銀行から転職したい方向けに銀行出身者の主な転職先や評価されやすい経験を解説

「銀行で働いているが今の経験を生かして転職したい…」という方もいるのではないでしょうか。
本記事では、銀行出身者の主な転職先や評価されやすい経験をJAC Recruitment（以下、JAC）が解説いたします。

銀行出身者の主な転職先

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ここでは、銀行出身者の主な転職先である、次の8つのキャリアについて解説します。

保険会社・アセマネなどの金融機関

銀行で培った金融に関する専門知識や顧客対応スキルは、同じ金融業界である保険会社やアセマネ（資産運用会社）でも生かせます。例えば、銀行の融資業務経験者は保険会社の審査部門や法人営業、投資信託や債券販売の経験者はアセマネの営業や運用サポートなどの職種に転身するケースが多くみられます。

銀行でさまざまな金融商品を取り扱ってきた経験は、顧客のニーズに合わせた提案を行う際にも強みとなり、保険会社やアセマネなどの金融機関の業務とも親和性が高いことから、採用選考でも優遇されるでしょう。

コンサルティングファームの金融セクター

コンサルティングファームの金融セクターは、クライアントの多くが銀行や証券、保険などの金融機関です。そのため、銀行業務の内部構造や金融規制に関する知識、業務改善やシステム導入など銀行業務の実務に精通している点は、採用選考でも評価の対象になるでしょう。

特に、DX推進や新規事業戦略、業務プロセス改善に関わった経験があれば、現場視点からの提案ができるとして、優遇される可能性も期待できます。

M&A関連コンサルタント

銀行で法人融資や投資銀行業務に携わってきた経験を持つ方は、M&A関連のコンサルタントとして活躍できる可能性があります。
事業性評価や財務分析、業界調査などの経験、企業経営者との対話を通じて培われた信頼構築力は、M&A支援業務においても、不可欠な能力です。
加えて、近年は、企業再編や事業承継への社会的な関心が高まっていることもあり、これらの分野における実務経験があれば、採用選考で高く評価されることもあります。

事業会社の経理・財務部門

銀行の融資審査や財務分析を通じて得た会計・財務の知識は、事業会社の財務・経理部門においても強みとなります。
資金調達や資金管理、財務分析など日々の銀行業務で培った知識やスキルは、事業会社の財務部門においても必要とされます。そのため、事業会社の経理にキャリアチェンジを希望する場合でも、銀行で得た財務諸表を読み解く力や企業分析力を土台に、比較的スムーズなキャリアチェンジを実現できるでしょう。

事業会社の経営企画部門

銀行で市場分析や業界調査、新規事業の企画立案などに携わった経験を持つ方は、事業会社の経営企画部門で銀行員時代に培った能力を発揮できるでしょう。経営企画部門は、事業戦略立案や中期経営計画の策定など、企業の方向性を決める中核部門です。
多様な企業の事業内容や収益構造の分析を通じて養われた経営者視点は、事業会社の経営企画に不可欠な素養です。
特に、大手企業との交渉経験や産業構造への深い理解があれば、経営層と近いポジションで活躍できる可能性が期待できます。

公務員

安定志向や社会貢献への関心の高まりを背景に、公務員への転職を目指す銀行出身者も一定数存在します。
特に、金融庁や財務省などの金融行政官庁、金融機関との連携部署、地域経済活性化を担う部門において貢献できる可能性があります。

一般行政職を目指す場合でも、銀行員で培った論理的思考力やコミュニケーション能力が高く評価されるでしょう。

不動産仲介会社

銀行で住宅ローン業務や不動産担保融資に携わってきた経験を持つ場合、不動産仲介会社への転職も選択肢の一つとなります。特に、富裕層向けの不動産仲介や投資用不動産を取り扱った経験は、不動産の売買や賃貸仲介業務で強みになるでしょう。
また、顧客のライフプランを踏まえた提案や資金計画のアドバイスができれば、ほかの業界出身者との差別化を図れます。

IPO準備企業・スタートアップ企業

IPO（新規株式公開）を準備している企業や急成長中のスタートアップ企業では、管理部門の中核を担うポジションやCFO候補として採用され、内部統制構築や監査法人対応、資本政策立案などのIPO準備業務に携われることもあるかもしれません。
柔軟性やスピード感が求められる環境ですが、裁量権が大きく、企業の成長に直接貢献できる点が魅力です。

