不動産業界から転職したい方へ|主な転職先や評価されやすい経験を解説

  1. 転職マーケット×不動産業界

公開日:2025/07/17 / 最終更新日: 2025/07/17

あらゆる業界でDXやサステナビリティ対応が加速する中、「変化に対応できる即戦力」へのニーズが高まっています。実は、不動産業界で培われたスキル――高単価商材の提案力、複雑な法規制への理解、経営層との折衝経験――は、こうした変化の最前線にある業界でも通用する“汎用性の高い武器”でもあります。

特に、IT・コンサルティング・人材・金融などの業界では、「顧客の課題を構造的に捉え、最適な解を導く力」が求められており、不動産営業での提案型アプローチや交渉力は、即戦力として評価されるケースが増えています 。

本記事では、不動産業界出身者が異業種でどのように活躍しているのか、どのようなスキルが転職市場で評価されているのかを、JAC Recruitmentの視点から解説します。

業界のプロがあなたにあった転職支援を行います

今現在、

  • 経験を活かして異業界への転職を検討している
  • 業界内でより自分にあった企業へ転職したい
  • より年収を上げたい

上記のようなお困りごとがございましたら、私たちJACへ相談してみませんか?

登録してプロの転職支援を受ける

業界のプロがあなたにあった転職支援を行います

今現在、

  • 経験を活かして異業界への転職を検討している
  • 業界内でより自分にあった企業へ転職したい
  • より年収を上げたい

上記のようなお困りごとがございましたら、私たちJACへ相談してみませんか?

登録してプロの転職支援を受ける

不動産出身者の主な転職先


不動産出身者の主要な転職先は、以下のとおりです。

・建設/不動産関連業(デベロッパー/管理/施工など)
・金融業界(銀行・保険・信託など)
・IT業界(SaaS・システム営業など)
・メーカー(製造業・住宅設備など)
・コンサルティング・士業系業界

上記のように、業界知見を生かせる近接領域はもちろんのこと、金融・IT・コンサルティングといった「構造的な課題解決力」や「変化対応力」が求められる業界にも、不動産出身者の転職は広がりを見せています。

ここからそれぞれについて、詳しく解説します。

建設・不動産関連業(デベロッパー・管理・施工など)

不動産業界から同じく建設・不動産関連業界への転職は特に多く、業界知識や営業経験を生かしやすいのが特徴です。不動産デベロッパー、建設会社、ビル管理会社などでは、用地仕入れや建築企画、施工管理、PM業務などで活躍が見込まれます。より安定した環境や収入向上を目的に転職するケースも多く、経験がそのまま生かせる業種として人気です。

  • 不動産業界転職情報

    不動産業界の転職ならJAC Recruitment ハイクラス転職 不動産業界の転職に特化したプロに相談転職支援サービスに登録する 不動産業界 求人検索 – Job Serch – 不動産業界全て… 続きを読む 不動産業界転職情報

  • 建設業界転職情報

    建設業界の転職ならJAC Recruitment ハイクラス転職 建設業界の転職に特化したプロに相談転職支援サービスに登録する 建設業界 求人検索 – Job Search – 建設業界全ての公開… 続きを読む 建設業界転職情報

金融業界(銀行・保険・信託など)

金融業界は、不動産営業で培った資産運用やローン、契約交渉に関する知識を生かせる分野です。特に保険会社の営業職、銀行の個人・法人営業、信託銀行での不動産関連資産管理などで不動産経験者が活躍しています。顧客のライフプランや資産形成に関するコンサルティング力も求められ、不動産業界で築いた信頼関係構築スキルが評価される場面が多くみられます。

  • 金融業界の転職ならJAC Recruitment

    金融業界の転職ならJAC Recruitment 金融業界に特化したコンサルタントがプロフェッショナル・幹部クラス向けの特別な案件をご紹介します ハイクラス転職 7年連続満足度No.1※1 金融専門職の求人数 5,000… 続きを読む 金融業界の転職ならJAC Recruitment

IT業界(SaaS・システム営業など)

IT業界は、業界未経験でも営業職としての転職がしやすく、不動産出身者に人気の業種です。SaaSや業務支援システムなどの法人向け営業では、課題解決型の提案力が重視され、不動産営業で培った新規開拓力やヒアリング力が強みになるでしょう。将来性のある業界でスキルアップを目指す方が多く、キャリアチェンジ先としての注目度が高まっています。

