Aさん(男性/40代後半)
かつて培った専門技術を生かす働き方をしたい
前職は東京にある専門工事会社です。入社から専門技術職として設計に携わっていましたが、10年前後で技術営業へと転属になりました。それ以降は転勤や出張が多く、体力的にも厳しい日が続いていたのです。やがて、東京に戻り再び専門技術職として働きたいという思いが募るようになりました。
しかし、長らく同じ会社で働き続けてきたため、自分自身のキャリアが業界でどのように評価されるのか、全く見当もつきませんでした。そこで私自身にどのような可能性があるのか一緒に模索してほしいと考え、建設業界の転職に強いというJACに登録しました。
自分を評価してくれる企業へ。希望する技術職へのキャリアチェンジに成功
JACのコンサルタントの方からは、建設業界での転職についていろいろと情報をいただきました。私は当初、同業の専門工事会社への転職をイメージしていましたが、コンサルタントの方からご提示いただくのは中規模以上のゼネコンの専門部署が大半を占めていました。
興味深かったのは、同じゼネコンでも各社が注力する分野や求める人材が全く異なること。私の専門性はどのように受け入れてもらえるのか、当初はイメージできませんでしたが、さまざまな生かし方があることを教えていただいて自信がわいてきたことを覚えています。
結果、紹介してもらった5社と面接し、3社から内定をいただくことができました。いずれも大手から準大手のゼネコンで、甲乙つけるのは難しかったのですが、コンサルタントに最後まで伴走していただき、将来的に長くキャリアを生かせそうな大手ゼネコンへの入社を決めました。希望する専門技術職として働けるうえ、年収の大幅アップも実現しましたので、大満足の結果となっています。
コンサルタントの目線：企業の潜在ニーズと転職希望者のキャリアを結びつける
近年、建設業界ではゼネコンが専門工事会社でキャリアを積んだ専門職の採用が増えています。今回のAさんのケースでは、当初各社ともAさんのキャリアに対する採用を予定していませんでした。しかし、各社とお話をさせていただく中で、Aさんのキャリアはニッチながら必ず潜在的な需要があると肌で感じていたため、採用後の人材活用も含めたご提案をさせていただきました。
Aさんが企業側に高く評価されたポイントは、ご自身のキャリアを生かした働き方をしたいという明確な意思です。技術職の現場から離れて10年というブランクこそあるものの、技術営業として積んだ経験も活用したいという姿勢が高く評価されました。
JACは、各社との密接なやりとりを通じ、企業のビジョンや求める人物像を深く把握しています。そうした背景があるからこそ、今回のAさんのように潜在的なニーズに合ったご紹介が可能です。Aさんは転職先でご活躍されているようで、企業側からも「ピンポイントで採用したい人物だった」というお声をいただいています。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。
建設・不動産業界に特化した専任コンサルタントが、あなたの転職をサポートします。
業界における市場価値はもちろん、レジュメの効果的な書き方、面接対策、企業傾向の情報収集など、
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この記事を監修した転職コンサルタント
建設・不動産ディビジョン 建設チーム マネージャー
大学卒業後、中堅ゼネコンに入社し、施工管理・設計業務に約9年間従事。その後、人材紹介業界へ転身し、建設業界専門のコンサルタントとしてゼネコン・建設Tech企業を中心に転職支援を担当しています。現在の環境に悩んでいる方、新しい挑戦を考えている方、まずは一度お話をお聞かせください。業界の変化や今後のキャリアの可能性を一緒に考え、最適な選択肢をご提案いたします。