銀行からの転職で評価される経験・スキル

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本章では、銀行からの転職で評価される、次の6つの経験・スキルについて解説します。

個人向け金融営業経験

銀行での個人向け資産運用提案、ローン営業、保険販売などのリテール業務経験は、不動産仲介会社やM&A仲介会社で高く評価されるでしょう。例えば、不動産仲介では、住宅ローンをはじめとする不動産関連金融商品の知識や、富裕層への営業スキルが生かせます。M&A仲介でも、営業職で培った顧客との関係構築や折衝経験が強みとなるケースがあります。

また、顧客ニーズの掘り起こしやクロージング力が求められる職種では、富裕層への対応経験があれば、即戦力として評価され採用に至ることもあります。ほかにも、金融商品に関する知識や提案力はIFAや保険代理店などの金融商品仲介業者でも生かされるため、業界をまたいだ活躍が見込めます。

法人向け金融営業経験

法人向け融資や金融商品営業の経験は、異業界の営業職だけでなく、投資銀行やM&A仲介、事業会社の財務など、専門性や業界知識、実務対応力が求められるポジションで重宝されます。

特に、融資業務を通じて培った企業の財務分析力や担当業界に関する知識は、転職市場において大きな強みとなるでしょう。また、特定の業界に詳しければ、その専門知識が求められるコンサルティングファームでも活躍できます。
加えて、銀行の市場部門（資産運用）での経験は、アセットマネジメント会社への転職で有利になることもあります。

経営企画・業務企画経験

経営企画や業務企画、計数管理などの企画系職種を経験している場合、金融機関向けのコンサルティングファームで高く評価されるでしょう。
金融機関向けのコンサルティングファームでは、現場視点での課題構造化や改善提案力が重視されますが、銀行の企画部門経験とは親和性が高く、選考で優遇されることがあります。
また、業務改善やDX推進、計数管理、海外進出企画、マーケティング企画など、業界を問わず需要のある企画経験は、ほかの転職希望者との差別化につながる強みとなり得るでしょう。

リスク管理経験

リスク管理経験は、IT戦略やシステム開発・運用、海外システム企画、サイバーセキュリティ管理など、業界問わず多岐にわたる分野で求められています。

特に銀行のリスク管理は、金融庁ガイドラインにもとづく厳格な体制構築・運用が求められるため、ほかの業界出身者よりも高度な知識を持つと期待されます。そのため、金融機関の専門職だけでなく、事業会社のリスク管理やITガバナンス関連職種など、多様な業界・業種で高く評価されるでしょう。

財務分析経験

法人融資やM&A、事業再生などで培った財務分析の経験は、コーポレートファイナンス系の職種への転職において高く評価されることがあります。
特に、財務三表（BS・PL・CF）の読解力に加え、定量的な課題分析や提案までできる方は、M&Aや事業再生などの領域でも活躍できるでしょう。

また、銀行で培った財務分析スキルは専門性が高いとみなされ、異業種への転職でも有利になることがあります。

不良債権処理対応経験

業績不振企業への対応や不良債権処理に関する業務経験は、事業再生コンサルティングや事業再生ファンドなどへの転職で優遇されることがあります。
なぜなら、不良債権処理に関して銀行側の視点や考えを理解していることは、立場が変わっても強みとなり、事業再生の現場でも役立つからです。
経験を生かせる企業やポジションを選ぶことで、即戦力として高く評価されるでしょう。

【年代別】銀行員からの転職事情

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ここでは、銀行員からの転職事情について年代別に解説します。

20代で銀行員からの転職事情

20代はポテンシャル採用の枠が広く、異業種への転職もしやすいといわれています。
業務の専門性よりもポテンシャルや成長意欲が重視され、特に個人営業で培ったコミュニケーション能力や目標達成意欲は、不動産・M&A仲介会社などで高く評価されるでしょう。
加えて、20代のうちであればIT業界やコンサル業界などへのキャリアチェンジも現実的です。

