製造業での経験を活かせる仕事は数多く存在します。では、製造業での就業経験をもつ方は、どのような業界に転職されることが多いのでしょうか。
本記事では、製造業から転職を希望される方に向けて、製造業出身者の主な転職先や評価されやすい経験などについてJAC Recruitment(以下、JAC)が解説します。
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製造業出身者の主な転職先
製造業出身者の主な転職先を5つご紹介します。
・EMC(電気・機械・化学)業界
・消費財業界
・メディカル業界
・商社
・IT業界
EMC(電気・機械・化学)業界
JACが転職をサポートした事例を見ると、実に製造業出身者の6割以上の方がEMC業界に転職をされています。EMC業界では現在、AI技術の活用やIoT製品の増加、省エネルギー製品のニーズの高まりなどにより、新製品や新規事業の開発が盛んに進められています。製造業の中でも、EMC業界の求人ニーズは高く、何らかの製造企業での就業経験は採用時に優遇される可能性が高くなります。
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消費財業界
消費財も製造業の1分野であり、製造業出身者が転職しやすい業種です。JACの事例を見ると、消費財の中でも特に「食品・飲料」関連メーカーへ転職した方の割合が高くなっています。また「化粧品・トイレタリー」、「宝飾・アパレル(繊維)・スポーツ」の分野も多い傾向にあります。
職種を見ると、技術系や営業職、マーケティング職への転職が多く、消費財業界でも製造業界でのこれらの経験が高く評価されていると考えられます。
メディカル業界
メディカル業界も製造業出身者の経験が評価されやすい業界です。JACのサポート事例でもメディカル業界への転職者は多く、特に製薬企業や医療機器メーカーなどへの転職が目立ちます。
また、職種を見ると、品質保証や品質管理の職に就いているケースが多く、製造業で培った品質管理の技術は医療業界でも活かされています。
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商社
特定分野の商品を取り扱う専門商社も、製造業出身者の経験を活かせる業種の一つです。JACの事例では、特にものづくり商社と呼ばれる、製造に必要な部品や製品の調達や供給を支援する技術系商社への転職が多く見られます。技術系商社には製造現場の効率化や生産性向上といった課題解消につながる提案も求められるため、製造業の現場での経験を存分に活かせる業界だと考えられます。
IT業界
IT業界も製造業からの転職先として有力な業種の一つです。JACのサポート事例では、システムインテグレーターやソフトウェア開発企業への転職が多くなっています。特に製造業でITプロジェクトマネージャーの経験をされてきた方は、経験を活かし、ITプロジェクトマネージャーやITコンサルタントなどに転職するケースが多く見られます。
現在は、どの業界でもDX化が進んでおり、製造業界におけるシステム開発の技術や知識は、幅広い業界で活用できるスキルであるといえます。
製造業からの転職で評価される経験・スキル
JACが取り扱う求人情報を見ると、製造業出身者が転職をする際には、次のような経験やスキルが評価される傾向にあります。
・プロジェクトマネジメントの経験
・データ分析
・ソフトウェア開発やシステム開発の経験
プロジェクトマネジメントの経験
近年、製造業では少量多品種生産への移行が進められています。そのため、納期までに決められた予算内で、決められた数の製品を製造する計画を立て、プロジェクトを管理するプロジェクトマネジメントの重要性が高まっています。
プロジェクトを管理するためには、納期までに製品を製造する計画性やメンバーをまとめるリーダーシップなどが必要です。また、他部門とスムーズに連携するためには、コミュニケーション能力も求められます。プロジェクトマネジメントに必要なスキルは、すぐに習得できるものではなく、製造業で培ったプロジェクトマネジメントの経験は、転職時に大きなアドバンテージとなります。
グローバルなプロジェクトへの参画経験や英語力
経済のグローバル化にともない、製造業でも海外に進出している企業が増加中です。また、市場拡大を狙い、海外進出を検討している企業も増えています。そのため、製造業界においてグローバルプロジェクトに関わった経験やビジネスレベルで活用できる英語力は、グローバル展開を進めている企業にとって大きなアピールとなる可能性が高いでしょう。
また、実務経験がない場合でも、英語能力がある方は、TOEICなど客観的にスキルを証明できる資格の取得を目指すことをおすすめします。
ソフトウェア開発やシステム開発の経験
製造業では、生産効率向上と品質向上のため、生産管理システムや原価管理システム、受発注管理システム、品質管理システムなど、さまざまなシステムを導入しています。
現在、あらゆる職種でDX化が進められており、製造業においてソフトウェアやシステム開発に携わった経験とスキルは、転職時に高く評価される傾向にあります。転職時には、スキルを明確に伝えられるよう、使用したプログラミング言語や携わったプロジェクトの内容などを具体的に示すことが重要です。