  • IT業界の転職ならJAC Recruitment

    JAC Recruitmentはロンドン発祥の転職エージェントでイギリスとドイツ、アメリカ、アジアなど11カ国、33拠点に広がる独自のグローバルネットワークを背景として、IT系企業への転職支援でも豊富な実績を重ねてきまし… 続きを読む IT業界の転職ならJAC Recruitment

メーカー(製造業・住宅設備など)

メーカーは、法人営業職として不動産出身者が活躍しやすい業種の一つです。住宅設備や建材、家具メーカーなどとは特に親和性が高く、不動産業界での建築・施工知識や顧客対応力を生かして提案営業を行うことが可能です。安定した経営基盤や福利厚生、BtoB営業への志向などを理由に、働き方を改善したい方からも人気の転職先となっています。

  • メーカー転職情報

    メーカーの転職市場においても、JAC Recruitmentは多くの方々の転職を成功させてきました。JACは業界専任制のコンサルティングを行っているため、高い専門性や業界の知識を豊富に蓄積しており、また市場動向についても… 続きを読む メーカー転職情報

コンサルティング・士業系業界

コンサルティング業界では、不動産に関する実務経験や業界知識が重宝される傾向です。不動産コンサルタントとしてCRE戦略や資産活用支援に関わるほか、経営や事業再編、M&Aにおけるアドバイザリー業務にも携わる事例があります。問題解決力や企画力、提案力が求められるため、経験を生かしてより上流工程に挑戦したい方にとって有望な選択肢といえるでしょう。

  • コンサルティング業界転職情報

    コンサルティング業界の転職ならJAC Recruitment ハイクラス・ミドルクラス転職 顧客満足度 7年連続 2019~2025年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 ※1 No.1 コンサルティング業界に特化したプロがいる登… 続きを読む コンサルティング業界転職情報

不動産業界からの転職で評価される経験・スキル


不動産出身者が転職する際、有利となる可能性のある経験・スキルを紹介します。

・宅地建物取引士(宅建)
・論理的思考力・仮説構築力
・プロジェクトマネジメント経験
・提案営業・ソリューション営業の経験
・自走力・主体性

宅地建物取引士(宅建)

不動産業界出身者にとって、宅地建物取引士(宅建)は基本的、かつ重要な資格です。宅建資格があることで、不動産取引に関する専門知識や法的理解を有していることが証明され、売買・賃貸・仲介・管理などあらゆる職種で即戦力として評価されます。

金融・建設・不動産デベロッパー、さらにはコンサル業界でも、契約や権利関係の知識を求める職種では歓迎される傾向です。実務経験とセットで語れるとさらに強みになるでしょう。

論理的思考力・仮説構築力

転職先業界で特に重視されるのが、課題に対して筋道立てて考え、仮説を立てながら解決していく「論理的思考力」と「仮説構築力」です。不動産業界で培った顧客課題の整理や提案業務の中で得たこの能力は、IT・コンサル・BtoB営業などの分野で生かされます。

特にコンサルティングファームでは、仮説思考を前提とした業務スタイルが求められるため、未経験からでも選考通過に影響するスキルといえるでしょう。

プロジェクトマネジメント経験

不動産開発や仲介の現場では、複数関係者と調整しながらプロジェクトを進める機会が多く、自然とスケジュール管理や折衝力が鍛えられます。こうした経験は、建設・IT・コンサルなどの業界で「プロジェクトマネジメント経験」として高く評価される傾向です。

例えばPMやPMO職では、予算・工程・品質を管理しながらゴールに導く力が求められるため、不動産時代の調整業務や現場マネジメント経験が武器になります。

提案営業・ソリューション営業の経験

不動産営業は、顧客のライフスタイルや予算、将来設計を踏まえた課題解決型の提案を行う職種です。その経験は、ITや人材、メーカーといった他業種の営業でも即戦力として生かされます。

特にSaaSやBPOなど、課題を見極めてソリューションを提案する営業スタイルでは、高いヒアリング力や提案力が重視される傾向です。不動産での商談経験を構造的に整理して話せると、転職先企業での評価も高まります。

自走力・主体性

「自ら考えて動ける力」は、業界を問わず中途採用で特に重視されるポイントです。不動産業界では個人の裁量が大きく、自分で案件を掘り起こし、提案・契約・フォローまで一貫して行うケースも多くあります。

こうした経験を通じて培った自走力や主体性は、ベンチャー企業や成長中の事業部門で特に歓迎されます。新しい領域でも自ら学び、価値を発揮できる姿勢は、書類・面接ともに高評価につながるでしょう。

