社を提案しました。
その結果、研究推進力とチームマネジメント力も高く評価され、250万円アップを実現しました。
バイオインフォマティクス分野では、バイオの知識とデータ解析技術の両方を兼ね備え、現場でリーダーシップを発揮できる方が非常に求められています。積極的なスキル習得とチーム推進力が転職成功の大きなポイントとなった事例です。
AI創薬ICT企業へキャリアアップ|国際論文・PM経験で年収アップを実現
Oさん(男性/30代後半)
| 企業 | 職種 | 年収 | |
| 転職前 | 再生医療系バイオベンチャー | バイオインフォマティシャン | 850万円 |
| 転職後 | AI創薬に強みをもつICT企業 | バイオインフォマティシャン | 900万円 |
Oさん(30代後半・男性)は、大学院修了後に再生医療系バイオベンチャーへ入社し、大学医学部との共同研究に従事してきました。ヒト疾患に関わるマイクロバイオーム研究でバイオインフォマティクスを担当し、患者の層別化や病因解明、治療や健康維持に寄与する微生物由来因子の探索など、専門性の高い研究をリードしてきました。
Oさんは、より医薬品メーカー側で創薬に携わりたいという思いから転職を決意し、JACに相談。JACのコンサルタントは、Oさんの医療データを活用した創薬・臨床研究の経験や国際論文採択実績、プロジェクトマネジメント経験、英語力などの高度な専門性と、マネジメント能力を強みと把握し、先端のAI創薬を手掛けるテック企業の研究開発部門を提案しました。その結果、リアルワールドデータやオミックスデータを活用した創薬プロセスのDX化に向けた研究開発に携わることとなりました。
国内外の研究機関や医療機関と連携しながら、世界最先端の研究活動に携わることで、医療・製薬領域のAI開発に必要な経験・スキルをさらに磨くことができる環境です。Oさんは研究開発マネジメントの経験を積み、世の中に大きなインパクトを与える役割を担うことが期待されています。
バイオインフォマティシャンの転職ならJAC
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