インフラエンジニアの転職Q&A-転職を成功させるためにすべきこととは?

  1. IT(通信/ソフトウェア/SI/コンサルティング)×FAQ

公開日:2022/02/17 / 最終更新日: 2024/04/24


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Q.今、転職活動をスタートするべきでしょうか?


A.リモートワークにシフトした企業やITインフラを見直す企業が積極的に採用を進めていることもあり、インフラエンジニアの採用ニーズは活況です。

面接も大半の企業がリモートに移行したことで、日程調整もしやすくなり、転職活動に要する期間も短期化しています。一方ではリモートワークが普及したことにより入社後の受け入れ体制(オンボーディング)が整っていない企業も一定数あるのは事実です。周囲にいる同僚や先輩に気軽に相談・質問できたことが、リモートワークで難しくなり新しい環境への適応に悩む方もいらっしゃいます。こういった事態を避けるためには人事担当とのカジュアル面談や条件面談、一次面接での質疑応答の場で中途採用の受け入れ態勢について早期に確認すると良いでしょう。

Q.40代でも転職できるのか不安です。


A. 専門性のあるスキルや経験をお持ちの方であれば転職は可能です。一方で40代ともなると家庭を持つ方も多く、転職で失敗できないという事情もあるかと思います。場合によっては現職に留まったり、他部署への異動も一つの選択肢として考慮したほうが良いでしょう。

仮に転職エージェントを利用するのであれば、上記のようなリスクを正しく教えてくれるコンサルタントを活用するべきです。転職先で何を得て、何を学ぶのか。数年後に再び転職することも考慮して10年後の自分はどうありたいのかといった中長期的なキャリアデザインを考えるべきタイミングが40代です。応募するポジションの基準も、現状のスキルでカバーできることが7割、新たにキャッチアップして学ぶ要素が3割程度の比率のポジションで選ぶと失敗する確率も抑えられるでしょう。

Q.クラウドの経験がありませんが、転職できますか?


A.クラウドの経験が無くても転職は可能です。オンプレミスしか経験が無くても、予算1億以上もしくは半年以上の大規模案件での経験を持っている方や、非機能要件に長けている方であれば十分に可能性があります。
現職でクラウドの経験を積む場合はクラウド関連のプロジェクトに積極的に手を挙げたり、社内有志で勉強会を実施してクラウド案件に対応する体制をボトムアップで作ると良いでしょう。また、転職先もフルクラウドの案件が中心の企業では無く、オンプレミスとクラウド両方の案件があり、社内トレーニングが充実している会社を選ぶことも有効です。

Q.セキュリティ未経験でも、セキュリティエンジニアやコンサルタントとしてキャリアアップすることは可能でしょうか?


A.ネットワークエンジニアの経験をお持ちであればキャリアアップは可能です。LANとWAN両方のネットワーク構築の経験があるとベストです。また、ファイヤーウォールやIPS、IDSの構築経験を持っていれば転職市場では選択肢が一気に広がります。WANのネットワークエンジニアであればSASEやCASBの導入経験があれば非常に有利です。もし現職でこれらに関連するプロジェクトがあれば積極的に手を挙げて経験を積むのも良いでしょう。

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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment 編集部

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