また、法人営業へのキャリアチェンジを希望し、同業他社の法人営業職へ転職するケースもあります。

30代で銀行員からの転職事情

30代は、実務経験にもとづく専門性が重視されるため、転職先も銀行時代に培ってきた経験やスキルを生かせるポジション・業界に絞られる傾向があります。

例えば、法人営業経験者であれば、コーポレートファイナンスや事業再生、M&Aアドバイザリーなどの金融専門職へのステップアップを目指す例が挙げられます。一方、業務・経営企画の経験があれば、事業会社の経営管理部門やコンサルティングファームなどを選択肢とするケースもあります。

転職の難易度は、専門性や実績によって異なりますが、一般的に30代前半までは、異業界への転職も比較的柔軟に対応できると考えられます。一方、30代後半では実績がより重視されるため、これまでの職務内容とスキルの棚卸しが転職成功の鍵となるでしょう。

40代で銀行員からの転職事情

40代の銀行員には、豊富な経験と専門知識が求められます。
特に金融業界ではESG投資やデジタル証券などの新分野が注目されており、これらの知見を持つ銀行出身者は転職市場で高く評価されるでしょう。専門性や経験、業務の難易度によっては、年収アップを狙うことも可能です。
異業種を検討する場合、事業会社の財務担当や金融ビジネスに参入する企業の専門家として活躍するキャリアが考えられます。ただし、年齢的に異業種や未経験職種への転職は難度が上がるため、自身の専門性をどのように生かすかが転職成功の鍵となるでしょう。

50代で銀行員からの転職事情

50代の銀行員は、長年培ってきた専門知識や経験を生かせる分野での活躍が期待され、異業種への転職も不可能ではありません。一方、嘱託や業務委託契約としての雇用が増加する傾向がみられます。

待遇面では現職より下がることも多いですが、やりがいや知識・経験の継承を重視する方が増え、これまでの経験や人脈を生かして、新たなキャリアを築くケースが一般的です。
転職活動では、転職エージェントを活用し、自身のスキルや経験を最大限に生かせるキャリアを見つけることが重要です。

銀行員からの転職を成功させるためのポイント

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ここでは、銀行員からの転職を成功させるために意識したい、次の3つのポイントについて解説します。

キャリアの選択肢が多いからこそ、キャリアプランを明確にする

銀行員からの転職は、金融業界内だけでなく、事業会社やコンサルティングなど、多岐にわたるキャリアパスが考えられます。選択肢の多さはメリットになる一方、キャリアプランが曖昧なまま転職活動をはじめると、方向性が定まらずミスマッチにつながる懸念があります。

そのため、まずは自身の強み、興味、将来像を明確にし、具体的なキャリアプランを描くことが大切です。転職理由や志望動機も、キャリアプランにもとづいて一貫性を持たせることで、企業からの納得感と評価を得られやすくなるでしょう。

金融営業職では、担当金融商品や実績を明確に職務経歴書に記載する

営業職経験がある場合、担当した金融商品や実績などについて漏れなく職務経歴書に明記しましょう。

採用担当者は、職務経歴書に記載された経験や成果を通じて、入社後にどのような成果を残してくれるのかを読み取ろうとします。そのため、曖昧な表現は避け、具体的な数字や事例を用い、KPI達成率・表彰歴などの定量的な成果も添えるなど、採用担当者に自身の強みや能力が正確に伝わるように記述しましょう。
また、単に実績を羅列するのではなく、成果を出すために工夫したことや課題に直面した時の対応なども併記すると、より説得力が増すでしょう。

>> 銀行・金融営業の職務経歴書サンプルと書き方

銀行出身者の転職支援が豊富なエージェントを利用する

銀行員からの転職を成功させるには、銀行業界の転職市場事情や業界特有の文化の違いに詳しい転職エージェントの利用を推奨します。

特に銀行出身者の転職支援実績が豊富な転職エージェントであれば、経験を適切に評価してくれるだけではなく、多様な選択肢の中から最適な求人を提案してくれるでしょう。
さらに、書類添削や面接対策では、業界動向を踏まえた実践的で有益なアドバイスが受けられます。自己流で進めるよりも、内定獲得の可能性を高め、より納得のいくキャリアチェンジを実現しやすくなるでしょう。

>> JACコンサルタント一覧（金融業界）

銀行員からの転職事例

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ここでは、JACが提供する転職支援を利用し、銀行員から転職した事例を紹介します。

