品質保証・品質管理の転職事情|難易度や成功のポイントとは

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製造業における品質保証や品質管理の業務は、企業のブランドイメージを死守するための「最後の砦」ともいえる重要な存在です。
近年では、品質管理体制の不備が企業経営を左右しかねないとの意識が高まっています。そのため、優秀な人材を求める動きが活発です。

今回は、品質保証・品質管理の業界動向から転職事情までJACコンサルタントが詳しく解説します。

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品質保証・品質管理の業界動向


2016~2018年頃から、大手企業による検査不正や品質偽装問題などが報道でたびたび取沙汰されています。その問題が発覚すると、たいていの企業はビジネス的に大打撃を受けることになり、深刻なケースでは経営破たんにまで追い込まれるおそれもあるでしょう。
そのような背景を受け、製造業は品質評価や体制に関して非常にナーバスになっている状況であることから、品質保証・管理部門は非常に注目を集めているポジションともいえます。
なお、大手企業を中心に「品質保証」「品質管理」と部署が分かれている場合があり、それぞれの違いをご紹介すると、品質保証は品質改善や保証の実務を担う部署です。品質管理においては、社内体制の構築が主たる業務を担っています。
しかし、中小企業などでは同じ部門が品質保証と品質管理を担当する、あるいは生産技術部門が兼任している場合が多い傾向です。それぞれ、キャリアパスが大きく異なってくるため、転職活動を進める際には志望先の業務内容や範囲を必ず確認しましょう。

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品質保証・品質管理 業界の変遷により異なる求人事情


品質保証や品質管理の求人は、製造業における品質問題の発覚がピークであった2018年に急増しました。特に、主要生産国である中国などのアジア圏での拠点駐在の管理職クラスの求人案件が、目立っていました。2019年以降は、海外の品質管理体制の整備(品質の現地化)が各社で急速に進んでいったためか、品質保証・管理の求人数の増加具合は落ち着きを見せています。現在は海外での大規模な自然災害を要因とした拠点稼働停止などの影響を多少受けながら、品質保証・管理の求人数は微減しています。
このように、過去5年のうちに業界が大きく変化しているため、5年前と同様のマインドセットやスキルセットでは、転職が難しい現状があります。
また、特定の技術分野や部品単体の品質を評価してきた経験より、モジュールやシステム単位で品質を評価してきた経験が転職時には有利に働く傾向にあります。例えば電機メーカーが、自動車に参入しようとしている時であれば、自動車メーカーでの品質保証・管理の経験者を探すといったケースもあります。全くの未経験者での採用は存在しないのが実情です。 特に近年は、変化が激しい国際品質規格への取り組みの経験が求められています。欧州のRoHS指令とREACH規則への対応経験も高く評価される傾向にあり、現職で経験できる機会があれば積極的に経験し、転職時にはそれらを強みとして押し出していくとよいでしょう。

品質保証・品質管理に求められる人物像やスキル

製造業における品質保証・管理の担当は、目の前にある品質評価業務だけではなく、設計開発、製造、購買、営業と、製品ライフサイクルにかかわる、ありとあらゆる部門を横断的に動かしていかなければなりません。
企業からよくいわれるのが、「“誰とでも仲良くなれる力のある人”を求めている」ということ。つまり、「コミュニケーション力」や「調整力」です。

重視されるコミュニケーション能力

また、顧客のクレーム対応を含む品質保証についていえば、顧客に対する「説明力」と「要求事項の理解力」を求める企業が目立ちます。よって、クレーム対応などの経験年数や仕事内容が重視される傾向があります。
さらに、特定業種や製品に特化した知識でなく、クレーム対応そのものへの経験やノウハウが評価に有利に働くことが多いようです。例えば、顧客クレーム受付で炎上してしまった状況が終息するように、傾聴しながらうまくコミュニケーションを取るスキルです。よって、コミュニケーションの巧みさや器用さ、メンタルの強さが要求されるといえます。さまざまなステークホルダーと接しながら、課題を解決していくという性質上、主体的に行動できるマインドセットが求められる職種です。