【年代別】不動産業界からの転職事情


不動産業界は年齢やキャリアによって転職事情が大きく異なります。ここでは、年代ごとの特徴や転職時に求められるポイントについて解説します。

20代不動産業界からの転職事情

20代の不動産業界経験者は、ポテンシャルや成長力が重視されるため、他業界への転職でも比較的有利です。未経験職種への挑戦やキャリアチェンジも可能で、実力主義の業界で培った営業力やコミュニケーション力は高く評価されます。

特に、若手は吸収力や柔軟性が期待され、早期の昇進・昇給のチャンスも多いのが特徴です。また、転職活動前に自己分析や企業研究をしっかり行い、自分の強みを整理して臨むことで、希望するキャリアを実現しやすくなるでしょう。

30代不動産業界からの転職事情

30代は、社会人としての経験や落ち着き、説得力が身についているため、即戦力として期待される年代です。不動産営業で培った顧客対応力や問題解決力は、他業界でも大きな武器となります。

マネジメント職や専門職へのキャリアアップ、資格取得による専門分野への転身、さらには独立開業など多様なキャリアパスが開けます。30代未経験でも歓迎する業界は多く、努力次第で年収アップやポジションアップも十分狙えるでしょう。

40代不動産業界からの転職事情

40代は、これまでの豊富な職務経験やマネジメント力、営業スキルが強みとなります。年齢を重ねた分、信頼感や人脈、課題解決力などが評価され、即戦力としての活躍が期待される年代です。

転職時には、自身のキャリアや強みを明確に整理し、長期的なキャリアプランを立てて臨むことが重要です。不動産関連資格の取得や過去の経験の棚卸しを行い、志望企業に併せてアピールすることで、転職成功の可能性が高まります。

50代不動産からの転職事情

50代は、長年のキャリアで培った豊富な経験やマネジメント力、幅広い人脈が大きな強みです。不動産業界では年齢制限が厳しくないため、50代でも転職のチャンスは十分にあります。

過去のキャリアを生かして管理職や専門職、コンサルタントなどで活躍する方も多く、実績や信頼性が高く評価されます。資格取得や転職エージェントの活用で、より自分に合ったポジションを見つけやすく、キャリアの集大成として新たな活躍の場を広げることが可能です。

不動産業界からの転職を成功させるためのポイント


不動産出身者が転職を成功させるため、押さえておくとよいポイントを解説します。

・営業経験を「課題発見・解決力」として生か
・チーム運営や人材育成の経験を「組織貢献力」として伝える
・専門資格や業界知識を「付加価値」としてアピールする
・前向きな動機とキャリアビジョンを明確にする
・転職エージェントを活用する

営業経験を「課題発見・解決力」として生かす

不動産業界で培った営業経験は、単なる物件紹介にとどまらず、お客さまの潜在的なニーズを見抜き、最適な提案を行う力として他業界でも重宝されます。特に、顧客の課題を的確に捉え、柔軟に解決策を提示した経験は、法人営業やコンサルティングなど幅広い職種で評価される傾向です。実際のエピソードを交えて、自身の「課題発見・解決力」を積極的にアピールしましょう。

チーム運営や人材育成の経験を「組織貢献力」として伝える

店長やリーダーとしての経験がある場合は、チームの目標達成や新人教育、現場改善などに携わった実績を強調しましょう。個人の営業力だけでなく、チーム全体をまとめて成果を出した経験は、他業界でも高く評価されます。コミュニケーション力や調整力、リーダーシップを具体的な実績とともに伝えることで、管理職やマネジメント職への道も開けます。

専門資格や業界知識を「付加価値」としてアピールする

宅地建物取引士(宅建)やファイナンシャルプランナー(FP)などの資格は、転職市場での競争力を高める武器となります。これらの資格や不動産関連の知識は、保険や金融、資産運用などの分野でも生かせるため、応募先企業の業務内容と関連付けてアピールすることが効果的です。資格取得の経緯や活用事例を具体的に伝えると、専門性がより際立ちます。

前向きな動機とキャリアビジョンを明確にする

転職理由は、不動産業界で得た経験やスキルを土台に「新たな分野で自分の可能性を広げたい」「顧客により深く貢献できる仕事に挑戦したい」といった前向きなキャリアビジョンを伝えることが大切です。これまでの実績と今後の目標を一貫したストーリーとしてまとめることで、面接官に納得感を与えやすくなります。自己分析を徹底し、自分の強みや志向性を明確にして臨みましょう。