【年代別】製造業からの転職事情
製造業出身者の転職事情を年代別に分けてご説明します。
20代製造業からの転職事情
20代は、実務経験よりも、個人の成長意欲やポテンシャルが重視される傾向にあります。そのためJACのサポート事例を見ても、20代ではさまざまな業界、職種に転職した方が多くなっています。経験を活かした転職の方がより良い条件で転職できる可能性は高いものの、20代では新たな業界や職種へのチャレンジも可能です。
30代製造業からの転職事情
30代になると、実務経験が重視され、即戦力として活躍できる方が求められる傾向にあります。ただし、30代前半の場合には、比較的異業種への転職もしやすい状況です。また、30代後半になるとリーダーやマネージャーとしての経験がある方は優遇される可能性が高くなります。
30代で製造業から転職する場合は、退職理由を明確に伝えたうえで、今後どのようなキャリアを築きたいのか、面接時にキャリアについての具体的な考えを示すことも大切です。
40代製造業からの転職事情
40代の転職では、より実務経験が重視されるようになります。さらに、マネジメント経験のある方が優遇される傾向がよりいっそう強まり、JACが転職をサポートしたケースを見ても、その多くがマネジメントのポジションで転職を成功させています。また、マネジメントのポジションに転職できるかどうかで年収も変わってきます。
しかしながら、高い専門技術をもった方であればマネジメント経験の有無にかかわらず、高年収の提示を受けている例もみられます。そのため、40代で製造業からの転職を成功させたい場合には、マネジメント経験を積むか、専門性を高めるか、自身のキャリアの方向性を明確にしておくことが大切です。
50代製造業からの転職事情
50代になると、より高い専門性やマネジメントの経験が求められる傾向にあります。また、50代になるとこれまでの製造業での経験を活かし、経営企画や事業開発に携わる事例が増えてきます。
さらに、JACでは、60代以上の方の転職サポート実績も多く、経営や事業企画、品質管理、法務などの分野で活躍されている事例が多くなっています。経験を活かせる企業であれば、製造業出身者は50代以降でも十分に活躍できるチャンスがあります。転職エージェントなどを活用し、自身のスキルや経験を最大限に活かせる求人と出会うことで、転職の成功率をさらに高めることができます。
製造業からの転職を成功させるためのポイント
製造業出身者が転職を成功させるために重要となる4つのポイントをご紹介します。
・チームマネジメント能力やプロジェクトマネジメントの経験をアピール
・多様な価値観を受け入れる姿勢と英語力のアピール
・専門分野における成熟した知識と経験のアピール
・製造業出身者の転職サポートに強いエージェントの活用
チームマネジメント能力やプロジェクトマネジメントの経験をアピール
製造業出身者の転職事例を見ると、チームマネジメントやプロジェクトマネジメントの経験が大きく評価されるケースが多くなっています。プロジェクト単位での活動が多い業種や職種では、チームやプロジェクトの管理経験が重視されており、製造業においてこのような経験をもつ場合には、応募時に積極的に経験をアピールすることが大切です。
多様な価値観を受け入れる姿勢とグローバル環境での就業経験
海外進出や海外事業の充実を目的とし、求人を募集する企業は少なくありません。グローバル展開を進めるにあたっては、日本とは異なる文化や慣習を受け入れ、多様な価値観を尊重する姿勢が求められます。
製造業においてグローバルな環境で活躍した経験やさまざまなバックグラウンドをもつ方とともに働いた経験は、転職時に大きく評価されるものです。担当したエリアや具体的な職務内容、得られた成果を整理し、職務経歴書でしっかりアピールしましょう。
専門分野における成熟した知識と経験のアピール
製造業と一口にいっても、自動車製造業や食品製造業、半導体製造業など、取り扱う製品は多岐にわたります。特定の分野における専門性の高い知識やスキルは、同業他社にとって大きな魅力となります。製造業界でのキャリアアップを目指す場合には、成熟した知識と経験を具体的にアピールするようにしましょう。
製造業出身者の転職サポート実績を豊富にもつエージェントの活用
製造業出身者の転職支援実績が豊富なエージェントを活用することも、転職活動を成功させる秘訣です。特に、就業しながらの転職活動は企業研究の時間も十分に取れない可能性があります。製造業出身者の転職サポート実績が豊富にあるエージェントに登録をし、転職を希望する理由や転職の目的を伝えると、理想に近い求人の紹介を受けられます。
また、自分では気づかなかった新たな方向性を提案してもらえるケースもあり、選択肢の幅が広がる可能性もあります。効率の良い転職活動を進めるためにも、転職エージェントの活用をおすすめします。
>>JACのコンサルタント一覧(自動車業界)
>>JACのコンサルタント一覧(化学メーカー)
製造業からの転職事例
実際にJACが転職をサポートし、製造業からの転職を成功された方の事例を3件ご紹介します。
製造業から総合商社への転職事例1
Dさん(女性/30代後半)