英語力はTOEICスコアだけでなく、実力重視傾向

また、海外拠点での品質現地化が求められている背景から、英語でのコミュニケーションにあまりストレスを感じずに行えることも必要になります。
流暢に話せる必要はありませんが、TOEICのスコアにすると600~800点が1つの目安です。ただし、最近の傾向ではスコアではなく、実践的な英会話能力を重視する企業が多い傾向にあります。

品質保証・管理部門の担当は、困った時には最後に相談する「頼れる親分」のような存在です。「職場の人たち皆に頼りにされること」「ありがとうと感謝されること」が、自分にとっての仕事の使命であると感じられる人には適任かもしれません。


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品質保証・品質管理 異業種や異職種からの転職


品質保証・品質管理職は、業種特化した知識や技術への深い理解は重要ではあるものの、多少の知識や理解があれば、異業種へのジョブシフトにも有利なポジションであるといえます。

自動車系からの電機系の需要

自動車は人の命を預かる存在であることから、品質問題の深刻度が極めて高くなります。そのため、クレーム対応は非常にシビアで、ある意味“修羅場”であるといえます。
自動車業界の品質管理・保証担当の手練れたちには、特にメンタルが強靭な人たちが多いといわれます。その強靭なメンタルを買われて採用に至るケースもあります。

設計開発や生産技術・管理からの転職

品質保証・管理業務における堅牢な基礎となる経験として評価される傾向です。実際、企業の中で、設計開発や生産技術・管理から品質保証・管理へ異動するケースはよく見られ、転職においてもこれらの業務経験は有利に働きます。
品質保証・管理の業務は神経を使う業務であり、業務を通じて辛い経験をすることも少なくありません。一方、QMS(品質管理システム)の運用など、全社にまたがるプロジェクトにかかわることもあり、非常にやりがいのあるポジションであるといえます。これまで、縦割り分業で一部分の業務にしかかかわりがなかった人にとっては、このようなダイナミックな業務に魅力を感じるのではないでしょうか。

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品質保証・品質管理職の転職を有利に進めるためには、コンサルタントにご相談を


品質保証・品質管理のポジションの求人票を見ていると、いずれの企業も、品質関連業務や品質規格関連業務の経験を求めています。しかしそれは「当たり前のこと」だといえるでしょう。これらの経験が基礎としてあるうえに、人柄や実績などが他の候補たちと比較した差別要素や優位点になるかが、採用のポイントになります。
品質保証・品質管理の職務経歴書・面接の際は、「どのような製品を担当し、こういった業務に取りくんだ」と淡々と語るのではなく、「どのようなトラブルや問題に、どのように対応して解決したか」と、自分自身の問題解決能力をアピールすると好印象を与えられるでしょう。

JACでは、業界や職種に精通したコンサルタントが、求人企業とコミュニケーションを取りながら、最新の転職市場動向の把握を行っています。コンサルタントは、選考通過しやすい職務経歴書の準備や面接の取り組み方についてのアドバイスはもちろん、品質保証・品質管理の転職ご希望者様自身がうまく気付けないような強みや特技を発見するお手伝いもしています。
品質保証・品質管理部門へのご転職を考えている方は、JACのコンサルタントに、ぜひご相談ください。

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品質保証・品質管理の転職関連情報


転職に役立つ、品質保証・品質管理の転職成功事例や職務経歴書の書き方・よくある質問も合わせてご確認ください。


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この記事を監修した転職コンサルタント

川畑

川畑

エンタープライズディビジョン マネージャー


大学卒業後、埼玉県本社の電子部品メーカーで法人営業を10年間担当した後、保険会社にスカウトされ個人向けコンサルティング営業に従事。B to B、B to Cに携わった経験を生かしたいと考え、企業と転職希望者双方を担当する「コンサルタント型」スタイルのJAC Recruitmentに入社。
担当分野:大手日系製造業 半導体メーカー
得意領域:回路設計、プロセスエンジニア


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