  • 職務経歴書

    職務経歴書の書き方完全ガイド|作成から提出までわかりやすく解説 「職務経歴書をうまく書ける想像が付かない…」「転職活動を始めたいけれど職務経歴書で詰まってしまう…」という方もいるのではないでしょうか。自信を持って職務経歴… 続きを読む 職務経歴書

転職エージェントを活用する

多忙な不動産業界で効率的に転職活動を進めるには、JACのような転職エージェントのサポートが有効です。コンサルタントは希望条件に合った求人の紹介だけでなく、応募書類の添削や面接対策、業界ごとの転職動向の提供など、幅広い支援を行ってくれます。非公開求人へのアクセスや条件交渉の代行も期待できるため、より自分に合った転職先を見つけやすくなるでしょう。

>> JACコンサルタント一覧(建設/不動産業界)

不動産業界からの転職事例


ここからは、JACを活用して不動産からの転職を成功させた事例をご紹介します。

ハウスメーカーから総合デベロッパーへの転職事例①

Aさん(男性/30代後半)

 業種職種年収
転職前大手ハウスメーカープロダクトマネージャー(営業・再開発)800万円
転職後大手総合デベロッパープロジェクト開発1,300万円

Aさんは大学卒業後、大手ハウスメーカーに入社。住宅リフォーム部門で営業としてトップクラスの実績を残し、その後は、再開発やリノベーションマンションの企画・推進業務を担ってきました。主幹事企業として自治体の再開発事業を主導するなど、事務局として行政・地権者・ゼネコン・設計事務所との調整業務にも対応してきました。

宅地建物取引士や再開発プランナーの資格を保有し、住宅単体にとどまらない街づくりのノウハウを広く実務で体得。現職では再開発経験をもつ方が少ないこともあり、より経験豊富な組織で専門性を深めたいという思いから転職を決意されました。

JACのコンサルタントは、Aさんの再開発領域での豊富な実務経験と、プロジェクトを俯瞰し推進する調整能力を強みと捉え、大手デベロッパーの都市開発ポジションを提案。

企業側は、Aさんのプロジェクト全体を俯瞰しながら推進できる視野の広さと、実務に裏打ちされた街づくりの知見を高く評価し、都市再開発事業における即戦力として採用を決定しました。

転職後は、文化・地域性を生かした市街地再開発に従事し、よりダイナミックなフィールドで開発事業に携わっています。

私鉄系デベロッパーからハウスメーカーへの転職事例②

Mさん(男性/50代前半)

 業種職種年収
転職前大手私鉄系デベロッパー事業企画1,000万円
転職後大手ハウスメーカー事業企画1,100万円

Mさんは大学卒業後、20年以上、分譲マンション事業の最前線で活躍してきました。用地取得から企画、設計、工事監理、販売まで全工程を一貫して担当し、部長職として10数名のチームを率いて、売上規模約100億円のマンション開発を牽引していました。

宅地建物取引士や管理業務主任者、測量士など複数の資格をもち、技術と企画の両面で高い専門性を発揮してきました。しかし、近年は親会社主導による賃貸事業へのシフトが進み、これまで培った分譲開発の知見を十分に生かせない状況に課題を感じ、転職を決意。

JACのコンサルタントは、Mさんの豊富な分譲事業経験とマネジメント力を強みと捉え、大手ハウスメーカーのマンション事業における中核ポジションを提案。

企業側は、Mさんの用地取得から販売までを一貫して担える総合力と、大規模プロジェクトを牽引してきた実績、部門マネジメント経験を高く評価し、事業の成長を担う即戦力として採用を決定しました。

現在は、土地取得後のコンセプト立案から事業収支の計画、販売戦略の策定まで、上流工程を主導する立場で、より大きな裁量とやりがいをもって新たなキャリアを築いています。

不動産ファンド運用会社から外資系不動産運用会社への転職事例③

Kさん(男性/40代前半)

 業種職種年収
転職前不動産ファンド運用会社アセットマネージャー1,400万円
転職後外資系不動産運用会社アセットマネージャー1,650万円

Kさんは大学卒業後、大手不動産会社でプロパティマネジメントや売買仲介、法務などを経験した後、投資顧問会社に出向し、オフィスや商業施設のアセットマネジメント業務を担当。マーケットを先読みした運用提案に強みをもち、投資家との良好な関係構築にも長けています。