| 業種 | 職種 | 年収 | |
|---|---|---|---|
| 転職前 | 製造業 | 営業 | 650万円 |
| 転職後 | 総合商社 | 事業企画 | 1,100万円 |
Dさんは、大手製造業の企業において海外営業や官公庁向け営業を経験されてきた方です。資料の準備にかかる時間が多いことから、グローバルな環境でより顧客折衝に携われる環境への転職を希望され、当社にご相談をいただきました。
TOEICも900点以上あり、英語を使った交渉経験もあったことから、当社では総合商社の新規事業創出部門の求人をご紹介しました。グローバルな環境で顧客折衝に携わりたいというDさんの希望を叶える求人であり、Dさんの経歴やスキルも応募先企業に高く評価されたため、面接後すぐに入社が決定しました。現在は、新規事業プロジェクトのコアメンバーとして活躍されています。
製造業からコンサルティング企業への転職事例2
Eさん(男性/40代後半)
| 業種 | 職種 | 年収 | |
|---|---|---|---|
| 転職前 | 製造業 | 財務部 部長 | 1,700万円 |
| 転職後 | コンサルティング企業 | 戦略コンサルタント | 2,200万円 |
Eさんは、大学卒業後、財務分野や経営企画に関わる業務に携わってこられた方です。海外の関連会社での勤務経験もあり、マネジメント経験もある方です。役職定年があり、今後、担当できる役割が変わってくることから、より長く現場に携わることができる業務への転職を決断されました。
事業会社でのEさんの経験は、クライアントの成長戦略の提案に大きく活かせるものです。そのため、当社では、これまで培ってきた財務や経営に関する知識やスキルを最大限に活かせる戦略コンサルタントの求人をご紹介しました。両者の希望が合致し、面接後はすぐに入社が決定しています。
実際、製造業出身者はどのような業種/職種に転職している?
JACが転職をサポートした製造業出身者は、どのような業種や職種に転職しているのでしょうか。製造業出身者の転職先の業種と職種のトップ10を以下の表にまとめました。
【製造業出身者が転職先として選んだ業種トップ10】
業種別に見ると「EMC」が圧倒的に多く、65.6%を占めています。特に「自動車・部品」、「電気・電機」、「機械・装置」、「化学」の分野への転職が目立ち、EMCの中ではこの4分野への転職が約8割を占めています。
| 順位 | 業種 | 割合(%) |
|---|---|---|
| 1 | EMC | 65.6% |
| 2 | 消費財 | 10.0% |
| 3 | メディカル・バイオ | 5.6% |
| 4 | 商社 | 4.2% |
| 5 | IT・通信 | 4.0% |
| 6 | 建設・不動産 | 2.8% |
| 7 | 流通 | 2.4% |
| 8 | サービス | 2.1% |
| 9 | コンサルティング・シンクタンク・事務所 | 1.7% |
| 10 | 金融 | 0.8% |
【製造業出身者が転職先として選んだ職種トップ10】
製造業出身者が転職した職種は、技術系が41.9%と最も多く、次いで営業(15.8%)、経営・事業企画(8.3%)と続きます。製造業で培った技術を活かし、転職されるケースが多いことが分かります。
| 順位 | 業種 | 割合(%) |
|---|---|---|
| 1 | 技術系 | 41.9% |
| 2 | 営業 | 15.8% |
| 3 | 経営・事業企画 | 8.3% |
| 4 | 購買・物流・生産管理 | 7.1% |
| 5 | IT | 6.6% |
| 6 | 経理・財務 | 6.3% |
| 7 | マーケティング・商品開発 | 4.8% |
| 8 | 人事・労務 | 3.9% |
| 9 | コンサルティング・アドバイザリー | 2.0% |
| 10 | 総務・広報 | 1.6% |
製造業からの転職なら、JAC Recruitmentへ
JACには、製造業に詳しいコンサルタントが多数在籍しており、これまで製造業出身者の転職を多数サポートしてきた実績があります。JACの特徴であり強みは、企業と転職希望者様の担当を分けず、双方を同じコンサルタントが担当する点にあります。製造業に詳しいコンサルタントだからこそ、これまでの経験やスキル、転職にあたっての希望を的確に把握することが可能です。
また、求人の紹介にあたっても、募集背景や企業が求める人物像などを詳しく把握しているため、求人票だけでは分からない、詳細な情報を提供できます。希望を的確に捉え、事前に詳しい情報を提供することで、転職後のミスマッチを防ぐこともできます。
製造業で培った専門性やキャリアを生かし、新たなキャリアを目指す方は、ぜひJACにご相談ください。

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メーカー転職情報
メーカーの転職市場においても、JAC Recruitmentは多くの方々の転職を成功させてきました。JACは業界専任制のコンサルティングを行っているため、高い専門性や業界の知識を豊富に蓄積しており、また市場動向についても… 続きを読む メーカー転職情報