地方銀行からメガバンクへの転職事例（男性/30代前半）

	業種	職種	年収
転職前	地方銀行	法人営業	750万円
転職後	メガバンク	プロジェクトファイナンス	1,150万円

以前は、地方銀行で法人営業に従事していました。東京の旗艦店に配属され、幅広い案件を経験するうちに、より専門性が高い領域でキャリアを築きたいという思いが強くなり、転職を検討。金融業界内で転職するか、コンサルティング業界へのキャリアチェンジを図るかで迷い、JACに相談しました。

JACの転職コンサルタントからは、私がこれまで手掛けてきたシンジケートローンほかさまざまな案件の経験を踏まえ、それらが生かせる複数の選択肢を提案されました。ITコンサルティングファームでのDX支援、メガバンクのシンジケートローン、リース会社・銀行・信託銀行のストラクチャードファイナンスなどです。ひと通り応募してみて、選考を受けるプロセスでより自分に合うポジションを見極めることにしました。

面接に臨む際は、複数回ある面接それぞれについて、企業のどのような役割の方が面接に出てきて、どのようなポイントをみられているか、私の強みとして何をアピールすると効果的かなど、JACの転職コンサルタントからアドバイスを受けて準備しました。結果、メガバンクのプロジェクトファイナンスのポジションで内定を獲得。専門スキルはまだ不足しているものの、向上心や積極性という人柄を評価いただいたそうです。

正直なところ、地銀から転職して本当に活躍できるのだろうか……と、不安も感じていました。しかし、JACには過去に地銀からメガバンク信託銀行へ、ほぼ未経験ながら採用されて活躍している事例が複数あると聞き、安心して決断できました。年収は残業代なども含め約400万円アップとなりました。

※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。

>>【銀行業界の転職事例】法人営業からプロジェクトファイナンスへ、年収400万円アップで転職

銀行員から事業会社の財務部門への転職事例（男性/30代後半）

	業種	職種	年収
転職前	大手都市銀行	法人営業	1,200万円
転職後	エネルギー系企業	コーポレートファイナンス（財務部）の部長候補	1,150万円

私は、大手都市銀行で法人営業を担当し、保有資産の証券化など資金調達の経験を積みました。数年間のグループ証券会社への出向も経て、将来は海外駐在を希望していましたが、現部署で管理職の打診を受けたことで先が見えてしまい、「将来は新しい環境でチャレンジしてみたい」「グローバルな視点を持った事業会社で働きたい」という思いが強くなってきました。年齢も30歳後半になり、今がタイミングだと考え、転職活動を開始。グローバル企業の求人に定評のあるJACに登録し、事業会社でのキャリアを模索することにしました。

財務の経験を生かすという転職の軸のもと、転職先の業界は不問としました。JACのコンサルタントから企業の紹介が数社あり、その中にエネルギー系大手企業がありました。エネルギー資源の調達には、海外とのやり取りが必ず発生します。グローバルでのビジネスを展開する企業に興味があった私にとっては、非常に魅力的な案件でした。JACのコンサルタントはグローバル求人を多数持っていたこと、企業の詳細を説明してくれたことが、転職先を決定する大きな助けになりました。最終的に、財務部の課長代理のポジションを得て転職することができました。将来は海外駐在すること、CxOになることを目標に、充実した毎日を送っています。

※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。

>>【財務の転職事例】30代後半で大手銀行から事業会社へ転職

銀行員からM&A仲介への転職事例（男性/30代）

	業種	職種	年収
転職前	地方銀行	営業	500万円
転職後	上場M&A仲介会社	営業	550万円＋インセンティブ

前職では、地方銀行にて法人営業をしていました。法人営業という仕事は非常にやりがいが大きかったのですが、日々業務に取り組むなかで、顧客に対して提供できるソリューションに限界があることに少々不満を感じていました。特に顧客からは融資以外の課題を相談されるケースが多く、顧客目線で解決できる知識やソリューションを持ち合わせていた方が、真の顧客ニーズの解決にもつながり、自分自身のやりがいにも直結すると感じていました。