前職では、上場REITの運用を担うAM会社にて、日本国内の都市型不動産を中心にポートフォリオの運用管理を担当してきましたが、社内でのAMの立場が弱く、縦割り的な組織構造や旧態依然とした評価体制などに課題を感じ、転職を決意。

JACのコンサルタントは、Kさんの広範なAM実務経験と、クライアント対応力・運用戦略構築力を強みと捉え、外資系不動産運用会社における再生可能エネルギー資産を扱うアセットマネジメントポジションを提案。

企業側は、Kさんの複数業態にわたる不動産運用経験と、投資家との信頼関係を築けるコミュニケーション力、さらにマーケットを先読みした運用提案力を高く評価し、再生可能エネルギー分野での資産運用を担う即戦力として採用を決定しました。

現在は太陽光・風力などの再生エネルギー関連不動産の運用を中心に、投資戦略の立案、収益最大化の計画策定、ポートフォリオマネジメントまで幅広く活躍しています。

実際、不動産業界出身者はどのような業種/職種に転職している?


ここからは、不動産出身者が転職先として選んだ業種、職種のトップ10をご紹介します。

 【不動産出身者が転職先として選んだ業種トップ10】

業種別では「建設・不動産」への同業界転職が過半数を占め、専門性を生かしたキャリア継続が主流です。一方で「EMC」「金融」「流通」などへの異業界転職も進み、業務知識や営業力を武器に活躍する事例がみられます。DX関連の「IT・通信」や「Web」など、成長産業へのチャレンジも広がりをみせています。

順位業種割合(%)
1建設・不動産51.4%
2EMC14.2%
3金融11.1%
4流通4.2%
5サービス3.1%
6メディカル・バイオ3.1%
7商社2.8%
8IT・通信2.6%
9消費財2.6%
10Web1.5%

【不動産出身者が転職先として選んだ職種トップ10】


不動産出身者の転職先における職種では「法人営業」が最多で、提案力や顧客折衝スキルが高く評価されています。続くリテール営業や不動産金融も営業系が中心で、即戦力ニーズが顕著です。建築施工や設計といった技術職も上位に入り、現場経験や専門資格を生かした職種転換が進んでいます。プロパティマネジメント(PM)や企画職など管理系への広がりもみられます。

順位職種割合(%)
1法人営業11.0%
2リテール営業8.8%
3不動産金融7.0%
4建築施工6.0%
5意匠設計3.8%
6設計(意匠・構造・設備)2.9%
7事業企画・事業開発2.7%
8総務・庶務・ファシリティ2.3%
9施工管理(建築系)2.3%
10プロパティマネジメント(PM)2.3%

  • 営業職(セールス)の転職ならJAC Recruitment

    営業(セールス)職の転職市場においても、JAC Recruitmentは多くの方々の転職支援を行い、成功させてきました。 営業(セールス)職の転職と一言で言っても、IT、コンサルティング、金融といった業界の違いや、クライ… 続きを読む 営業職(セールス)の転職ならJAC Recruitment

  • 異業界から不動産金融業界へ。仕事内容や必要な資格を解説

    不動産金融は、株式や債券といった伝統的資産とは異なる特性をもつオルタナティブ投資を運用する業界として、注目を集めています。近年は新たなアセット需要も生まれており、多くの企業が不動産業界や金融業界から積極的に中途採用を進め… 続きを読む 異業界から不動産金融業界へ。仕事内容や必要な資格を解説

不動産業界からの転職なら、JAC Recruitmentへ


JACは、不動産業界に特化した専任コンサルタントが多数在籍し、日系・外資系を問わず大手から中小・ベンチャーまで幅広い企業の転職支援実績をもっています。コンサルタントは、業界の最新動向や企業ごとのニーズ、現場のリアルな課題まで深く理解していることが大きな強みです。

また、企業の経営層や人事責任者と長年にわたり信頼関係を築いており、一般には公開されていない非公開求人も豊富に取り扱っています。管理職やエグゼクティブ、専門職といったハイクラス層の転職支援にも強く、キャリアアップや年収アップを目指す方にも最適な提案が可能です。

さらに、コンサルタントが転職希望者一人ひとりの志向や強みを丁寧にヒアリングし、業界・職種の深い知見を生かしてキャリア形成を総合的にサポートします。不動産業界で培った経験や資格を生かし、新たなキャリアを検討されている方はぜひJACへご相談ください。

この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


当サイトを運営する、JACの編集部です。 日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。