また、日々の営業活動でもM&Aの売却案件に携わる機会が何度かあり、M&A仲介会社の存在を知ったことで、転職先の業界として強い関心を抱きました。転職活動をはじめるにあたってJACに登録したのは、国内TOPの転職サービスであることと、コンサルタント型であるという点が決め手です。実際に、担当のコンサルタントから各企業の詳細を教えていただけたことが安心感につながっています。

面談では、これまでの経験を生かすことができ、さらに地方に特化している成果主義の企業への転職志望を伝えました。コンサルタントの方からはM&A仲介会社を4社紹介され、それぞれの選定理由やメリットとデメリット、それぞれの企業に入社した場合のキャリアパスなどを丁寧に説明いただきました。求人票だけではわからない情報まで細かく把握できたことで、納得感を持ってエントリーすることができました。書類選考通過後もJACのコンサルタントの方とは日々欠かさずやり取りし、面接対策や自己PRなど細かくブラッシュアップできたことが内定につながったと考えています。

今回の転職活動を通じて、事前準備とアウトプット能力の研鑽、そして覚悟を持って取り組むことが転職活動においては重要だと感じました。入社から数カ月が経ちましたが、日々の営業活動に没頭する度、転職してよかったと心から思っています。今回サポートしていただいたJACのコンサルタントの方とは今も定期的にやり取りしており、今後もキャリアに関して悩むことがあれば真っ先に相談するつもりです。

※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。

>> M&A業界の転職成功事例｜M&A仲介会社の存在を知り、地方銀行から転身

実際、銀行出身者はどのような業種/職種に転職している？

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下記は、JACの登録者で過去に銀行員を経験した方の転職先業種・職種トップ10を表にしたものです。銀行からの転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

【銀行出身者が転職先として選んだ業種トップ10】
過去に銀行員を経験した方が転職先として選んだ業種では、金融（51.5%）が半数以上を占めており、専門知識を生かせる業界を選択していることがわかります。
次いで、EMC（12.0%）、コンサルティング・シンクタンク・事務所（9.9%）が続く結果となりました。

順位	業種	割合(%)
1	金融	51.5%
2	EMC	12.0%
3	コンサルティング・シンクタンク・事務所	9.9%
4	IT・通信	6.3%
5	建設・不動産	3.9%
6	WEB	3.1%
7	メディカル・バイオ	2.8%
8	商社	2.6%
9	サービス	2.3%
10	流通	1.8%
その他		3.7%

※当社実績（2019年1月～2025年3月）より

【銀行出身者が転職先として選んだ職種トップ10】
過去に銀行員を経験した方が転職先として選んだ職種としては、金融（26.9%）がトップとなり、業種と同じく銀行員時代に培った金融知識を生かせる職種を選択している点が特徴です。
次いで営業（14.5%）、経営・事業企画（12.0%）が続く結果となりました。

順位	職種	割合(%)
1	金融	26.9%
2	営業	14.5%
3	経営・事業企画	12.0%
4	IT	11.7%
5	経理・財務	8.8%
6	コンサルティング・アドバイザリー	6.8%
7	内部統制・監査	5.1%
8	人事・労務	3.4%
9	マーケティング・商品開発	2.3%
10	WEB・アプリ・ゲーム	1.4%
その他		6.8%

※当社実績（2019年1月～2025年3月）より

銀行員からの転職なら、JAC Recruitmentへ

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銀行員のキャリアは、金融商品や財務分析、リスク管理、法人・個人営業など、幅広く高度な専門性を身につけられます。転職市場では高く評価されることも多々ありますが、自身の銀行員としての経験をどう生かすべきか悩む方も少なくありません。

その点JACには、金融業界の動向や銀行員のキャリアパスに精通したコンサルタントが在籍しており、銀行で培われた多様なスキルや経験を正確に理解し、その価値を最大限に引き出す転職支援を提供しています。
さらに金融業界内はもちろん、事業会社の経理・財務、経営企画、コンサルティングファームなど、幅広い業界への転職支援実績を持っており、それぞれの業界の採用ニーズを踏まえたうえで、非公開求人も含め異業界・異職種への転職可能性も視野に入れた提案を実施しています。

さらに、書類作成から面接対策、条件交渉まで、転職活動の各ステップで専門的なサポートを提供し、銀行員の皆さまの転職成功を後押しします。
銀行からのキャリアチェンジをお考えなら、ぜひJACにご相談ください。